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はじめしゃちょー、地上波バラエティ『遊戯配信 e-Strangers』で初MC!レギュラー陣が語る素顔

2022.05.04 Vol.Web Original

 TOKYO MXで放送中のバラエティ番組『遊戯配信 e-Stranges』の新MCに、動画クリエイターのはじめしゃちょーが抜てきされた。初代MC・狩野英孝との「MC争奪バトル」に勝利し、4月6日放送分から同番組に出演。毎週さまざまな配信者や企業をゲストに招き、次世代配信界のスターを発掘していく。

 はじめしゃちょーの他、さらば青春の光・森田哲矢、テリー伊藤、ふわふわ・平塚日菜がレギュラー出演。動画界では右に出るものはいないはじめしゃちょーだが、地上波テレビではどう活躍していくのだろうか。レギュラー陣で独占座談会を開催し、新MC・はじめしゃちょーの印象や、撮影の裏側について話していく。

さらば森田やテリーも太鼓判、はじめしゃちょーの人間性

――今回はみなさん、お仕事としてはお互いに初対面同士だとか。

森田哲矢(以下、森田):テリーさんはテレビで見ているより100倍優しい人でした(笑)。

はじめしゃちょー(以下、はじめ):僕も、テリーさんに怒られに行くような気持ちで、覚悟を決めて撮影に入ったんですけど、めちゃめちゃいい人で。全然怒ってもらえませんでした。

テリー伊藤(以下、テリー): 僕は本当は、人に迷惑をかけるのはキライなんですよ。それに、みなさん優秀だから、やりやすいっていうのもありますけどね。

​​―― 早速なんですが、番組のみどころも教えていただけますでしょうか。

森田:それはやっぱり、はじめしゃちょーのMCっぷりでしょう。

はじめ:いやいや〜、僕なんて。MCの経験もないですし、テレビでどう振る舞うべきか、まだ右も左も分からずで。本当にみなさんに支えられているなという感覚です。

――はじめしゃちょーに対する印象はどうでしたか?

森田:彼はね、本当に集中力がないんですよ(笑)。今日はオープニングトークを5本撮りしてたんですけど、途中僕のことを「太田さん」って呼んでましたから。

はじめ:久々にお会いしたから、ちょっと間違えて太田さんだと思っちゃいました。

テリー:僕はすごく人柄のいい男なんだなと思いましたよ。最近よくみんなに「はじめしゃちょーってどんな人なの?」と聞かれるけど、すごくちゃんとしていますよ。

はじめ:破天荒で変な人って思われていることが多いんですけどね、けっこう普通なんですよ。

テリー:有名な動画クリエイターの方はそういうイメージを持たれている人も多いけど、普段は真人間な方も多いよね。

森田:そういえば、最初はじめしゃちょーとは顔を合わせないようにさせられていたんですよ。撮影のタイミングが、完全な初対面になるようにしたかったとかで。楽屋ですれ違っても、SPみたいなスタッフさんがたくさんついててお互いに無視し合うっていう。

テリー:で、効果はあったの?

はじめ:職業病かもしれないんですけど、僕はやっぱりリアクションって初回が一番いいと思っているんです。だから、最初の挨拶が撮影で、新鮮で素直なリアクションが取れたのかなあと。

――はじめしゃちょーは緊張などはありましたか?

はじめ:それはもう。こんなすごい方々と、久しぶりのテレビなので。

森田:僕には全然伝わらなかったですけどね、その緊張。

テリー:度胸が座ってると思うよ、はじめしゃちょーは。

はじめ:でも僕、やっぱり人見知りなんですよ。だから、最初は本当に緊張しましたよ。

”あざと”の新ミューズ休井美郷が美にストイックになれる理由と、あざとボディを作るコツ

2022.05.01 Vol.Web Original

 今、テレビに美容雑誌にと引っ張りだこの女性がいる。恋愛リアリティショー『バチェラー・ジャパン』 シーズン4(Amazon Prime Video)に出演し、一気に注目を集めた休井美郷だ。番組で「あざとかわいさ」を振るって話題となり、SNSのフォロワー数は18万人まで増加。その8割が女性だという。女性人気の理由はなんと言っても、同性から見ても憧れるほど華奢な身体つきや、ツヤ感の強い美肌だ。先日スキンケアブランド『tui』のブランドアンバサダーに就任。ファースト写真集の出版も発表された。その美肌作りの秘訣や、写真集に込めた思いなどを聞いた。

 

