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広瀬すず・松坂桃李ダブル主演『流浪の月』場面写真解禁“消えない烙印”が刻まれた2人の表情が胸に迫る

2022.03.15 Vol.web original

 広瀬すずと松坂桃李をダブル主演に迎えた李相日監督最新映画『流浪(るろう)の月』(5月13日公開)の場面写真が一挙解禁された。

『フラガール』『悪人』『怒り』などの李相日(リ・サンイル)監督が、2020年本屋大賞を受賞し同年の年間ベストセラー1位に輝いた凪良ゆうによる、同名作小説を映画化。撮影監督は『パラサイト 半地下の家族』の撮影監督・ホン・ギョンピョ、美術は『キル・ビル Vol.1』『三度目の殺人』など国内外にて活躍する種田陽平と、国際的な一流スタッフが集結。

 ダブル主演を務めるのは、人気・実力ともに世代を代表する2人、広瀬すずと松坂桃李。10歳の時に、誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かない さらさ)を広瀬が、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえき ふみ)を松坂が演じる。

 また、事件から15年経った現在の更紗の恋人・亮役に横浜流星。癒えない心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみを多部未華子。他、趣里、三浦貴大、白鳥玉季(子役)、増田光桜(子役)、内田也哉子、柄本明らが出演。

 公開を前に早くも注目を集める本作から、場面写真が一挙解禁。事件から15年が経ち、それぞれ現在のパートナーとともに未来へ進んでいる様子の更紗と文。しかし、大切なはずの人の横で笑顔がぎこちない更紗、口を固く結び不穏な表情を浮かべる文、どこか不安げな目つきの亮、何かを見据える谷、そして彼らを取り巻く人々の表情にはいずれも緊張が見え隠れしている。

 減量して全身全霊で文になりきった松坂、うつろなまなざしの奥に更紗の壮絶な苦悩を表現する広瀬をはじめ、登場人物たちの表情が胸に迫る場面写真となっている。

 いつまでも消えない“被害女児”と“加害者”という烙印を背負ったまま、誰にも打ち明けられない秘密をそれぞれに抱えて生きてきた2人。
15年後に再会した彼らが選んだ道とは…。動き出したドラマの行方を見守らずにはいられない。

『流浪の月』は5月13日より全国公開。

ハライチが同郷のスーパースター『クレヨンしんちゃん』と共演 劇場版最新作内で最高傑作の新ネタ披露

2022.03.15 Vol.Web Original

 お笑いコンビのハライチが15日、都内で行われた『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』(4月22日公開)の公開アフレコイベントに出席した。

 ハライチは同作に本人役で声の出演を果たしている。本人役で登場したことについて、澤部は「不思議な感じですよね。似ているのよ、すごい。だからやりながら、すごい気持ち悪くて」。一方、岩井は「キャラクターデザインの方が好きで。その方にデザインしてもらったということでテンション上がりました」と喜んだ。

 ハライチとしんちゃんは同じ埼玉県出身。澤部は「しんちゃんは、春日部、埼玉のスーパースター。追いつけ追い越せの気持ちでやっていましたよ!」。それに対して、しんちゃんが「どんな感じで?」と突っ込まれると「どんな感じでっていうと、具体的には難しいけれども……」と、もごもごしていた。

映画『ウェディング・ハイ』過去の松竹作品の中でもトップレベルの満足度を記録

2022.03.15 Vol.web original

 公開中の映画『ウェディング・ハイ』が公開初日からの鑑賞者アンケートで95%超えの満足度を記録した。

 バカリズムのオリジナル脚本で描く、クセモノぞろいの結婚式を舞台に繰り広げられる群像コメディー。監督は『勝手にふるえてろ』の大九明子。

 公開初日の12日から14日までの鑑賞者アンケート(バルク調べ)によると、満足度は95.6%、⼝コミ推奨度は94.8%と、過去の松竹配給作品の中でもトップレベルの満足度となっている。

 SNS上でも「かなりのくせ者ぞろいで笑いまくった」「岩ちゃんがあんな役をするなんて…笑笑 最高やった」と、オールスターが演じるクセモノたちに爆笑したというコメントや「伏線回収すごくて内容も面白かった」「登場人物全員面白かった いっぱい笑った 伏線回収素晴らしかったなあ~」と、展開の見事さを絶賛する声も続々。

 主人公のウエディングプランナー役を演じる篠原涼子をはじめ、中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理、高橋克実という個性豊かなオールスターが繰り広げる痛快コメディーに“ハイ”になる人が続出しているようだ。

小林聡美 松重豊と挑んだ大人のラブストーリーで「松重さんに恋することができました」

2022.03.15 Vol.web original

 

