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高橋一生 映画『岸辺露伴』仏ロケスタッフの「ジョジョ愛」に驚く

2023.04.25 Vol.web original

 

 映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の完成報告イベントが25日、都内にて行われ、キャストの高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜(なにわ男子)、安藤政信と渡辺一貴監督が登壇。主演・高橋がパリでのロケを振り返った。

 荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」を、高橋一生を主演に迎え実写化した話題のドラマの劇場版。

 主人公・岸辺露伴を演じる高橋はドラマ撮影時に冗談でルーヴルでの撮影の話をしていたと明かし「自然とルーヴルに決まったというか、おっ、ルーヴルか!という感じはなかったです」。渡辺監督も「モナ・リザの前で、一生さん、飯豊さんと“3年前に言っていたことを今モナ・リザの前で雑談しているね”と話しました」と感慨深げ。

 パリでのロケには現地のスタッフやキャストも参加。高橋は「撮影のスタッフさんたちが全世界共通なんですね。音声部さんは音声部さんの、照明部さんは照明部さんの恰好をしている」と笑顔を見せつつ「今回、この作品をどう思われているのかなといつも考えていたんですけど、実際にパリに行ったら非常に真摯にお芝居を見てくれて。この作品を好いていると伝わってきました」と感嘆。

 さらに「パリの方たち、スタッフさんキャストさんもすごくジョジョが好きだと、オーディションを受けた人もいて。ある方がアドリブで話すシーンがあったんですが、その方が何を話しているのか分かる人に聞いたら、非常にジョジョらしいセリフをアドリブで作ってくださっていたと。すごく愛されている作品で、皆さん愛を持って作品作りをしてくれているのを感じて、幸福な気持ちになっていました」と感激の表情で現地ロケを振り返っていた。

 映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は5月26日より公開。

高橋一生「何も見えてない中年でした」なにわ男子・長尾謙杜の挨拶を何度もスルー

2023.04.25 Vol.web original

 

 映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の完成報告イベントが25日、都内にて行われ、キャストの高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜(なにわ男子)、安藤政信と渡辺一貴監督が登壇。高橋が長尾との撮影現場でのエピソードにタジタジとなった。

 荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」を、高橋一生を主演に迎え実写化した話題のドラマの劇場版。

 映画で、高橋が演じる主人公・岸辺露伴の青年期を演じた長尾はもともと原作とドラマのファンだったと言い「マネジャーさんから“長尾くんジョジョ好きだよね”と言われて台本を手渡されたので、作品に携われるんだという驚きと映画化するんだという2度の驚きがありました」と感激の面持ち。
 
 撮影について聞かれると「僕は日本の地方での撮影だったんですが、滞在先で休みの日に一生さんが撮影をされている日がありまして見学という形で現場にお邪魔させていただいて」と振り返りつつ「私服で行ってたので、最初、一生さんに、おはようございますと言ったら気づいてくれなくて。3回くらい挨拶したら長尾さんですか?と気づいてくれました(笑)。スタッフさんだと勘違いされていて。気づいてくれた時“長尾さんですか、よろしくお願いします”と言われたのがすごくうれしくて。一生の思い出です」というエピソードを披露。

 高橋は、その日の芝居に集中していたららしく「周りがまったく見えていない中年でした。まさか長尾さんが見学に来てくれるとは」と苦笑していた。

 映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は5月26日より公開。

遠藤憲一「“私はグルート”だけで9年間」“凶暴アライグマ”加藤浩次は「あれは遠藤さんにしかできない」

2023.04.25 Vol.web original

 

 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の公開前イベントが25日、都内にて行われ、日本語版声優を務めている山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一、秋元才加が登壇。「私はグルート」しか言わない人気キャラの声を9年務めた遠藤が感慨を語った。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』でアベンジャーズの一員として世界を救った、銀河一の落ちこぼれチーム《ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー》の活躍を描くシリーズ集大成。

 シリーズ1作目から主人公ピーター・クイル役の吹替声優を務めている山寺、宇宙一凶暴なアライグマ・ロケット役の加藤、喋る木・グルート役の遠藤、そして2作目から参加するマンティス役の秋元が、この日は作品をイメージした銀色の衣装で集結。