「あざと肌」のために努力は惜しまない

 休井がアンバサダーを務めるスキンケアブランド『tui』は、注目のオイル系スキンケアブランド。保湿力に優れており、その実力は実際商品を愛用している休井も太鼓判だ。

「もともと愛用していたブランドなので、アンバサダー就任が決まった時は本当にびっくりしたし、うれしかったです。私が使いはじめたのは冬の時期だったんですけど、とにかく保湿力がすごくて。エアコンの下に長時間いる日でも戦えるので、感動したんですよね」

 今年で31歳を迎える休井。この日もツヤ感の強い美肌が輝いていたが、本人の中では30代になってから気になる肌悩みが増えたという。

「私が考える“あざとさ”のためには、肌ツヤはとっても重要なんです。マスクを取った時や接近戦になる時って、ちょっと勇気のいるタイミングじゃないですか。そういう時でも自分が自信を持てて、相手の心を射抜けるような戦い方をしていきたいんです。メイク崩れを気にしない素肌力の高さや、ふと触れたくなるような、そんなナチュラルな魅力が重要で。だから、乾燥やニキビは大敵なんです。

 とにかく、乾燥を感じた時は即保湿を徹底。気がついたらすぐ化粧水を塗れるように、スプレータイプの化粧水などを部屋のいたるところに置いてますね」

 はたから見れば最上級に美しい肌。だけど、そこには「あざとさ」にこだわる休井の努力が詰まっている。

「水分量がすごく少ないとパーソナルジムで指摘されているので、1日最低2〜3リットルはお水を飲むようにしています。水分量が少ないと体脂肪率も上がっちゃうし、肌の乾燥にもつながるので、できるだけたくさん飲みます。生野菜もあまり得意じゃないので、ビタミンやミネラルはサプリ補助も。身体の内側からインナーケアすることを気をつけていますね」

歌手活動20周年のEXILE ATSUSHI「1人の人間としての幸せに重きを置くように」コロナ禍で変化 「家族を持ちたい」願望も

2022.04.30 Vol.Web Origial

 歌手デビュー20周年、ソロデビュー10周年を迎えたEXILE ATSUSHIが、自身の誕生日の4月30日にベスト&ニューアルバム『ONE』を発売する。長年EXILEの顔として世間から認知されてきたレジェンドはグループ活動から離れた今、どんな思いを抱いているのかーー。元相方・清木場俊介とのエピソードなど、20年に渡る歌手活動を振り返るとともに、ソロアーティストとしての今後の展望などを聞いた。

「ソロはこうしなきゃいけない」みたいな肩の力も抜け、
音楽に対しての考え方もフラットに


――EXILEの活動と並行しながらソロ活動をしていた時とソロに専念されるようになった現在とで比べ、作風に変化は感じていますか?

よりポップになったかもしれないです。EXILEって僕のでは日本のミュージックシーンの王道と捉えていて、その反面グループ活動と並行しながらソロをやっていた頃は、変化球を投げたくなるような曲を歌いたい気持ちもありました。でも2020年の11月にグループ活動を卒業したことで、「ソロはこうしなきゃいけない」みたいな肩の力も抜け、音楽に対しての考え方もフラットになって。すると実はJ-POPとか聴きやすい曲を作るという想いが根底にあるんだなということにも気づけました。

――今作を制作するにあたって、“EXILE ATSUSHI像”みたいなイメージを意識したところはありますか?

その時は気にしてなかったですが、EXILE ATSUSHI像を裏切りたくない思いは自分の心の奥底にはあったかもしれないです。あと今回のアルバム制作のスピード感はコロナ禍であることがかなり影響していたかもしれません。コロナ禍でライブができない分、曲を作ってファンの皆さんに喜んでもらおうといつもより早いペースで制作活動していていたら、いつの間にかたくさん曲ができていて。なので最初から「よし、アルバムを作ろう!」と決めて制作していったって感じではなかったです。

――歌手デビュー20周年、ソロでは10年。ソロ活動を振り返ってみてどのように受け止めていますか?

気付いたら10年も経っていたんだ、という感じです。あと自分的にはソロ活動10周年よりも、歌手活動20周年の方が歩んできた道のりも長いし、大きな出来事なんですね。本当に「タイミングよく歌手活動20周年の時にソロ活動10周年が重なったな」と感じています。今回のベストアルバムはファン投票で曲目を決めさせていただいたんですが、結果にすごく驚いています。もちろん予想していた曲も入っていたんですが、中には「え?」となる意外な曲もランクインしていて。そう考えるとEXILE ATSUSHIって意外と歴史があるなと感慨深くなりました。

――ちなみにその“驚きの曲”とは?

