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北村匠海「実写化をする意味がこの『東リベ』に込められている」都内神社で決起集会

2023.03.02 Vol.web original

 

 映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-/-決戦-』のイベントが2日、都内にて行われ出演の北村匠海、山田裕貴、吉沢亮が登場。物語にちなんで神社で行われた“決起集会”で新作への熱い思いを語った。

 和久井健による大人気コミック『東京卍リベンジャーズ』を映画化した人気シリーズ最新作。“血のハロウィン編”を前後編2部作で描く。

 この日は、物語さながらの“決起集会”を演出。ずらりと並んだ東京卍會のメンバーたちに迎えられた“幹部”の3人は、壮観な眺めに「自分たちも“とっぷく(特攻服)”着てくればよかった(笑)」。

 主人公タケミチを演じる北村匠海は、原作でも人気の高い“血のハロウィン編”を描く続編に「『1』をやっているときから、ここまで描く義務があると思っていました。この2人がイエスと言ってくれたからこその『2』だと思ってます」と完成作に自信。

 タケミチと深い絆で結ばれる東京卍會幹部ドラケン役・山田裕貴は、邦画実写NO.1ヒットの前作超えにプレッシャーを感じたと明かしつつ「このメンバーがそろっていれば大丈夫という思いがあった」と振り返り、同じく東京卍會トップのマイキー役・吉沢亮も「確実に『1』を超える作品になっていると思う」と胸を張った。

 公開に向けた決起集会で、作品への熱意を語った3人。吉沢は「“東リベ”の、今のところの最高傑作ができたという感じがする」、山田は「原作の良さを失わずにどれだけ伝えられるかキャストスタッフが一丸となりましたし、原作に触れていなくてちょっと見てみようかなと思った人にも、ポッと火をつけられると思う。『東京リベンジャーズ』の仲間を増やしてこの映画がもっと大きくなってくれたら」。

 北村も「僕も原作ファンとしてこの“血のハロウィン編”は一番脳裏に残っている部分でした」とプレッシャーを振り返りつつ「実写化をする意味というのも、この『東京リベンジャーズ』に込められているんじゃないかなと思うので見ていただければ」と意気込みを見せていた。

 映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-』は4月21日より公開。映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-決戦-』は6月30日より公開。

エッフェル塔設計者子孫の子どもたちは日本語ペラペラ!「東京タワーに登ったことあります」

2023.03.01 Vol.web original

 映画『エッフェル塔~創造者の愛~』のイベントが東京タワーにて行われ、ゲストとして女優・寺島しのぶ、その長男で歌舞伎役者の寺嶋眞秀、エッフェル塔を建築したギュスターヴ・エッフェルの子孫一家が登場。東京タワーとのコラボレーションを楽しんだ。

 実在する設計士ギュスターヴ・エッフェルのエッフェル塔完成への挑戦と、ある女性への秘められた想いを、主演にフランスを代表する俳優ロマン・デュリスを迎えて描く感動作。

 エッフェル塔の設計士ギュスターヴ・エッフェルの6代目の子孫となるイエットマンエッフェル・サバン氏は日本人妻の由紀子夫人と2人の息子たちとともに登壇。

 サバン氏は「私はエッフェルの“曾曾曾孫”にあたります。実は私の祖母が11歳のときまでギュスターヴは生きていました」と明かし「今年はギュスターヴが没して100年という特別な年。そんな年に日本の皆さんに見てもらえるのは光栄です」とあいさつ。

 サバン氏と由紀子夫人の2人の息子たちは日本語で受け答え。次男アシルくんは「東京タワーには登ったことがあります。すごいと思いましたし、エッフェル塔と色が違くってびっくりしました」、アリオンくんも「僕も登ったことがあるんですけど、エッフェル塔より大きいのに細いなと感じました」といろいろな違いを発見した様子。

