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Snow Man宮舘涼太「眉毛の演技にも注目を」映画初単独作で長台詞を1カット撮影

2025.08.19 Vol.web original

 

 映画『火喰鳥を、喰う』(10月3日公開)の完成披露試写会が19日、都内にて行われ、俳優の水上恒司、山下美月、宮舘涼太(Snow Man)らキャストと本木克英監督が登壇。宮舘が本作での挑戦を明かした。

 第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞を受賞した原浩の同名小説を映画化したミステリー。

 グループから単独での映画出演は今回が初という宮舘。本木監督は「フレッシュな顔ぶれがそろった。宮舘くんはちゃんとできるかなと心配だったんですけど(笑)」とイジリつつ「予想を超えた才能の持ち主でした」と太鼓判。

 水上が演じる理論派の主人公・雄司に対して“うさんくささ”が際立つクセの強いキャラクターを演じた宮舘は「皆さんより2週間ほど遅れてクランクインだったので、夏休み明けの転校生みたいな気持ちでした」と苦笑しつつ「そのインの日が、すごい長台詞のシーンの日で。監督に“どうしても1回しでやらせてほしい”とお願いさせていただいたんです。僕にとっても難しい挑戦でした」と、1カット撮影で長台詞に挑んだことを明かしつつ「今回は眉毛の演技にも挑戦してますので、そこも注目してください…笑わないでくださいね」とアピール。

 本木監督から「よくあんな長台詞を覚えられるね」と感心された宮舘が「こうやって一回りすると覚えるんです」と家で実践しているという暗記法を披露する一幕も。

 この日は、ほぼ実物大のヒクイドリの模型も登場。ヒクイドリをイメージした色でそろえたという浴衣姿の6人もその大きさに驚いていた。

 この日の登壇者は水上恒司、山下美月、宮舘涼太、森田望智、豊田裕大、本木克英監督。

オダギリジョー、監督作が完成披露に“完成”せず謝罪「本気で間に合わなくて」

2025.08.18 Vol.web original

 

 映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』(9月26日公開)の完成披露舞台挨拶が18日、都内にて行われ、俳優の池松壮亮、麻生久美子、永瀬正敏、佐藤浩市とオダギリジョー監督が登壇。冒頭、オダギリ監督が「完成作じゃない」と異例の謝罪で観客を驚かせた。

 2021年にNHKで放送されたオダギリジョーが脚本・演出・編集を務めたオリジナルドラマの劇場版。

 この日は、作品の完成披露試写会。ところが冒頭、オダギリ監督は「お詫びしないといけないことが…。実は今日、上映するものが完成品じゃないんですよ」と明かし、観客からも「ええ~!」と驚きの声。

 オダギリ監督は「本当に申し訳ない。本気で間に合わなくて。一つ前のバージョンになるんです」と恐縮しつつ「けどそんなに大した差はないというか…細かいところの直しがあるだけで…。十分、面白いと思いますので」と弁解し、一同も大笑い。そこに佐藤が「逆に貴重だと言わないと。これが見られるのは今日のお客様だけです!」とフォローし、“ほぼ完成披露試写会”となった観客も拍手で同意。

 主演の池松も「オダギリジョーという人が期待通りのものを見せてくれるはずがなく、はるか上を行くとんでもない作品が出来上がりました」と胸を張り、オダギリ監督は「1回じゃ分かりにくい作品かもしれません。何回か見ていただければ。あと、全部を劇場用で作っているのでぜひ映画館で見てください。配信になってから家で見ても面白くないので。なんだったらムビチケ送ります」とオダギリ監督らしいトークに会場は最後まで爆笑に包まれていた。

中井貴一「個人的にはまだ終戦ではないと思っている」終戦記念日に平和への思い

2025.08.15 Vol.web original

 

 映画『雪風 YUKIKAZE』の初日舞台挨拶が15日、都内にて行われ、俳優の竹野内豊、玉木宏、奥平大兼らキャスト陣と山田敏久監督らスタッフが登壇。実在した司令官を演じた中井貴一が平和への思いを語った。

 太平洋戦争の激戦を最前線で戦い抜きほぼ無傷で終戦を迎えた唯一の駆逐艦「雪風」の史実をもとに激動の時代を生き抜いた人々のドラマを壮大なスケールで描く話題作。

 この日は戦後80年という節目の終戦記念日。冒頭、観客とともに黙とうをささげた一同。

 残された実際の記録やエピソードを参考に描かれた登場人物たちの中、大日本帝国海軍・第二艦隊司令長官・伊藤整一という実在した司令官を演じた中井。

「役者を始めてから戦争映画に携わるたびに勉強させていただいてきました。僕のデビュー作は『連合艦隊』(1981年公開)で、そのときは少尉だったんですが、44年を経て司令官まで上りつめました。役者の技量はともかく、役柄的にはけっこう上に来たな、と」と笑いを誘いつつ「短い期間の撮影でしたが心を込めて演じさせていただきました」。