ATSUSHI:清木場(俊介)君との「fallinʼ / EXILE ATSUSHI & 清木場俊介」です。この曲は完全に僕の中で第一章のものでしたし、歌い直したことは明確に覚えているんですけど、でもそれがまさかファン投票で2位に食い込んでくるとは想像していませんでした。僕のソロ10周年のベストアルバムに清木場くんの声が入っているのは、すごくスペシャルなことですし、自分にとっても本当に嬉しい誤算でした。

――びっくりされて清木場さんにご連絡されたとうかがっております。

報告したら「昔から応援してくれている人がたくさんいるってことやね」って山口弁のLINEが返ってきました。たぶんだけど…すごく喜んでくれている感じの返信でした(笑)。だからファン投票をやって本当に良かったと思っています。彼とは毎日連絡を取っているわけじゃないけど、Instagramを見たりとか、コロナ禍でもお互いの安否を常に気にしているような関係性なんです。やっぱり彼は一緒にデビューした仲間ですから。彼が地元の山口に帰って楽しそうに過ごしているのを見ると僕もうれしい気持ちになります。

目指せ日本一のアマチュアベイカー!注目配信番組『ベイクオフ・ジャパン』を坂井真紀&工藤阿須加が盛り上げる

2022.04.25 Vol.750

 坂井真紀 が「お菓子やパンを見る目が変わりました」と言えば、工藤阿須加も「ベイカーの皆さんの緊張がほぐれるよう、スタッフの無茶ぶりにも答えます(笑)!」と意気込みを見せる。ケーキやクッキー、パイに多種多様なパン…手作りベイキングの魅力あふれるAmazon Original新番組『ベイクオフ・ジャパン』シーズン1で番組ホストを務めた2人が、気になる見どころをお届け!

教えて! DEEP SQUAD 新生活のヒント!

2022.04.23 Vol.Web Original

新入学や新社会人、新生活などで新しい土地や環境でスタートを切った人も多いのでは? DEEP SQUADのメンバーはほとんどが上京組。新生活をうまく始めるためのアドバイスを聞いてきました!

デビュー30周年の古坂大魔王、育児を頑張りすぎて「唇が腫れてきてしまったことも…」

2022.04.21 Vol.Web Original

 今年でデビュー30周年を迎えたお笑い芸人で音楽プロデューサーの古坂大魔王さん。プロデュースを手掛ける盟友のピコ太郎さんもデビュー10周年となる。プライベートでは3歳と1歳のお子さんのパパとして子育てに奮闘し、近年は育児情報番組のMCにも挑戦するなどさらに仕事の幅を広げる古坂さんに、最近の子育て事情やアニバーサリーイヤーに賭ける意気込みを聞いた。

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〈インタビュー〉iScream「全力を注いだ」ファーストアルバムリリース! MISIAカバーなどで注目度上昇中

2022.04.20 Vol.Web Original

 実力派ガールズユニットのiScreamが20日、ファーストアルバム『i』をリリースする。RUI、YUNA、HINATAからなる3人組で、EXILEや三代目 J SOUL BROTHERSが所属するLDHが行ってきたオーディション出身。圧倒的な歌唱力と豊かな表現力、そして息をのむようなダンスパフォーマンスで注目も話題も集めている。年明けにMISIAの名曲「つつみ込むように…」をカバーして話題も注目も集めた彼女たちが次に踏み出す一歩とは? 本人にインタビューした。

―― ファーストアルバム『i』がいよいよリリースされます。iScreamとしてこれまでたくさんの“初めて”を経験してきたと思いますが、今回の“初めて”、どのように受け止めていますか?

RUI:アルバムリリースは、1つの夢でもあったので、リリースすることが決まった時には3人で喜んだのを覚えていますし、今でも変わらずうれしいです。デビューして1年も経ってない、まだまだ新人私たちがアルバムを出させていただけることは本当に当たり前じゃないなって思います。ファンの皆さん、スタッフのみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

YUNA:私も同じです。感謝の気持ちを持って届けたいアルバムだなって思っています。

HINATA:応援していただいているファンの皆さんに恩返しの気持ちも込めた、寄り添えるアルバムになっていたらいいなと思っています。今できる全力を注いだアルバムになっていますし、新しいiScreamを見せられるいう面でも、なんか本当にたくさんの人に手に取っていただきたいって思いでいっぱいです。

―― アルバムリリースが決まったのはいつ頃の事ですか?