 ところが加藤は「これ嫌いなんですよね。晩婚の新郎3人が集まって、何はりきっちゃってんのみたいな」とボヤき「でもそれに乗っかって秋元さんがさらにも増してはりきっちゃって」と、秋元のひときわ輝く衣装をイジり倒し、早くもトークが暴走。

 一方、遠藤は「僕の役は“私はグルート”“僕はグルート”という、頭だけ変わってあとは全部“グルート”と言うセリフだけなんで、あっという間に終わる仕事だなと思ったんですけど。今朝、女房に何年この役をやっているかと聞いたら9年って。オレ、その間にお酒やめてタバコやめて…こんなに“グルート”を引っ張るとは」。

 先に収録していた山寺の声のおかげでアフレコしやすかったと遠藤と秋元が振り返る一方、遠藤は「グルートって言うだけだから全部同じだった」と答えていたが、やはり思い入れは深いようで「女房から、グルートだけは(オリジナルで声を務めた)ヴィン・ディーゼルのままでよかったんじゃないかと言われて。オレむきになって言い返して情けなくなっちゃった」と苦笑。

 そこに加藤が「あんなに使い分けられるのは遠藤さんしかいない」と力説し、遠藤に「大人のグルート」「子どものグルート」といろいろなバージョンのセリフを言わせてみたものの「全部一緒じゃん!」。

 その後、映画にちなみ「大切な人と絆を深めるために重要なことは」と聞かれた遠藤が「ダメなところをさらけだす。と言ってもオレダメなところしかないから」と謙遜すると、加藤は「そんなことないですよ!いいところばかりじゃないですか」。

 そんな加藤に「例えば?」と尋ねた遠藤だったが、加藤の「額の形とか…」という微妙な答えに「どんどん(生え際が)上がってるんだけど…」と自虐で笑わせていた。

 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は5月3日より公開。

加藤浩次、相方・極楽とんぼ山本と「10年くらい会ってない期間があったから今すごく新鮮」長続きの秘訣明かす

2023.04.25 Vol.web original

 

 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の公開前イベントが25日、都内にて行われ、日本語版声優を務めている山寺宏一、加藤浩次、遠藤憲一、秋元才加が登壇。映画の登場人物さながらの自由過ぎるトークで“壮行会”を盛り上げた。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』でアベンジャーズの一員として世界を救った、銀河一の落ちこぼれチーム《ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー》の活躍を描くシリーズ集大成。

人気俳優クリス・プラットとジェームズ・ガン監督から「日本のガーディアンズは君たちだ!」とビデオメッセージを贈られ大喜びの4人。

 クリスが演じる主人公ピーター・クイルの声を務める山寺が、前作での主要キャスト来日時を振り返り「クリスさんもあれからどんどんスターになって。プライベートではいろいろあったみたいだけど…。僕もですけど」とプライベートの離婚ネタで自虐。

 そこに、映画にちなみ「大切な人と絆を深め合うために大切なことは?」という質問が。

 秋元が「本音で語る」、遠藤が「ダメなところをさらけ出す」と真面目な回答をした一方、加藤は「下着の共有」と書いたフリップを出し、秋元は「本当ですか!?」と仰天。「奥さんとも?」と聞かれた加藤はすました顔で「ハイ」と答えていたがすぐに「ウソです!」。

 ところが登壇者や司会から「相方の山本(圭壱)さんとか?」「そのココロは?」と深掘りされそうになり「ただ書いただけよ! クスクス笑いが起こるかと思ったんだよ!」と激高。
 
 すると遠藤から「相方さんと長いじゃないですか。新鮮に交流していくためには何が必要なの?」と質問が。加藤は「仕事以外、会わないということだと思います」ときっぱり。「僕も10年くらいまったく会わない期間があったので今すごく新鮮ですよ」とひょうひょうと言い切り笑いをさそった。

