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島田知佳が平岡琴を破り王座獲得「必ず宮﨑選手を超える存在になります」。敗れた平岡琴は「私の挑戦はここまでなのかな…」と涙【RISE 194】

2025.12.15 Vol.Web Original

「RISE 194」(12月14日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われた「第3代RISE QUEENアトム級(-46kg)王座決定戦」で島田知佳(team VASILEUS/同級4位)が平岡琴(TRY HARD GYM/同級2位)を判定で破り、王座を獲得した。

 試合は圧をかける平岡を島田が足を使っていなし、要所で一瞬の踏み込みからの左ストレート、左ミドル、左インカーフなどでポイントを取る展開に。島田は試合後のマイクで「消極的な試合をしてしまって申し訳ない」と謝罪の言葉を述べたが、試合後の会見では試合の3~4週間前のスパーリング中に鼻骨を骨折し、手術を受けていたことを明かした。

 今回の王座決定戦は前王者・宮﨑小雪の王座返上に伴い行われたもの。王座決定トーナメントが5月からスタートし、島田は1回戦で奥村琉奈に1RKO勝ち、準決勝では風羽に判定勝ちを収め決勝に進出。平岡は1回戦はシードされ、準決勝では辻井和花と延長にもつれ込む接戦を制し、この日の王座決定戦に駒を進めた。

 2015年にデビューしここまで27戦17勝9敗1分(3KO)の戦績を残す平岡はカード発表会見では35歳という年齢を踏まえ「最後の挑戦」と背水の陣を敷いての試合だった。元航空自衛官の島田は昨年7月にデビューし、ここまで5戦5勝(1KO)で一気にトップ戦線に躍り出た。

花岡竜がスピードとテクニックで鈴木真彦の強打を封じて判定勝ち。来年開催が噂される−55kg世界トーナメントへの出場をアピール【RISE 194】

2025.12.15 Vol.Web Original

「RISE 194」(12月14日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでRISEスーパーフライ級王者の花岡竜(橋本道場)がバンタム級の前王者・鈴木真彦(TEAM 寿)に勝利を収め、来年の開催が噂されている−55kgの世界トーナメントへの出場をアピールした。

 試合は花岡にとっては1階級上となるバンタム級(-55kg)SuperFight!で行われ、花岡がスピードとテクニックで鈴木の強打を封じ込め、ジャッジ3者とも30-28の判定勝ちを収めた。

 花岡は昨年12月に行われた「第3代RISEスーパーフライ級(-53kg)王座決定戦」で政所仁を破り、王座を獲得。今年は6月にモハメド・ミカイリ・ガザリに判定勝ち、8月にはオープンフィンガーグローブマッチで塚本望夢にKO勝ちを収めた。勝利のたびに同級のRISE世界王者・大﨑一貴への挑戦を伊藤隆代表にアピールするも実現には至らず。今大会では那須川龍心相手の防衛戦を想定していたのだが、那須川が10月30日に行われたキックボクシングの新イベント「GOAT」に参戦したこともあり、こちらも実現せず。「ならばバンタム級にチャレンジを」ということで今回、鈴木との階級を超えた対戦が実現した。

 鈴木は2023年12月に大﨑孔稀に敗れバンタム級王座を失うと、2024年3月にはK-1との対抗戦で金子晃大に「THE MATCH 2022」のリベンジを許し2連敗。同年12月にはジェイミー・ゲイマンをKOで破り復活の予兆を見せるも今年4月には大森隆之介にダウンを奪われたうえでの判定負けを喫してしまう。しかし6月には戸井田大輝、8月には加藤有吾を激闘の末に下し2連勝と復調気配を見せていたのだが、この日の敗戦で完全復活はお預けとなった。

FANTASTICSライブに鈴木愛理 一緒に“推し上司”主題歌歌う 

2025.12.15 Vol.Web Original

 ダンス&ボーカルグループのFANTASTICSが12月13日、全国アリーナツアー『FANTASTICS LIVE TOUR 2025 “BUTTERFLY EFFECT” -FLY WITH YOU-』の宮城公演をセキスイハイムスーパーアリーナにて開催した。ライブには、メンバーの八木勇征が出演しているドラマNEXT『推しが上司になりまして フルスロットル』(テレ東系)で主演を務めている鈴木愛理がゲストとして登場した。

KO勝ちで再起の政所仁が「これだけ負けを経験してからなる王者のほうが厚みが増すと思う」と王座奪取へ強い決意【RISE 194】

2025.12.15 Vol.Web Original

「RISE 194」(12月14日、東京・後楽園ホール)で行われたスーパーフライ級(-53kg)戦で政所仁(魁塾/同級2位、RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級トーナメント優勝)が2Rで酒寄珠璃(フリー)にKO勝ちを収め復活の狼煙を挙げた。

 政所は昨年12月に行われた「第3代RISEスーパーフライ級(-53kg)王座決定戦」で花岡竜に敗れ王座獲得に失敗。今年5月には1階級下の元フライ級王者の数島大陸に判定勝ちを収め再起を果たすが、8月には階級を上げて来た前フライ級王者の那須川龍心にダウンを奪われたうえでの判定負けを喫している。

