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赤ペン瀧川「表現の規制は時代に合わせて厳しくなるのは仕方がない。でも過去の作品に今の物差しをあてるのは間違っている」〈インタビュー後編〉

2023.04.09 Vol.Web Original

 昨今、「コンプライアンスの順守」という声が大きくなるにつれて「表現の自由」が侵されているケースが目立ちはしないか?ということで表現の現場で活躍する俳優で映画プレゼンターの赤ペン瀧川へのインタビューの後編。前編では表現に規制がかかることによって新たなる表現方法が生まれるという考えを示した瀧川。後編ではまた独特の視点と表現で「コンプライアンスの順守と表現の自由」について語ってくれた。

 

赤ペン瀧川「僕は基本的にはコンプライアンスの順守だったり表現の規制については行けるところまで行けと考えているんです」〈インタビュー前編〉

2023.04.08 Vol.Web Original

 昨今、「コンプライアンスの順守」という声が大きくなるにつれて「表現の自由」が侵されているケースが目立ちはしないか? コンプライアンスを順守することは当たり前のことなのだが、制作の現場が過剰に反応したり、萎縮するあまり自ら規制をかけていたりするところはないか?ということで「コンプライアンスの順守と表現の自由の間」について考えてみる。第1弾は俳優で映画プレゼンターの赤ペン瀧川。前後編となったインタビューの前編では表現に対する瀧川の本音を聞いた。

劇団EXILE・佐藤寛太「怒られながらやりたい」? 稲垣吾郎主演舞台『サンソン』で白井晃と再タッグ

2023.04.05 Vol.Web Original

 

 劇団EXILEの佐藤寛太が新たな挑戦をしている。稲垣吾郎が主演し、白井晃が演出する舞台『サンソン ー ルイ16世の首を刎ねた男ー』(4月14日~、東京建物 Brillia HALLなど)で、初日に向けて稽古場で刺激的な日々を過ごしている。映像、舞台といったフォーマットに囚われることなく、出演する作品ごとに演じる役柄につい視線が行ってしまう魅力を加えてきた佐藤。この舞台で向き合っているのはどんな役? 本人に聞いた。

 コロナ禍であらゆる業界や人々が影響を受けたが、なかでもエンターテイメント分野においてのそれは著しいものだった。多くのライブエンターテイメントは中止や自粛に。オンラインに場所を移したものも少なくない。

 舞台『サンソン ー ルイ16世の首を刎ねた男ー』もそのひとつ。2021年4月に東京で初演の幕が開くも、わずか数公演を行ったところで”強制終了”。そして、2年の時を経て、この4月、”再始動”を果たす。

 主演の稲垣吾郎を筆頭に、2020年時のメンバーも継続して出演するが、新たに加わったメンバーもいる。その1人が佐藤寛太だ。出演を決めたのは「白井晃の演出」だったという。

「白井さんが呼んでくれるのならぜひ、と。『銀河鉄道の夜』(2020年)で一緒にお仕事ができたのが、すごく楽しくて。演劇を何も知らない自分に一つひとつ 分かるまで教えてくれて、うれしかったんです。だから今回も怒られながらやりたいな、と」

『銀河鉄道の夜』では学びが多かった。そこで得た知見は確実に役者・佐藤の血肉になっているはずだが……「学びになっているかといえば、それはよく分からないです。いま言われていることが、あの時にも言われてたなってことばかりなんです」

「よく白井さんがおっしゃることに、丹田を押し下げて足から動け、というのがあります。僕はまだ映像と舞台、何が違うかってよく分からないですけど、舞台はカット割りがないから、今どこに話のポイントがあるかは舞台の上にいる自分たちが動きながら演出をつけていく部分だったりすることもあります。だから感情で突っ走るっていうより感情は持ちながらもこうグッと……」