 「雪風」艦長・寺澤一利役の竹野内をはじめ、終戦記念日に迎えた公開初日に、それぞれの思いを語った一同。

 中井は「個人的にはまだ終戦になってないと思っています」と語り「いつか世界が平和になるまで、皆で努力していきたい。そんな思いが伝わる映画になれば」と平和への願いを語っていた。

 この日の登壇者は竹野内豊、玉木宏、奥平大兼、あみ、田中麗奈、中井貴一、長谷川康夫(脚本)、山田敏久監督。

鈴木亮平、撮影から1年経ても医療用語の早口長台詞を再現 菜々緒「私たちがダメなんじゃない、鈴木さんが変」

2025.08.14 Vol.web original

 

 公開中の映画・劇場版『TOKYO MER南海ミッション』の大ヒット舞台挨拶が14日、都内にて行われ、俳優の鈴木亮平、江口洋介、菜々緒が登壇。撮影終了した今なお、難解な長台詞を早口で再現した鈴木に会場が沸いた。

 2021年にTBS日曜劇場枠で放送開始以来、熱狂的ファンを持つ人気シリーズ劇場版第2弾。南海エリアを舞台に、喜多見幸太が新たな仲間とともにかつてないクライシスに立ち向かう。

 8月1日に初日を迎え、13日までの公開13日間で観客動員196万人、興行収入26億円を突破、この日にも200万人突破見込みという大ヒットに一同も感激。

 この日はSNSや観客からの質問に一同が回答。「好きなセリフは?」という質問に鈴木は「自分のセリフだと…“潮見先生、徳丸くんストレッチャー搬送、冬木先生、気管挿管…”」と医療用語を交えた早口の長台詞を再現。

 沸き起こった拍手に鈴木は「1年ぶりなんでかみましたけど(笑)」と照れつつ「ただただ長いから(好き)という(笑)。台本をもらって見た瞬間に覚え始めたセリフです」。

 そんな鈴木に菜々緒は「今回、前日にセリフが追加されたんですけど、まあボロボロでした。全然言えなくて。私たちがダメなんじゃない、喜多見チーフが変…すご過ぎるんだ、と」と苦笑し「医療用語は何回やっても覚えられない。この鈴木亮平という人間は本当にすごいと痛感しました」。

 どうやって長台詞を覚えるのかと聞かれると鈴木は「時間かけてやるしかない。近道はないですね」と言い「散歩しながらやってます」。菜々緒は「皆で集まっているときも、向こうの方から“医師の喜多見です!”って聞こえてくるので、あのへんに亮平さんいるんだなと分かる」と短いセリフにも手を抜かない鈴木の姿勢に脱帽していた。

「鈴木亮平さんに会いたい」七夕で願ったMERコスプレの男の子、舞台挨拶で本人と対面

2025.08.14 Vol.web original

 

 公開中の映画・劇場版『TOKYO MER南海ミッション』の大ヒット舞台挨拶が14日、都内にて行われ、俳優の鈴木亮平、江口洋介、菜々緒が登壇。一同がシリーズの大ファンの男の子と対面し感激した。

 2021年にTBS日曜劇場枠で放送開始以来、熱狂的ファンを持つ人気シリーズ劇場版第2弾。南海エリアを舞台に、喜多見幸太が新たな仲間とともにかつてないクライシスに立ち向かう。

 8月1日に初日を迎え、13日までの公開13日間で観客動員196万人、興行収入26億円を突破、この日にも200万人突破見込みという大ヒットに一同も感激。会場にもリピーターが多数いると分かると、菜々緒は「何回見に行ったか知りたい」と言い、鈴木が「“南海”だけに(笑)」。

 反響も続々。鈴木は「前作も見てくれた10歳の子から“人生で見た映画で一番感動しました”という手紙をもらいました」と幅広い客層に感激の笑顔。

 この日は、SNSや観客から寄せられた質問に一同が回答。観客から選ばれた人は舞台上で直接キャストに質問できるという企画に、会場は大盛り上がり。

 最初に登場したのは、お母さんの手作りと公式グッズを組み合わせたというTOKYO MERコスプレの男の子。男の子がリュックを方掛けすると鈴木は「“北見持ち”って言うんだよ」と、自身が演じる喜多見チーフそっくりの姿に大喜び。