 この日は、映画とのコラボを記念して東京タワーを限定カラーでライティング。スペシャルアンバサダーとして登壇した寺島しのぶと寺嶋眞秀もコラボライティングに大感激。

 サバン氏は「私は普段からエッフェル塔と東京タワーは姉妹のようなものだと思っていましたが、トリコロールカラーになった東京タワーを見て、ますます結びつきを感じました」。寺嶋眞秀とともに、点灯スイッチを押す役目を担ったアシルくんは「最初こっちのほう見てたので何が変わったか分からなかったんですけど(笑)」と笑いをさそいつつ「上を見たら東京タワーの色が変わったと思ってびっくりしました」。同じくアリオンくんも「赤だけじゃなく、青と白も足されてとても美しいと思います」と笑顔を見せ、由紀子夫人は「子どもたちが無事にお役目を果たせて安心しております(笑)」と安どの表情。日仏混成の家族たちが、2つのタワーをつなぐライティングを笑顔で見守っていた。

 映画『エッフェル塔~創造者の愛~』は3月3日より公開。

寺島しのぶと長男・寺嶋眞秀が東京タワーをトリコロールカラーに点灯

2023.03.01 Vol.web original

 映画『エッフェル塔~創造者の愛~』のイベントが東京タワーにて行われ、ゲストとして女優・寺島しのぶ、その長男で歌舞伎俳優の寺嶋眞秀、エッフェル塔を建築したギュスターヴ・エッフェルの6代目の子孫であるイエットマンエッフェル一家が登場。眞秀は子孫一家の子どもたちとともにスペシャルライティングの点灯スイッチを押す“大役”を担った。

 実在する設計士ギュスターヴ・エッフェルのエッフェル塔完成への挑戦と、ある女性への秘められた想いを、主演にフランスを代表する俳優ロマン・デュリスを迎えて描く感動作。

 フランス人の夫を持ちフランスになじみの深い寺島しのぶも「新しい道を切り開いていくという勇気をこの映画から頂きました」とフランスを象徴するエッフェル塔建築秘話を描いた作品に感動した様子。寺嶋眞秀もまだエッフェル塔に登ったことはないが「登ってみたい」と言い「セーヌ川を橋で渡ったときにすごくデカいエッフェル塔があったので、よく作ったなと思いました」と目を輝かせた。

 この日は、映画とのコラボを記念して東京タワーを限定カラーでライティング。イエットマンエッフェル一家の2人の息子たちと一緒にスイッチを押した眞秀は「押したら、どっちから上がったのか分からなかった(笑)」と照れ笑い。寺島は「ここからだと見えにくいけど、あとで良く見えるところで見てみます。東京タワーが見えるところに住んでいるので(笑)」と、日仏を代表するタワーのコラボに感激していた。

 映画『エッフェル塔~創造者の愛~』は3月3日より公開。

綾瀬はるか「髪も切り新しい挑戦にワクワク」行定勲監督のアクション大作でダークヒロイン

2023.02.28 Vol.web original

 映画『リボルバー・リリー』のお披露目会見が28日、都内にて行われ、主演・綾瀬はるから豪華キャストと行定勲監督らが登壇。綾瀬がダークヒロイン役を振り返った。

 長浦京の同名小説を綾瀬はるかを主演に迎え行定勲監督が映画化。1924年の帝都東京を舞台にダークヒロインの戦いを描く。

 冒頭、紀伊宗之プロデューサーは「韓国映画に押され気味の日本映画で世界に出て行けるように企画したつもり」と意気込みを語り、原作者・長浦京も「こんな日本映画が見たい、読む映画を作ろうと思って書き上げた小説だった。(撮影現場を見学し)当時の匂いまで漂ってくるようなリアルなセットだった。お金かかってるな、と(笑)」と期待をあらわに。

 続いて行定勲監督も「お金をかけた映画はプレッシャーも大変(笑)」と超大作のメガホンを握った重圧に苦笑しつつ、1924年が舞台の物語に「実際に世の中に戦争が起きている中、銃を向け合い傷つけあうということがどういうことなのか、撮影が始まってから実際に戦争が起きてしまい、葛藤と緊張の中、撮影していました」。

 行定監督は「僕は日常の思いを丁寧に撮ってきた作品が多い」と振り返りつつ「多数決ではないエッジの効いた映画になれば」とアクション超大作を撮り終えた手ごたえを語った。

 この日は、華やかなファッション文化が花開いた時代にちなみ、ランウェイ形式で豪華キャスト陣をお披露目。

 ランウェイを歩き終えた綾瀬は「ちょっと慣れない形で登場しましたが…」と照れつつ「アクションシーンがたくさん描かれていたので、体作りが大変だなと思いましたが(笑)。この作品をきっかけに髪も切ったりして、新たな挑戦にわくわくしました」と目を輝かせた。

