音楽朗読劇『VOICARION 10周年記念公演』の製作発表会見が1月21日、都内で行われ、原作・脚本・演出の藤沢文翁と、俳優の竹下景子、井上和彦、山寺宏一ら豪華キャストが登壇。10年にわたり愛され続ける同シリーズの魅力を語った。
2016年の初演以来、人気を博している音楽朗読劇シリーズ。10周年を記念して2月から全国5会場にて『女王がいた客室』、『龍馬のくつ』など7演目を上演する。
俳優がマイクの前に立ったまま朗読をするという基本のスタイルながら、作りこまれた衣装や照明演出、生演奏で観客を世界観に没入させる唯一無二の音楽朗読劇を生み出した藤沢は「1人ではたどり着けなかった」と10周年に感慨深げ。
初演から参加する竹下も「この10年で役どころの実年齢に近づきました(笑)」と笑いつつ「お客様の熱量も高く、お客様と一緒に舞台を作るような。そういう意味でも最上級。ここでしか味わえない極上の空間があると思います」。
日本を代表する声優たちも数多く参加するシリーズ。声優界でも憧れの作品とのことで、井上和彦は「最近は『VOICARION』に出ていないと一流の声優とは言えないという風潮があるようで…」と笑いを誘いつつ「この10年で『VOICARION』に触発されてたくさんの朗読劇が生まれたと思う」。
「この中では一番の新参者」という日髙のり子は「いつ声がかかるんだろうと思っていて、やっと3年前に…。とても光栄でした」と10周年記念公演への参加にも感激。
藤沢とは「飲み友達」という山寺宏一は「こんな物語を書ける人がいたのかと。本当に声に出して読みたくなる」と絶賛しつつ、藤沢に「現代のシェイクスピアと…自分でも言ってませんでした(笑)?」。他のキャストたちも“現代のシェイクスピア”と藤沢をからかいつつ、たたえる中、沢城みゆきが「大学で一応シェイクスピアを学んだのに(シェイクスピア作品を)やらなくていいのかとずっと思っていたんですが…もう10年も現代のシェイクスピアと一緒にいたとは」と言い、藤沢を苦笑させていた。
この日の登壇者は藤沢文翁(原作・脚本・演出)、井上和彦、緒方恵美、置鮎龍太郎、沢城みゆき、島﨑信長、高木渉、竹下景子、日髙のり子、浪川大輔、平田広明、牧島輝、山口勝平、山寺宏一。
『VOICARION 10周年記念公演』は2月16日より東京建物Brillia HALL(豊島区)を皮切りに全国5会場で7演目を上演。