優希美青「不倫相手という“嫌われ役”ですが一途な思いを表現したい」ディープな大人の愛憎劇で新境地

2023.04.03 Vol.web original

 NHK連続テレビ小説『あまちゃん』や『マッサン』など朝ドラでの好演も記憶に新しい女優・優希美青が新たに挑むのはディープな不倫愛! 4月、大人の女性をメインターゲットとした日本テレビの新ドラマ枠『金曜ドラマDEEP(ディープ)』がスタート。その第一弾『夫婦が壊れるとき』で、これまでのキュートなヒロイン役という印象を覆す大胆演技で、不倫相手を演じきった優希が、新たな挑戦について語った。

前田健太「手術はネガティブじゃない」リハビリ生活で得た “逆境を乗り越える力” とは

2023.03.23 Vol.Web Original

 2021年9月のトミー・ジョン手術からの再起をかける、アメリカ大リーグ・ツインズの前田健太。1年以上に及ぶ長いリハビリ生活の中で得た「逆境を乗り越えるための力」とは。単独インタビューで聞いた。

米倉涼子「長年ドクター役をしていたので(笑)」本物オペも見学する姿勢に松本穂香「さすがです!」

2023.03.16 Vol.web original

米倉涼子「NYにいる知り合いの医者から“見学に来る?”って」

「国際霊柩送還士」…初めて耳にする人も少なくないであろう、彼らは海外で死亡した人の遺体をできる限り生前に近い姿に戻し、家族の元へ送り届けるスペシャリスト。遺体だけでなく故人の隠された想いも一緒に運ぶ、国際霊柩送還士たちの姿を描く感動のヒューマンドラマ『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』がPrime Videoにて3月17日より配信開始。

 チームを率いる主人公・伊沢那美を演じる米倉涼子と、那美に振り回されながらも成長していく新入社員・高木凛子を演じた松本穂香が、かつてない職業役に挑んだ撮影を振り返る。

 原作は第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した佐々涼子の同名著作。実はもともと同著を読んでおり、国際霊柩送還士の存在を知っていたという米倉。

米倉涼子(以下:米倉)「以前に、本当にたまたまなんですけど原作を読んだことがあったんです。これほど大変なことに立ち向かう女性がいるんだと衝撃を受けたのを覚えています」

松本穂香(以下:松本)「私は、国際霊柩送還士という職業を知らなかったこともあって、まったく未知の領域でした。これまでに医師の役は経験があったのですが、本作のように“死”と向き合う役どころは初めてでした」

米倉「亡くなった方のご遺体を清めたり身支度を整えるお仕事があるということはもちろん知っていましたけど、国際霊柩送還士が向き合う“死”は、ある種、特殊なんですよね。多くの人が知る職業でなかったとしても、それは絶対に必要な、素晴らしい職業なんだと、役を通して改めて感じました」

 海外から送られてくる遺体は、どんな状態なのか棺を開けるまで分からないことも少なくないという。そんな遺体を可能な限り生前の姿に近づけて、遺族の元へ届けるのが国際霊柩送還士の使命だ。

米倉「私も、実際のお話を伺ったり、アメリカの学校教材の映像を拝見したんですが、簡単に向き合えるものではありませんでしたね。だからこそ逆に、那美として受け入れなければいけないと思いました」

 役作りの参考にするためとはいえ、実際の遺体の修復処置の映像を見るのはハードだったのでは?

米倉「たまたま、お医者さんの役を長くやっていたので(笑)。最近はあまりなくなりましたが、以前は体の中を映した手術映像などを、参考のために見ることができていたんです。私も『ドクターX』で描かれた症例の映像はほとんど見ていたので、意外と平気というか(笑)。人体や生命体に科学的に興味があるという点では、今回もありのままに受け入れられたんじゃないかな、と思います」

 特殊な死に向き合う那美の覚悟が、まるでオーラのようにふとした表情やたたずまいからも伝わる。それは米倉自身が俳優業に熱意を注いできたからこそ。しかもなんと、米倉が学んだのは映像だけではないようで…。

米倉「たまたま先日、知り合いの医師から“NYで肝臓移植をやることになった、なかなかない珍しい症例だから見に来る?”と連絡が来て、見学させてもらったんですが、とても興味深かったです。素人ながらいろいろなことを想いましたが、オペはとてもきれいで、とても参考になりました」

