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「ファミコン世代」が作る新しい政治【鈴木寛の「2020年への篤行録」第56回】

2018.05.15 Vol.706

 今年の首都圏のゴールデンウイーク(GW)は概ね好天に恵まれました。連休前半には千葉市の幕張メッセでGW恒例のニコニコ超会議が開催され、7年目の今年の来場者数は、過去最多の昨年を更新する16万人と盛り上がりました。

“超会議”はニコニコ生放送の文化祭典としてのイメージが強いのですが、伝統的な分野からも野心的な企画が行われるのも見所です。まさに政治がその代表例で、インターネットを使った選挙活動の解禁が決まった2013年からは各政党がブースを出展するようになり、若者との新しい接点を探してきました。その年、まだ国会議員だった私も“隠し芸”の電子ピアノの演奏を披露したものです。

 今年は国政選挙がないためか、各党のブース出展は見送られました。しかし、小泉進次郎さんが夏野剛さん、落合陽一さんとのトークイベントで、「ポリテック」という新語を提唱し、注目を集めています。これは、政治とテクノロジーを掛け合わせた小泉さんの造語ですが、小泉さんは「今までの政治家の必須分野は外交・防衛、税制、社会保障、経済だったが、これに加えてテクノロジーのインパクトを理解しないといけない時代になった」「『テクノロジーで何ができるのか』という観点を政治・行政の中に確実に入れ込んでいきたい」などと語ったそうです(発言は朝日新聞より)。

 この一報を聞いて、私は隔世の感を覚えました。私自身がかつて政治家を志した大きな理由の一つが、当時の政治家たちのテクノロジーの無理解に憤りを覚えたからでした。もう20年以上前のことですが、インターネットの勃興期で世界的なイノベーション競争の時代が差し迫っているのに、永田町も霞が関も理解している人は本当に希少でした。そしてテクノロジーで政治や行政をダイナミックに変革する政策を自分の手で実現しようと思い立ったのです。

 2020年代以降、少子高齢化の脅威ばかりに目を向けられますが、人手不足をロボットやAI(人工知能)などテクノロジーで補うことで、ピンチをチャンスにすることはできるのです。ロボットを使ったほうがむしろスピーディーにできたり、コストを削減できたりすることもあるでしょう。

 小泉さんは1981年生まれ。同じように「ポリテック」の考えを志向する政治家たちの多くも70〜80年代生まれ。小学生時代をファミリーコンピュータ(ファミコン)で遊び、学生時代からインターネットに触れてきた、まさに「デジタルネイティブ」たちです。

“ファミコン世代”の政治家たちが、テクノロジーを融合した政策をどう推進するのか。非常に楽しみになってきました。

(文部科学大臣補佐官、東大・慶応大教授)

竹との接点。【黒谷友香の友香の素 vol.187】

2018.05.15 Vol.706

 最近のお気に入りアイテム、それは、竹!  今まで竹に接点があったものはというと、ざるやカゴ、バックなどの日用品。竹林の散策は昔から結構好きで、たまにゆっくりと時間をかけて歩いてみたりもします。竹林に入った瞬間に、竹林を吹き抜ける風と竹の葉が奏でるサラサラサラ〜という心地の良い音色に全身が包まれ、頭上に降り注いでいたギラギラした陽射しもたくさんの竹の葉に遮られて、少し暗くなり、スッと気温が下がるのが感じられます。地面に散り積もっている葉を踏みしめる音と、自分の息遣いだけが聞こえてくるような静寂の中を散策すると、日常のバタバタとした慌ただしい気分もすっと落ち着くようで、思わず深呼吸をしたくなります。ふかっとした落ち葉の敷き詰められた地面に寝転んで、葉と葉の合間から見上げる青い空の色に癒されたりして…。

 もちろん、食べる筍も大好き! シーズンになると筍掘りをして、旬をいただくのが毎年の習いで、今年も美味しかったです。

【ひめくりワンダホー・動画】茶々ちゃん(5歳1カ月)

2018.05.15 Vol.web Original

 このコーナーでは愛犬ポータルサイトワンダホーの「もぐもぐタイム」コンテストに応募されたかわいい犬の動画を期間限定で毎日ご紹介。

【ひめくりワンダホー・動画】ロンくん(0歳6カ月)

2018.05.14 Vol.web Original

 このコーナーでは愛犬ポータルサイトワンダホーの「もぐもぐタイム」コンテストに応募されたかわいい犬の動画を期間限定で毎日ご紹介。

【ひめくりワンダホー・動画】ナンちゃん(3歳8カ月)

2018.05.13 Vol.web Original

 このコーナーでは愛犬ポータルサイトワンダホーの「もぐもぐタイム」コンテストに応募されたかわいい犬の動画を期間限定で毎日ご紹介。

変貌するアジア太平洋地域と日本の安全保障(その拾参:結)【長島昭久のリアリズム】

2018.05.12 Vol.706

 これまで縷々述べてきたように、「中国台頭(“The Rise of China”)」のスケールとスピードは我々の想像をはるかに超え、今や国際秩序そのものを根底から揺るがすインパクトを持つものです。これに日本が一国で対応するには限界がありますし、米国とてそのパワーはかつてのような絶対的なものではなくなりました。現行のアジア太平洋地域の秩序を維持していくためには、域内外の「有志国(“like-minded states”)」の間で英知と国力を結集していかねばなりません。そのためにも、日台両国は、平和と安定のためには「力の均衡(“Balance of Power”)」が不可欠であるという国際政治の古典的リアリズムに基づいて、共同で地政戦略を練り上げていく必要があります。もちろん、それは「力には力で対抗を!」といった単純な発想ではありません。法の支配や公正なルール等に基づく開かれた国際秩序を形成するために、日台両国はともに国際社会で汗をかいていくべきです。その際、日本は、米国や他の有志諸国とともに、人道支援や健康医療、環境、あるいは公共交通等に関わる国際機構への台湾の参画を実現するべく最大限の努力をしなければなりません。

