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中井貴一と関ジャニ∞安田の今年の運勢は…「おとめ座のA型と同じなので」

2023.01.06 Vol.web original

 

 映画『嘘八百 なにわ夢の陣』の舞台挨拶が6日、都内にて行われ、出演の中井貴一、安田章大(関ジャニ∞)、中村ゆり、友近と武正晴監督が登壇。“開運映画”にちなみ今年の運勢の話題で盛り上がった。

 中井貴一と佐々木蔵之介が目利き古美術商と腕の立つ陶芸家という“骨董コンビ”を演じる痛快な娯楽作。

 本作で3作目となった人気シリーズ。中井は「3作目では海外を望んでいたんですけど(1作目と同じ)大阪の堺に戻るという展開になった」と苦笑しつつ、ロケ地の大阪を満喫した様子。シリーズ初参加の安田も「撮影させていただくにあたって豊臣秀吉さんには1回ご挨拶に行かないと、と思ってお墓のほうに手を合わせに行きました」。

 劇中では“カリスマ波動アーティスト”TAIKOHを演じた安田。武監督から「(絵を描くシーンは)何かが降りてきている感じで素晴らしかった。実は安田さんとお会いして、あてがきというかTAIKOHのキャラが作られていった」と絶賛され、TAIKOHを支える謎の美女を演じた中村ゆりからも「あのTAIKOHが胡散臭い存在にならなかったのは安田さんの持っている純粋さのおかげ」と言われると「そんなん言われるなんて…生きてきてラッキー」と照れまくり。

 新年早々ということで「今年チャレンジしたいこと」と聞かれた一同。最初に友近が「楽屋でも話題になっていたんですが、今年最強の運勢がしし座のB型だってテレビでやってたらしいんです。私、しし座のB型なんです。今年はいいことがありそう。何でも挑戦したい」と喜び、自身のネタキャラ「“西尾一男”と“水谷千重子”とでハワイ公演ができたら」と意気込み。

 一方、同じ運勢ランキングで48通り中の「41位だった」という安田は「あまりにも低いところにいるので、あやかりたいなと、一男さんと千重子さんのところに参加できたら」と、友近のハワイ公演に参加希望。中村は「私は48位だったので、チャレンジしない」と笑いをさそい、最後に中井が「この『嘘八百』を海外で撮影する」と1作目からの夢を掲げつつ「僕と安田くんはおとめ座のA型と同じなので、友近について行きながら」と4作目の海外撮影に向け、運勢1位の友近にあやかる気満々で笑いをさそっていた。

 映画『嘘八百 なにわ夢の陣』は公開中。

リアルでも小学生からの友人! 北村匠海と中川大志 W主演作の友情ショットが解禁

2022.12.27 Vol.web original

 映画『スクロール』(2023年2月3日公開)から、W主演を務める北村匠海と中川大志の“友情ショット”が解禁された。

 YOASOBIの大ヒット曲「ハルジオン」の原作者としても知られる橋爪駿輝による同名ベストセラー小説を北村匠海と中川大志のW主演で映画化した青春群像劇。

 今回解禁されたのは“僕”役の北村匠海と、ユウスケ役の中川大志の2ショット場面写真4点。

 同じ事務所の所属であり、実生活でも小学生からの友人である北村と中川。

 北村は「子どもの頃から友人の大志と、この作品を背負える事、とても嬉しく思います」、中川は「北村匠海という俳優は、僕がこの世界に飛び込んだ小学生の頃からずっと、沢山の刺激を貰ってきた存在です。近いようで遠く、なかなか交われ無かった彼と、この歳になって、やっと、共に作品が作れる事に胸が熱くなりました」とお互いについてそれぞれ語っている。

 そんな2人が見せる絶妙な距離感のコンビネーションがつむぐ、エモーショナルで共感必至の青春ストーリーに期待大だ。

大ヒット映画『君の名前で僕を読んで』5周年イベントで醍醐虎汰朗と阿部顕嵐が朗読劇

2022.12.27 Vol.web original

 映画『君の名前で僕を読んで』の日本公開5周年記念委弁トが2023年1月27日より恵比寿ザ・ガーデンホールで開催。俳優の醍醐虎汰朗と阿部顕嵐が朗読劇に挑む。

 17歳と24歳の青年の恋の痛みと喜びを描き、アカデミー賞で脚色賞を受賞。日本でも大ヒットを果たした映画『君の名前で僕を呼んで』の公開5周年を記念するイベント。第1部「朗読劇 君の名前で僕を呼んで」と第2部「映画スペシャルトーク」の2部構成となる。

