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阿部寛、芦田愛菜の激高シーン喜ぶ「前に見たドラマの説教シーンがすごく好きで」

2025.09.25 Vol.web original

 

 映画『俺ではない炎上』(9月26日公開)の公開前日イベントが25日、都内にて行われ、俳優の阿部寛、芦田愛菜らキャストと山田篤宏監督が登壇。阿部が芦田の“激高”シーンを喜び、笑いを誘った。

 浅倉秋成の同名小説を映画化。“SNS炎上”をテーマに描くサスペンスエンターテインメント。

 ある日突然SNS上で炎上、殺人事件の犯人に仕立て上げられた主人公・山縣泰介を演じた阿部は「久しぶりにみじめな男を演じました」と苦笑したが、追い詰められる姿が大好評と聞くと「じゃこれからもやります(笑)」。

 山田監督も「阿部さんのホームページを見る限り“SNSってなんだ?”という感じだと思っていたので完全にハマると思っていました」と、レトロなデザインで知られる阿部のホームページを引き合いにし観客も大笑い。

 一方、泰介を追う謎の大学生・サクラ役の芦田は劇中の激高シーンが「今まで見たことがない表情」と話題を呼んでいると聞くと「なかなか日常生活でも役でも、あそこまで激高することってないので…。どこまで迫力というか、思いきり感情をぶつけられるか考えました」。

 その鬼気迫る表情を目の当たりにした阿部は「前、ドラマで芦田さんがある俳優さんにすごい説教しているシーンを見たことがあるんです。“それ違うと思います! あなたは間違っている!”って。それがものすごく好きだったんで」と笑顔で語り、笑いを誘っていた。

 この日の登壇者は阿部寛、芦田愛菜、藤原大祐、長尾謙杜、夏川結衣、山田篤宏監督。

なにわ男子・長尾謙杜、阿部寛の印象を聞かれ「生で見たら本当に大きい」

2025.09.25 Vol.web original

 

 映画『俺ではない炎上』(9月26日公開)の公開前日イベントが25日、都内にて行われ、俳優の阿部寛、芦田愛菜らキャストと山田篤宏監督が登壇。長尾謙杜が阿部との対面で“大きさ”に圧倒された様子を語った。

 浅倉秋成の同名小説を映画化。“SNS炎上”をテーマに描くサスペンスエンターテインメント。

 この日は、主演・阿部の人物像を登壇者一同がそれぞれ回答。

 阿部の印象を聞かれ「阿部さんて本当に大きいんだな、と。生で見たら、分かっていたんですけど、本当に大きいんだという感想が第一でしたね」と率直な感想で笑いを誘っていた長尾謙杜は阿部の人物像を「ゆっくりな人」と表現。

「大人の落ち着きがあるというのもそうなんですけど…僕のグループ(なにわ男子)みんな早口なので。阿部と現場でお会いするとすごいゆっくり話されるので聞き取りやすいし大人だな、と」と語りつつ「一度エミネムくらい早口で話しているのを聞いてみたい」。

 そんな長尾に阿部は「一緒に車に乗るシーンで、僕を乗っけているから緊張したんでしょうね、よくミスったりしてました」と暴露。長尾は「小さいころからテレビで見てた方を助手席に乗せて運転するって、なくないですか?」と苦笑しながら緊張を振り返った。

 芦田愛菜からは「ストイックな人」、藤原大祐からは「“HIROSHI ABE”な人」とそれぞれに評された阿部。自身では「すてきな人。こう言われるのが一番うれしいですね。街で遠くからそう言われたりすると、雰囲気がいいのかなとうれしくなります」と語り、長尾が「(皆の意見を)全部まとめるとそういうことですよ」とフォローしていた。

 この日の登壇者は阿部寛、芦田愛菜、藤原大祐、長尾謙杜、夏川結衣、山田篤宏監督。

Snow Man向井康二「お母さんがタイの人。母も喜んでます」日タイ共同制作映画で森崎ウィンとW主演

2025.09.24 Vol.web original

 映画『(LOVE SONG)』(10月31日公開)のジャパンプレミアが24日、都内にて行われ、俳優の森崎ウィン、向井康⼆(Snow Man)らキャストとチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督が登壇。「フィーリングが合う」という森崎と向井の仲良しぶりに会場が盛り上がった。

