DOBERMAN INFINITYのGSとP-CHOが説く「自分が見た未来に近づく」方法 

 

 ヒップホップグループ、DOBERMAN INFINITYのGSとP-CHOが、ラジオ番組『JAPAN MOVE UP!』(TOKYO FM、毎週土曜21時30分~)の8月30日放送回に出演した。DOBERMAN INFINITYとして10年、その前身から考えれば音楽を相棒に生きて25年超。「折れずに100%でやってきたからこそ今ステージに立っている。その気持ちだけ持っていれば夢は叶えられる」。その言葉には重みとリアルがあって……。

 同番組恒例の大学生が参加しての収録。毎年1回、ナビゲーターの一木広治氏が担当している淑徳大学表現学科の授業の一環で、公開授業スタイルで収録が行われている。

GS

 番組では、収録を見学していた大学生と同じ年頃の20歳ごろ、2人がどのような日々を送っていたかをトピックにトーク。現グループの前身であるDOBERMAN INCでデビューした頃に重なる。「みなさんが生まれていない時から、音楽をして、デビューしている(笑)」と、GS。

 20歳前後はデビューの直前。

「現実的なことを言うと、やりたいことをやるために、アルバイトをしながら音楽を続けていた」と、GS。「見よう見まねで、いろんなものをコピーしながらオリジナルなスタイルを創り上げて、たくさんの人に見てもらいたくて、自分たちで音楽を作って、CDに焼いて、それを配って。それを持ってライブハウスみたいなところを借り切って、お客さんを呼んでというところからスタートです。そこに芸能や音楽に精通する方がいて、一緒にやってみないかってところから音楽の道が開けていきました」

 活動を続けるなかで、別の人生の歩み方を選ぶメンバーも。2014年には、ボーカルのKAZUKI、ラッパーのSWAYが加わり、DOBERMAN INFINITYとして、改めてスタートを切った。それから早10年が経過している。

「10年振り返ると、すごい夢をかなえられたなと思います」と、P-CHO。「小さなライブハウスで音楽を初めて、当時の自分たちには想像できなかったアリーナクラスのライブができるようにもなりました。横浜アリーナ、大阪城ホール……夢のようなステージで、自分たちの音楽を届けられました。かといってすべてがキラキラしていたわけではなく、苦労した部分もあります。音楽をやっていると、あがる時もあれば下る時もある。いいこともあるけれど、そうじゃないこともある。そこで腐らない。そういうことを学んだ10年でした」

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