 最後に山寺が「リスペクト」と回答すると、加藤は「やっぱりリスペクトが無くなると離れてしまうんですか?」と先ほどの山寺の自虐ネタを引っ張り、山寺も「やめろ!なんでそっちに持ってくんだよ!いい加減にしろよ!」とキレて見せ、一同も大笑い。

 宇宙一凶暴なアライグマ・ロケット役さながらの“凶暴”ぶりでトークを盛り上げていた加藤だが、最後には「本当に最高傑作になっています。世の中の閉塞感に対するメッセージも入っている作品」と大絶賛していた。

 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は5月3日より公開。

萩原利久とアンミカが「ダチョウがいかにアホか」の話題で意気投合

2023.04.24 Vol.web original

 

 映画『おとななじみ』プレミア試写会が24日、都内にて行われ、W主演の井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)と久間田琳加、共演の萩原利久、浅川梨奈らキャストと髙橋洋人監督が登壇。「実は好きなもの」を聞かれた萩原がアンミカと“ダチョウ”について熱く語り合う一幕があった。

 中原アヤによる同名大ヒット漫画の実写映画化。“おさななじみ”のまま大人になった男女と、2人を取り巻く人々が繰り広げるラブコメディー。

 幼なじみを演じた井上と久間田、萩原、浅川の4人について「漫画から飛び出してきたみたい」とアンミカや松金よね子らベテランも大絶賛。若手世代へのアドバイス求められたアンミカは「若いうちの失敗は失敗じゃないから。みんな今を楽しんでな」とエール。その言葉に井上は「アンミカ塾に入りたい」と目を輝かせていたが、アンミカが「井上くんが撮影のとき唯一してきた質問が“ほんまにスパイと付き合ってたんですか”でした(笑)」と明かし、会場も大笑い。

 この日は、映画にちなんで「実は言えない、好きなこと」をそれぞれが発表。萩原は「オールマイティ・ラボという、動物の雑学を教えてくれるYouTubeチャンネルなんですけど。僕の中で一番好きな動物がクマだったんですけど、見てからダチョウに変わりまして」と回答しその理由を聞かれると「アホすぎるところですね」。

 萩原の珍回答にアンミカが「無茶苦茶アホなんですよね。首切れるまでケンカして…」とただ1人共感すると、萩原も「…しかも勝手に回復するんですよね!自分の家族も覚えられないし、違うやつの卵をあっためてるし…」と、2人でダチョウがいかに「アホ」かを力説。

 アンミカは「同じチャンネルを見てたのかな。良かった、話が合って」と萩原との意気投合を喜んでいた。

 この日の登壇者は井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、久間田琳加、萩原利久、浅川梨奈、村上健志(フルーツポンチ)、アン ミカ、松金よね子、髙橋洋人監督。

 映画『おとななじみ』は5月12日より公開。

HiHi Jets井上瑞稀と萩原利久の“幼なじみ”感に観客ほっこり「楽屋で歌って踊って…」と暴露し合う

2023.04.24 Vol.web original

 

 映画『おとななじみ』プレミア試写会が24日、都内にて行われ、W主演の井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)と久間田琳加、共演の萩原利久、浅川梨奈らキャストと髙橋洋人監督が登壇。井上と萩原が互いの撮影舞台裏を暴露して会場を盛り上げた。

 中原アヤによる同名大ヒット漫画の実写映画化。“おさななじみ”のまま大人になった男女と、2人を取り巻く人々が繰り広げるラブコメディー。

“超残念男子”青山春(ハル)役で映画初主演を果たした井上瑞稀は「まだドキドキが残っているので皆さんの感想を聞ける日が楽しみ」と公開に向け期待。

 井上と久間田、萩原、浅川は、共演のベテラン松金よね子が本当に幼なじみだと思ったというほど、打ち解け合った様子。“超完璧クール男子”を演じた萩原が「監督から、幼なじみの空気感を大事にしてほしいと言われていて。4人の中で最年長だし、なんとかしないとと思って、なぜかお兄さんぶってクールに現場に入っていったんですけど…すぐに崩壊しました」と明かすと、井上が「僕は勝手に萩原さんはクールな方だと思っていて。最初にお会いしたときは優しいお兄さんでかっこいいなと思っていたら、楽屋に入ったら歌って踊って…」。