 今回、本イベントの予告動画と、朗読劇でエリオ役を演じる醍醐虎汰朗(だいごこたろう)とオリヴァー役・阿部顕嵐(あべあらん)の特写が解禁。

 NHK 連続テレビ小説「舞いあがれ!」などでも注目の醍醐と、主演ドラマ「さよならハイスクール」(Hulu)や舞台、音楽活動も行う阿部。2人の青年のピュアな感情が広がるようなカラー2ショットと、憂いや切なさを感じさせる大人っぽいスタイリングのモノクロショット。朗読劇で、作品の魅力をどう表現するかに挑む2人の魅力あふれる特写となっている。

「君の名前で僕を呼んで ~5th anniversary~ 」は2023年1月27 日~29日に恵比寿ザ・ガーデンホールで開催。

12月27日はエッフェル塔建築家の命日 映画『エッフェル塔~創造者の愛~』新場面写真解禁

2022.12.27 Vol.web original

 映画『エッフェル塔~創造者の愛~』(2023年3月3日全国公開)の予告映像と新規場面写真が、エッフェル塔を手がけた建築家ギュスターヴ・エッフェルの命日にあたる12月27日に解禁となった。

 アメリカの〈自由の女神〉を手がけ、天才建築家として名を馳せていた、ギュスターヴ・エッフェルが、当時としては異例尽くめの建造物〈エッフェル塔〉に挑む姿と、その裏に秘めた、ある女性との愛を描く感動作。エッフェル役はフランスを代表する演技派俳優ロマン・デュリス。

 今回、新たに解禁されたのは、19世紀のパリジャンらしい衣装に身を包んだロマン・デュリスや、エマ・マッキーが演じるヒロイン・アドリエンヌ、そして建設途中のエッフェル塔の足組みを舞台に命を懸けて塔の建設に臨む迫力のシーンを収めた場面写真。

 映画が公開される2023年はエッフェル没後100年の節目の年でもあり、来年の注目作となりそうだ。

来日パク・チャヌク監督「BTSのRMさんにお礼を言いたい」K-POPアーティストたちが最新作にドハマり中

2022.12.27 Vol.web original

 映画『別れる決心』ジャパンプレミアが26日、都内にて行われ、来日したパク・チャヌク監督と特別ゲストの磯村勇斗、解説ゲストの古家正亨が登壇。パク監督が韓国の人気アーティストたちの絶賛に感謝した。

 カンヌ国際映画祭コンペティション部門で監督賞を受賞、本年度のアカデミー賞韓国代表作となり期待を寄せられる話題作。『殺人の追憶』のパク・ヘイルと、アン・リー監督作『ラスト、コーション』のタン・ウェイが共演。

 前作『お嬢さん』以来、5年10カ月ぶりの来日となったパク・チャヌク監督は「私がコロナ後初めて作った映画ということもあり、とても意味深い作品になりました」と出来栄えに自信。

 韓流・K-POP MCとして活躍する古家氏が「K-POPのアーティストたちが監督の映画が好きで、とくにBTSのRMさんは“なんで試写会に呼んでくれなかったの”と書いていたり、Instagramで映画のセリフを話す映像を投稿している」と韓国で大反響を呼んでいることを明かすと、パク監督も「RMさんは自分でお金を出して何度も本作を見てくれたようで本当にうれしいです。次回お会いする際にはお礼を言おうと思います(笑)」と照れ笑い。

 古家氏も「それほど社会現象化している。どの世代にも刺さる作品。しかもパク監督作なんだけど、これまでのテイストが極力抑えられているのに官能的」と大絶賛。

 パク監督は「そもそも古典的なスタイルの映画を撮りたかった」と振り返り「それが、これまでに私が作ってきた刺激的な作品よりも好評を博していることが非常に興味深いです」と語っていた。

 この日は俳優・磯村勇斗も特別ゲストとして駆け付け、あこがれのパク監督との対面に感激していた。

 映画『別れる決心』は2023年2月17日より公開。

磯村勇斗「韓国語を勉強する」出演希望にパク・チャヌク監督「私が日本語を勉強して日本映画でご一緒するのも」

2022.12.27 Vol.web original

 映画『別れる決心』ジャパンプレミアが26日、都内にて行われ、来日したパク・チャヌク監督と特別ゲストに磯村勇斗、解説ゲストに古家正亨が登壇。パク監督が日本での映画制作に意欲を見せた。

