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真木蔵人、黒木華や池松壮亮を知らず阪本順治監督「そこまで芸能界から離れていたのか」

2023.04.29 Vol.web orginal

 

 公開中の映画『せかいのおきく』の公開記念舞台挨拶が29日、都内にて行われ、主演・黒木華、共演の寛一郎、池松壮亮、真木蔵人と阪本順治監督が登壇。阪本監督が真木を僧侶役に起用した理由を語った。

 阪本順治が自身のオリジナル脚本をモノクロで映画化。没落した武家の娘と糞尿の処理に携わる青年たちが心通わせていく物語とともに、江戸時代に根付いていた循環型社会の姿をつづる。 

「久しぶりの舞台挨拶登壇になります」と笑顔を見せた真木。本作では、黒木が演じる主人公おきくを見守る僧侶を演じており、真木は「自分にお坊さんの役を持ってくる時点で監督大丈夫かなと思いました」と苦笑しつつ「とりあえずセリフをかまないように、素晴らしい女優さんの前でハッタリを効かせたお坊さんができればと」と役作りを振り返った。

 共演シーンのあった黒木から「すごい楽しかったですし本当に純粋な方なんだと伝わってきた。説教臭くないところは、役柄だけでなく真木さんの素直な心が出てきている気がしました」とたたえられると真木は「あまり演じられてなかったということですね」と照れ笑い。

 真木も黒木との共演に「初めて彼女と対峙したときに本当に美人な女優さんで、緊張してしまって…毛が生えてくるんじゃないかと思いました」と、実際に剃髪して役に臨んだことを明かした。

 そんな真木の僧侶役起用に阪本監督は「前回の『冬薔薇』(2022)で16、7年ぶりにキャスティングして。ちょっとやんちゃだった時期もありますけど、まっすぐな芝居しかできない良さがあって。しばらく俳優業とか芸能界とかと全く違う場所にいて、サーフィンとかボードとか自分でスポンサーをつけながら…。僕らの業界にいない時期があったのがいいなと思った」と振り返り、オファーをした際に「黒木華さん知ってる?と聞いたら知りません、って。寛一郎くん、池松壮亮くんも知りません、(共演者で)分かるのは佐藤浩市さんと石橋蓮司さんだけです、と。大好きです、そういうの。そこまで(芸能界から)離れていたのか、と」と、プロサーファーなどの活動に没頭していた真木だからこそ「しばらく芝居をしていなくても何でもできると思った」と太鼓判を押していた。

海外映画祭で「半分ブーイング」? 寛一郎「ウンチがカラーになったときが一番盛り上がった」

2023.04.29 Vol.web original

 

 公開中の映画『せかいのおきく』の公開記念舞台挨拶が29日、都内にて行われ、主演・黒木華、共演の寛一郎、池松壮亮、真木蔵人と阪本順治監督が登壇。一同が映画の題材にちなみ“ウンチ”ネタを織り交ぜたトークで観客を盛り上げた。

 阪本順治が自身のオリジナル脚本をモノクロで映画化。没落した武家の娘と糞尿の処理に携わる青年たちが心通わせていく物語とともに、江戸時代に根付いていた循環型社会の姿をつづる。 

 肥料として売るための糞尿を取り扱う“下肥買い”を営む青年たちを演じた寛一郎が「ゴールデンウイーク初日にウンコ映画を見に来てくれてありがとうございます」と言えば、同じく池松壮亮も「初日は緊張するもので…催してしまいそうです」、さらには阪本監督までが「人の気持ちを汲み取ることもウンコを汲み取ることも同じだと思いました」とあいさつし、主演・黒木華も苦笑しきり。

 本作は海外でも高く評価されておりすでに6カ国で上映が決定。阪本監督は「『せかいのおきく』が世界の『せかいのおきく』になるわけですね」と笑顔。

 ロッテルダム国際映画祭での上映も大きな反響があったといい、黒木が「ラブとホープが詰まった作品とおっしゃっていただいたという話を聞いて、伝わるんだなと思いました」と言えば、現地での上映に参加した寛も「嗚咽している人がいました」とうなずきつつ「ウンチがカラーになったときが一番盛り上がりました。半分ブーイングみたいな。本当に気持ち悪がっていましたね(笑)」と振り返り笑いをさそった。