 井上の突然の暴露に「その話は…」と萩原が動揺していると、浅川からも「萩原くんが楽屋に戻るとほぼ毎日歌って踊っていたので打ち解けるのが早かった」と付け加えられて苦笑い。

 映画にちなんで「これまで言えなかった、好きなこと」を聞かれた井上は「コミュニケーション。これで笑いが起きるくらいコミュニケーション能力が皆無だったんですけど、春という役を通して人としゃべることの楽しさやいろんな人の価値観を学ぶことが楽しくなった」と笑顔を見せつつ「今、僕ミュージカルをやらせてもらっているんですが、楽屋のれんをメンバーに頼んだらでっかく“友達募集中”って書かれていて(笑)」と、少しずつ友達を増やしている様子。

 すると萩原が「最後の方、一緒に踊ってたじゃん。“オレの踊っているところを撮ってくれ”と言わんばかりの…」と井上のはっちゃけぶりを暴露。井上は「そんなときもありました(笑)」と苦笑しつつ「思わず踊りたくなるくらい撮影が楽しかったです」と振り返っていた。

 この日の登壇者は井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、久間田琳加、萩原利久、浅川梨奈、村上健志(フルーツポンチ)、アン ミカ、松金よね子、髙橋洋人監督。

 映画『おとななじみ』は5月12日より公開。

 

横浜流星、初共演の中村獅童から「オレのこと嫌いなんだろ?って言われました」

2023.04.22 Vol.web orginal

 

 公開中の映画『ヴィレッジ』公開記念舞台挨拶が22日、都内にて行われ、主演・横浜流星と共演の黒木華、中村獅童らキャストと藤井道人監督が登壇。初共演という横浜と中村が“ツンデレ”なやり取りで会場を沸かせた。

「村」という閉ざされた世界で生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を、圧倒的な映像美と世界観で描き、現代日本が抱える闇をあぶり出す異色のサスペンス・エンタテインメント。

 とある事情から鬱屈した人生を送ってきた主人公・優を演じた横浜が「最初は感情を放出する術が分からない人間なので、内に沈めることが大変で。でも感情のコップに水がどんどん溜まってあふれてしまうような不安定さの塩梅が難しかった」と振り返ると、優に希望を与える幼なじみの美咲を演じた黒木華も「最初、お会いしたときは内にこもっている状態だったので、声もかけづらい感じだった(笑)」と苦笑しつつ「打ち解けてからはにこやかに、くだらない話もできるようになったので、その変化の行き来も難しかったでしょうし、すごいなと思いました」と感嘆。

 さらに、優にあこがれる青年を演じた作間龍斗が「一番最初にお会いしたのがすでにヒゲをはやされているときで。テレビで見たキラキラした横浜さんのイメージで行ったので、ヒゲやばい!と思った」、奥平大兼も、足場のシーンでバランスを崩したときに「さりげなく大丈夫?って言ってくれて、“かっこよ!”って。ちょっとくらいました(笑)」と若手キャスト2人もすっかり横浜に心酔。

 すると、そんな横浜と初共演だという中村獅童が、その印象を聞かれ「あまり話したことはないので…。感じの悪い子だな、と思って」とぶ然とした表情。横浜が苦笑する隣で「京都に行きつけのサウナがあるんですけど、そこに横浜さんが変装もしないで1人で行っていたという、それ以外の話はしてないですね」。

 役作りのためのヒゲ姿だったが誰にも気づかれなかったという横浜。中村が「すごい渋いサウナですよね」と言い、共通のサウナ話で一瞬打ち解けた姿を見せた2人。

 ところが横浜が「現場で確かに話せなかったのはありました。飲み行こうというときもあったんですけど、中村さんに“流星、オレのこと嫌いなんだろ?”って言われ続けて(笑)。そんなことなかったんですけど。今はよく話してます」と明かすと、中村は「電話番号も一応、交換したんですけど1回もかかってきたこと無いです」。つれない素振りを続けていた中村だったが横浜から「連絡してるじゃないですか」と指摘され「そうか…」と首をかしげ、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は横浜流星、黒木華、中村獅童、奥平大兼、作間龍斗、藤井道人監督。

