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有村架純 主演作『ちひろさん』反省会?「もっと他にいたんじゃ…(笑)」

2023.02.23 Vol.web original

 

 映画『ちひろさん』の初日舞台挨拶が23日、都内にて行われ、主演・有村架純、今泉力哉監督が登壇。有村が、これまでにないほど難しかったという役どころを振り返った。

 元風俗嬢の主人公・ちひろが、とある海辺の町の小さなお弁当屋さんで働きながら、心に痛みを抱える人々と交流しながら影響を与えていく姿を描く人間ドラマ。

「ここまで役に近づけない、近づかせてもらえない役どころは初めてでした。自分が近づくと離れる、磁石の(反発力の)ようにくっつけない感覚が最後まであって」と、主人公・ちひろ役を振り返った有村。

 司会から「有村さん以外の“ちひろさん”は考えられない」と言われると「もっと他にいたんじゃないかな(笑)」ともらし、今泉監督も思わず大笑い。

 そんな有村に、今泉監督は「他の作品のときとそんなに差があったんだ、というくらい現場では“ちひろさん”としていた」と振り返り「たぶん役をつかんじゃうとちひろさんが説教臭くなったりセリフも偉そうになったりしてしまいそう。他の人が演じていたら、もっと堂々としたキャラクターになっちゃっていた可能性があったのかなと思う」と有村が演じた“ちひろさん”に太鼓判。

 さらに今泉監督は、撮影現場が海辺で風が強かったと言い、髪が風になびかないよう、有村に首と肩で髪をはさんだ状態で芝居してほしいと頼んだと明かし「有村さんは“はい、分かりました”と。“何を言ってるの”と言う俳優さんもいると思うんだけど(笑)。その辺の肝が据わっているというか臨機応変さは心強かった」と振り返っていた。

 そんな今泉監督も最後は「劇場用だけの特典映像がエンドロールの後にあるんですが、自分でも予想以上にいい映画になっていて、エンドロール後の映像が余計だった説が…。自分で見ていて、要るのかなと思った(笑)」とこちらも“反省会”状態。有村は笑顔で「今泉さんぽいシーンでした」とフォローしていた。

『ちひろさん』はNetflixにて配信および劇場公開中。

中川翔子「私が手術したところと同じ場所がハゲたんだけど色が…」愛猫の“間違い”に萌え

2023.02.22 Vol.web original

 

 映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』のイベントが“ネコの日”22日に都内にて行われ、日本語版声優を務めた土屋アンナ、中川翔子、小関裕太、木村昴が登壇。中川が、しこりの除去手術を終え初の公の場となった舞台挨拶で“ネコ愛”をさく裂させた。

『シュレック』シリーズに登場した人気キャラクター、伝説のネコ剣士プスを主人公として生まれた映画『長ぐつをはいたネコ』のシリーズ第2弾。

 ネコ好きとして知られる中川。「2月22日、世界中のネコが幸せになってください!」と呼びかけつつ「生まれて初めての悪役に挑戦しました」と、主人公プスの敵キャラを振り返った。

 オファーが来たときの思いを聞かれると「うれしい、やった、万歳!でした。プスが、私の溺愛している愛猫のメポとそっくりで」と大興奮。演じるゴルディと同じ金髪にブリーチしてアフレコに臨んだという力の入れよう。この日もネコ柄の衣装で登場し「ネコのために生きてます(笑)」。

 気になる劇中キャラはと聞かれると、中川は「保護ネコをたくさん飼っているお婆ちゃん。私ももう“中野の猫ババア”になってるんですけど(笑)。ああいうふうに、たくさんネコを幸せにするお婆ちゃんになりたいですね。いつか無人島を買って。中川猫アイランドをこしらえたい」と目を輝かせた。

 先日、SNSで全身麻酔でのしこり除去手術を無事終えたことを公表していた中川。「最近ちょっと入院して手術してってことがあったんですけど、なんとメポが、手術した場所と同じ場所がハゲて、退院したら生えたんですけど、間違えて白い毛が生えちゃって…かわいかったー!」ともだえ、会場の笑いをさそっていた。

 この日は、感染症対策のため主人公プス役の山本耕史が欠席した。

『長ぐつをはいたネコと9つの命』は3月17日より公開。

小関裕太「恋愛でもツンとされるのは苦手。デレデレ来てほしい」

2023.02.22 Vol.web original

 