 実際の手術を見学に行くほどの米倉の情熱に、松本も脱帽。

松本「おそらく凛子は、これまで生きてきた中で、那美ほどの熱量で何事にも向き合う人に会ったことが無かったんだと思うんです。だからすごく影響を受けたんじゃないかなと。私自身も、那美の印象的なセリフの数々が米倉さんを通して、リアルな想いとして伝わってくるのは、米倉さんだからこそだな、さすがだなと思いました。…偉そうになっちゃってすみません(笑)」

米倉「お恥ずかしいかぎりです(笑)」

赤井沙希の10周年記念ロードが3・21後楽園での高梨将弘戦でスタート。「高梨さんが知らない部分の私を出せたら勝機はある」【DDT】

2023.03.14 Vol.Web Original

 プロレスラー、タレント、そしてエステティックサロン「Riviera」のオーナーセラピストと三刀流で活動するDDTプロレスの“紅一点”赤井沙希。2013年8月18日、東京・両国国技館でのプロレスデビュー戦(高梨将弘&チェリー&赤井vs福田洋&世IV虎=現・世志琥=&志田光)から10周年目を迎えた。その記念ロードの第1弾として、DDT旗揚げ26周年記念興行「Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜」(3月21日、東京・後楽園ホール)で高梨との一騎打ちに臨む。そこで、その赤井に高梨戦、10周年のことなどを聞いた。

瑞希が坂崎ユカとのプリプリ王座戦に向け意気込み「ユカッチからベルトを獲って、こんなに強くなったよって言えたらいい」【東京女子プロレス】

2023.03.13 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月18日、東京・有明コロシアムに初進出し、ビッグマッチ「GRAND PRINCESS ’23」を開催する。同大会のメインイベントでは、瑞希が坂崎ユカの保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦する。瑞希と坂崎は同団体きっての名タッグ「マジカルシュガーラビッツ(マジラビ)」のパートナー同士。2人は2020年11月7日、TOKYO DOME CITY HALL(TDC)で同じ立場で同王座戦で対戦するも、坂崎が勝利し防衛。実に2年5カ月の月日を経て、再びパートナー対決に臨む。そこで決戦を控えた瑞希に現在の胸中を聞いた。

Lucky²「聴いたら元気になれます!」最新シングル『ラキラキLOVE!』をリリース

2023.02.22 Vol.Web Original

 9人組ガールズ・パフォーマンスグループのLucky²(ラッキーラッキー)がニューシングル『ラキラキLOVE!』を22日にリリースする。メンバーも出演する『リズスタ – Top of Artists!-』(テレビ東京系、毎週日曜9時~)の最新エンディングテーマを収録したシングルで、表題曲もカップリング曲も、一度聴いたら一緒に口ずさめるようなポップでキャッチーなナンバー。メンバーの山口莉愛、深澤日彩、上村梨々香のキラキラした3人にインタビューした。

ーー早速、ニューシングル『ラキラキLOVE!』について聞かせてください。表題曲を最初に聴いたときのことを教えてください。

上村梨々香(うえむら・りりか、以下上村):私たちのグループ名は Lucky²じゃないですか、サビに何度もラキラキって入ってるのがすごくいいなあ、自分たちの曲だって。

山口莉愛(やまぐち・りな、以下山口): Lucky²らしい曲ですよね! それに前向きな歌詞がたくさん入っているんです。落ち込んでる時とかに聴いたらすごい背中を押してくれる曲になるんじゃないかなって思います。

深澤日彩(ふかさわ・ひいろ、以下深澤):明るい気持ちになれたし、レコーディング中もすごいノリノリで歌うことができました。これを聞いたら元気になれるなって思います。

ーー歌うときに大事にしたこと、こんな工夫をしたということはありますか?

山口:歌詞や曲調にあった歌い方を意識しています。AメロBメロからサビにかけてどんどん元気になっていって、サビで爆発するような感じを意識していて、サビ前の「GO!GO!ワンツーGO!!」は元気いっぱいに歌っています。

深澤:私の場合はサビのテンション感と差をつけることです。全体的に明るい曲なんですけど、私が歌っているのは「心配だったこと」とか「ケンカしちゃっても」っていうフレーズで少しテンションが変わるところなんです。

ーー レコーディングの前に、どんなふうに歌っていこうかというようなことをみんなで話したりするんですか?