韓国俳優“ホームレス姿”にサービスエリアで「誰も僕に気づかなかった」来日チョン・イルがファンと質疑応答

2023.04.21 Vol.web original

 

 映画『高速道路家族』の初日舞台挨拶が21日、都内にて行われ、来日した主演のチョン・イルとイ・サンムン監督が登壇。7年ぶりの映画でこれまでのイメージを覆す“ホームレス役”を振り返った。

 ホームレス一家と裕福な訳あり夫婦、2つの家族の偶然の出逢いが火種となるパラサイティック・スリラー。

 冒頭、チョン・イルは「皆さん、こんにちわ…」と日本語で挨拶しつつ、ポケットからカンペを出して観客の笑いをさそい「この映画を持って日本を訪れることができて光栄です」と満面の笑み。

 ドラマ「太陽を抱く月」、「ポッサム ~愛と運命を盗んだ男~」など、日本にもファンの多いチョン・イル。7年ぶりのスクリーン復帰となる本作に「久しぶりの復帰でしたので、ごくありふれたものではないキャラクターを演じられたらと思っていました」と、今回演じたホームレス一家の父親ギウ役を振り返り「私でなくても俳優なら誰でも演じてみたいと思う役。私が今まで皆さんに見せたことのない姿を見せられると思い、すぐに出演を決心しました」と明かした。

 そんなチョン・イルの魅力について聞かれた監督も「肉体的にも精神的にも渾身の力をこめて演じてくれた。その姿を見るだけでもこの映画を見る価値がある」と絶賛。

 衝撃のラストが待つ本作にちなみ「最近あった衝撃の出来事は?」と聞かれたイル。「プライベートの話なんですけど、最近ゴルフをしたときにとんでもないスコアを出しまして…それに衝撃を受けました」と自分で話しながら思わず吹き出してしまう一幕も。

 この日は、チョン・イルと監督が観客の中から5人を指名。壇上に上がったファンたちからはさまざまな質問が飛び出した。

 これまでの爽やかイケメン役のイメージから一転、ホームレス役の汚れっぷりについて聞かれると「劇中で僕が来ていたのは実は監督が自ら出向いて買ってきてくれた服で、靴は僕が20年以上前から持っていた古い靴なんです。今回、サービスエリアでの撮影が多かったんですが、カメラが回っていないときでもあちこちに座り込んだり食べたりしていたんですが誰も僕に気づくことはありませんでした」と明かし、会場を驚かせた。

 壇上に上がった質問者5人に自らプレゼントのハンカチを手渡したり、フォトセッション中に倒れたパネルを自分で持って写真撮影をしたり、さまざまな姿でファンを喜ばせたイル。

 最後に「家族の意味をもう一度考えさせてくれる映画。今僕はこうしてきちんとしていますが、皆さん、見終わったあとはギウの姿の方がよく似合うと思うかもしれませんね(笑)」と茶目っ気たっぷりに締めくくった。

『高速道路家族』は4月21日より公開。

たけし城が恵比寿に出現して買い物客も熱狂! 狩野英孝とザコシショウが竜神池で撃沈

2023.04.20 Vol.web origina;

 

 配信番組『風雲!たけし城』のワールドプレミアが20日、恵比寿ガーデンプレイスにて行われバナナマンの設楽統と日村勇紀、谷隼人、木村昴らが登壇。訪れていた買い物客らが伝説的な“城”のセットに熱狂した。

「痛快なりゆき番組 風雲! たけし城」は1986年から1989年までTBS系列で放送され人気を博した視聴者参加型番組。ビートたけしが城主を務める難攻不落の「たけし城」を落とすべく参加者が数々のゲームやアトラクションに挑む。今回新たに『風雲!たけし城』として動画配信サービス「Prime Video」にて配信される。