 カンヌ国際映画祭コンペティション部門で監督賞を受賞、本年度のアカデミー賞韓国代表作となり期待を寄せられる話題作。出演は『殺人の追憶』のパク・ヘイルと、アン・リー監督作『ラスト、コーション』のタン・ウェイ。

 この日は、特別ゲストとして俳優の磯村勇斗も登場。磯村は「僕が10代のとき、まだ俳優を志して間もないとき“復讐三部作”の『オールド・ボーイ』と出会って、こういう映画に出られる俳優になりたいと思ったくらい衝撃を受けました」と明かし、あこがれのパク監督との対面に大感激。

 本年度のカンヌ国際映画祭《ある視点》部門に正式出品され、カメラドール特別表彰を受けるという快挙を遂げた『PLAN75』で、カンヌ国際映画祭に参加しながらも、現地でパク監督と会えなかったという磯村に、パク監督は「とても重要な受賞おめでとう」と祝福しつつ「今日こうしてお会いできてうれしいです。今後、磯村さんは大俳優になって簡単には挨拶できなくなると思うので」。あこがれのパク監督からの言葉に磯村は「そんなこと言われたら…頑張るしかないですね(笑)」とはにかみつつ意気込み。

 司会からパク監督作に出演したいかと聞かれると磯村は「出られるものなら出たいですよ。そのために韓国語を頑張って勉強しようと思う」。するとパク監督が「私が日本語を勉強して日本映画でご一緒するのもありかもしれませんね」と返し、会場のファンを沸かせていた。

 映画『別れる決心』は2023年2月17日より公開。

 

今回はどんなドラマが? 第95回アカデミー賞授賞式生中継ナビゲーターはジョン・カビラと宇垣美里

2022.12.26 Vol.web original

 WOWOWは、2023年3月12日(現地時間)にアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催される「第95回アカデミー賞授賞式」を今年も独占生中継。番組案内役はペアを組んで3年目になるジョン・カビラと宇垣美里が務めることが決定した。

 今年3月に開催された「第94回アカデミー賞授賞式」では、日本の濱口竜介監督作『ドライブ・マイ・カー』が作品賞、監督賞、国際長編映画賞、脚色賞の 4 部門にノミネートされ、みごと国際長編映画賞を受賞。『おくりびと』以来 13 年ぶりの快挙を成し遂げた。

 また、3冠獲得の『コーダ あいのうた』ではトロイ・コッツァーがろう者としては史上2人目となる助演男優賞を受賞(男優としては初)するなど受賞結果にも多様性が感じられたほか、ウィル・スミスによる“平手打ち事件”も話題を呼んだ。

 番組案内を務めるジョン・カビラは「さあ、フルフォーマットのオスカーです。賞の行方、そして、ここでしかみられない演出とパフォーマンスにもご期待ください。まさに、Biggest Night of Hollywood! お楽しみに」、宇垣美里は「映画が現実世界の一歩先を描き、こんな世界にしたいんだ!と皆に訴えかけるものであるとしたら、アカデミー賞はそんなクリエイターたちのあげる声を肯定し、背中を押してくれる場所。疫病や戦争、未だ混沌とする現状を前に、どんな新しく優しく明るい未来を見せてくれるのか、今からワクワクが止まりません」と、それぞれ期待と意気込みのコメントを寄せている。

 第95回アカデミー賞授賞式のノミネーション発表は2023年1月24日を予定。授賞式は3月12日に開催(いずれも現地時間)。

「生中継!第 95 回アカデミー賞授賞式」は3月13日(日本時間)にWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて放送・配信。

第94回アカデミー賞授賞式より 🄫Kyusung Gong / A.M.P.A.S.

倖田來未「ママの名前が載ってるよ!と」息子がドはまり『仮面ライダー』劇場版主題歌に自信「メッチャいい曲ありますよと」

2022.12.24 Vol.web original

 

 公開中の映画『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』の舞台挨拶が24日、都内にて行われ、簡秀吉、前田拳太郎らキャストと柴﨑貴幸監督が登壇。主題歌を手がけた倖田來未も駆け付け“仮面ライダー愛”を爆発させた。

 50周年記念作品『仮面ライダーリバイス』と現在放送中の最新作『仮面ライダーギーツ』がクロスオーバーする劇場版。

 浮世英寿/仮面ライダーギーツ役の簡秀吉が「ギーツ、リバイス、そして龍騎の3つの世界観が合わさったすごくいい作品」と言えば、五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ役の前田拳太郎も「ギーツにとって初めての映画、僕たちリバイスにとって最後の映画になりますので、役者たちの思いを見ていただけたら」とバトンタッチに感無量。