 続いて登場した豪華キャストたちも、特別演出のお披露目や破格の超大作に大興奮。長谷川博己は「綾瀬さんと2年続けての共演も良かったですし、行定監督と初めてご一緒させていただいて。行定監督のアクション映画に期待してます」。

 本作が映画初出演という羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)も「すごくかっこいい映画になっていると思います」と胸を張り、シシド・カフカは「ドラムスティックの代わりにウィンチェスターを振り回している姿も楽しみにしていただけたら」。

 初ランウェイに緊張したという古川琴音は「最初に台本を頂いたときアクションシーンの規模の大きさにわくわくが止まらなかった」、清水尋也は「綾瀬さんと対決させていただくということで。大先輩の綾瀬さんと真正面からぶつかり勉強させていただいた」。

 ジェシー(SixTONES)が「リボルバー・ジェシーです」と言うと、続く豊川悦司も「リボルバー悦司です」と笑いをさそい「これは東映さんならではの映画になるのでは。その一端に、リボルバー悦司として関われたことうれしく思ってます」。

 最後に綾瀬は「この素晴らしいキャストの皆さんと行定監督がどのように作品を完成させてくれるのか私自身、楽しみです」と完成に向け期待を寄せていた。

 この日の登壇者は綾瀬はるか、長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、豊川悦司、行定勲(監督)、長浦京(原作)、紀伊宗之(企画・プロデュース)。

 映画『リボルバー・リリー』は8月11日より公開。

綾瀬はるか 大胆ドレスで拳銃ポーズ! 長谷川博己やSixTONESジェシーらとランウェイ登場

2023.02.28 Vol.web original

 映画『リボルバー・リリー』のお披露目会見が28日、都内にて行われ、主演・綾瀬はるかをはじめ共演の長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズ Jr.)ら豪華キャストと行定勲監督らが登壇。キャスト陣が全長約13メートルのランウェイを華やかにかっ歩した。

 長浦京の同名小説を綾瀬はるかを主演に迎え行定勲監督が映画化。1924年の帝都東京を舞台にダークヒロインの戦いを描く。

 この日は、華やかなファッション文化が花開いた時代にちなみ、ランウェイ形式で豪華キャスト陣をお披露目。

トップバッターは黒スーツのジェシー(SixTONES)。敬礼ポーズやダンスのステップで華やかに場を沸かせた。続く清水尋也もモード感漂う黒コーデでエレガントなウォーキング。シシド・カフカは濃紺の肩出しドレスでセクシーに。

 豊川悦司や長谷川博己は長身を生かしたウォーキングを披露し大人の余裕で会場を魅了。古川琴音はアシンメトリーな黒ワンピース、羽村仁成は白いラインが入った黒スーツで両手を振りながらキュートなウォーキング。

 最後に主演・綾瀬が、背中が大きく開いた、タイトな黒のロングドレスで登場。指でリボルバーの形を作り、銃を構えた“ダークヒロイン”ポーズを披露。会場からも万雷の拍手が贈られていた。

 この日の登壇者は綾瀬はるか、長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、豊川悦司、行定勲(監督)、長浦京(原作)、紀伊宗之(企画・プロデュース)。

 映画『リボルバー・リリー』は8月11日より公開。

今田美桜「まぶたの可動域がすごい」特技を披露するも目黒蓮「ギリギリ、いいなと思わない」

2023.02.27 Vol.web original

 

 映画『わたしの幸せな結婚』公開直前イベントが27日、都内にて行われ、主演・目黒蓮(Snow Man)と共演の今田美桜、渡邊圭祐、大西流星(なにわ男子)が登壇。それぞれが独特な“特技”を明かした。

 投稿サイト「小説家になろう」で連載され、コミック化もされた人気作品の映画化。架空の世界の大正時代を舞台に、エリート軍人と悲運の女性の運命のラブストーリーが描かれる。