 映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』のイベントが“ネコの日”22日に都内にて行われ、日本語版声優を務めた土屋アンナ、中川翔子、小関裕太、木村昴が登壇。「犬派だった」という小関が、ネコ派の3人とネコ愛あふれるトークを繰り広げた。

『シュレック』シリーズに登場した人気キャラクター、伝説のネコ剣士プスを主人公として生まれた映画『長ぐつをはいたネコ』のシリーズ第2弾。

「ネコを6匹飼っている」と言う土屋を筆頭に、中川、木村もネコを飼っている愛猫家。一方「小さいころから犬を飼っていてずっと犬派」と言い、本作でも“猫を被っている犬”役の小関。

「もともとあまり10代まで(猫に)触ったことが無かったんです」と言い「最近、触って“あ、気持ちいい…”と(笑)。僕、猫ちゃんてツンとしてるイメージだったんですよ。気分しだいで近寄ってきたりとか向こう行ったりとか。恋愛とかもそうなんですけど、ツンとされるの苦手なほうなので。デレデレ来てほしいほうだから…」。

 と言いつつ最近は「そんなネコちゃんが近づいてきてくれた時に、うれしい、認められた!というところから、カワイイが始まりました」と明かし、木村が「はい、ネコ沼~」と、小関をネコ派認定。

 中川も「犬派の人ってよく、ネコが冷たそうって言いますけどガンガン来ますよ。お風呂に入ると、(『シャイニング』の)ジャック・ニコルソンみたいに顔でドアをこじ開けてくる」、土屋も「寝ると猫まみれになります」と猫のかわいさをアピール。

 小関も「そうなんだ~」とすっかり猫派に引き込まれた様子だったが「ネコ語でトーク」するという企画でも「楽しかったワン!」と役どころに合わせ犬派を貫いていた。

『長ぐつをはいたネコと9つの命』は3月17日より公開。

二宮和也 中島健人からの質問「アイドルと俳優の違いを教えてください」に真剣回答

2023.02.20 Vol.web original

 

 公開中の映画『ラーゲリより愛を込めて』のロングラン御礼舞台挨拶が20日、都内にて行われ、主演・二宮和也と瀬々敬久監督が登壇。二宮が観客や共演者からの質問に答えつつロングランヒットへの感謝を語った。

 辺見じゅんによる『収容所から来た遺書』を原作に、第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留され、過酷な日々の中でも希望を失わずに生きた山本幡男(やまもと はたお)の半生を描く。

 公開から2カ月経った現在、全国363館でロングラン上映中。観客動員は180万人、興行収入は24億円を突破。

 二宮は公開2カ月後の舞台挨拶に「驚いてます、このタイミングの舞台挨拶って何をすればいいんだ?と(笑)」と目を丸くしつつ大ヒットに感激。

 この日は映画を見た人から寄せられた質問に2人が回答。「自分にとって生きる希望とは?」と聞かれると、二宮は「普段から応援してくれる人たちに、新鮮な気持ちを与えれられる人であり続けたいんです」と回答。

 ビートたけし原作の恋愛映画『アナログ』の公開も控えている二宮。これまでは歴史ものや社会派作品など硬派な作品への出演が多かっただけに「僕、あまりラブストーリーとかやったことなかったんです。ずっと応援してくれてる人たちは“現代に戻ってきて大丈夫か”と不安に思うかもしれないけど、新鮮な気持ちになってもらえたら」と自虐を込めつつ、新たな役どころに意欲を見せた。

 さらに、共演者の松坂桃李らからも質問が。“東京都の20代男性、中島健人さん”からの「アイドルと俳優の違いを教えてください」という質問に、二宮は首をひねりつつ「違いはそんなにないんじゃないかと僕は思ってます。フィルターや届け方が違うだけで、やっていることは一緒だと思っていて。中島さんがアイドルを演じているとは思わないですよ? 演じてないと思っているとしたらちょっと信じられないけど(笑)。そういうキャラクターを切磋琢磨して作り上げていく行為は、そんなに(アイドルも俳優も)変わらないと思う」と根底にある思いは同じだと回答し「僕もグループ時代に(作品に)呼ばれるときは俳優然とせず、呼ばれた意味を考えてましたけどね。彼はもうできているんじゃないですか」と後輩・中島に太鼓判。

