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Travis Japan宮近「言葉に責任を持たないといけないなと」映画感想コメントに福士蒼汰が苦笑

2025.11.13 Vol.web original

 

 映画『楓』(12月19日公開)のジャパンプレミアイベントが11月13日、都内にて行われ、俳優の福士蒼汰、福原遥、宮沢氷魚、石井杏奈、宮近海斗(Travis Japan)と行定勲監督が舞台挨拶に登壇。宮近の映画の感想コメントに福士が苦笑する一幕があった。

 スピッツの名曲「楓(かえで)」を原案に、大切な人をなくした2人が秘密を抱えながらも引かれ合う姿を描くラブストーリー。

「『世界の中心で愛を叫ぶ』から20年。ビターさもある少し複雑なラブストーリーになった。それだけスピッツの『楓』という曲が一筋縄ではいかない曲だった」と振り返った行定監督をはじめ、完成した同作への思いを語っていた一同。

 アイドルとして音楽活動をする宮近も、音楽と映像が響き合う感動を熱く語っていたが「主演のお2人より音楽が躍り出る瞬間もあって…。不思議な感覚でした」とコメントし、主演の福士は「大丈夫、何も気にしないから(笑)」と苦笑。

 続いて宮沢や石井が本作を通して再発見した「楓」の魅力を語ると、宮近は「お2人が主演と聞いていたのに、音楽というもう一人の主役が加わり、3人になっていた」と言い、すかさず福士が「さっきの、言い直そうとしてない(笑)?」とツッコみつつ「言ってることはすごく分かる」と同意。

 この日は、撮影時のエピソードを一同が披露。石井から「打ち上げで、宮近さんが、撮影の参加日数が3日ほどだったのに“人生で一番楽しい撮影でした”とおっしゃっていて…」と明かされた宮近は「言葉に責任を持たないと、と今思いましたね」と反省しつつ「(楽しかった撮影の)同率1位がたくさんあります」と切り返し、会場の笑いを誘っていた。

 

福士蒼汰、福原遥ら名曲『楓』リリースは「5歳のころ」「生まれた年」映画化に感激

2025.11.13 Vol.web original

 

 映画『楓』(12月19日公開)のジャパンプレミアイベントが11月13日、都内にて行われ、俳優の福士蒼汰、福原遥、宮沢氷魚、石井杏奈、宮近海斗(Travis Japan)と行定勲監督が、映画にちなんだ黄色の楓をイメージしたカーペットに登場。映画化への思いを語った。

 スピッツの名曲「楓(かえで)」を原案に、大切な人をなくした2人が秘密を抱えながらも引かれ合う姿を描くラブストーリー。

 大歓声に迎えられ、螺旋階段に登場したのち、タイトルにちなんだ“楓色”のカーペットを歩いたキャストと行定監督。福士は福原をエスコートし観客も大いに盛り上がった。

 映画の原案となった「楓」は、1998年にリリースされた8thアルバム『フェイクファー』の収録曲。同年にアルバムからシングルカットされ、その後数多くのアーティストにカバーされるなど、27年経った今も愛され続ける名曲。

 事故で双子の弟・恵を失った涼を演じる福士は、名曲を原案とした映画化に驚いたと明かしつつ「『楓』がリリースされたのが僕が5歳のとき。でも当たり前のように知ってましたしカラオケでも歌ってました」と言えば、恵の恋人・亜子を演じた福原も「リリースされたのが私が生まれた年なんです。すごく運命を勝手に感じてしまって」と出演に感激。

 トークでは、宮沢から「福士くんが撮影現場で素敵な写真をたくさん撮っていた」と暴露された福士が「遥ちゃんの写真だけで800枚。そこから300枚にして遥ちゃんに送りつけました(笑)」と照れ笑いする一幕も。

 この日は物語にちなみ一同が「抱えている秘密」を告白。福士は、隣にいる宮沢に「氷魚くんのこと年上だと思ってました。でも1個下なんだよね」。互いに「お兄さん感がある」「弟感がある」と顔をくっつけ合い、会場も大笑い。