 さらに、男の子にお母さんが「七夕に“鈴木亮平さんに会いたい”と書いて、この舞台挨拶で願いが叶ったので呆然としてます(笑)」と明かすと、鈴木は男の子とがっちり握手。

 鈴木は「会場にいる子どもたちも、映画を見終わってキラキラした目をしていたのでうれしいです」と喜んでいた。

鈴木福「良い漢とは何かを探してます」あこがれの眞栄田郷敦「どっちが良い漢か、そっちでしょ」

2025.08.12 Vol.web orginal

 

 映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』(9月5日公開)のジャパンプレミアが12日、都内にて行われ、俳優の橋本環奈、眞栄田郷敦と羽住英一郎監督が登壇。鈴木福と眞栄田とのやり取りに会場が爆笑した。

 2022年公開のホラー映画No.1大ヒットを記録した実写映画『カラダ探し』の続編。

 前作で主演を務めた橋本、眞栄田に加え、本作ではフレッシュなキャストたちが新たにカラダ探しに挑む高校生役に。

 その一人、鈴木福は「妹がカラダ探しの原作からファンで。妹孝行できてうれしかったです」と笑顔。同じく高校生役の本田真凜は、妹の本田望結と「福くんが幼なじみ。その同級生で、恋人にいくかいかないか…という役とは」と照れ笑い。そんな高校生役の5人は初日からあだ名で呼び合い、すぐに仲良くなったと言い、鈴木も本田を「マリリン」と呼び和気あいあい。

 この日は、タイトルにちなみ一同に「今探しているもの」という質問。それぞれ個性豊かな回答がそろう中、眞栄田は「友達。探してます。募集中。少なくて。この5人はあだ名をつけ合っていたのに…」。橋本から「切ない(笑)」と言われると眞栄田は「皆さん、います? いないでしょ?」と観客に共感を求め会場は大笑い。

 一方、鈴木は「良い漢とは何かを探して生きていたい」と回答。「いろんなかっこいい人たちの姿を見させていただいて、顔だけじゃない、醸し出せる雰囲気を出していきたいな、と思ってます」。

 そこに安斉星来が「大丈夫じゃない? 福ちゃんほど優しい男性は見たことない」と言うと、鈴木は「そういうの求めてないんで。優しいだけじゃダメとも言うし」と返し、一同爆笑。

 橋本から「今のところ見つかったものは?」と聞かれると鈴木は「まず筋肉かな。郷敦さんとか毎日トレーニングしていると聞いて…かっこいいなと」と眞栄田へのあこがれを語っていたが、眞栄田が「友達」と書いたフリップを示し「どっちが良い漢かといったら、そっちでしょ」。会場は爆笑に包まれた。

 この日の登壇者は橋本環奈、眞栄田郷敦、櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜、吉田剛明、羽住英一郎監督。

本田真凜、映画初出演で「妹の幼なじみの鈴木福くんと恋人に…?という役だとは」

2025.08.12 Vol.web original

 

 映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』(9月5日公開)のジャパンプレミアが12日、都内にて行われ、俳優の橋本環奈、眞栄田郷敦と羽住英一郎監督が登壇。映画初出演の本田真凜が橋本との対面に感激した。

 2022年公開のホラー映画No.1大ヒットを記録した実写映画『カラダ探し』の続編。

 前作に続き主演を務める橋本環奈。続編に「まだまだカラダ探せるな、と思って」と笑いを誘いつつ、新たにカラダ探しに挑む高校生役の5人に「みんな瑞々しくて。自分が年上の立場になるなんて…」と感慨深げ。

 その一人が、本作で映画初出演を果たしたフィギュアスケーターの本田真凜。「自分がこんな(舞台)挨拶をしているのが不思議」と語っていた本田。

 人気作への参加について聞かれた鈴木福が「妹が原作からファンだった」と明かすと、本田が「私も前作を妹(本田望結)と見に行っていて。妹の幼なじみが福くんなんです。妹と同じ事務所で、妹のレッスンに私も着いて行ってたんです。その福くんと同級生で、恋人いくかいかないかという役が来るとは思ってなかったです」と照れ笑い。

 さらに本田は「個人的に橋本環奈さんがすごく好きで写真集も買ってるんです。でも今日初めまして、で。目も合わせられず、環奈さんが後ろを向いているときに“耳の形まできれいだな”と思いながら見てました」と橋本との対面に感激。

 橋本は「どうしよう、耳の形を見られてたんですね」と苦笑しつつ「私もメイクさんと“真凜ちゃん、めちゃくちゃ肌白くてかわいいね”と話してたんです。でも、話しかけても固まってらっしゃるので…うれしいです(笑)」。