 最後に、日本の政治家として、一つ問題提起をしたいと思います。それは、今日の日本と中国、そして台湾の関係を規定している「1972年コンセンサス((※同年の日中共同声明にある、「中華人民共和国を中国の唯一の合法的政府」と承認(recognize) し、「台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部である」と表明する「中華人民共和国政府の立場を十分理解し尊重する (understand and respect)」という日本政府の立場))」についてです。

 国力が強大化し、力による強制を厭わなくなっている今日の中国を前にして、半世紀近くも前の国際情勢に基づいて発出された1972年の日中共同声明に基づく日中・日台関係の古い枠組みにいつまでも拘泥していてよいのかどうか、日台両国の政治家が真剣に自問自答するべき時を迎えたのではないでしょうか。もちろん、両岸関係の安定こそ日台中のみならず地域全体、いや世界にとって死活的に重要です。それを安直に毀損したり不安定化させることは私の真意ではないですし、つねに慎慮(prudence)をもって事を運ばねばなりませんが、当時の国際政治の現実を反映して生まれた1972年コンセンサスは、国際情勢の変化に合わせて不断に見直されるべきであったし、半世紀を迎えようとする今こそアップデートするべきではないか。その問題意識への表明を以て、私の結論といたします。

(衆議院議員 長島昭久)

いくらお金があれば不安にならないのか【田口桃子の「死ぬまでモテたい」 第7回】

2018.05.11 Vol.Web Original

 先日、喫茶店にいたら、隣の席でパパ活の交渉が始まりました。

 お行儀が悪いと思いつつ盗み聞きをしてみると、女性はパパ活常連、男性は初心者といった具合でした。

 女性の言い分では、毎月の美容代に5万~6万円かかるのだが、自分が働いている給与ではそれが賄えないので、援助してくれる男性を探しているのだとか。肉体関係はもたないし、男性との出会いを求めているわけではないとも言っていました。

 一方の男性はどちらかというと心のつながりを求めているよう。ふたりの需要と供給は合致せず、最終的に女性が「パンを買ってほしい」と言って、ふたりでちょっとお高めなパン屋さんに向かっていきました。

 個人的には、毎月の美容代5万~6万円って高すぎでは?と思いますが、ネイルに美容院に化粧品に、手を出し始めたら終わりがないのでしょう。

 その美容代もパパ活の継続のために必要なんじゃないかとも思いますが、彼女にとっては美容にこだわることや、綺麗な自分にお金を使ってもらうことが何よりの楽しみなのかもしれません。

 そんな「楽しみのために使う予算」ってどのくらいなのでしょうか?今回はイベント予算について、アンケートをとってみました。

【ひめくりワンダホー・動画】日向 ひゅーがくん(2歳8カ月)

2018.05.11 Vol.web Original

 このコーナーでは愛犬ポータルサイトワンダホーの「もぐもぐタイム」コンテストに応募されたかわいい犬の動画を期間限定で毎日ご紹介。

【新連載】GENERATIONS 小森隼の【小森の小言】 第1弾 「ドームツアー、そしてコラムも始まります」

2018.05.10 Vol.Web Original

この度TOKYO HEADLINE で連載を行わせていただくGENERATIONS小森隼です!!

さまざまな方との出会いがあり今回連載をさせていただくのですが
初回はまず僕の自己紹介から僕のパーソナルな部分を紹介したいと思います!

まず僕を紹介する上で欠かせないのは
「GENERATIONS from EXILE TRIBE」というグループです!
LDHの所属グループでEXILE、EXILE THE SECOND、三代目J Soul Brothersの
次となるダンス&ボーカルチームです!
その中で僕はパフォーマーを務めています!!
パフォーマーの概念や考え方などは
先輩のEXILE TETSUYAさんがTOKYO HEADLINEで連載しているコラムを
ぜひご覧ください!!

【ひめくりワンダホー・動画】コマメちゃん(トイ・プードル)

2018.05.10 Vol.web Original

 このコーナーでは愛犬ポータルサイトワンダホーの「もぐもぐタイム」コンテストに応募されたかわいい犬の動画を期間限定で毎日ご紹介。

女性20歳「出会い系で健全なお友達を探せたらと思っています」【黒田勇樹のHP人生相談 91人目】

2018.05.09 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 いま、世界で数少ない友達である俳優の椿隆之君と短編映画を撮っています。とても楽しく勉強になる時間です。いつ公開するかなどは追ってお知らせします。よろしくお願いします。

 ゴールデンウイークが終わり、皆さん無理やり普通の生活に引きずり戻されて「あ〜あ」って感じの毎日なのではないでしょうか。お待ちしてますよ、相談。

 では今週も始めましょう。

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