 そんな宮沢は「銭湯とか大きいお風呂で誰もいないと歌っちゃう」と明かし、何を歌うかと福士から聞かれ「『楓』です(笑)」。その福士も「オレもエレベーターで1人のときに」、福原も「私もマスクしているとき夜道で」と共感し「楓」の一節を口ずさんでいた。

芦田愛菜の歌に「本当にほれぼれ。“すんばらしい”」細田監督が大絶賛

2025.11.12 Vol.web original

 

 映画『果てしなきスカーレット』(11月21日公開)のイベントが11月12日、都内にて行われ、声優を務めた俳優の芦田愛菜、岡田将生と細田守監督が登壇。細田監督が主演の芦田が歌うエンディングテーマを絶賛した。

『時をかける少女』(06)、『サマーウォーズ』(09)など国内外で熱狂的ファンを持つ細田守監督が「生きる」をテーマに新境地に挑む最新作。

 この日は、お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気がMCを担当し、主人公スカーレット役の芦田、共に旅をする現代の日本人看護師・聖(ひじり)役の岡田と最新作や細田作品の魅力を熱くトーク。

 今作『果てしなきスカーレット』や『バケモノの子』にも登場する“細田作品ゆかりの地”渋谷でのトークイベントということで、渋谷について聞かれると細田監督は「渋谷ってすごく魅力的な街。街の魅力って人と似ている気がしていて」と渋谷の二面性に引かれていると語り、今作でも「中世的な世界でなぜ渋谷が登場するのかと思われるかもしれないが、そこで流れる『祝祭のうた』と相まって、見た方は絶賛してくれるシーンになっています」。

 さらに、芦田が歌うエンディングテーマ『果てしなき』について聞かれると、細田監督は「“すんばらしい”んですよ。劇中でも流れる『祝祭いの歌』のスカーレットパートも“すんばらしい”んですけど、芦田さんがスカーレットの気持ちで歌ってくれたエンディングテーマが映画にすごくいい余韻を残してくれる。本当にほれぼれするような素晴らしい歌」と大絶賛。手放しの称賛に芦田も「ありがとうございます(笑)」と照れていた。

岡田将生「家族が増えるので。これからは親目線で見ることに」毎年夏に必ず見る細田守作品を明かす

2025.11.12 Vol.web original

 

 映画『果てしなきスカーレット』(11月21日公開)のイベントが11月12日、都内にて行われ、声優を務めた俳優の芦田愛菜、岡田将生と細田守監督が登壇。妻で俳優の高畑充希との第一子妊娠を明かしている岡田が「家族」への思いを語った。

『時をかける少女』(06)、『サマーウォーズ』(09)など国内外で熱狂的ファンを持つ細田守監督が「生きる」をテーマに新境地に挑む最新作。

 この日の会場には、細田監督の過去作のポスターも展示され、主人公スカーレット役の芦田、聖役の岡田、細田作品の大ファンというMC・岩井勇気(ハライチ)も自分の“推し”作品を熱くトーク。

 特に印象に残る作品を聞かれた岡田は「どれも大好きなんですけど、中でも『サマーウォーズ』を推したい」と回答。劇中に登場するヒロインの祖母が残す「一番いけないのは、おなかが空いていることと、1人でいることだから」という台詞が好きと言い「毎年夏に絶対に見るんですけど、毎回そこで泣くんです(笑)」。

 昨年結婚した妻で俳優の高畑充希は第一子を妊娠中。岡田は「プライベートなことですけど家族が増えるので、こういう家族にしたいなという思いで来年も再来年も見たいと思います」と言い「今度は親目線で見ることになるので、また違う目線で監督の作品を楽しめると思います」と笑顔。

「今作はハムレットを下敷きにしているんですが、僕は以前に舞台でハムレットを演じたことがあってスカーレットの気持ちが分かる」と、芦田が演じたスカーレットへの思いを語り、その魅力について「自分が関わった作品で泣いたことがないんですが、今回は号泣しまして。スカーレットの瞳が変わっていく姿に、聖をやれてよかったと思いました」と語っていた。