 この日は、二宮と同じく、シベリア抑留を経験した祖父を持つという、京都府・舞鶴引揚記念館の学生語り部を務める大学生も会場に。「映画が公開されてから、資料館に若い世代の来館者が増えている」と告げられ「僕らが作ったものを見て、資料館と言う形で見てみようと思って行ってくれるのはうれしい」と喜んだ二宮。

 二宮は「うちのお祖父さんも帰ってきたのが4年後だったけど、もしそのときお祖母さんに新しい家族があったらどうしたんだろうな、と思う。うちのお祖父さんはうまくまとまって、オレが出てきたんだけど」と、仲間たちの心に帰国への希望の灯を灯し続けた山本氏や、自身の祖父に思いをはせた。

 最後に二宮は「皆さまの声をなめてました、すみません。こんなに長く続くとは思ってなくて。応援してくださる皆さんの力を改めて痛感しました」とロングランの感謝を改めて語っていた。

藤本美貴 NiziUに刺激「私も昔は歌って踊ってをしてたんですけど…その心を取り戻したい」

2023.02.19 Vol.web original

 

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』完成報告会と完成披露試写会が19日、都内にて行われ、声優を務めた永瀬廉(King & Prince)、山里亮太(南海キャンディーズ)、藤本美貴と主題歌を担当したNiziU、堂山卓見監督が登壇。一同が映画にちなんだトークで盛り上がった。

 映画第1作目が公開された1980年から42作目を迎える『映画ドラえもん』シリーズ第42作目。

 本作では、のび太たちが訪れる空の理想郷“パラダピア”の学校の先生を演じた藤本。堂山監督から「声もすごくきれいで。CDとかで散々聞いているつもりだったんですけど…。声がすごくアニメに向いている。ドラえもんたちと一緒に並んでも会話できる感じ」と大絶賛されると、照れながらも「今後、声優に力入れていきます(笑)」。

“パーフェクトな理想郷”という映画の舞台にちなみ「最近、パーフェクトだと思ったことは」と聞かれると、藤本は「仕事と家事育児を両立しているとなかなかパーフェクトって難しいんですけど、帰ってご飯食べるまで30分しかないというとき、メチャクチャ早く動けたとき。ご飯も“速炊き”して、同時進行でめちゃ速く動くという。私できるじゃん、最高!って思いました(笑)」と胸を張った。

 その後の完成披露舞台挨拶では「NiziUさんを見ていて、私も昔は歌って踊って、をしてたんですけど、その心を取り戻したいです」とアイドル時代を振り返りつつ「今、そんなに踊ったりしたいと思わないですから(笑)。その心を取り戻して身も心も若々しく…」と苦笑。

 そんな藤本は、ドラえもんやのび太たち5人の中で誰とどこで何をしたいかと聞かれると「のび太くんと、私が旦那さん(庄司智春)と出会った場所で、恋バナをしたい。これから、しずかちゃんをさそうときに役立つかなって」と言い、のび太を喜ばせていた。

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』は3月3日より公開。

永瀬廉「しずかちゃんに“永瀬さんのエッチ!”って言われたい」念願叶い感激

2023.02.19 Vol.web original

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』完成披露試写会舞台挨拶が19日、都内にて行われ、声優を務めた永瀬廉(King & Prince)、山里亮太(南海キャンディーズ)、藤本美貴と主題歌を担当したNiziU、堂山卓見監督が登壇。ドラえもんたちと爆笑トークを繰り広げた。

 映画第1作目が公開された1980年から42作目を迎える『映画ドラえもん』シリーズ第42作目。

 のび太たちが空の理想郷“パラダピア”で出会うパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャを演じた永瀬は「僕が子供のころにドラえもんを見たときと同じような気持ちになってもらえれば」と会場の子どもたちに呼びかけた。

 この日はドラえもん、のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫も登場し、登壇者たちに質問をすることに。

 スネ夫から、映画の舞台にちなみ「永瀬くんもパーフェクトアイドルだと思うんですけど…」と言われると、永瀬は「どちらかというとそうですね」と澄まして答え、会場の笑いをさそいつつ「パーフェクトになるために、これができるようになれば、ということは?」との質問に「僕、ドラえもんのことを(関西弁のイントネーションで)ドラえもんと発音してしまうことがあって。オレの発音が広まったらイヤやな、と。これから発音するときはパーフェクトにしたい」。

