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二宮和也 中島健人からの質問「アイドルと俳優の違いを教えてください」に真剣回答

2023.02.20 Vol.web original

 

 公開中の映画『ラーゲリより愛を込めて』のロングラン御礼舞台挨拶が20日、都内にて行われ、主演・二宮和也と瀬々敬久監督が登壇。二宮が観客や共演者からの質問に答えつつロングランヒットへの感謝を語った。

 辺見じゅんによる『収容所から来た遺書』を原作に、第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留され、過酷な日々の中でも希望を失わずに生きた山本幡男(やまもと はたお)の半生を描く。

 公開から2カ月経った現在、全国363館でロングラン上映中。観客動員は180万人、興行収入は24億円を突破。

 二宮は公開2カ月後の舞台挨拶に「驚いてます、このタイミングの舞台挨拶って何をすればいいんだ?と(笑)」と目を丸くしつつ大ヒットに感激。

 この日は映画を見た人から寄せられた質問に2人が回答。「自分にとって生きる希望とは?」と聞かれると、二宮は「普段から応援してくれる人たちに、新鮮な気持ちを与えれられる人であり続けたいんです」と回答。

 ビートたけし原作の恋愛映画『アナログ』の公開も控えている二宮。これまでは歴史ものや社会派作品など硬派な作品への出演が多かっただけに「僕、あまりラブストーリーとかやったことなかったんです。ずっと応援してくれてる人たちは“現代に戻ってきて大丈夫か”と不安に思うかもしれないけど、新鮮な気持ちになってもらえたら」と自虐を込めつつ、新たな役どころに意欲を見せた。

 さらに、共演者の松坂桃李らからも質問が。“東京都の20代男性、中島健人さん”からの「アイドルと俳優の違いを教えてください」という質問に、二宮は首をひねりつつ「違いはそんなにないんじゃないかと僕は思ってます。フィルターや届け方が違うだけで、やっていることは一緒だと思っていて。中島さんがアイドルを演じているとは思わないですよ? 演じてないと思っているとしたらちょっと信じられないけど(笑)。そういうキャラクターを切磋琢磨して作り上げていく行為は、そんなに(アイドルも俳優も)変わらないと思う」と根底にある思いは同じだと回答し「僕もグループ時代に(作品に)呼ばれるときは俳優然とせず、呼ばれた意味を考えてましたけどね。彼はもうできているんじゃないですか」と後輩・中島に太鼓判。

 この日は、二宮と同じく、シベリア抑留を経験した祖父を持つという、京都府・舞鶴引揚記念館の学生語り部を務める大学生も会場に。「映画が公開されてから、資料館に若い世代の来館者が増えている」と告げられ「僕らが作ったものを見て、資料館と言う形で見てみようと思って行ってくれるのはうれしい」と喜んだ二宮。

 二宮は「うちのお祖父さんも帰ってきたのが4年後だったけど、もしそのときお祖母さんに新しい家族があったらどうしたんだろうな、と思う。うちのお祖父さんはうまくまとまって、オレが出てきたんだけど」と、仲間たちの心に帰国への希望の灯を灯し続けた山本氏や、自身の祖父に思いをはせた。

 最後に二宮は「皆さまの声をなめてました、すみません。こんなに長く続くとは思ってなくて。応援してくださる皆さんの力を改めて痛感しました」とロングランの感謝を改めて語っていた。

藤本美貴 NiziUに刺激「私も昔は歌って踊ってをしてたんですけど…その心を取り戻したい」

2023.02.19 Vol.web original

 

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』完成報告会と完成披露試写会が19日、都内にて行われ、声優を務めた永瀬廉(King & Prince)、山里亮太(南海キャンディーズ)、藤本美貴と主題歌を担当したNiziU、堂山卓見監督が登壇。一同が映画にちなんだトークで盛り上がった。

 映画第1作目が公開された1980年から42作目を迎える『映画ドラえもん』シリーズ第42作目。

 本作では、のび太たちが訪れる空の理想郷“パラダピア”の学校の先生を演じた藤本。堂山監督から「声もすごくきれいで。CDとかで散々聞いているつもりだったんですけど…。声がすごくアニメに向いている。ドラえもんたちと一緒に並んでも会話できる感じ」と大絶賛されると、照れながらも「今後、声優に力入れていきます(笑)」。