給食スペクタクルコメディ!?『おいしい給食 炎の修学旅行』の市原隼人が面白すぎた【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2025.11.12 Vol.web original

 黒田勇樹です。

 最近、いわゆる「スキマバイト」というものをやっています。いろいろな仕事があって、とても勉強になってます。やはりものを作る上で、経験というものはとても大事だなと思う今日この頃です。

 その辺のことはnoteにじっくり書いてますのでご興味があればぜひです。

 では今週も始めましょう。

吉田栄作、内山理名との第一子「ロックで泣き止んだりする」スプリングスティーンに自身重ね

2025.11.11 Vol.Web Original

 俳優の吉田栄作が11月11日、都内で映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』(11月14日公開)スペシャル・ファン・プレミアに登壇した。この日はブルース・スプリングスティーンをイメージしたジーンズ姿で登場し「今日のドレスコードはデニムということで」と吉田。デビュー当時から憧れ続けた存在に「出会いは高校1年生だったかな。テレビ神奈川を見ていたら星条旗を背中にテレキャスをぶら下げ、拳を突き上げる『Born in the U.S.A.』の姿で “おぉ~っ” と思った」と明かす。

「20歳で歌手デビューした時に遡って作品を聞いていったが、『ネブラスカ』はそれまでの作品とまったく毛色が違う。この映画を制作する時に “『ネブラスカ』を作った頃の自分を題材にした作品ならいいよ” と承諾したことを聞いてとても興味が湧いた」

 26歳で休業し、渡米した経験を「19で俳優、20歳で歌手デビューして22の時に近い将来一度休んで、もう一度勉強し直したり帳尻合わせしたいなと思い始めた。渡米した1995年は『The Ghost of Tom Joad』というアルバムが出た頃で、タワーレコードで買ってしばらくしたらLAに来るというので行きました。ギター1本で2時間のライブ。しびれましたね」と振り返り、1985年の来日に触れると「代々木体育館は高校生だったので行けなかったんですよ。(当時来場した観客に)うらやましいな」とぽつり。

本郷奏多と井桁弘恵が品川国際映画祭をイルミ点灯で開幕宣言「ふらっと、ラフに来て!」

2025.11.10 Vol.Web Original

 俳優の本郷奏多が11月10日、品川インターシティで開催されたアウトドアシアター「品川国際映画祭」(11月10~15日)のオープニングイベントに出席した。本映画祭のおなじみの顔でもある、俳優の井桁弘恵も出席し、ともにカチンコで会場一帯のイルミネーションを点灯して、映画祭の開幕を宣言した。

 毎年参加している井桁は「この時期が来ると、もうすぐ冬だなって。毎年の風物詩のようなイベントになっています。景色も変わらず……本当に帰ってきた感じ」と笑顔。

 初参加の本郷は「ビシッと品川国際映画祭にふさわしい」装いで登場。イベントについて感想聞かれると、「品川という都会のど真ん中にキラキラ素敵な空間があって、おいしいご飯を楽しみながら映画も楽しめるって、すごく素敵なイベントだと思います」と、冷たい風に吹かれながらオーニングイベントを見守っているギャラリーに微笑んだ。

吉永小百合、映画館で「発券の仕方が分からなくてオロオロ」

2025.11.10 Vol.web original

 

 公開中の映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の大ヒット舞台挨拶が10日、都内にて行われ、俳優の吉永小百合、佐藤浩市と阪本順治監督が登壇。自身も映画館で鑑賞したという吉永が「もう1回行きたい」と目を輝かせた。

 1975年、エベレストの女性世界初登頂をはじめ数々の偉業を成し遂げた登山家・田部井淳子の実話をもとに描く感動作。

 本作の大ヒットと反響の声を喜んだ一同。主演の吉永は、先日の東北での地震を案じつつ「1日1日祈るような気持ちでおります」と公開後のさらなる広がりに期待。

「実は2回目が一番面白い」と冗談交じりに作品をアピールしてきた阪本監督。その発言について聞かれると「今は猛省しております。本当は3回目です」と笑いを誘い、すでに映画館で鑑賞したと明かした吉永も「もう1回はどこかの劇場にそっと見に行きます(笑)」。