 さらにはプロサーファーとしてアウトドアで活動することの多い真木蔵人が「僕が今まで海や山に入ったとき、トイレがなくて片づけに困ることがあったんですけど、昔はこうしていたんだなと素直に受け止められた。自分が山に登ってそういうとき、次の時代にいいように行動したい」と語りつつ「海の中でウンコをすると浮いてしまう。魚がそれを食べてしまうので、魚が食べても大丈夫なウンコを出せるようなものを食べるようにしています」。

 そんな真木に寛一郎が「海の中でウンコをするとちぎれないって本当ですか」と質問。真木が「そう。ずっとちぎれないでついてくるんです」と答えると、思わぬトリビアに観客もも感心の表情。

 最後は阪本監督が「ハンカチを用意してくださいと言っておすすめしてください。涙を抑えるんじゃなくて、鼻を覆うために…」と締めくくり最後まで“ウンチネタ”で観客を笑わせていた。

北村匠海は「8歳でスカウト」吉沢亮は「15歳から」、高杉真宙も「13歳で」若かった“運命の分かれ道”語る

2023.04.29 Vol.web original

 

 公開中の映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-』の大ヒット御礼舞台挨拶が29日、都内にて行われ、俳優の北村匠海、吉沢亮、高杉真宙が登壇。それそれの“運命の分かれ道”を振り返った。

 和久井健による大人気コミック『東京卍リベンジャーズ』を映画化した人気シリーズ最新作。“血のハロウィン編”を前後編2部作で描く。

 大ヒットを喜びながら、仲の良さが伝わる自由なトークで観客を楽しませた3人。

 主演の北村は自ら吉沢と高杉に話を振るなどしてトークを回していたが、吉沢が「ぼーっとしてました」と質問を聞いていなかったり、高杉がなぜか度々マイクを使わずコメントしたり。自由過ぎる2人に北村が「この2人に挟まれるのすごい嫌ですわ。すごいぼーっとしている人とマイクを通さずにオレにだけ話してくる人の間に…」とぼやき、会場の笑いをさそう一幕も。

 この日は、公式SNSに寄せられたファンからの質問に3人が回答。「主人公のように譲れないことは何ですか」という質問に、吉沢が「昨日“タクミッチ”に秋葉原に連れて行ってもらい、言われるままにゲーミングPCを買いました」と購入から自宅での設営までを北村にしてもらったことを明かすと、3人の話題はその後もすべてゲームの話に。

「運命の分かれ道は」という質問も「ゲーミングPCを買ったとき」とあわやゲームの話になりかけたが、北村が「やっぱり、芸能界に8歳でスカウトされたときが運命の分かれ道だったと思います。2年後(デビュー)20年になるんですよ」と言うと、吉沢も「そういわれると僕も芸能界に入った瞬間が一番デカい。僕は15歳のときなので、来年でちょうど15周年。人生の約半分」、高杉も「僕も13、14歳で初めて仕事をした経験があったから。こうして続けられていることも“運命”なのかなと思う」と、それぞれの運命の分かれ道を振り返った。

 若くして芸能界入りし、世代を代表する俳優となった3人。北村が「ふざけた話をするのも大事な仕事ですから」と言えば吉沢も「ゲーミングPCの話をしているのも好き勝手やっているわけではないことは伝えておきたい」とあくまで観客を楽しませるためのトークだと言い張り、会場の笑いをさそっていた。 

 後編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-決戦-』は6月30日より公開。

北村匠海『東リべ』大ヒット挨拶で『教場』を宣伝 高杉真宙は『わたしのお嫁くん』、吉沢亮はカレンダー?