 酒寄は8月に行われた「200万総取りトーナメント GACHI!!スーパーフライ級(-53kg)」に参戦するも1回戦で優勝した棚澤大空に判定負け。ランキング外ではあるが今回、上位ランカーの政所と対戦というビッグチャンスをつかんだ。

前アトム級王者の宮﨑小雪が引退式でメッセージ「大好きな人たちと過ごす一瞬一瞬を大切に生きてほしい。失ってから気づくのでは遅いから」【RISE 194】

2025.12.15 Vol.Web Original

「RISE 194」(12月14日、東京・後楽園ホール)で前RISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)の引退セレモニーが行われた。

 セレモニーではTRY HARD GYMの道明弘也(HIROYA)会長、かつて王座を争った紅絹、元TRY HARD GYMの龍聖とシン・ノッパデッソーントレーナー、RISEの伊藤隆代表、姉の宮﨑若菜ら宮﨑家の面々から花束が贈られた。

 そして宮﨑はファンや関係者への感謝の言葉を述べたうえで「ずっとRISEのリングで戦うことができて格闘技を通してたくさんの人と出会って、さまざまな経験をすることができて、本当にすごく幸せでした。“ありがとうございます”というありきたりな言葉でしか感謝の気持ちを伝えられないからこそ、絶対に結果で返そうと心に決めて、きつい練習も苦しい練習も乗り越えて、踏ん張ることができました。ずっと生きていると、明日も明後日も当たり前のように来ると思ってしまいがちなんですが、でもそれは決して当たり前ではなくて、自分も大切な人も明日が来る保証なんてありません。だからこそ、伝えたいことは伝えて、会いたい人にも会って、大好きな人たちと過ごす一瞬一瞬を大切に生きてほしいなと思います。失ってから気づくのでは遅いから、一瞬を大切に生きてください。新しい挑戦は、きっとうまくいかないこともたくさんあると思うし、たくさんの壁にぶつかると思います。でも、自分のペースで自分らしく乗り越えて頑張っていこうと思います」とファンにメッセージを贈った。

東京女子初のタイ・バンコク大会でプリプリ王者・渡辺未詩がマッチャを下し王座V3「お互いのLOVEをぶつけ合えて本当によかった」【TJPW】

2025.12.14 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが12月13日、タイ・バンコク・ザ・サーカススタジオで同国で初の大会「TJPW LIVE in Bangkok」を開催した。メインイベントではプリンセス・オブ・プリンセス王者の渡辺未詩が地元のプロレス団体SETUPの女子のエース・マッチャを激闘の末に下し、3度目の防衛に成功。初のタイ大会は大成功を収め、2026年イッテンヨン(1月4日)後楽園での渡辺vs鈴芽の一戦がタイトル戦になることが正式に決定した。

 地元ファンの声援を背にマッチャはショルダータックルをぶちかました。場外戦では観客席のイスに放り投げるも、渡辺が鉄柱にぶつけて逆襲。リングに戻ると、マッチャは髪をつかんでぶん投げ、低空クロスボディー。ベリー・トゥ・ベリーから逆エビ固めもエスケープ。渡辺はバックブリーカーからジャイアントスイングでぶん回した。エルボーのラリーから、マッチャがチョップを連打すれば、渡辺はダブルハンマーを連発。マッチャはジャーマン、バックドロップでたたみかけるもカウントは2。渡辺はレーザービームから旋回式ティアドロップでトドメを刺した。

 厳しい試合を制した渡辺は「マッチャが大切に思っているタイで、お互いのLOVEをぶつけ合えて本当によかったです! タイ・バンコク、初めてのTJPWの大会、たくさんみんなが来てくれて、配信でも見てくれてとってもうれしいです! コップンカー(ありがとう)!」とマイク。

石井&今成&冨永が大奮闘の若手軍を退け、12・27後楽園でのタイトル奪還宣言【ガンプロ】

2025.12.14 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが12月13日、東京・新木場1stRINGで『フラッシュ・ゴードン2025』を開催した。年内最終興行にして、今年最後のビッグマッチとなる後楽園ホール大会(12月27日)でスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王座に挑む石井慧介、SOG世界タッグ王座に挑戦する今成夢人、冨永真一郎がトリオを結成して、大奮闘のガンプロ若手軍(中村宗達&川上翔大&元島仙多郎)を退けてタイトル奪還を誓った。

 現在、SOG世界無差別級王座は望月成晃(ドラゴンゲート)、SOG世界タッグ王座は中津良太&塚本拓海(BASARA)が保持しており、両王座ともに他団体に流出した状態。石井と今成&冨永はなんとしても年内最後の大会でガンプロにベルトを獲り戻して、年を越したいところ。そんななか、前大会(11・29高島平)で若手軍は「俺たちが勝ったら挑戦権をよこせ」とばかりに、待ったをかけていた。