山口:今のところはあまりなくて、楽屋でみんなでいるときに歌ってみたりする程度ですね。レコーディングはメンバー一人ずつディレクターさんと一緒に録っていきます。

ーー1人ずつするということになると、仕上がった時に驚くことがあったりしませんか? ここがすごい!とか。

山口:自分が歌う時点ではみんなの声が聞けないので、そういうことあります。

ーー「ラキラキLOVE!」では?

山口:私、梨々香ちゃんのソロの「みんな一緒に」が大好き!

上村:ありがとうございます! うれしい。

山口:「強いキズナはForever」の「Forever」も。 あの伸び伸びとした声がすごく大好き!

深澤:私も梨々香ちゃんのところかな。サビの前の「全部全部吹き飛んでしまうよ」っていうところがサビに明るくつながっていくのが、すごい大好き。

上村:ありがとうございます(笑)! 私は、(佐藤)妃希ちゃんと(永山)椿ちゃんが歌ってる「ハイタッチしようよ ねぇ」というところがあるんですけど、すごく元気が伝わっていいなって思います。

ーーもしかしてお互いに感想を言ったりすることってあまりないですか? なんか3人とも……

山口:照れちゃいますね(笑)。 

橘ケンチが“ガチ”の日本酒本を発売「一家に一冊置いてもらって」

2023.02.21 Vol.Web Original


 橘ケンチ(EXILE / EXILE  THE SECOND)が日本酒本『橘ケンチの日本酒最強バイブル』(宝島社)を発売、先日、都内で発売を記念したお渡し会を開催した。イベントには抽選で選ばれた100名が参加、橘は自身の日本酒への愛と敬意を詰め込んだ一冊を優しく手渡し、持ち主のもとへと旅立って行く様子を笑顔で見守った。

 ずっしりとした厚み、ページをめくるだけでも、いわゆるアーティストが手がける本のイメージとはずいぶんと異なる本気の一冊。この本が生まれたのはどうして? イベント開始前に橘に聞いた。

 1月末に発売。すでにレスポンスも届き始めた。

「軒並み、内容の充実ぶりにみんな驚いてくれている感じはあります。こんなに載ってるんだ、ガチじゃんみたいな感じです」と、橘。記者も同じ感想を持ったと告げると、「もっとおしゃれな感じになると思ってました?」と、にやり。

 日本酒好きが高じて、味わうだけでなく、全国の酒蔵を巡り、コラボレーションし日本酒も作った。蔵人と一緒に作業をしたり、酒米作りにも参加するなどして、日本酒への造詣を深めてきた。そんな橘が完成させた日本酒本。ガチなのは当たり前?

雰囲気のあるグラビア的な写真が多めでおしゃれな感じいうのもできたと思うんですけど、おしゃれな世界観って敷居が高くなることもありませんか? そういう内容の本ではなく、もっと手に取ってもらいやすいものを作りたいと思ったんです。というのも、日本酒を飲む人も増えてきたとは思いますが、やっぱり、好きな人は好きだけど知らない人は全く知らないというのも日本酒の世界では否定できない。今もよく聞きます、何飲んでいいか分からない。僕からしたら何でもいいんだよって思うんですけど。それで思ったのが図鑑です。僕は昔から図鑑が好きで、図書館とか本屋に行っては、恐竜の動物の図鑑とかを見て、名前を覚えるのが好きでした。だから、一家に一冊置いてもらって全ての日本酒が網羅されている図鑑のような、教科書みたいな本を作った方が、今の時代にあっているのかもしれないと思いました」

鬼越トマホーク初の冠番組「狼シェフにダマされるな!」が復活。今回の見どころは久代萌実?

2023.02.20 Vol.Web Original

 お笑いコンビ「鬼越トマホーク」の初の冠番組「狼シェフにダマされるな!」(TOKYO MX)がこのたびめでたく復活。2月21、28日、そして3月28日の3回にわたり放送される(各回21時30分~)。収録後の2人に話を聞いた。

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