RUI:決まったって聞いたのは去年の秋ぐらいだったかな?

YUNA:そうだね。ただ意識するという意味ではデビュー作『Maybe…YES EP』の後ぐらいからしてたと思います。

HINATA:これからこうしていきたいという計画があるので、ずっと意識しながら活動はしてきたと思います。「himawari」「つつみ込むように…」のあたりで、「アルバムに向けて頑張ろう」っていう気持ちが強くなった感じはありますね。

『ぐるり東京 江戸散歩』に出演中の女優・森マリアが語る江戸の魅力

2022.04.16 Vol.web Original

 女優の森マリアが現代に残る「お江戸文化」を紹介する『ぐるり東京 江戸散歩』が4月2日からTOKYO MXで放送している。番組で森は“お散歩娘”となり、毎回迎えるゲストと共に、江戸時代からの伝統を守る職人を訪ねたり、江戸時代から続く旧跡や風景を巡ったりしながら、現代に残る「お江戸」文化を体感している。番組について、そしてこれからの女優活動について、森に話を聞いた。

〈インタビュー〉DEEP SQUAD、新曲はチェリまほ挿入歌!「ランキングを『Gimme Gimme』で独占したい」

2022.04.13 Vol.Web Original

 コーラスグループのDEEP SQUADが13日、ニューシングル「Gimme Gimme」をリリースする。この曲は映画『チェリまほ THE MOVIE 〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』(以下、『チェリまほ THE MOVIE』)の挿入歌として話題の楽曲。限りなく作品の世界観に寄り沿った新曲の制作秘話について直撃すると、6人は『チェリまほ THE MOVIE』の話題で大盛り上がり。今回の作品にはかなり手応えを感じているようだ。

 

チェリまほの2人のピュアな恋愛がすごく胸に刺さる

――「Gimme Gimme」を初めて聴いた時の印象を教えてください?

宇原雄飛(以下、宇原):候補の楽曲は他にも聴いたんですけど、「Gimme Gimme」だけは聴き終えた後もメンバー全員口ずさんでいたんです。きっとみんなどの楽曲よりも耳に残っていたと思いますし、だったら直感に従ってこれをシングル曲に選べば良いんじゃないのかなって。聴けば心が躍るような感じが『チェリまほ THE MOVIE』の世界観にぴったりですし、同時に僕らコーラスグループとしての強みも生かせたなと思います。

DEEP TAKA(以下、TAKA):今回は映画のタイアップもあり、作品のイメージは壊さないことが大前提。なおかつ自分たちのやりたい音楽性とのバランスを取りました。最初はその2つの課題をクリアできるか不安でしたが、完成するとすごく満足のいく楽曲に仕上がったのでほっとしています。ちなみに候補曲は他にも7〜8曲くらい僕らの元に届いていて、「Gimme Gimme」はそのなかを勝ち抜いた“WINNER”です(笑)。

――『チェリまほ THE MOVIE』はご覧になりましたか?

一同:観ました!

――感想をお願いします!

比嘉涼樹(以下、比嘉):もうめちゃくちゃ良いです。ドラマから観させていただいているんですけど、安達(赤楚衛二)と黒沢(町田啓太)の今後がかなり気になっていて、鑑賞中は2人を見守る感じでした(笑)。お互いに想い合うピュアな恋愛映画って観ていてほっこりしますよね。

DEEP YUICHIRO(以下、YUICHIRO):僕もドラマから観ていたんですが、涼樹も言っているように2人のピュアな恋愛がすごく胸に刺さるんですよね。映画はドラマから先の話を描いているんですけど、こちらもとても胸にくるものがありました。ネタバレになるから詳しい内容は話せないですけど(笑)。点数をつけるなら100点じゃ足りないです。120点です!

TAKA:しかも劇中のちょうど良いところで「Gimme Gimme」が流れるんですよ。「あ〜来た!」って感じのシーンで。


――ドラマ版でもエンディング曲として「Good Love Your Love」が起用されていましたが、『チェリまほ』を経て手応えは感じていますか?