“パーフェクトな理想郷”という映画の舞台にちなみ「最近、パーフェクトだと思ったことは」と聞かれると、藤本は「仕事と家事育児を両立しているとなかなかパーフェクトって難しいんですけど、帰ってご飯食べるまで30分しかないというとき、メチャクチャ早く動けたとき。ご飯も“速炊き”して、同時進行でめちゃ速く動くという。私できるじゃん、最高!って思いました(笑)」と胸を張った。

 その後の完成披露舞台挨拶では「NiziUさんを見ていて、私も昔は歌って踊って、をしてたんですけど、その心を取り戻したいです」とアイドル時代を振り返りつつ「今、そんなに踊ったりしたいと思わないですから(笑)。その心を取り戻して身も心も若々しく…」と苦笑。

 そんな藤本は、ドラえもんやのび太たち5人の中で誰とどこで何をしたいかと聞かれると「のび太くんと、私が旦那さん(庄司智春)と出会った場所で、恋バナをしたい。これから、しずかちゃんをさそうときに役立つかなって」と言い、のび太を喜ばせていた。

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』は3月3日より公開。

永瀬廉「しずかちゃんに“永瀬さんのエッチ!”って言われたい」念願叶い感激

2023.02.19 Vol.web original

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』完成披露試写会舞台挨拶が19日、都内にて行われ、声優を務めた永瀬廉(King & Prince)、山里亮太(南海キャンディーズ)、藤本美貴と主題歌を担当したNiziU、堂山卓見監督が登壇。ドラえもんたちと爆笑トークを繰り広げた。

 映画第1作目が公開された1980年から42作目を迎える『映画ドラえもん』シリーズ第42作目。

 のび太たちが空の理想郷“パラダピア”で出会うパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャを演じた永瀬は「僕が子供のころにドラえもんを見たときと同じような気持ちになってもらえれば」と会場の子どもたちに呼びかけた。

 この日はドラえもん、のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫も登場し、登壇者たちに質問をすることに。

 スネ夫から、映画の舞台にちなみ「永瀬くんもパーフェクトアイドルだと思うんですけど…」と言われると、永瀬は「どちらかというとそうですね」と澄まして答え、会場の笑いをさそいつつ「パーフェクトになるために、これができるようになれば、ということは?」との質問に「僕、ドラえもんのことを(関西弁のイントネーションで)ドラえもんと発音してしまうことがあって。オレの発音が広まったらイヤやな、と。これから発音するときはパーフェクトにしたい」。

 さらに、ドラえもんたち5人のうち誰とどんな冒険に行きたいかと聞かれると、永瀬は「しずかちゃん。男として守ってあげたいというのもあるし…あわよくば“永瀬さんのエッチ!”と言われたい」。

 するとしずかちゃんから「そんなこと言われても困っちゃうわ。永瀬さんのエッチ!」と念願のひと言をもらい、「今、録画したやつを買い取ります」と感激していた。

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』は3月3日より公開。

 

ワールドツアー上映『鬼滅の刃』米ロサンゼルスで舞台挨拶 世界市場をどう取り込めるか

2023.02.18 Vol.Web Original

 コロナ禍で社会現象になる大ヒットとなったアニメ『鬼滅の刃』。「週刊少年ジャンプ」で2016年2月〜20年5月まで連載されていた漫画で、全23巻のコミックスの累計発行部数は1億5000万部を突破している。

上戸彩「すごく悪い目をしてる」見抜かれた阿部サダヲ「怖かった。上戸さんてすごいんだな、と…」

2023.02.17 Vol.web original

 

 映画『シャイロックの子供たち』初日舞台挨拶が17日、都内にて行われ、主演・阿部サダヲ、共演の上戸彩、玉森裕太ら豪華キャスト陣と本木克英監督が登壇。上戸が、撮影中に起きた阿部の変化に気づいたエピソードを明かした。

 池井戸潤による同名ベストセラー小説の映画化。メガバンクの支店で起きた現金紛失事件をめぐる謎と人間ドラマを、映画オリジナルの完全ストーリーで描く。

 最終稿を渡されたのは撮影の一週間前だったが、主演の阿部は「それまで自分が主役だと思ってなかった」とのことで「原作だと失跡する役なので、途中でいなくなるものだと思ってました。そしたらいっぱい出てた(笑)」と苦笑しつつ「うれしかったです」。

 何度も改稿を重ねるうち「私たち3人(阿部、上戸、玉森)のシーンがどんどん増えていったんですよね。池井戸さんのオリジナルということで…」と冷静に振り返っていた上戸。