 映画初参加について聞かれると本田は「一番緊張したのが撮影に入る前の、初めて皆で集まっての“本読み”。フルで台本を覚えて、こういう動きをしようとかまで考えていたんですけど、当日は皆に合わせて、あまり感情を入れないふりをしていました(笑)」。

 この日は、タイトルにちなみ一同に「今探しているもの」という質問。本田は「夢の続き配信サービス。自分が見た夢の続きを配信してくれるサービスがあったらいいな、と。昨日も、アフリカ象になるオーディションを受けてて、続きが見たくて…」と独特な回答で一同を笑わせていた。

 この日の登壇者は橋本環奈、眞栄田郷敦、櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜、吉田剛明、羽住英一郎監督。

福山雅治、代役使わずマジック演技 有村架純「間近で見ていた私も気づかないくらい」

2025.08.11 Vol.web original

 

 映画『ブラック・ショーマン』(9月12日公開)の完成報告会が11日、都内にて行われ、俳優の福山雅治、有村架純と田中亮監督が登壇。一流マジシャン役でマジック練習に挑んだ福山の上達ぶりに田中監督が脱帽した。

 東野圭吾による大ヒット小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を映画化。

 会見前、舞台上で2枚のボードがすれ違ったかと思うと、数秒前までいなかった福山が出現するというマジックで登場した福山。今日初めて挑戦したと言い「できますよね、という空気だった。今日一番、緊張してるところだったので成功してよかった(笑)」とほっとした表情。

 ダークヒーロー的な主人公の超一流マジシャン神尾武史を演じる福山。実は福山と東野氏との会話から生まれた作品だと言い、福山は「長く『ガリレオ』シリーズで湯川を演じさせていただいている中で、もし湯川がダークサイドの人間だったらどうなっちゃうんだろうというのがあった」と、東野氏原作の『ガリレオ』シリーズで主人公の物理学者・湯川学を演じる中で「湯川のダークヒーローっぽい一面がよりくっきり描かれたものがあったらいいですよね…なんて、遠くを見ながら言わせていただいた(笑)」と、いきさつを明かした。

 撮影の数か月前からマジックの特訓をこなし、劇中のマジック演出はすべて自ら演じたという福山。口から免許証を出すというマジックのシーンについて、田中監督が「もとは“手から免許証を出す”というシーンだったんですが福山さんがすぐできてしまい…」と、より難しいマジックになったと明かし「うれしい誤算。努力の人ですからね」とニンマリ。有村も「間近で見ていた私も気づかないくらいでした」と感嘆した。

 福山は「台本に書かれていないマジックが現場で発生したりして、だんだん監督やマジック監修の方も“こういうの考えているんですけどできますよね?”と増えていって…で、今日の(会見冒頭の)ことに至るんです」と苦笑しつつ「結果として、本当にフィジカルにやっているマジックがあることで、作品の説得力が生まれたので提案してもらってよかった」と笑顔を見せていた。

有村架純、初共演の福山雅治は「圧倒的存在でした」“叔父と姪”役で互いに絶賛

2025.08.11 Vol.web original

 

 映画『ブラック・ショーマン』(9月12日公開)の完成報告会が11日、都内にて行われ、俳優の福山雅治、有村架純と田中亮監督が登壇。有村が実は初共演という福山との芝居を振り返った。

 東野圭吾による大ヒット小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を映画化。

 完成した作品に、主人公の超一流マジシャン神尾武史を演じる福山が「ズバリ面白かったです。隙の無い仕上がり」と胸を張ると、神尾とバディを組む姪・真世役の有村も「迫力もテンポも音楽も…ピースがかちっとハマっている作品」と自信。

 本作で、父が殺された悲嘆から神尾とのテンポの良い掛け合いまで、幅広い表現力が求められる難しい役どころを演じた有村。役作りでは「(父親役の)仲村トオルさんの写真を携帯の待ち受けにさせていただいて。携帯は毎日見るものなので、そこにトオルさんのお顔があると“父”と刷り込まれていく感覚があって。助けられました」。

 福山も「有村さんは本当に実力がある方。有村さんの真世が神尾にリアリティーを持たせてくれ、自由度を高めてくれた」と絶賛。

 実は初共演という2人。有村は共演実現に感激しつつ「実際に現場で見た福山さんは、それまで歩まれてきた歴史を感じさせるというか。あれもこれもと、ご自身の武器をお芝居にされていく。圧倒的な存在でした。それはしっかり映像にも残っています」と感嘆。