2023.04.29 Vol.web orginal

 

 公開中の映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-』の大ヒット御礼舞台挨拶が29日、都内にて行われ、俳優の北村匠海、吉沢亮、高杉真宙が登壇。サプライズで客席から登場した北村が「誰にも気づかれなかった」と苦笑する一幕があった。

 和久井健による大人気コミック『東京卍リベンジャーズ』を映画化した人気シリーズ最新作。“血のハロウィン編”を前後編2部作で描く。

 冒頭、ステージに登場したのは吉沢亮と高杉真宙のみ。主演・北村匠海の不在に、高杉が「ずっといなかったですよね」、吉沢も「寝坊…かな?」と首をかしげると会場もざわざわ。

 実はこの日、途中から観客と一緒に鑑賞していた北村。2人の呼びかけに答えて北村が客席から立ち上がると、会場も驚きの歓声に沸いた。

 北村が「ビックリするくらい気づかれなかった。もうちょっとざわついてくれてもよかったのに」と、周囲の観客からまったく気づかれなかったことに苦笑すると、吉沢は「気づかないくらい、こちら(映画)に集中していたってことじゃない?」。

 リピーターが続出している大反響に喜ぶ3人。北村は「『東リべ』効果なのか分からないんですけど、この間、自分のバンドのツアーで、壁側の席が全員子どもだった」と、アーティストとしての活動にもファミリー層のファンが増えていることを明かし、反響に感謝。

 続編から参加している高杉も「撮影している現場のメイクさんが公開初日に見に行ってくれた」と明かすと、北村が「今出ているドラマの? 宣伝しておいたほうがいいんじゃないですか?」。

 高杉が「じゃあ…水曜10時『わたしのお嫁くん』見てください」と自身の出演ドラマを宣伝すると、北村も「僕も。『教場』見てください!」。そこに吉沢も「じゃあオレも…。吉沢亮2023年カレンダー発売しておりますのでよろしくお願いします!」とカレンダーの宣伝まで飛び出し、会場も大笑い。

 この日の会場には、同作を10回見たというリピーターも。北村が「(後編の)『決戦』はよりいろんなキャラクターにフォーカスが当たるので10リベ、20リベいけるんじゃないですか」と期待を寄せると、吉沢も「『決戦』を見てようやく『1』を超えたと言えたな、と。『運命』から『決戦』への流れが素晴らしいのでぜひ10リベ、20リベ、お願いします!」と演説さながらのアピールをし、会場の笑いをさそっていた。

 後編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-決戦-』は6月30日より公開。

佐野勇斗、MERメンバーの扱いに「差」をつけていた?「女子にだけ媚びを売るように…」と証言飛び出す

2023.04.28 Vol.web original

 劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』初日舞台挨拶が28日、都内にて行われ、主演・鈴木亮平をはじめキャスト11名と松木彩監督が登壇。佐野勇斗が菜々緒にだけ“特別扱い”をしていたことが暴露されタジタジとなる一幕があった。

 2021年7月期に、TBS日曜劇場枠で放送され大きな反響を呼んだドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の映画版。

 ドラマから2年にわたり、チームの結束力で過酷な撮影を乗り越えてきた一同。ところがこの日「最近、助けられた」エピソードを聞かれると、キャストのフォンチーが「大変な撮影が続いていた中、佐野くんが机の上においしいドリンクを置いてくれた」と振り返り、心温まるエピソードかと思いきや「女子メンバーに媚びを売るように…特に菜々緒さん」と続けたために、男性陣から「オレらもらってない」「飼われてんの?」と非難が殺到し、佐野はタジタジ。

 すると菜々緒までが「置手紙もあって。“菜々緒さん、愛してます”って」と暴露。さらに「菜々緒さんが一番好きなお菓子を持ってきてくれて、うれしいと言われたらそこから調子に乗って何回も…」「菜々緒さんにだけおいしそうなチョコレートをあげていた」と、佐野が菜々緒にだけ特別扱いをしていたというエピソードが続々。

 鈴木から「菜々緒さんと我々の差は何なの?」と聞かれると、佐野は「菜々緒さんは特別ですよ。菜々緒様ですから…」と答え、会場も大笑い。MERチームから孤立無援状態となった佐野は「今、助けてほしい」とぼやいていた。