 撮影中のエピソードを聞かれると、上戸は「撮影の後半(阿部が演じている)西木さんじゃないオーラで現場に入って来たことがあって。もしかして次の作品の台本読みました?と聞いたら、来る途中の車の中で読んだ、と言っていて。今日、すごい悪い目をしてますよ、誰か殺してきたような目をしてる、と言ったら、殺人犯の役の台本を読んできちゃった、と。どう見ても背負ってるものが違うんですよ。今日、別人ですよ、戻して戻して、と…」と明かすと、阿部は「怖かったなー、あの時は。本当にびっくりした。上戸さんてすごいんだなと思いましたよ」と、上戸の洞察力に脱帽。

 そこに玉森が「僕はその横にいましたけど全然気づかなかった」と言い、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、佐々木蔵之介、本木克英監督。

 映画『シャイロックの子供たち』は公開中。

玉森裕太、阿部サダヲの適当ぶりを暴露しようとして自爆「記憶って改ざんされるんですね」

2023.02.17 Vol.web original

 

 映画『シャイロックの子供たち』初日舞台挨拶が17日、都内にて行われ、主演・阿部サダヲ、共演の上戸彩、玉森裕太ら豪華キャスト陣と本木克英監督が登壇。玉森いわく「適度な適当感がよかった」という共演者同士が、その言葉通りの和気あいあいぶりを披露した。

 池井戸潤による同名ベストセラー小説の映画化。メガバンクの支店で起きた現金紛失事件をめぐる謎と人間ドラマを、映画オリジナルの完全ストーリーで描く。

 感染対策もあり、撮影中はなかなか会話できなかったという一同。阿部や上戸とともに本作の宣伝活動に駆け回ったという玉森が「阿部さんも上戸さんも良い方で、すごく好きになりました」と言うと上戸は「ありがとう(笑)」、阿部も「オレだって好きだよ」と相思相愛のもよう。

 阿部の印象について聞かれた玉森が「適度な適当感がよかった」と言うと、すかさず阿部が「彼も相当、適当なところあるんですよ」。

 玉森が髪色を変えたことにも、上戸はすぐに気づいたが阿部はまったく気づかなかった、と玉森。

「もう一個言うと、阿部さんが現場にカレーを差し入れてくれた日があって。それをこの3人とスタッフさんで一緒に食べたのに、後日、上戸さんがいなかった体で話していた」と暴露したが、上戸が「玉ちゃん、また適当なこと言ってる(笑)」と大笑い。

 どうやら、上戸のほうが阿部がその場にいたことを忘れてカレーを食べた思い出を話していたというのが実情だったようす。阿部は「なんだ、その絞り出したエピソード」とボヤいたが、玉森は「記憶って改ざんされるんですね」とあっけらかんと言い、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、佐々木蔵之介、本木克英監督。

 映画『シャイロックの子供たち』は公開中。

二宮和也と波瑠が初共演 ビートたけし初の恋愛小説が映画化決定

2023.02.17 Vol.web original

 ビートたけし初の書き下ろし恋愛小説「アナログ」が主演・二宮和也、ヒロインに波瑠を迎え映画化されることが決定した。二宮と波瑠はこれが初共演となる。

 原作は、ビートたけしが70歳にして初めて書き上げた同名小説(集英社文庫刊行予定)。週に1度、出合った喫茶店で会うつかの間の時間で、ゆっくりと関係を深めていく男女の愛の物語。監督は『ホテルビーナス』『鳩の撃退法』のタカハタ秀太監督。

 主人公のデザイナー・水島悟を演じる二宮は、充実した撮影の日々を振り返り「目まぐるしく変化する世の中ですが、いつの時代も”誰かを大切にする気持ち”の本質はとてもシンプルで変わらないのだと改めて気付かされる作品です。コロナ禍を経たからこそ感じることができる人と会うことの温かさと喜びを、ぜひ劇場で感じていただけると幸いです」とコメント。

 水島が出会う、どこか謎めいた女性・美春みゆきを演じる波瑠も「脚本を読ませていただき、とても美しい物語に感動しました。今は会えなくてもいろいろなことを共有できる世の中でとても便利なことですが、一緒にいることでこそ分かち合える喜びに鈍感になってしまったのかもと不安になります。誰かと愛を育めることは奇跡そのものなのだと、この作品を通して実感しました」と作品への思いを寄せている。