 今大会より、破格のチケット料金の「ガンプロ初めて割」を実施し、多くの新規ファンが見守るなか、若手軍は石井組に猛攻を仕掛けていった。川上が石井にバックドロップを決めれば、中村は今成にジャーマン、キャリア4カ月の元島も石井にエルボー連打。今成と冨永のタッチャブルが元島に合体式フェースクラッシャー、石井がミサイルキックを叩き込むと、元島はブレーンバスターで石井に反撃。石井がツイスターから、逆エビ固めで絞り上げると元島はたまらずタップ。タイトル挑戦トリオが若手軍を制した。

クレベルが三角絞めでの一本勝ちを予告。「フェザー級のトップに戻りたい」とケラモフ撃破をステップに王座奪還へ意欲【RIZIN大晦日】

2025.12.14 Vol.Web Original

「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が12月13日、都内で開催された。

 前RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が「フェザー級王座返り咲きへの意欲を見せた。

 クレベルは今大会では元フェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)と対戦する。

 クレベルは昨年大晦日に鈴木千裕を破り、2度目の戴冠を果たすも、今年5月の初防衛戦でラジャブアリ・シェイドゥラエフに敗れ王座陥落。王座返り咲きへ向けての試金石となる一戦となる。ケラモフは2023年7月に行われた王座決定戦で朝倉未来に一本勝ちを収め王座を獲得も、11月に母国アゼルバイジャンで開催された大会で鈴木に敗れ、王座陥落。こちらも王座奪還に向けて重要な意味合いを持った試合となる。

 公開練習でクレベルは1分半のミット打ちを行い、その後に質疑応答が行われた。

井上直樹が「1R目で負けるという予想をしている時点で負けだと思う」とサバテロの見立てをばっさり【RIZIN大晦日】

2025.12.14 Vol.Web Original

「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が12月13日、都内で開催された。

 バンタム級王者の井上直樹(Kill Cliff FC)が挑戦者ダニー・サバテロ(アメリカ/アメリカントップチーム)の試合の見立てをバッサリと切って捨てた。井上は今大会ではサバテロを相手に3度目の防衛戦に臨む。

 井上は昨年9月に行われた「バンタム級王座決定戦」でキム・スーチョルを1RでTKOで破り王座を獲得。今年3月の「 RIZIN.50」では元谷友貴と激闘を繰り広げ2-1の判定で初防衛に成功。7月の「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」では福田龍彌に3-0の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

 挑戦者のサバテロは2023年7月の「超RIZIN.2」ではマゴメド・マゴメドフに一本負けを喫するも、久々の参戦となった今年5月には太田忍にTKO勝ち、9月には佐藤将光をフルラウンドコントロールしたうえでの判定勝ち。実力者相手の2連勝で今回の挑戦にこぎつけた。

ベイノアがダミー人形相手とはいえ以前とは見違える動き。ノジモフ戦は「アメリカに行くことを選んだ、その答え合わせの舞台」【RIZIN大晦日】

2025.12.14 Vol.Web Original

「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が12月13日、都内で開催された。

 3日前の10日に参戦が発表されたばかりの元RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/AKA)が緊急参加した。ベイノアは昨年6月以来の参戦でイルホム・ノジモフ(ウズベキスタン/Tiger Muay Thai)と対戦する。

 ベイノアはダミー人形を持ち込むと揃って正座をしてから礼。リフトして叩きつけ、マウントからのヒジを連打。下からの三角絞め、がぶってからのギロチンチョーク、マウントからのヒジ。テイクダウンされたポジションからアキレス腱固め。1分半が過ぎてもヒジ、パウンドを落とし続け、最後も三角絞めとダミー人形相手とはいえ、かつてのベイノアとは見違える動きを見せた。

 練習後の質疑応答では「常にこいつとも練習してきたのでAKAから連れてきた。いつもの練習を見せただけです」と説明。そして「今年、僕がRIZINでやったことってポスター配りとバーベキューの司会だけなんですよね。バーベキューの司会をやった時にファンの方に“日本語上手ですね”って言われて“あ、知られてないんだ”って思ったんで、改めて選手“ブラックパンサー”ベイノアをお見せしようと思います」とニューベイノア披露に自信を見せた。

伊澤星花の「ようやく出てきた。ずっと逃げてたRENA選手をぶっ倒したい」にRENAは「なんでもない。この10年をぶつけたい」【RIZIN大晦日】

2025.12.13 Vol.Web Original

「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が12月13日、都内で開催された。

「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で対戦する伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)とRENA(SHOOTBOXING/シーザージム)が11月3日の「RIZIN LANDMARK 12 in KOBE」のケージ内でのカード発表以来、40日ぶりに顔を合わせた。

 その2日後に発表会見が行われたのだが、タイ修行が決まっていたRENAは欠席。伊澤は「挑戦させてもらう立場の奴がなんで会見に来ない」と怒りをあらわにしていた。

 公開練習ではともに1分半のミット打ちを行った。RENAはパンチ、蹴りはもちろん、至近距離でのヒジ打ちも見せた。

 その後に行われた質疑で伊澤は「怒ってたんですけど、ようやく出てきたなって思ってます」と冷静な受け答え。

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