 1年の放送を今年8月に終えたリバイスの面々。前田が「最初の映画から比べると別人のように変わっていると思う」と言うと仮面ライダーライブ役の日向亘も「オレたち本当たくましくなった(笑)」と自画自賛し笑いをさそった。

 

 この日はさらに仮面ライダーシーカー・轟戒真役の大貫勇輔、コラス役の池田鉄洋、劇場版主題歌を担当する倖田來未も登壇。

 大貫は「子どものころから本当になりたかったものになれた」と出演に感激しつつ若きライダーたちに「現場で最初、座ってお話していて、立ったら“背、でかっ”って。なんてスタイルいいんだと驚いた」と振り返り、池田は「昭和は一作品に1人のライダーでしたが、こんなにたくさんのライダーが目の前にいるのはうれしかった」とシリーズへの参加に感激。

 テレビシリーズに続き主題歌を手がける倖田は「劇場版ではテレビシリーズとは違ったファンキーな曲なんていいよねというお話を頂いていたんです。でも打ち合わせで、いい曲もいいよね、バラードとか…という話になったと聞いて。えっ、と思ったんですけど、ちょっと待てよ、私メッチャいい曲持ってますよと。ダメ元で、こんなのどうですかと提出したら、すごくいいとおほめいただいた」と劇場版主題歌『Change my future』が生まれたいきさつを明かした。

 さらに倖田は「うちの息子が(仮面ライダーの)映画に行くたびに“ママの名前が載ってるよ”とパンフレットを持ってきてくれる。テレビシリーズも息子がドはまりして昔の作品もガンガン見てたんですけど…」と話していたが、シリーズへの思いが爆発した様子で「バイス、バイスが! 監督、あそこは…」と柴﨑監督に本作ラストで受けた衝撃を訴え、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は簡秀吉、前田拳太郎、佐藤瑠雅、星乃夢奈、杢代和人、青島心、日向亘、井本彩花、大貫勇輔、池田鉄洋、倖田來未、柴﨑貴幸監督。

宮﨑あおい「学校がすべてのように思えても、世界はもっと広い。それは大人になった私たちにも当てはまること」

2022.12.22 Vol.web original

 

 アニメーション映画『かがみの孤城』の公開前イベントが22日、都内にて行われ、声優を務めた當真あみ、芦田愛菜、宮﨑あおいと原恵一監督、原作者・辻村深月が登壇。宮﨑が映画に込めた願いを語った。

 累計発行部数170万部を突破した、辻村深月のベストセラー小説を劇場アニメ化。

 近づくクリスマスをイメージした衣装で登壇した一同。主人公の内気な中学生こころを演じた當真は初挑戦のことばかりだったと振り返り初主演作の公開に「すごくドキドキしています」と緊張の面持ち。

 そんな當真に、劇中でこころを温かく見守る先生を演じた宮﨑は「前回のイベントで、當真さんが舞台挨拶に立つのは初めてとおっしゃっていて。その初めてに自分たちが立ち会えたのがうれしくて。當真さんがこれからいろいろなことを経験して変化するのを見ていきたいし、この作品の喜多嶋先生と同じ気持ちで當真さんを見ているのかなと思います」と、劇中の役どころさながら當真に温かいまなざしを向けた。

 そんな宮﨑は「この映画は“〇〇な映画”?」という質問に「世界を変えてくれる映画かな、と思います」と回答。「学生のころって学校という世界がすべてで、学校でうまくいかなかったりお友達と合わなかったりするとすべて終わってしまって、何もできなくなる時期が学生のころってある気がして。でも大人になってみるとそんなこと全然なくて、世界ってもっと広いし、違う世界がいっぱいある」と、学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていたこころに語り掛けるように話し「もし学校で、その世界で合わないのであれば違うところへ目を向けて、違う世界に足を踏み入れてみたら、学校で悩んでいたことってちっぽけなことだったと気持ちが軽くなるかもしれない。こころたちにとってはそれがかがみの世界だったんだと思うんですよね」。

 さらに「それは大人になった私たちにも当てはまることで、会社や今いる場所で苦しいなと思ったとしてもそこがすべてではないから、視点を変えてみようと、心を軽くしてくれる映画なんじゃないかな…という願いも込めて、世界を変えてくれる映画、としました」。

 そんな宮﨑が10代のころから出演作を見ていたという原作者・辻村深月も「喜多嶋先生の中の優しさと温かさと、自分もかつて中学生を演じていたときの強さを感じられて胸がいっぱいになりました」とたたえていた。