 さらに、ドラえもんたち5人のうち誰とどんな冒険に行きたいかと聞かれると、永瀬は「しずかちゃん。男として守ってあげたいというのもあるし…あわよくば“永瀬さんのエッチ!”と言われたい」。

 するとしずかちゃんから「そんなこと言われても困っちゃうわ。永瀬さんのエッチ!」と念願のひと言をもらい、「今、録画したやつを買い取ります」と感激していた。

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』は3月3日より公開。

 

ワールドツアー上映『鬼滅の刃』米ロサンゼルスで舞台挨拶 世界市場をどう取り込めるか

2023.02.18 Vol.Web Original

 コロナ禍で社会現象になる大ヒットとなったアニメ『鬼滅の刃』。「週刊少年ジャンプ」で2016年2月〜20年5月まで連載されていた漫画で、全23巻のコミックスの累計発行部数は1億5000万部を突破している。

上戸彩「すごく悪い目をしてる」見抜かれた阿部サダヲ「怖かった。上戸さんてすごいんだな、と…」

2023.02.17 Vol.web original

 

 映画『シャイロックの子供たち』初日舞台挨拶が17日、都内にて行われ、主演・阿部サダヲ、共演の上戸彩、玉森裕太ら豪華キャスト陣と本木克英監督が登壇。上戸が、撮影中に起きた阿部の変化に気づいたエピソードを明かした。

 池井戸潤による同名ベストセラー小説の映画化。メガバンクの支店で起きた現金紛失事件をめぐる謎と人間ドラマを、映画オリジナルの完全ストーリーで描く。

 最終稿を渡されたのは撮影の一週間前だったが、主演の阿部は「それまで自分が主役だと思ってなかった」とのことで「原作だと失跡する役なので、途中でいなくなるものだと思ってました。そしたらいっぱい出てた(笑)」と苦笑しつつ「うれしかったです」。

 何度も改稿を重ねるうち「私たち3人(阿部、上戸、玉森)のシーンがどんどん増えていったんですよね。池井戸さんのオリジナルということで…」と冷静に振り返っていた上戸。

 撮影中のエピソードを聞かれると、上戸は「撮影の後半(阿部が演じている)西木さんじゃないオーラで現場に入って来たことがあって。もしかして次の作品の台本読みました?と聞いたら、来る途中の車の中で読んだ、と言っていて。今日、すごい悪い目をしてますよ、誰か殺してきたような目をしてる、と言ったら、殺人犯の役の台本を読んできちゃった、と。どう見ても背負ってるものが違うんですよ。今日、別人ですよ、戻して戻して、と…」と明かすと、阿部は「怖かったなー、あの時は。本当にびっくりした。上戸さんてすごいんだなと思いましたよ」と、上戸の洞察力に脱帽。

 そこに玉森が「僕はその横にいましたけど全然気づかなかった」と言い、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、佐々木蔵之介、本木克英監督。

 映画『シャイロックの子供たち』は公開中。

玉森裕太、阿部サダヲの適当ぶりを暴露しようとして自爆「記憶って改ざんされるんですね」

2023.02.17 Vol.web original

 

 映画『シャイロックの子供たち』初日舞台挨拶が17日、都内にて行われ、主演・阿部サダヲ、共演の上戸彩、玉森裕太ら豪華キャスト陣と本木克英監督が登壇。玉森いわく「適度な適当感がよかった」という共演者同士が、その言葉通りの和気あいあいぶりを披露した。

 池井戸潤による同名ベストセラー小説の映画化。メガバンクの支店で起きた現金紛失事件をめぐる謎と人間ドラマを、映画オリジナルの完全ストーリーで描く。

 感染対策もあり、撮影中はなかなか会話できなかったという一同。阿部や上戸とともに本作の宣伝活動に駆け回ったという玉森が「阿部さんも上戸さんも良い方で、すごく好きになりました」と言うと上戸は「ありがとう(笑)」、阿部も「オレだって好きだよ」と相思相愛のもよう。

 阿部の印象について聞かれた玉森が「適度な適当感がよかった」と言うと、すかさず阿部が「彼も相当、適当なところあるんですよ」。

 玉森が髪色を変えたことにも、上戸はすぐに気づいたが阿部はまったく気づかなかった、と玉森。

「もう一個言うと、阿部さんが現場にカレーを差し入れてくれた日があって。それをこの3人とスタッフさんで一緒に食べたのに、後日、上戸さんがいなかった体で話していた」と暴露したが、上戸が「玉ちゃん、また適当なこと言ってる(笑)」と大笑い。