 そんな吉永は「私もムビチケというものを持って映画館に来たんですけど、どうやって発券していいか分からなくて、オロオロしてしまって。係員の方に伺ったんです。前回も今回もいつまでも分からなくて」と明かし、人によっては戸惑ってしまう発券方法の改善に期待を寄せつつ、映画館での鑑賞を呼びかけた。

 この日は、秋の褒章で紫綬褒章を受章した阪本を吉永と佐藤がお祝い。阪本作品には今回が11本目の出演となる盟友・佐藤は「初めて会ったときはまさか勲章をもらえる監督になるとは思いませんでしたよ」と言いつつ監督と固く握手。吉永も「ばんざーいという気持ち」と祝福しつつ「うちのワインセラーから…これは良いんじゃないかなというものを。1996年のシャトー・マルゴーというものを持ってまいりました」と貴重なワインをプレゼント。阪本監督も「人生で忘れられないような舞台挨拶になりました」と感激していた。

キンプリ髙橋海人、芳根京子と再会し「もう一人のオレ」と呼びかけるも「もう違う」

2025.11.10 Vol.web original

 

 映画『君の顔では泣けない』(11月14日公開)のイベントが10日、都内にて行われ、俳優の芳根京子と髙橋海人(King & Prince)が登壇。難役への共闘を振り返った。

 君嶋彼方による同名小説を映画化。“15年も入れ替わったまま”の男女の物語。

 この日は、映画に登場する喫茶店の風景を背にトーク。スタッフから劇中同様、コーラとコーヒーがテーブルに置かれると2人とも「この感じいい~!」と笑顔。

 2人での取材参加に、芳根が「私、髙橋くんが(取材で一緒に)いる日、すごく安心なんですよ。2人だと少し力を抜いていけるというか」と言うと髙橋は「自分がそういうバイブスが出すぎているんでしょうね、のんびりというか(笑)」と苦笑しつつ「僕のほうこそ、芳根ちゃんがいるとすごく元気になるし。“明日、芳根ちゃんデーだ!”って前の日ワクワクします」と言い、芳根も「やったー! 遊園地みたいな存在(笑)」。

 15年間入れ替わったままという難役にともに挑み、互いにしか分からない感覚を共有したという2人。

 撮影後にその感覚はどうなったかを聞かれると芳根が、別作品の撮影時に偶然、髙橋と会ったと明かし「別の作品ですごく戦っているときだったみたいで“あ、もう一人のオレ!”って。なので“もう違うよ”と(笑)」と言うと、髙橋も「そんなこと言わないでください(笑)。遠くから笑い声が聞こえて、絶対、芳根ちゃんだって分かって。すがる思いで(笑)」と苦笑しながら振り返った。

 芳根が「インタビューで“誰と入れ替わりたいですか”という質問されることがあるんですが、これからは“入れ替わりたくないです”って言っちゃうかも」と言うと髙橋も「入れ替わるって簡単じゃないですよ、と(笑)。でもインタビュアーさんとの関係が悪くなるのはイヤだから…」と笑いを誘いつつ「自分のこういう要素を奪われたくないなって思うことがあるってすごく素敵なこと。それこそが自分なのかなと思います」と語っていた。

二宮和也のビジュアルが「韓国の交差点にドン!と」『8番出口』国内外で“異変級”大ヒット

2025.11.09 Vol.web original

 

 映画『8番出口』の大ヒット舞台挨拶が9日、都内にて行われ、俳優の二宮和也、河内大和と川村元気監督が登壇。興行収入50億円超えの大ヒットを一同が驚きつつ喜んだ。

 2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏がたった1人で制作し、累計販売本数190万本超の世界的大ヒットを記録した同名ゲームの実写映画。

 8月29日に公開され、11月8日までの72日間で興行収入50.7億円を突破する“異変”級の大ヒット。主演の二宮も予想外だったと言い「面白い作品ができたとは思っていましたが、こういう数字は意識していなかった」と驚きをあらわに。