 この日の登壇者は鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ、要潤、小手伸也、佐野勇斗、ジェシー(SixTONES)、フォンチー、菜々緒、仲里依紗、石田ゆり子、松木彩監督。

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』は公開中。

鈴木亮平「誰かに抱きしめられたい…」撮影中思わずこぼした愚痴にMERチームが応える

2023.04.28 Vol.web original

 

 劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』初日舞台挨拶が28日、都内にて行われ、鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみらキャスト11名と松木彩監督が登壇。役衣装で登場した一同がMERのチーム力が伝わるトークを繰り広げた。

 2021年7月期に、TBS日曜劇場枠で放送され大きな反響を呼んだドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の映画版。

 冒頭、主演・鈴木は「いやー、早く見てほしかったんです。ついにこの日が来ました」と感動の面持ち。

 この日は印象的なシーンや思い出のエピソード振り返った一同。

 菜々緒が「空港で爆発に巻き込まれたシーンで、爆破なんて起こってなかったくらいの勢いで手術を再開するMERチームと、取り残されているジェシーくんという対局にあるあの感じが印象的でした。“この人たち、怪物なのか?”みたいな表情がよかった」と言うと、劇場版から加わったジェシー(SixTONES)は「僕、使えないんですよね。もちろん役が、ですよ。ジェシーだったら、もうちょっとちゃんとやりますよ」とすましつつ「僕が印象に残っているのはジャックが後ろからローズを抱きしめる…」とサラリとボケを入れ、鈴木や賀来から「それ『タイタニック』だから!」「昭和だから!」とツッコまれ、会場も大爆笑。

 連続ドラマ、スペシャルドラマ、そして劇場版とハードな撮影が続いた本作へのやりがいとともに、愚痴を言いながら笑い合った一同。

「大変な現場が好きな人」と言われていた鈴木だったが「僕も1回、オペ中に“はぁ…誰かに抱きしめられたい”と愚痴をこぼしてしまったことがあって。その日の撮影が終わったとき、菜々緒さんに呼び止められて、何?と言ったら、全員で僕をそっと抱きしめてくれたんです。あればメチャクチャ感動しました」とMERチームの絆に改めて感謝していた。

 この日の登壇者は鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ、要潤、小手伸也、佐野勇斗、ジェシー、フォンチー、菜々緒、仲里依紗、石田ゆり子、松木彩監督。

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』は公開中。

⽟⽊宏や⼟屋太鳳がオスカー目指す! 国際短編映画祭『SSFF & ASIA 2023』ラインアップ発表

2023.04.27 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (略称:SSFF & ASIA)2023』のラインアップが27日、発表。⾼良健吾、⽟⽊宏、⼟屋太鳳、中川⼤志、野村萬斎といった人気俳優による監督作が米国アカデミー賞につながるコンペティション部門にノミネートされており6月26日の授賞式に注目が集まる。

 今年で25周年を迎える、アジア最⼤級の国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認国際映画祭に認定されており、現在は5部門(インターナショナル、アジア インターナショナル、ジャパンのライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門)の優秀賞受賞作を翌年のアカデミー賞ノミネートに推薦できる。

 今年は世界120の国と地域から5215作品が応募。その中から選びぬかれた約200のノミネート作品が発表された。

⽇本プレミアとなる映画祭特別上映作品には、クリス・ロックとハビエル・バルデムが主演するショートフィルム『LOOK AT ME』や、マット・デイモンとベン・アフレックがプロデュースする『崩壊しつつある世界で』、ヴィム・ヴェンダースがナレーションを務める『あの世への⼝笛』など、海外のトップスターや有名映画人が手掛ける豪華作品が続々。

 オフィシャルコンペティションのジャパン部門には⾼良健吾、⽟⽊宏、⼟屋太鳳、中川⼤志、野村萬斎が監督を手がけたショートフィルムがノミネートされているほか、庭師・俳優・タレントとして活躍中の村⾬⾠剛主演作『Izakaya Dialogue』、落合賢監督や松居⼤吾監督など世代を代表する人気監督による作品もラインアップ。