YUICHIRO:海外の方に多く知っていただけるきっかけになったなと思います。YouTubeのコメント欄を見ても海外の方が多いなと感じるし、今回の映画化を機にさらに国内外の人に知ってもらえたらうれしいです。

――制作においてとくにこだわったポイントを教えてください。

杉山亮司(以下、杉山):歌割りは僕が決めさせてもらったんですけど、いろいろ考えた結果、1番は僕ら新メンバー3人(宇原、比嘉、杉山)、2番はオリジナルメンバー3人(YUICHIRO、TAKA、KEISEI)で歌うことになったんです。僕らが歌っている時はオリジナルメンバーがコーラスで入り、2番では両者の役割をそのまま入れ替える。オリジナルメンバーと新メンバーで分かれて歌うっていう構図もある意味わかりやすいですし、良い感じに決まったと手応えを感じています。

新垣結衣「八重さんの笑顔が増えます」初大河『鎌倉殿の13人』で本格時代劇に初挑戦

2022.04.10 Vol.Web Original

 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が放送回を重ねるほどに画面の前やSNS上をザワザワさせている。伊豆の真ん中で暮らす北条家のほんわかとしたやりとりがあったと思えば、次の瞬間にゾッとさせられたりと、見ているほうも心が忙しい。

 小栗旬演じる主人公の北条義時を始め、彼が使える源頼朝、その妻の政子と登場人物も個性豊かなキャスト陣も魅力。新垣結衣演じる八重もそのひとりだ。

 新垣は本作で大河ドラマに初出演。本格的な時代劇への出演も初めてだ。

「正直、時代劇は、ほぼ見たことがありませんでした。時代が違いますし価値観も違うので、イメージとして難しいのかな、共感しづらいのかなと思っていました。今回参加してみて思ったのは、価値観や当たり前であることが違っていたとしても、人が抱く感情は変わらないものだなって。身近な人が亡くなって悲しいとか、死への恐怖、嫉妬する気持ち、誰かを好きになる思いとかは変わらないんだよな、そうだよなって。歴史上の人物もどこかフィクション感があったのですが、実際にいらっしゃった人たちなんだ、人間だったんだなと思えました。現代に寄り添おうと意識されているので、そのおかげもあるかと思います」

 八重は、源頼朝の最初の妻だった女性で、義時の初恋の人。

「頑固、言い方を変えると意思が強い。意志を強く持っていて、自分の想いに忠実に行動できる人です。行動できるというよりは、行動してしまう人なのかもしれないですけど、それがいいところかな」と、新垣は言う。

 頑固さは父譲りという視聴者からの声も。「性格はお父さんに似ているよね、あのお父さんの娘だなと思うっていう感想が多くて」と新垣。「台本を読んでいる時はそこまで意識をしていなかったんですけど、言われるとそうだなって。この人の影響を受けているんだろうなと、確かに!と思いました」と、笑う。

“難しい・かわいそうな役=マイノリティ”じゃない 特別視しない世界『モザイク・ストリート』の挑戦

2022.04.07 Vol.Web Original

〝ストレートの俳優がゲイの役やトランズジェンダーの役を演ずる事を「難しい役どころ」とか「挑戦的な役」とか表現するの、マジでいい加減ににやめましょう。別に演じる事自体は悪くないけど「難しい役どころ」扱いにするのは、本当にその人生を歩んでる人達に失礼極まりない。宇宙人じゃねえんだから。〟

 そうTwitterに投稿すると、瞬く間に1万を超える“いいね”の反響を呼んだ。つぶやいた主は、『ラスト・サムライ』、『ピンクパンサー2』、『硫黄島からの手紙』など超大作に出演する、日本人ハリウッド俳優の松崎悠希さん。

 ロサンゼルスで人種的マイノリティ俳優として20年間ハリウッドを見てきた先駆者だからこそ、作品の中で描かれるマイノリティ像に対して黙っていることができなかった。

 

「日本の映画やテレビ業界のキャスティングにおける多様性の常識を根本的に変えなければいけないと思いました」

 その意思のもと、松崎さんは今年2月、多様性がすでに受け入れられた後の日本を舞台にした探偵ドラマ『モザイク・ストリート』を、Youtube上で公開した。

 多様性がすでに受け入れられた――。これが意味するところは、登場人物の人種、民族、障がいの有無、性的指向、性表現、性同一性といった要素が、ストーリー上で特別視されず、それぞれのキャラクターが、それぞれの属性を保ったまま、「すでに社会に受け入れられた状態」で登場するということだ。

 実際、『モザイク・ストリート』は、主人公である私立探偵のトランスジェンダー女性である徳留隆徳を、自身もトランスジェンダーの女優であるKOTAさんが演じる。さらには、主人公の右腕的な存在であるレズビアンの安藤真由美を、レズビアンの女優であるAmi Ide(アミ・イデ)さんが演じ、助手のミックスルーツの日本人女性・御手洗若葉を、ミックスルーツの日本人女優Ema Grace(エマ・グレイス)さんが演じている。あるがままに、である。

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