 ⼤ヒット BLドラマ「2gether」を⼿掛けたタイのチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督がメガホンをとり、森崎ウィンと向井康⼆をW主演に迎えて東京とバンコクを舞台に描くピュアラブストーリー。

 ともに東南アジアにルーツを持つ森崎と向井。日タイ共同制作作品へのオファーに、森崎が「夢の1つだったのでうれしかったです」と言えば、向井も「お母さんがタイの方なので、タイのドラマとか映画に出たいなという夢があったので“ありがとうございます!”と。母も喜んでますし」。

 森崎が「初対面のときから初めまして感がない」と言うほど、意気投合した様子の2人。向井が「本読みのときに、座ってたら2人とも姿勢が似てた。そこら辺からフィーリングが合っていた」と振り返り、その姿勢を息ピッタリに再現。

 向井が「悔いはないですね。全部出し切ったシーンになってると思います」と胸を張ったライブシーンの話題では、森崎が「本当にすごかった。普通ライブシーンて、なかなか生で歌わないんですけど、康ちゃんは1日中、生で歌ってました」と明かし、及川も「言ったんですよ、これテストなんだから、そんな本気で歌わなくていいよって。何回も言ってるのに、何回も本気で歌う」と向井の熱意に脱帽。

 その熱量で「違いは出ると思う」と語る向井に及川も「客席にいた私はマジで涙が出ました」。感激した向井が及川と熱いハグを交わし、森崎が「あまり近づかないで」と嫉妬する一幕も。

 イベントの最後には、一度降壇した森崎と向井がタイの乗り物トゥクトゥクで再登場し、会場も爆笑に包まれていた。

 この日の登壇者は森崎ウィン、向井康⼆(Snow Man)、及川光博、藤原⼤祐、⿑藤京⼦、逢⾒亮太、 チャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督。

吉永小百合から腕を組まれ佐藤浩市デレる 撮影中は「お父さん、お母さんと呼ばせていただいた」

2025.09.24 Vol.web original

 

 映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』完成披露試写会(10月31日公開)の完成披露イベントが24日、都内にて行われ、俳優の吉永小百合、佐藤浩市、天海祐希らキャストと阪本順治監督が登壇。夫婦役を演じた吉永と佐藤が“ラブラブ”姿で観客を沸かせた。

 1975年、エベレストの女性世界初登頂をはじめ数々の偉業を成し遂げた登山家・田部井淳子の実話をもとに描く感動作。

 吉永小百合の映画出演124本目を記念した12.4mの“白銀”カーペットに登場した一同に、約2000人の観客も拍手喝さい。

 登山家・田部井淳子をモデルにした主人公・多部純子を演じた吉永は「田部井家の皆さんのおかげです」とサポートに感謝しつつ「素敵な思いをさせていただいて本当に胸がいっぱいです」。

 吉永との夫婦役への感激を振り返っていた佐藤は「本当に僭越なんですけど、劇中で夫婦が呼び合っていたように、撮影の期間中“お母さん”と呼んでいいですかと言ったら、吉永さんが“私、子どもいないんで”とご冗談で返されて…」と明かし、吉永の茶目っ気に苦笑しつつ「撮影中は無事“お父さん”、“お母さん”と呼び合うことができました」。

 ハードな撮影にも「吉永さんは一切、疲れた顔をされない。ちょっと若い僕が、ああ疲れたとよく言ってしまうのに」と振り返った佐藤。阪本監督から、吉永がいるときは言わないと暴露されると「言うなよ!」と返し会場も大笑い。

 最後の写真撮影では、吉永が突然、佐藤に腕を絡め、佐藤が一瞬驚きつつデレデレに。吉永と佐藤のおしどり夫婦姿に会場も大いに盛り上がっていた。

 この日の登壇者は吉永小百合、佐藤浩市、天海祐希、のん、木村文乃、若葉竜也、工藤阿須加、茅島みずき、阪本順治監督。

映画『次元を超える』が、本当に次元を超えていたことに、物申す【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2025.09.24 Vol.web original

 無事、真京クエストが、終わりロスというか燃え尽きを続けながら銭湯に通い続ける毎日です。ちょっとゆっくりしてから、次にする悪巧みを報告しようと思っているので、まったりと楽しみにしていて下さい。

福山雅治「役所広司さんやジャッキー・チェンのオマージュも」『ブラック・ショーマン』裏話明かす

2025.09.23 Vol.web original

 