 国内外の優れたドキュメンタリーが集まるノンフィクションプログラムや、多彩な表現が楽しめるアニメーションプログラム、スマホで撮影された作品を集めたスマートフォン映画作品部⾨など、人気部門も秀作が集う。

 また、今年はアフターコロナの世界をフィルムメイカーたちの視点で描くプログラム「Unlock-⾶び込め 新しい世界へ-」のほか、NTTとショートショートによる「未来を描くショートフィルム」のワールドプレミアや、β版が本⽇ローンチされた、Web3.0時代のクリエイターのアセットマネジメント・プラットフォーム「LIFELOG BOX」など、未来を見据えた新たな映画祭プロジェクトもお披露目される。

 コロナを機に拡充されたオンライン会場は、リアル会場に先駆けて本日27日からオープン。一足先に選りすぐりのショートフィルム約270作品(コンペ以外の特別上映作品を含む)をオンラインで視聴できる。

岡田准一、綾野剛に「本当に車をぶつけてきそう。イメージですよ(笑)」

2023.04.26 Vol.web original

 

 映画『最後まで行く』の完成披露舞台挨拶が26日、都内にて行われ、主演・岡田准一と共演の綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明が登壇。 岡田と綾野が13年ぶりの念願の再共演について語った。

『新聞記者』、『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督が手掛ける、次々と災難が降りかかる刑事の極限の4日間を描くノンストップ・エンターテインメント。

 主人公の刑事・工藤祐司を演じる岡田と、工藤を追う謎のエリート監察官・矢崎貴之を役の綾野剛は13年ぶりの共演。

 岡田は「13年前に『SP』に少し出ていただいた。そのときは、これから売れる方ですとご紹介いただいて。それから時が経って、ときどき知り合いを通じて共演したいですとお声がけいただいていて、やっと実現した作品」と語り、綾野の印象について「覚悟をもった役者さん。敏感でいるために薄皮を一枚一枚はいで現場に立っているような役者さん」とたたえつつ「覚悟を強いてくる俳優さんでもあると思う。本当に車をぶつけてきそう。イメージですよ(笑)? よーいスタート!ってなったら“今、綾野じゃなくて矢崎なんで。何か?”みたいな。何があっても役柄として生きる覚悟がある。いい役者さんだなと思いました」と笑いを交えつつ語った。

 一方の綾野も「『SP』で初めてお会いして、そのときにかけていただいた言葉をずっと覚えていて、自分が成長した姿で准一さんと共演したいというのが目標だった」と振り返りつつ、対峙する役どころに「准一さんに対するリスペクトが役を通してもれてしまわないか心配でした」と照れ笑い。

 その後も綾野は「本当に大好きなシーンがありまして。そこの准一さんがチャーミングでめちゃめちゃ面白い」と笑いがこらえきれない様子。綾野は「“味変”のように笑いがある」、岡田も「絶対笑うところがあるので。どこで笑ったかアンケートをとりたい」と、観客の反応に期待を寄せていた。

『最後まで行く』は5月19日より公開。

岡田准一「『木更津キャッツアイ』や『SP』のように話題になる匂いを感じた作品」

2023.04.26 Vol.web original

 

 映画『最後まで行く』の完成披露舞台挨拶が26日、都内にて行われ、主演・岡田准一と共演の綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明が登壇。 藤井道人監督もリモートで参加し、キャストたちと本作に込めた思いを語り合った。

『新聞記者』、『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督が手掛ける、次々と災難が降りかかる刑事の極限の4日間を描くノンストップ・エンターテインメント。

 主人公の刑事・工藤祐司を演じる岡田は、若く一流のスタッフが集結した藤井組の現場を絶賛しつつ「アクションに関しては口を出しましたけどそれ以外は何も言うことがないくらい考え抜かれた台本でした。僕にとっては『木更津キャッツアイ』や『SP』のように、やる前からこれは話題になりそうだという匂いを感じた作品」と完成作に自信。