 主人公・久堂清霞(くどう・きよか)を演じる目黒は“異能”と呼ばれる、特殊能力を扱うアクションシーンに「完成した作品で自分のアクションがCGと一緒になっているのを見たら、自分がイメージしていた以上のものになっていて感動しました」と振り返り「プライベートでも(異能が)出ないかな(笑)」。

 その異能ならぬ、これだけはという特技について聞かれると、目黒は「ご飯を炊くときに入れる水を、1発でピッタリと入れられる」と自慢げに明かしたが、共演陣は微妙な反応。

 続いて今田が「発見だったんですけど、人よりもまぶたの可動域がすごいなって。(芝居の表情で)びっくりするシーンのときとか、私けっこういくな、って」と言うと司会にうながされ“可能な限り”まぶたを広げてみせ、その目の大きさに大西は「すごい!」。目黒も「確かに誰にでもできるものじゃないですね。でもギリギリ、いいなと思わない」と言い、一同大爆笑していた。

『わたしの幸せな結婚』は3月17日より公開。

今田美桜、巨大折り鶴ができたと思いきや…またびっくりの表情

目黒蓮と大西流星“折り鶴”できず四苦八苦!判定勝ちの大西が松坂牛3.17kgゲット

2023.02.27 Vol.web original

 

 映画『わたしの幸せな結婚』公開直前イベントが27日、都内にて行われ、主演・目黒蓮(Snow Man)と共演の今田美桜、渡邊圭祐、大西流星(なにわ男子)が登壇。“昔あそび”対決で盛り上がった。

 投稿サイト「小説家になろう」で連載され、コミック化もされた人気作品の映画化。架空の世界の大正時代を舞台に、心を閉ざしたエリート軍人と悲運の女性の運命のラブストーリーが描かれる。

 この日の会場は、映画の世界観に合わせ、大正時代に建てられた重要文化財指定の豊島区・自由学園明日館。4人はレトロな空間で“昔あそび”で対決することに。

 けん玉、輪投げ、巨大折り鶴の3戦勝負。勝者にはロケ地・三重県と公開日にちなみ、3.17kgの高級松坂牛が贈呈されると聞き、今田は「絶対取ります!」と気合十分。

 劇中に登場する“異能”にちなみ「マスクの下で変顔した人がどんな口の形をしているか分かる」という特技を披露しようとして、渡邉の口元と全く違う“変顔”をさらしてしまい「こんな恥ずかしいことあります?」としょげていた大西だったが、最初のけん玉勝負では渡邊とともに“とめけん”に成功。続く輪投げ勝負で、ダントツの高得点で勝利し、勝負強さを見せつけた。

 最後の折り鶴勝負で目黒から「最後は2億ポイントとか…」という声が出ると2ポイント先取し余裕の大西は快諾。3人も再びやる気に。

 ところが折り紙が巨大サイズだったためか、4人ともがまさかの苦戦。最初に今田が完成させたかにみえたが、鶴を開くと「何か違う…(笑)」。

 最終的に目黒対大西で判定に持ち込み、辛くも大西が勝利。松坂牛の目録を受け取った大西は「先輩を差し置いてこれを持てるなんて申し訳ない気持ちもあるんですけど…楽しかったです」と満面の笑み。目黒は「最後はなかなかの泥仕合だった」と肩を落としたが「その感じも楽しくできました」と共演者たちとの昔あそびを楽しんだ様子だった。

『わたしの幸せな結婚』は3月17日より公開。

Lucky²のセンターをYOUと藤井隆が狙う?「来月入ります」メンバー入り宣言

2023.02.26 Vol.web original

 

『映画 きかんしゃトーマス めざせ!夢のチャンピオンカップ』の完成披露試写会が26日、都内にて行われ、ゲスト声優のYOU、藤井隆が登壇。人気のガールズグループLucky²も応援に駆け付けダンスで会場を盛り上げた。

 世界中で愛されつづけるきかんしゃトーマスと仲間たちを描く人気シリーズ最新作。12年ぶりのフルリニューアルを遂げてから初となる長編劇場作品。

 トーマスのライバルとなる「双子の高速列車のファローナ&フレデリコ」の声を演じたYOUと藤井隆は、有名衣装デザイナー・飯嶋久美子が制作した特別衣装を身にまとい“双子コーデ”で登場。