 映画『ブラック・ショーマン』の大ヒット舞台挨拶が23日、都内にて行われ、俳優の福山雅治、有村架純と田中亮監督が登壇。福山が、作品の裏話を披露しリピート鑑賞をアピールした。

 東野圭吾による大ヒット小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を映画化。

 リピート鑑賞をする“追いショーマン”も続出。昨日までに興行収入13億円超、この日中に動員100万人突破確実という大ヒットを大いに喜んだ一同。

 主演の福山は「エンターテインメントとして、マジック面白いよねというところから入って、この映画が描いている社会課題への考察も始まっていて、僕らが多面的に作っていたことが皆さんにも感じてもらっていることがうれしいですね」と感激。

 さらに福山は、共演者とのシーンを撮り終えたあと「居残りで」オープニングのラスベガスでのマジックショーの場面を撮影したと語り、マジックの中の剣舞について「お気づきになる方は気づくかも。日本人がやるショーということで、有名な日本映画を散りばめよう、と。『十三人の刺客』の役所広司さんだったり、ジャッキー・チェンの酔拳だったり、座頭市だったり。いろいろ散りばめることで、はばかりながらですがタランティーノ的解釈というか、日本映画のオマージュにもなっています」。

 すべての撮影が終了したのちに取り掛かったというテーマソング『幻界』についても「ものすごく有名な楽曲のフレーズが因数分解されて何曲も入ってます。それがある意味マジック的表現というか。タネは必ずあるという…。それが言わなければ分からない感じに散りばめられています」と明かし、観客も興味津々。

 最後は、福山がこれまで「今まで見せてこなかった」という“消えるコイン”のマジック「リテンションバニッシュ」を生披露。プロさながらの華麗な手さばきで観客を驚嘆させ「お代は追いショーマンで」とアピールしていた。

福山雅治「消えるコイン」のマジックを舞台挨拶で生披露! その腕前に観客も驚愕

2025.09.23 Vol.web original

 

 映画『ブラック・ショーマン』の大ヒット舞台挨拶が23日、都内にて行われ、俳優の福山雅治、有村架純と田中亮監督が登壇。福山が“消えるコイン”のマジックを生披露。その腕前に観客から驚嘆の声が上がった。

 東野圭吾による大ヒット小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を映画化。

 リピート鑑賞をする“追いショーマン”も続出。昨日までに興行収入13億円超、この日中に動員100万人突破確実という大ヒットを大いに喜んだ一同。

 猛特訓の末、監督も驚くほどのマジックの腕前を身につけた福山。周囲からの反響を聞かれると「ありますね。“マジック、頑張りましたね”と。やっぱり50代ですから、今まででやったことがないことができるようになったことで親心のようにほめてくれる。ちゃんとできてたよ、と。年を取るって、できていたことができなくなるじゃないですか、階段10段上ると息切れするとか…」と自虐気味に語り、会場も大笑い。

 これまでイベントで度々マジックを披露してきた福山のために、この日は有村がマジックを披露。ややおぼつかない動きながらも、何も入ってない入れ物のフタを開けると赤い花束が出現するというマジックを成功させた。

 有村から花束を贈られ喜んだ福山は、最後に「大ヒットのお礼」として華麗なコインロールをして見せたかと思うと、さらに“消えるコイン”のマジック「リテンションバニッシュ」も披露。コインを出したり消したり、最後には有村の顔あたりからコインを取り出すなど、プロさながらのパフォーマンスに、会場も大喝采。

 劇中でも実際に自らマジックシーンを演じた福山。福山は「マジックや映画は虚構ではありますが“本物”がないと虚構は見せられない。それが最後には皆さんの心に本物の感情として届くのだと思います」と語り「もうちょっと“追いショーマン”をしていただければ。そのために今まで見せてこなかったマジックを生披露させていただきました」とアピールし、観客から笑いと拍手を送られていた。

ユースケ・サンタマリアと田中麗奈の20年後は「舘ひろしさんと浅野温子さんに」?