 お互いにたたえ合い「恐縮です」と照れ合う2人に、田中監督も「見事だったと思います。叔父と姪という、東野さんの発明の1つだと思いますが、こういう関係性のバディもあまり見たことがない」。

 有村が「最初からお互いを信頼する空気感があって。福山さんが心をどんと開いて待っていてくださったので、私はそこに潜り込んでいくだけというか」と感謝すると、福山も「親族ですからね(笑)」と笑顔を見せていた。

福原遥、映画『あの花』続編決定に感激!伊藤健太郎「オレら出れるのかな?」

2025.08.08 Vol.web original

 

 大ヒット映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のシネマ・コンサート&トークショーが8日、都内にて行われ、俳優の福原遥、伊藤健太郎、小野塚勇人と原作者・汐見夏衛が登壇。続編映画化の発表に歓声が上がった。

 汐見夏衛による同名ベストセラー小説を実写映像化した大ヒット映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の名シーンをオーケストラの生演奏とともに鑑賞できるシネマ・コンサート。

 主演の福原遥、伊藤健太郎、小野塚勇人、そして原作者・汐見夏衛が1年半ぶりに再集結する「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」シネマ・コンサート&トークショー。

 開催発表初日から応募が殺到したという一夜限りの特別イベント。撮影から1年半経っての催しに一同も「この作品がどれほど愛されているかを実感します」と感激。

 この作品は自分にとってどんな存在となったかという質問に、主人公で、現代の女子高生・加納百合役を演じた福原遥は「自分にとってかけがえのない、一生大切に残る作品になりました」。

 百合がタイムスリップした戦時中の日本で出会う特攻隊員・石丸役の伊藤健太郎は「戦争をテーマにした作品はこれが初めてで。それまでも日常で戦争について意識を向けたことはあったんですけど、これを経験して自分の中で考え方が改まったところもあるので今後、生きていく上でも重要な存在になってくれていると思います」。

 同じく特攻隊員・加藤役の小野塚勇人も「僕たちの同世代やもっと若い人がこの映画を見てくれて。僕の姪っ子からも、この映画を見て戦争のことを考えたと言われ役者としてそういう作品を残せたことがうれしかった」と語った。

 福原とW主演を務めた佐久間彰役の水上恒司と、特攻隊員・寺岡役の上川周作からもビデオメッセージが到着。水上は「今年は終戦から80年。大切な人や未来の子どもたちのために何ができるか、この映画が考えるきっかけとなったら」。

 さらにこの日は同作の続編映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』の製作決定も発表(2026年公開)。原作者の汐見氏は「『あの花』を書いた翌日から、これでは終われないと書き始めた作品。読者の皆さんからも映画化を期待されていたので喜んでいただけるのでは」と期待。

 伊藤と小野塚は「オレたち出られるのかな」と首をかしげ笑いを誘っていた。

菅野美穂「大谷翔平、肉!みたいな」ホラー映画の怪演役作りに赤楚衛二「合ってます」

2025.08.08 Vol.web original

 

 映画『近畿地方のある場所について』の初日舞台挨拶が8日、都内にて行われ、俳優の菅野美穂、赤楚衛二と白石晃士監督が登壇。菅野と赤楚が「これまでにない一面」と互いに評価する怪演を振り返った。

 SNSで話題拡散、単行本化されるや大ヒットを果たした、背筋による同名小説を映画化。

 劇中では恐ろしいほどの怪演を見せた菅野。司会から「見終わった方からすると菅野さんの笑顔も怖いのでは」と言われると菅野は「あらそう?」とケロッとした表情で、突然「ヘーイヘイヘイヘーイヘイ!」と『学園天国』のコール&レスポンス。ノリノリで返す観客をみて「大丈夫です」と一安心。

「骨付き肉を生でも食べるような女性という境地で演じました」と語っていた菅野はホラー演技について「躊躇はカメラに映ると思うので、フルスイングで。大谷翔平、肉!みたいな…いや、違うかな?」と例え、赤楚が「合ってます」と太鼓判。

 その赤楚も、劇中で呪われるシーンの動きの不気味さが話題になると、再現しながら「実際に自分で動きました。呪われてたんだと思います」。

 白石監督も、菅野に「私が何も言わなくてもあそこまでされていたので素晴らしい」、赤楚に「ご自分のイメージのことも考えず、ここまでやっていただけるんだと、うれしい限りでした」と感嘆。

 2人は、一番怖かったシーンをネタバレしないようジェスチャーで再現したり、笑えるオチの“怖い話”を披露。爆笑の舞台挨拶となった。

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