 20年来の親友であり“叔母”と“甥”と呼び合う仲でもある2人。映画の公開日、3月10日が藤井の誕生日であることから、YOUから藤井にサプライズでバースデーケーキが贈られると、藤井は「私、51歳になるんですけど、忘れられない誕生日になりそうです」とYOUや会場の子どもたちに感謝。

 さらにこの日はガールズパフォーマンスグループ Lucky²が登場。メンバーの杉浦優來が「会場の皆さん、元気ですか? 今日は映画の完成をお祝いしにLucky²の元気で明るいダンスを届けに来ました!」と言うと、会場の子どもたちも大喜び。

 テーマソング『きかんしゃトーマス みんなでゴー!』に合わせてオリジナルダンスを披露すると子どもたちも一緒に歌ったり体を動かしたりとライブさながらの盛り上がり。

 Lucky²のダンスを目の前で見た藤井は「教えたとおりにやってくれたので本当にうれしいです。ベストパフォーマンスでした」、YOUも「寝ずに練習した成果が出たね!」となぜか“コーチ”目線。

 藤井は「かっこよくてかわいくて、本当に素敵な要素がたくさんつまったLucky²」とべたぼめし「今9人でやらせていただいてますけど来月、私入らせていただくので10人になります」。するとYOUが「再来月は私が入りますので」と続き、杉浦も「10人目、11人目ということでよろしくお願いします!」とノリノリ。

 藤井が「誰がセンターになるんだ」とさっそくセンター狙いをアピールし会場の笑いをさそっていた。

『映画 きかんしゃトーマス めざせ!夢のチャンピオンカップ』は3月10日より公開。

フィフィ「『ここがヘンだよ日本人』には1回も出てない」“TBS史上最大の問題作”を考察

2023.02.25 Vol.web original

 

 公開中の映画『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』の舞台挨拶が25日、都内にて行われ、佐井大紀監督とゲストのフィフィが登壇。フィフィが軽妙なトークとともに議論していくことの大切さを語った。

 作家・寺山修司が「あなたにとって日の丸とは?」などと挑発的な街頭インタビューを繰り返していく様子を追い“TBSドキュメンタリー史上、最大の問題作”と呼ばれた作品を現代にリブート。

 冒頭、佐井監督が「こんないかがわしい映画に、多くの方に集まっていただいて(笑)」とあいさつすると、フィフィも「「『日の丸』というタイトルに引かれて来る人たちってどんな人だろうと興味がありました」。

 作品を鑑賞したフィフィは「日の丸について描いている作品じゃないなと。日の丸というものに対して、日本人はいろんな思いを持っているんだけど、自分たちの思想は出しにくい。その究極の題材だと思うけど、日本人の本質をどうやって表に出すかというために編みだした手法なんだろうなと思った」と語り、オリジナル版の寺山修司同様、矢継ぎ早にインタビューを繰り出す手法に「ちょっとズケズケと人の心をえぐるようなインタビューでしたよね。もしわたしがあれをされたらイラッとすると思いますけど、そこまでしてはじめて日の丸についての本質が現れる」と感服。

 普段から国旗掲揚を問題視する日本人に苦言を呈してきたフィフィ。「君が代もそうだけど、日の丸には戦争責任のイメージをつけられている」と言い、監督に「映画の中に使われた人は日の丸に肯定的な人が多かったように思うんですが、使われなかった方の中に日の丸に対して否定的な意見は多かったんですか?」と質問。

 監督が「いろんな人がいましたね。ただ否定的な人は最初から答えなかったですね。最初は迷惑系YouTuberのように思われていたんですが、最後に(TBSという社名を名乗ると)安心して答えてくれた(笑)」と答えると、すかさずフィフィが「私なら警戒しますけどね」と返し会場を沸かせた。

 フィフィは、このイベントに出席することを息子に告げた際に「どんな映画?と聞くんで『日の丸』と返したら、来ちゃったね、ママと言われてしまったくらい。日の丸にはそういう色が付いてしまっている」と苦笑。

 さらにフィフィは「よく『ここがヘンだよ日本人』に出てたでしょと言われるんですけど、実は1回も出てないんです」と笑いつつ、議論することの大切さを語り、佐井監督も「同年代の20代から30代に見てほしい。お酒を飲みながら議論できるような映画になっていけば」と期待を寄せていた。