 タカハタ監督は「『アナログ』が出版されてすぐ、これを二宮和也さんで映画にしたい!と切に思いました。映画化をご承諾いただけたことは幸甚の至りです」と明かしつつ「二宮さんと波瑠さん、初共演のふたりの撮影初日を見て、まさに〈悟とみゆき〉を感じました」と、デジタル化された時代に、アナログな恋を演じる2人に太鼓判を押している。

 映画『アナログ』は2023年秋、公開予定。

こがけん『グーニーズ』元子役20年ぶりの俳優復帰作に「見ていて涙が出た」

2023.02.16 Vol.web original

 

 映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のイベントが16日、都内にて行われ、歌手の広瀬香美、お笑い芸人のこがけん、ダンスグループのパワーパフボーイズがゲストとして登壇。こがけんが本作に出演するキー・ホイ・クァンについて熱く語った。

 ある日突然、宇宙一の悪党と闘うためにマルチバースに放り出された“おばさん”の奮闘を、香港映画界のレジェンド女優ミシェル・ヨーを主演、『グーニーズ』などの元子役キー・ホイ・クァンを共演に迎えた話題作。

 ミシェル・ヨーが演じる主人公の夫を演じるキー・ホイ・クァンの劇中衣装をモチーフにしたファッションで登場したこがけん。

 キー・ホイについて「僕らの世代は絶対に知っている人」と振り返り「でも彼はその後、歳をとるにつれてだんだん役がなくなっていって、それでも映画に関わりたいと、裏方や武術指導などをしていたんです。そしてもう一度俳優をしたいと、オーディションを受けてこの役を勝ち取ったんです!」と熱く解説し「カンフーのアクションシーンもあるんですけど、見ていて涙が出てきちゃって。武術指導をやっていた過去が、ここで回収されるんだ、と」と、約20年ぶりだというキー・ホイの俳優復帰に感動の面持ち。

 本作を大絶賛するこがけんも、アカデミー賞に最多11部門ノミネートという注目ぶりに「SFのようなジャンルものがノミネートというのは快挙ですよ」と大興奮。

 キー・ホイの劇中シーンのものまねも披露したこがけんに、日本版イメージソングを生歌唱した広瀬香美も「一番カオスでした。持ってかれちゃいました」と苦笑していた。

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は3月3日より公開。

広瀬香美 自分の“顔”をネックレスにしたカオスすぎるファッションで登場

2023.02.16 Vol.web original

 

 映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のイベントが16日、都内にて行われ、歌手の広瀬香美、お笑い芸人のこがけん、ダンスグループのパワーパフボーイズがゲストとして登壇。広瀬がデビュー30周年に「何でもチャレンジしたい」と意気込みを語った。

 ある日突然、宇宙一の悪党と闘うためにマルチバースに放り出された“おばさん”の奮闘を、香港映画界のレジェンド女優ミシェル・ヨーを主演、『グーニーズ』などの元子役キー・ホイ・クァンを共演に迎えた話題作。

 冒頭、広瀬香美は本作の日本版イメージソングに抜擢された楽曲『プレミアムワールド』を生歌唱。振り付けを担当したパワーパフボーイズとともに熱いライブパフォーマンスを繰り広げ、最後はこがけんも滑り込んで決めポーズ。

 広瀬は「パワーパフボーイズの皆さんに、こがけんさんにも加わってもらって。もう一生ないだろうと思うと、記念すべき一瞬だった」と大満足。

「デビュー30周年で、やったことのないことを何でもチャレンジしてみようと、K-POPふうに作ってみた」という同曲。ピタリとはまるカオスな世界観に「この映画のためにこの曲を作ったのよ、と(笑)」と笑顔を見せ「最近ミシェル・ヨーさんと似てるって言われてめちゃくちゃ光栄」と喜んだ。

 そのミシェルは、先日のゴールデングローブ賞で見事、主演女優賞(ミュージカル・コメディー部門)を受賞。その際のミシェルのスピーチに、広瀬は「女性の代表として私たちが言えなかったことを力強く言ってくれた」と感動の面持ち。

 この日、自分の顔をかたどったアクセサリーを胸に下げていた広瀬。奇抜なファッションに「これもチャレンジでつけてみました」と言い「顔が2つ。カオスです(笑)」とダジャレで会場の笑いをさそっていた。