『かがみの孤城』は12月23日より公開。

芦田愛菜 舞台挨拶で「かみました(笑)」原作者・辻村深月の登壇に緊張「私にとって神様みたいな存在」

2022.12.22 Vol.web original

 

 アニメーション映画『かがみの孤城』の公開前イベントが22日、都内にて行われ、声優を務めた當真あみ、芦田愛菜、宮﨑あおいと原恵一監督が登壇。原作者・辻村深月氏も駆け付け、キャストと原監督を絶賛した。

 累計発行部数170万部を突破した、辻村深月のベストセラー小説を劇場アニメ化。

 以前から辻村作品のファンだったという芦田は物語のカギを握るキャラクター“オオカミさま”役について「映画のお話を頂くずっと前に辻村先生と対談させていただく機会があって。もし私が役をやるなら“オオカミさま”がいいなとおっしゃっていただいていて、そのときはそんな夢のような話…と思っていたんですけど」と笑顔。

 その辻村氏が登場すると「私にとって辻村先生は神様みたいな存在」と目を輝かせた芦田。芦田は赤、辻村氏は緑のワンピースで、まさにクリスマスカラーでそろった2人。あこがれの原作者と並んだ気持ちを聞かれた芦田は「内心、気が気じゃ…ないです。かみました(笑)。やっぱり緊張しますね」と照れ笑い。

 そんな芦田に、辻村氏も「子どもと大人の“あわい”の時間を生きているようなキャラクター。それをいま18歳の芦田さんに演じていただけたことがうれしい」と笑顔を向けた。

 この日は、一同に「この映画は“〇〇な映画”?」という質問。當真は「迷ったとき悩んだときに背中を押してくれる映画」、芦田は「味方になってくれる映画。つらさにもがいている自分も受け止めてくれる。この映画だけは私の味方でいてくれる、そんな映画だと思います」。宮﨑は「世界を変えてくれる映画」、原監督は「とても強い映画であり優しい映画」。辻村氏は「あなたのための映画、という気持ち」とキャストと原監督、そして完成作を絶賛していた。

『かがみの孤城』は12月23日より公開。

黒木華、斎藤工にキュン?「たぶん出ちゃってた(笑)」斎藤は「黒木さんは日本映画の宝」

2022.12.20 Vol.web original

 

 映画『イチケイのカラス』完成報告会が20日、都内にて行われ、竹野内豊、黒木華ら豪華キャストと田中亮監督が登壇。ドラマ時からの和気あいあいぶりで一同が盛り上がった。

 浅見理都による同名コミックを原作に、2021年に映像化され人気を呼んだ連続ドラマ『イチケイのカラス』の映画版。

 自由奔放で型破りな裁判官・入間みちおを演じる竹野内豊は「まさか映画化するとは想像もつかなかった」と感激しつつ「(ドラマから映画の撮影まで)1年、開いてしまったので役に戻れるかとちょっとした不安はあったんですけど、黒木さんの声を聞いたら一発で記憶が戻った感じ」。

 入間とバディを組む超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴を演じる黒木華は早い台詞回しの苦労を振り返りつつ「みちおさんたちと会って感覚が戻ってきました。舌が思ったより追いついてこなかったりするんです、違う役でゆっくりしたしゃべり方をしていると(笑)」と苦笑した。

 映画では、そんな黒木が演じる坂間と斎藤工が演じる人権派弁護士・月本信吾に“恋の予感”も。黒木が「あまりキュンとし過ぎないようにしていたんですけど(相手が)斎藤さんなので、たぶん出ちゃってたんだと思います(笑)」と照れると、斎藤も「黒木さんは日本映画の宝なので光栄でしたね。正解のない世界だと思うんですけど、黒木さんの表現は正解なんですよね」とたたえた。

 同じくドラマから続投の山崎育三郎や小日向文世らも含め、ドラマ終了後もSNSでつながっていたというレギュラー陣は終始和気あいあい。

 映画から出演する向井理は「ドラマを楽しみに見ていました」と参加を喜び、初共演の竹野内について「ずっとあこがれの方でもあったので。わりと、みちおっぽさがあるんじゃないかな、と思っていました。どこかユーモアもあって、役と重なって見えました。居ずまいというか、視点がちょっと人と違うというか」。竹野内も「どうなんでしょうね(笑)。皆さんにそう言っていただけるのは光栄です」と照れ笑いしていた。

 この日の登壇者は竹野内豊、黒木華、斎藤工、山崎育三郎、向井理、小日向文世、田中亮監督。

 映画『イチケイのカラス』は2023年1月13日公開。

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