 

岡本真夜「“母は太陽”という言葉を真ん中に子育てをしてきた」2年9か月ぶり新曲に込めた思い

2023.02.25 Vol.web original

 

 公開中の映画『レッドシューズ』の舞台挨拶が25日、都内にて行われ、主演・朝比奈彩、共演の市原隼人と主題歌を手がけた岡本真夜、雑賀俊朗監督が登壇。岡本が本作のために書き下ろした主題歌に込めた思いを語った。

 全編北九州オールロケで、壮大な自然を背景にシングルマザーのボクサーと最愛の娘の絆が描かれる感動作。

 本作のために約2年9か月ぶりとなる新曲「カナリア」を書き下ろした岡本。朝比奈が演じたシングルマザー真名美の娘への愛をモチーフにしたと言い「私も一人息子がいまして。“母は太陽”という言葉を真ん中に置きながら子育てをしてきたつもりなんですけど、親も一人の人間で、不器用な部分はたくさんあると思うし、子供に親が育てられる部分もたくさんあると思う」と、子育ての難しさを振り返りつつ、真名美が見せるボクシングや娘への一途な思いや葛藤を歌に込めたと明かした。

 岡本は「監督からは、切ない曲、そして映画に寄り添い過ぎない曲をというちょっと難しそうな」オーダーを受けたと苦笑しつつ「子どもを思う気持ちに重ねていただいても、恋愛に例えてもいいような内容にしたつもりです」と、胸を張っていた。

ボクサー役・朝比奈彩の腹を「本気で殴った」市原隼人「手を抜くのは失礼」

2023.02.25 Vol.web original

 

 公開中の映画『レッドシューズ』の舞台挨拶が25日、都内にて行われ、主演・朝比奈彩、共演の市原隼人と主題歌を手がけた岡本真夜、雑賀俊朗監督が登壇。ボクサー役に全身全霊で挑んだ朝比奈を市原がたたえた。

 全編北九州オールロケで、壮大な自然を背景にシングルマザーのボクサーと最愛の娘の絆が描かれる感動作。

 未経験から本格的なボクシングのトレーニングを受け、ボクサーである主人公・真名美を演じきった朝比奈。ボクシングの練習に加え、母親役の難しさも振り返りつつ「実はこの芸能の仕事を始める前に、助産師の助手という仕事を経験したことがありまして。そのときのお母さんとお子さんの姿を(役作りに)組込めたと思う」と意外な経歴を明かした。

 真名美を見守るトレーナーを演じた市原も「突然(トレーナーの)現役時代の写真を撮りたいと言われて、1週間で6キロくらい落としました」と苦笑しつつ「僕のことなんてどうでもいいんです。この作品は朝比奈彩の存在に尽きる。3日間連続でリングの上にぶっ倒れて、涙を流し、過呼吸にもなって。それでもリングに立ち続けてくれた朝比奈に敬意を表したい」と熱くリスペクトを語り、朝比奈も市原のサポートに感謝。

 劇中では、市原が朝比奈の腹に衝撃音が響くようなパンチを見舞う迫真の場面も。朝比奈は「ボクシングの練習では事前に打たれる練習も行っていくんです。一番最初は、お腹に当たるか当たらないかというところから、最終的にあそこまでできた。全く痛くないわけではないけど、本当に痛くないところまで準備できました」と本格的なトレーニングを重ねてきたことを振り返った。

 一方の市原も「けっこう本気で殴りましたよ」と笑いを交えつつ「こういうのも信頼なんです。彩が一生懸命、練習してきたのを知っているので」と、手を抜くのは逆に失礼だとして「思いっきり殴りました」と断言し、観客も2人の本気に感嘆。

 この日は親友役の佐々木希から朝比奈への手紙も届いた。「特に涙したのは彩ちゃんの頑張る姿」と奮闘をたたえる言葉に、朝比奈も佐々木とのシーンを振り返り「同じ気持ちだったんだな、と」と笑顔。

 最後に朝比奈は「一緒に頑張ってきた市原さんを目の前にすると、感情があふれてくるんですけど…」と目をうるませ「もう一度立ち上がる強さや家族愛を描いた作品です」と初主演作への思いを語っていた。

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