約130種類が登場!銀座ロフト「カレーマーケット」で選ぶこの夏食べたいカレーは?

 8月に入って猛烈な暑さに襲われている日本列島だが、あまりの暑さに食欲が落ちた際の強い味方がカレーだ。カレーに使われるスパイスは、辛さによって身体を冷やし食欲を増進してくれる働きがある。レトルトカレーを始めカレールウやカレー粉などの家庭用カレー市場は、巣ごもり需要の高まりもあって売り上げを伸ばしているのだとか。

 現在、銀座ロフトで開催中の「カレーマーケット」は、約130種類のレトルトカレーとカレー関連商品が大集合! さらに併設のロフトフードラボでは、平日限定でレトルトカレーをライス(福神漬け付き税別200円、ドリンクセット税別500円)と組み合わせ、イートインが可能となっている。そこで、インディーズ出版レーベル「阿佐ヶ谷書院」の主宰者で、カレー愛好家の「カレーの島田」さんに“この夏食べたいカレー”を選んでもらった。
「銀座インドレストラン ナイルさんのチキンカレー」562円(税込)(撮影:蔦野裕)
 週のうち7食はカレーを食べ、多い時で週1〜2回カレーを自作する島田さん。緊急事態宣言中はカレーを作る頻度が増えたといい「レシピ本を見ながら、インド系やネパール系のカレーをよく作りました。近所にネパール人経営の輸入食材店ができたので、いろいろ買って試したりもして」。観光地に行くとお土産の定番はご当地のレトルトカレーで「人が買ってきてくれるものも含めると、レトルトカレーのストックは常時20〜30個あります」と、いつの間にか身の回りにカレーが集まっているという。そんな島田さんが店頭で実際にセレクトした商品は……

「銀座インドレストラン ナイルさんのチキンカレー」



 まず最初に島田さんが選んでくれたのが、1949年創業の本格インド料理専門店「ナイルレストラン」監修のこちら。「銀座土産ということで、一番銀座らしいカレーを選びました。じゃがいもや人参がごろごろ入って、インド風と日本の家庭のカレーの味がうまくミックスされています。ナイルレストランの人気メニュー『ムルギーランチ』とは違いますが、G.M.ナイルオーナーの監修できちんとした味わいのチキンカレーに仕上がっているので、銀座に遊びに来たら『ムルギーランチ』を食べて、このカレーをお土産にするといいと思います」。「かけるとよりスパイシー感が増しますね」という別添えのスパイスもポイント。ちなみに「ムルギーランチ」は「もっと本格的なインドカレーで地鶏のもも肉とマッシュポテト、インド風に炒めたキャベツをすべて混ぜて食べるものです」とのこと。

にしきや「マトンパンジャビー」「チャナマサラ」



 1939年創業のレトルト食品専門メーカー「にしき食品」の自社ブランド「にしきや」。「マトンパンジャビー」はマトンの旨みに、トマトの酸味とブラックペッパーが効いた辛口カレー。「チャナマサラ」はトマトの酸味と玉ねぎの甘みを生かし、濃厚に仕上げたひよこ豆のカレーだ。「このシリーズはインド料理のレトルトで、1袋が少なめなので2種類かけるのがおすすめです。どちらもトマトベースの本格的な味で、マトンのレトルトカレーは珍しいのと、マトンに合いそうなひよこ豆のカレーを選びました。にしきやのカレーはおいしいので普段からよく食べています」と島田さん。店頭で全商品が揃うのは今回のイベントの見どころのひとつで、レトルトカレーのあいがけは「にしきや」の100gシリーズのみの対応なので、ぜひお試しを。

「沖縄のスパイシーなイカしたカレー」



 沖縄県今帰仁村の「北山食品」が手がける「沖縄のスパイシーなイカしたカレー」は、県産のソデイカとミネラルたっぷりの塩に「島とうがらし」を加えたピリリとスパイシーなカレー。沖縄の農畜産物のレトルトカレーはあるが、シーフードカレーは珍しいという。島田さんの評価は「これは僕も食べたことがなかったんですけど、沖縄の塩が入っているので塩気は強めでコクのある味。汗をかくことが多い夏にはぴったりかもしれませんね」。けっこう辛いのでご飯が進むこと請け合いだ。

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