2025.09.22 Vol.web original

 

 映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』 (10月17日公開)の完成披露舞台挨拶が22日、都内にて行われ、俳優の當真あみ、齋藤潤らキャストと酒井麻衣監督が登壇。主人公の父親を演じたユースケ・サンタマリアが作品への思い入れを爆笑トークで語った。

 SNSで「令和イチ泣ける!」と話題を呼んだ芥川なお原作の純愛小説を映画化。

  余命を宣告されながらも明るく生きる高校生・桜井萌役の當真をはじめキャストたち自身も「思わず涙があふれました」と完成作への感動を語った。

 萌の父親を演じたユースケからは「本名は中山裕介なんですけど、ストロベリームーン中山に改名しようと思います」と改名宣言まで飛び出し、会場も大笑い。

 ところがトーク後半で、司会の辻岡義堂アナウンサーから「“中山さん”」と呼びかけられると「まだ改名してないから。思案している最中だからサンタマリアでお願いします」。

 そんなユースケは、娘役の當真を「ずっと娘として見ていた」と振り返り、役作りでダイエットをする當真に「育ちざかりの暑い夏なのに…心配でした。役でも心配、プライベートでも心配して常に心配、みたいな状態になっちゃって。精神的になんとかなりそうだったけど乗り切りました」。

 さらに、杉野遥亮と中条あやみが、萌の同級生の13年後を演じたことを引き合いにユースケは「せっかくなので、僕と麗奈ちゃんの20年後を、舘ひろしさんと浅野温子さんにやってもらえたらよかったんですけど…。顔の系統上、それしかありえないじゃないですか?」と主張。ユースケの構想に酒井監督も「初めて聞きました」と苦笑していた。

 この日の登壇者は當真あみ、齋藤潤、池端杏慈、杉野遥亮、中条あやみ、田中麗奈、ユースケ・サンタマリア、酒井麻衣監督。

中条あやみ、涙で“回答不能”「無理無理」号泣エピソード振り返りながら涙声

2025.09.22 Vol.web original

 

 映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』 (10月17日公開)の完成披露舞台挨拶が22日、都内にて行われ、俳優の當真あみ、齋藤潤らキャストと酒井麻衣監督が登壇。中条あやみが作品を見て号泣したというエピソードを語りながら思わず涙をあふれさせ“回答不能”に陥った。

 SNSで「令和イチ泣ける!」と話題を呼んだ芥川なお原作の純愛小説を映画化。

 余命を宣告されながらも明るく生きる高校生・桜井萌役の當真、萌から告白される同級生・佐藤日向を演じた齋藤潤、2人の頼もしい友人・麗役の池端杏慈。

 13年後の日向を演じた杉野遥亮、麗を演じた中条あやみも後輩たちの輝きを絶賛。

 大人になった麗役に中条は「こんなにプレッシャーを感じたことはないというか。それぞれが“この人しかいない”というキャスティングで、その13年後をやるというのは…」と若手たちに感服しつつ「(役の設定上)萌ちゃんと会う機会がなかったのでずっと携帯の待ち受けを、あみちゃんの画像にしてました、怖いかもしれないけど(笑)。…告白しちゃった」。

 中条からの“告白”に當真も「めちゃくちゃうれしいです。口角が上がってニヤニヤしちゃいます(笑)」。

 キャストたち自身も涙したという完成作。當真が「人に顔を見られたくないというくらい感動して涙が出ました」と振り返ると、中条も「見終わった後、試写室から出てきて監督の顔を見た瞬間、決壊したダムみたいにダーッて…」と苦笑。酒井監督が「本当に号泣されてましたね」と頷くと、中条は「思い出しただけでウルウルしちゃう…」と言ったかと思うと、みるみる涙声に。

 司会から、号泣するであろう観客にアドバイスを求められた中条は涙が止まらず「無理無理!」と回答不能な状態に。急に代打を任された杉野はタジタジとなりつつ「今のこの時代にも皆さんの心を動かせる映画が出来たと思います」とまとめていた。

 この日の登壇者は當真あみ、齋藤潤、池端杏慈、杉野遥亮、中条あやみ、田中麗奈、ユースケ・サンタマリア、酒井麻衣監督。

長澤まさみの“出戻り”シーンに父・北斎役の永瀬正敏が感服 大森監督も「生き様が見える」

2025.09.21 Vol.web original

 

 映画『おーい、応為』(10月17日公開)の完成披露舞台挨拶が21日、都内にて行われ、俳優の長澤まさみ、永瀬正敏、髙橋海人(King & Prince)、大谷亮平と大森立嗣監督が登壇。主人公・応為を演じた長澤を父・北斎役の永瀬が絶賛した。