 恵比寿ガーデンプレイスのセンター広場に出現した一夜限りのたけし城に、広場を囲んだ買い物客も大熱狂。

 この日は海外メディアも多数駆け付けており、新攻撃隊長の木村昴は「僕は32歳なので放送が生まれた当時は見てないんですけど、僕はドイツで生まれ育ってますけどドイツでも人気だった」と海外での人気に太鼓判。

 さらにこの日は、水に浮かんだ偽石を見極めながら対岸まで渡る「たけし城」の名物ゲーム竜神池を、この日限りの特別バージョンで再現。番組内では“たけし軍”側の武将として挑戦者達の行く手を阻んできた狩野英孝とハリウッドザコシショウが、竜神池に挑戦することに。

 設楽に託された「クリアした者を、このたけし城の1日城主に任命する」という殿からのお触れ。普段はたけし軍”側の武将を務める狩野英孝とハリウッドザコシショウが鼻息荒く挑んだが、どちらもあえなく撃沈。会場の観客を大いに沸かせていた。

 Amazon Original『風雲!たけし城』はPrime Videoにて4月21日より配信開始。

 

今年は映画館で思いっきり没入! 2023 G.W.映画特集

2023.04.20 Vol.754

 マスクなどの感染症対策のうえで一部、舞台挨拶での歓声が解禁されるなど、ほぼコロナ前と同様の楽しみ方ができるようになった今年のG.W.映画シーズンは、ぜひ劇場で堪能したいと思わずにはいられない熱い作品がめじろ押し。ド迫力のアクション大作から、感性が研ぎ澄まされるヒューマンドラマまで、大スクリーンで物語の世界に没入する、映画館でしか味わえない醍醐味を存分に堪能しよう。

スイス発“18禁”「アルプスの少女ハイジ」が日本上陸!日本の名作アニメにリスペクトも?

2023.04.19 Vol.web original

 異色のスイス映画『マッド・ハイジ』が7月14日に日本公開決定。最新情報が解禁された。

 世界中で愛され続けるヨハンナ・シュピリの児童書『アルプスの少女ハイジ』。日本でも1974年に高畑勲と宮崎駿によりTVアニメ化され、日本のみならず海外でも高く評価されている。そんな珠玉の名作が、同国出身チームによりB級エログロバイオレンスバージョンで映画化。配給会社は、R15になるよう修正を入れようと試みたが、過激なシーンだらけのため、修正を断念したとのこと。

 今回、映画の公開日とともにポスター映像が解禁されたが、ハイジの世界観が漂うのはスイスの山々が描かれた背景のみ。スイスの名産、チーズの画像もちりばめられているが、なぜか工場の爆炎に吹き飛ばされている。

 登場人物もインパクト満点。やけに戦闘的な“ハイジ”をはじめ、眼帯をして銃を構える“アルムおんじ”らしき老人、おそらく“ペーター”であろう、無駄に陽気な民族衣装の黒人男性、そして“クララ”ではないかと思われる、闇落ち感ただよう囚人服を着た女性、さらに一体誰なのか思い当たらない謎キャラたちまで、かなりのアレンジぶりがうかがえる。

 合わせて、その大胆すぎるアレンジが暴走しまくる予告映像も公開。大統領マイリは自身が経営するチーズ製造会社を儲けさせるために、自社製品以外のすべてのチーズを禁止。ハイジの恋人であるペーターは闇チーズディーラーであることがバレて処刑されてしまう。チーズが苦手な人間を根絶しようと世界征服をたくらむマイリを倒すべく、過酷な修行を重ねたハイジが立ち上がる…!

 もはやハイジ要素が行方不明となっている物語の一方、アニメ版のおなじみのシーンを再現するなど、日本へのリスペクトが随所に感じられるのも気になるところ。

 独裁者マイリ役には『スターシップ・トゥルーパーズ』の主人公ジョニー・リコ役で知られるキャスパー・ヴァン・ディーン。ハイジのおじいさん役を『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のデヴィッド・スコフィールドが演じるなど、実は豪華なキャスティングにも注目だ。

 映画『マッド・ハイジ』は7月14日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほかにて公開。

【予告編映像(吹替版)】

 

 

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