 どうやら、上戸のほうが阿部がその場にいたことを忘れてカレーを食べた思い出を話していたというのが実情だったようす。阿部は「なんだ、その絞り出したエピソード」とボヤいたが、玉森は「記憶って改ざんされるんですね」とあっけらかんと言い、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、佐々木蔵之介、本木克英監督。

 映画『シャイロックの子供たち』は公開中。

二宮和也と波瑠が初共演 ビートたけし初の恋愛小説が映画化決定

2023.02.17 Vol.web original

 ビートたけし初の書き下ろし恋愛小説「アナログ」が主演・二宮和也、ヒロインに波瑠を迎え映画化されることが決定した。二宮と波瑠はこれが初共演となる。

 原作は、ビートたけしが70歳にして初めて書き上げた同名小説(集英社文庫刊行予定)。週に1度、出合った喫茶店で会うつかの間の時間で、ゆっくりと関係を深めていく男女の愛の物語。監督は『ホテルビーナス』『鳩の撃退法』のタカハタ秀太監督。

 主人公のデザイナー・水島悟を演じる二宮は、充実した撮影の日々を振り返り「目まぐるしく変化する世の中ですが、いつの時代も”誰かを大切にする気持ち”の本質はとてもシンプルで変わらないのだと改めて気付かされる作品です。コロナ禍を経たからこそ感じることができる人と会うことの温かさと喜びを、ぜひ劇場で感じていただけると幸いです」とコメント。

 水島が出会う、どこか謎めいた女性・美春みゆきを演じる波瑠も「脚本を読ませていただき、とても美しい物語に感動しました。今は会えなくてもいろいろなことを共有できる世の中でとても便利なことですが、一緒にいることでこそ分かち合える喜びに鈍感になってしまったのかもと不安になります。誰かと愛を育めることは奇跡そのものなのだと、この作品を通して実感しました」と作品への思いを寄せている。

 タカハタ監督は「『アナログ』が出版されてすぐ、これを二宮和也さんで映画にしたい!と切に思いました。映画化をご承諾いただけたことは幸甚の至りです」と明かしつつ「二宮さんと波瑠さん、初共演のふたりの撮影初日を見て、まさに〈悟とみゆき〉を感じました」と、デジタル化された時代に、アナログな恋を演じる2人に太鼓判を押している。

 映画『アナログ』は2023年秋、公開予定。

こがけん『グーニーズ』元子役20年ぶりの俳優復帰作に「見ていて涙が出た」

2023.02.16 Vol.web original

 

 映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のイベントが16日、都内にて行われ、歌手の広瀬香美、お笑い芸人のこがけん、ダンスグループのパワーパフボーイズがゲストとして登壇。こがけんが本作に出演するキー・ホイ・クァンについて熱く語った。

 ある日突然、宇宙一の悪党と闘うためにマルチバースに放り出された“おばさん”の奮闘を、香港映画界のレジェンド女優ミシェル・ヨーを主演、『グーニーズ』などの元子役キー・ホイ・クァンを共演に迎えた話題作。

 ミシェル・ヨーが演じる主人公の夫を演じるキー・ホイ・クァンの劇中衣装をモチーフにしたファッションで登場したこがけん。

 キー・ホイについて「僕らの世代は絶対に知っている人」と振り返り「でも彼はその後、歳をとるにつれてだんだん役がなくなっていって、それでも映画に関わりたいと、裏方や武術指導などをしていたんです。そしてもう一度俳優をしたいと、オーディションを受けてこの役を勝ち取ったんです!」と熱く解説し「カンフーのアクションシーンもあるんですけど、見ていて涙が出てきちゃって。武術指導をやっていた過去が、ここで回収されるんだ、と」と、約20年ぶりだというキー・ホイの俳優復帰に感動の面持ち。

 本作を大絶賛するこがけんも、アカデミー賞に最多11部門ノミネートという注目ぶりに「SFのようなジャンルものがノミネートというのは快挙ですよ」と大興奮。

 キー・ホイの劇中シーンのものまねも披露したこがけんに、日本版イメージソングを生歌唱した広瀬香美も「一番カオスでした。持ってかれちゃいました」と苦笑していた。

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は3月3日より公開。

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