 破天荒な絵師・葛飾北斎の娘であり弟子でもあった葛飾応為。江戸の男性社会の中、数少ない女性絵師として自由に生きた応為の人生を描く。

 この日、長澤は「応為を意識しました」と応為を思わせる着物とヘアスタイルのシックな和装で登場。

 応為(お栄)役で初の時代劇主演を果たした長澤。「江戸という時代を自由に生きていた応為の姿に、この時代でもこんなに自分の思う通りに生きることができるんだなと思い、今の女性像にも通じるものを感じました。私自身も応為を演じることで、やりたいことに向かっていく心意気を学んだ気がします」。

 長澤とは『MOTHER マザー』(20)以来の再タッグとなる大森監督も「応為も絵が上手く、長澤さんも女優としてピカイチ。今回、長澤さんがご自身の人生をそのまま応為に乗せてくれた気がして。長澤さんの生き様が応為を通して見えてくる気がしました」と語り、数々の役を演じてきた長澤の中でも「最高かもしれない」。

 父・北斎を演じた永瀬も「本作では“画狂老人卍”(晩年、北斎が自分でつけた画号)ではなく、親子としての姿を意識した」と言い「最初に撮ったのが(応為の)出戻りのシーンで。“帰ったぞ”の一言で、僕が考えていた北斎をさらに高みに引き上げてくれた。今回、北斎を作ってくれた1人は確実に長澤さん」と長澤の演技に受けた刺激を振り返り、長澤も「恐縮です」と照れ笑い。

 絵を描く場面はそれぞれ本人で演じたとのこと。長澤、永瀬、髙橋はその日の撮影が終わると3人で練習していたといい、長澤は「北斎の絵を見ると線の細さにびっくりするんですよね」と江戸の絵師に思いをはせていた。

キンプリ髙橋海人「長生きしたい」毎日、お風呂で肺活量を鍛えるトレーニング

2025.09.21 Vol.web original

 

 映画『おーい、応為』(10月17日公開)の完成披露舞台挨拶が21日、都内にて行われ、俳優の長澤まさみ、永瀬正敏、髙橋海人(King & Prince)、大谷亮平と大森立嗣監督が登壇。髙橋が葛飾北斎さながらの“長生き願望”を明かした。

 破天荒な絵師・葛飾北斎の娘であり弟子でもあった葛飾応為。江戸の男性社会の中、数少ない女性絵師として自由に生きた応為の人生を描く。

 漫画家の経験もある髙橋。念願の時代劇出演、しかも絵師たちの物語に感激しつつ、豪華な共演陣の顔ぶれに「経験豊かな皆さんばかり。名前を見た瞬間、一気に心が…。“お芝居は助け合い”とよく言われますが僕は戦いに出る気持ちでした」と苦笑。

 主人公・応為(お栄)を演じる長澤、その父である天才絵師・北斎役の永瀬、お栄が淡い思いを寄せる北斎の弟子・初五郎(魚屋北渓)役の大谷と、ベテランたちとの共演に、髙橋は「一挙手一投足、言葉すべてに色気と力強さがあって、すっげーな、と思いました。自分なりに楽しく戦うことができました」と感嘆しきり。

 一方で長澤、永瀬は髙橋の絵師ぶりを絶賛。今回、絵を描く場面はそれぞれ本人で演じたといい、永瀬が「お2人とも本当に上手くて」と言うと、長澤は「それは海人くんです」。

 大森監督も「(髙橋が)上手いのでせっかくだからと1カットで描いてもらっちゃおうかな、と」と、もともと予定になかった髙橋が絵を描くシーンを加えたと明かし、髙橋がセリフを言いながら自然に絵を描く姿を絶賛。すると当の髙橋は「僕は“逆聖徳太子”で。1つのことしかできないんです。だからすごく練習しました(笑)」と笑顔を見せた。

 この日は一同に「北斎のように極め続けたいことは?」という質問。髙橋は「長生きしたいと思っていて…毎日、湯船で潜水してるんです。危なくない程度に。この前、最高記録が2分くらいになりました」と明かし、一同びっくり。

「このまま記録を伸ばしたい」と髙橋。「肺活量というか体の内側をどんどん鍛えて、老後に強くなりたいです」と、江戸時代に異例ともいえる長寿を全うした北斎を挙げつつ「自分もやりたいことがたくさんあるので死ねない」と長生き宣言をしていた。

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