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は3月3日より公開。

木村拓哉 信長と濃姫の“初夜ネタ”で笑いとる「お2人が結ばれた夜も…?」

2023.02.15 Vol.web original

 

 公開中の映画『レジェンド&バタフライ』のオンラインファンイベントが15日、都内にて行われ、主演・木村拓哉と大友啓史監督が登壇。全国から参加したファン約50名とオンラインでつながり“レジェバタ”トークで盛り上がった。

 信長役に木村拓哉、濃姫役に綾瀬はるかを迎え、脚本・古沢良太、監督・大友啓史のタッグで信長と濃姫の知られざる物語を描く、東映70周年記念の超大作。

 この日、オンラインで参加したのは映画公式サイトで開催中の「天下布武キャンペーン」に投稿した全国各地の“宣伝大名”たち。

「ご覧になった皆さんの感想を直に聞きたいと思っていた」と言う木村。「劇場を出てから放心状態だった」という千葉県の男性から「新時代の時代劇として伝説になる作品だと思いました」と絶賛されると「彼が話している言葉を聞いて鳥肌が立ちました」と感激。

「若いころは2人とも気が強かったので、信長と濃姫に自分たちが重なった」という夫婦に、木村は、信長と濃姫の初夜のシーンを引き合いにし「お2人が結ばれた最初の夜には、奥様が旦那様をボコボコに(笑)?」と質問し、大友監督やオンラインの参加者も大笑い。

 その初夜シーンのメイキングが披露されると、木村は「本番では(中谷美紀が演じた)各務野さんのワイヤレスマイクがぼろっと落ちるまで中谷さんをしばいてました」と現場での奮闘を振り返った。

 子どもが小さいので別々に見に行ったという夫婦には「近くにお祖父さんお祖母さんがいて預かってくれるんですね」と気遣いながら「次はお2人で見て、映画館を出たあとに、いつもこんな手のつなぎ方してたっけという手のつなぎ方してほしいですね」。

 カップルで参加した男性が「信長さまは濃姫にずっと思いを伝えられなかったので、自分はちゃんと伝えたいと思いました」と言うと、木村は「まさに今だと思うよ」。すると男性は即座に隣にいた女性に「大好きです!」と伝え木村は「レジェンド級の速さだった(笑)」と喜び、会場もほっこり。

 この日、木村は冒頭、14日に急逝した東映株式会社代表取締役社長の手塚治氏をしのび「太秦の撮影所を後にするとき、今度戻ってくるときは信長として挨拶をさせていただきます、と挨拶させていただいた」と振り返り手塚氏への感謝を語っていた。

東出昌大 思わず涙 演じた金子勇氏遺族から「お墓をピカピカに掃除してくれた」と感謝の手紙

2023.02.14 Vol.web original

 映画『Winny』先行上映会舞台挨拶が14日、都内にて行われ、W主演の東出昌大と三浦貴大らキャストと松本優作監督が登壇。東出がサプライズの手紙に感激し目をうるませた。

 簡単にファイルを共有できる革新的なソフトとして注目を集めながら、作品の違法アップロードなどを招き、開発者・金子勇氏が逮捕された実際の事件の映画化。

 Winnyの開発者である故・金子勇氏を演じるにあたり「どちらかというと金子勇さん自身にも懐疑的な思いで取材や役作りをしていった」と振り返った東出。「でも、こんな天才がいたのかと、こんな純真無垢なプログラム愛にあふれていた人が長年の裁判の中に埋もれてしまったのか、と思い、金子氏の存在を知ってもらいたい一心で演じました」と振り返った。

 体重を増やすなどして役作りに臨んだ東出。撮影現場で金子氏の実姉に感嘆されたといい「お姉さんが“勇ちゃんがいる”とおっしゃってくださったことは役者冥利に尽きると思いました」と感激しきり。

 さらにこの日は、サプライズで実姉からの手紙も届いた。実姉は「東出様、弟と再会することはできませんでしたが、映画の中の東出さんは弟が生き返ったようで、思わず涙が出てしまいました」とつづり「お墓参りをしてくださり、お墓をピカピカに掃除してくださったこと、一生忘れません」と感謝。

 遺族からの思いのこもった手紙に、東出は目を赤くし「まさかお手紙を頂けるとは思っていなかったので…。ありがとうございます」と頭を下げていた。

 この日の登壇者は東出昌大、三浦貴大、渡辺いっけい、吹越満、松本優作監督。

 映画『Winny』は3月10日より公開。

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