“おじさん”と呼ばれる原作ゲームのキャラとそっくりだと話題の河内は、本作の大ヒットを受けて「売れてきた」と言い、二宮から「『8番出口』の人って言われること多くなりましたよね」と言われると「僕は『8番出口』の象徴ですからね(笑)」。

 海外でも大きな盛り上がりを見せている本作。中でも盛り上がっているという韓国での舞台挨拶に登壇した河内は、キャラの設定を貫いて「ひと言もしゃべらなかった」と明かしつつ「大都会の交差点に二宮さんのデカいポスターがドンと出ていたり、映画館にもどデカいバナーが出ていたり。無茶苦茶、盛り上がってました」と韓国での人気を報告。

 川村監督も「リメイクのオファーも10以上来ています」と明かし、二宮も「“おじさん”は世界各国のおじさんが? それともどの国でも河内さんが出てくるとか」と大盛り上がり。

 この日は、役衣装で登壇した二宮と河内が“すれ違いのループ”シーンを再現。実際の撮影では、二宮と最初にすれ違った後、河内がセットの裏側を自転車を使って大急ぎで回り込み、1カットでループを撮影したという裏話が明かされ、観客も驚いていた。

紗栄子「偽善という言葉が飛び交っていた」被災地支援活動と発信を続ける思い「微力は無力ではない」

2025.11.06 Vol.web original

 

 第20回難民映画祭のオープニングイベントが6日、都内にて行われ、アーティストでUNHCR親善大使も務めるMIYAVI、俳優の石原さとみ、実業家・モデルの紗栄子が登壇。紗栄子が支援活動への思いを語った。

 2006年、日本で初めて「難民」に焦点を当てた映画祭としてスタート。映像の力を通じて難民問題への理解と共感を広げることを目的に毎年開催している。

 第一部のトークイベントにはMIYAVIと紗栄子が登壇。

 UNHCR親善大使として世界各地をめぐり難民支援に携わるMIYAVI。ハリウッド俳優アンジェリーナ・ジョリーとの出会いを機に難民支援に携わるようになったと振り返り「無力を感じることもあるけれど、初めて行ったレバノンの難民キャンプで、ギターに喜ぶ子どもたちを見て、音楽にも自分にもまだやれることがあると実感しました」。

 一方、紗栄子は「両親と一緒に買い物に行ったときに募金箱にお金を入れたのが一番最初」と振り返り「初めて寄付活動を公にしたのは、2010年、宮崎県で口蹄疫が発生したとき。地元・宮崎の状況に、自分ができる形として寄付をしたんですが、公表したのは大きなチャレンジでした。当時、芸能人が寄付やボランティアを公表すると偽善という言葉が飛び交っていて。私も例外なくその言葉で傷つきました」。

 それでも「皆さんに、こういうことが起きているよと発信することで、より大きな支援につながるのではないかと、今日まで活動を続けています」と前を向いた紗栄子。

 一般社団法人Think The DAYを立ち上げ、国内外の被災地支援を行っていることについて聞かれると、SNSで被災地から呼びかけられ、急きょ支援に向かうことになった千葉県での台風被害を振り返り「ニュースでもまだちゃんと報道されておらず、1日目に必要な物資を車に積んですぐ向かったんですが、全然間に合わない状況。そのとき初めて、SNSを通じて応援してくださる方に支援をお願いしたんです」。

 支援物資はすぐに集まったが、行政によっては個人の支援物資を受け入れられないことから「そのときはそれまでの活動歴もあり受け入れてもらったんですが、イレギュラーで受け入れてもらうのは良くないと、翌日にThink The DAYを立ち上げました」と語り「アクションはもちろんですが、どんな状況でもその人たちに心を寄せて、自分に何ができるか考えるだけでも大きな意味があると思う」と語った紗栄子。

 最後に「微力は無力ではないと思って、これからも活動を続けたい」と語り、MIYAVIと観客も大きな拍手を贈っていた。

 第20回難民映画祭は13日に大阪・TOHOシネマズ なんば、12月2日・3日に千代田区・イタリア文化会館にて上映。12月7日までオンラインで開催中。

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