 その別居中の妻を演じた広末が「ここ数年、こんなハードな現場を見たことがない。とくに岡田さんと綾野さんのお2人が本当に生還してくれてよかったと思うくらい。このお2人じゃなかったら生還不可能なくらい」と激突する役どころを演じた岡田と綾野をたたえると、岡田は「僕ら、最後まで行けてました?」とタイトルにひっかけてニヤリ。

 暴力団の組長を演じた柄本は、藤井監督が自身の長男・柄本佑たちと同じ剣道道場に通っていたと明かし「この人、強いんだよね。優男なんだけど危険なんですよ。岡田准一と一度戦うといいですね」と、岡田と藤井の対戦を希望し会場を笑わせた。

 最後に岡田は「藤井監督のもと、こういう映画を作りたいんだと胸を張って言える作品ができ上ったと思います」と再び自信をみなぎらせ「“最後まで行けてた”と思った人は、初日3日間、いろんな人をさそって映画館で見ていただければ」と呼びかけていた。

『最後まで行く』は5月19日より公開。

岡田准一「ボス戦での会心の一撃が出た作品」最新主演作『最後まで行く』に自信

2023.04.26 Vol.web original

 

 映画『最後まで行く』の公開前イベントが26日、都内にて行われ、主演・岡田准一と共演の綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明がフォトセッションに登場。岡田が完成作に自信をみなぎらせた。

『新聞記者』、『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督が手掛ける、次々と災難が降りかかる刑事の極限の4日間を描くノンストップ・エンターテインメント。

 次々に災難が降りかかる“最低”な刑事・工藤祐司を演じる岡田准一は「『最後まで行く』という、僕たちにとって会心の出来、ボス戦での会心の一撃が出たような面白い作品ができあがりました」と胸を張り「ぜひ劇場で見てもらいたいです」とアピール。

 工藤の別居中の妻を演じた広末涼子は、ドレッシーな黒のスーツ姿。後ろを向くと背中があらわになるセクシーな衣装で報道陣のフラッシュを浴びていた。

『最後まで行く』は5月19日より公開。

飯豊まりえ 映画『岸辺露伴』パリロケで「凱旋門を50周しました」

2023.04.25 Vol.web original

 

 映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の完成報告イベントが25日、都内にて行われ、キャストの高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜(なにわ男子)、安藤政信と渡辺一貴監督が登壇。主演・高橋がパリでのロケを振り返った。

 荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」を、高橋一生を主演に迎え実写化した話題のドラマの劇場版。

 パリ・ルーヴル美術館でも撮影を行った本作。この日のイベントは、映画にちなみ「ルーヴル美術館展 愛を描く」展を開催中の六本木・国立新美術館で実施。

 主人公・岸辺露伴役の高橋が「自然とルーヴルでのロケが決まっていった」と言えば、露伴の担当編集・泉京香演じる飯豊まりえも「うれしかったです。自分は行けるのかなと心配していたので(笑)」、ルーヴル美術館の調査員を演じた安藤も「みんなとパリに行けて、この作品に参加できて本当によかった」と充実の表情。

 現地での撮影の思い出を聞かれた飯豊は「ルーヴル美術館を貸切りという形で撮影させていただいた。モナ・リザの前でお芝居ができたことは本当に夢みたいでした」と感激。さらに「凱旋門をバスから見るというシーンでは、凱旋門で(車を)止めたりできないので、奇跡的な瞬間を狙う撮影だったんですけど」と振り返り「凱旋門を50周したんです。後にも先にもそんなに回れることはないと思うので貴重な経験ができました(笑)」と笑顔。

 ルーヴル美術館は閉館後の撮影だったと言い、安藤は「ホテルで衣装に着替えて、ルーヴルに向かう車から見る夜の街の景色がめちゃくちゃ印象的でした。隣に露伴がいて、“おお、露伴かっけえ!”って(笑)」とパリの夜景とともに見た高橋の露伴姿を振り返っていた。

 映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は5月26日より公開。

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