 映画『ツユクサ』のイベントが14日、新宿区・赤城神社にて行われ、主演・小林聡美と共演の斎藤汰鷹、平山秀幸監督が、祈祷や運試しで映画のヒットを願った。

 10年以上も温め続けたという安倍照雄氏の脚本を映画化。とある小さな田舎町で、ひとりで暮らす女性・芙美のささやかながら楽しい日常と、ひそかに抱える過去の悲しみを織り交ぜて描く、大人のラブストーリー。

 学問芸術を司る磐筒雄命(いわつつおのみこと)をまつる赤城神社で、大ヒットの祈祷を終えた小林は「こういった場所でヒット祈願をしたこともあまりないので、祝詞をあげさせていただき、宮司さんから掛けてもらった『みんなで心を合わせ、力を合わせ』という言葉が頭に残っていて、とても心強く思いました」と振り返った。

 小林が演じる主人公・五十嵐芙美の、年の離れた親友を演じた斎藤は今年で中学生になると言い「小林さんと初めて会った時に、本当の親友のように接してもらって楽しかったです」と笑顔。

東京アニメアワードフェスティバル2022が閉幕 長編グランプリは『マード 私の太陽』

2022.03.15 Vol.Web Original

 

 アニメーションの新たな波を世界に発信する「東京アニメアワードフェスティバル2022(TAAF2022)」の授賞式が14日、池袋・としま区民センターで行われ、コンペティション部門のグランプリは、長編はミハエラ・パヴラートヴァー監督の『マード 私の太陽』、短編はバスティアン・デュボア監督の『語らない思い出』だった。

岩田剛典「どの面下げて舞台挨拶に…」中村倫也からは「なんでこの役受けたの?」

2022.03.12 Vol.web original

 映画『ウェディング・ハイ』の初日舞台挨拶が12日、都内にて行われ、篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、皆川猿時、高橋克実と大九明子監督が登壇。岩田の怪演ぶりの話題で盛り上がった。

 バカリズムのオリジナル脚本で描く、クセモノぞろいの結婚式を舞台に繰り広げられる群像コメディー。

「何回見ても楽しい作品だと思います」と胸をはった主演・篠原涼子は、もう一度見てほしいシーンはと聞かれると、新婦の元カレ役を演じた岩田剛典の体当たりシーンをあげ「あそこらへんは何度見ても興奮されるのでは」とイチ押し。

「どの面下げて舞台挨拶しているんだろうという、後にも先にも演じることのない役どころでした」と振り返っていた岩田は、篠原の言葉に「興奮してないですよ」と苦笑。かつてない怪演を見せた岩田に、中村倫也は「何で受けたの、この役?」と直球質問。篠原は「新境地でしたよね」とフォロー。

 現場での演技に加えアフレコの演出も衝撃的だったようで、岩田は「アフレコであんな奇声を発するとは思わなかった」とぼやき、笑いをさそっていた。

 映画『ウェディング・ハイ』は公開中。

日本アカデミー賞最優秀作品賞は『ドライブ・マイ・カー』プロデューサーはすでにアメリカ入り

2022.03.11 Vol.web original

 第45回日本アカデミー賞授賞式が11日、都内にて行われ、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が最高賞となる最優秀作品賞をはじめ、最優秀主演男優賞(西島秀俊)など8冠に輝いた。

『ドライブ・マイ・カー』は最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞、最優秀撮影賞、最優秀照明賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞を受賞。また新人俳優賞を三浦透子が受賞している。

 最優秀監督賞を受賞した濱口監督は「東日本大震災から数年後、津波の被害に遭った方々のドキュメンタリーを撮りました。その時、力強く生きる姿を見て、こういう生命力をとらえていきたいと思ったのが、今の自分の基盤になっていると思います。当時お話を聞いた方々に、受賞したと伝えて感謝したい」。

 さらに最優秀作品賞を受賞し、濱口監督は「作品賞なので、本来ならプロデューサーが受け取るべきかと思いますが、現在アカデミー賞の準備で渡米しておりますので」と、歴史的なノミネートを果たしたアメリカのアカデミー賞へ向けても準備万端の様子。

 同作で最優秀主演男優賞を初受賞した西島秀俊も「人々がまた心の絆を取り戻せるように、この作品が希望の光になるように、そのために何が必要かを伝えているのかなと思います」と受賞を喜びながら、コロナや現在の世界情勢の影響を受けている人々、そして震災の被災者に思いをはせ「彼らに心を寄せながら、濱口監督の言う通り、自分のやれることを精一杯やっていきたい」と語っていた。

『ドライブ・マイ・カー』は第94回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞にノミネート。日本映画初の作品賞受賞に期待がかかっている。

有村架純が『はな恋』で最優秀主演女優賞を初受賞「世界中が一刻も早く穏やかに過ごせるよう」

2022.03.11 Vol.web original

 第45回日本アカデミー賞授賞式が11日、都内にて行われ、最優秀主演女優賞を『花束みたいな恋をした』の有村架純が受賞した。

 有村が日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞するのは今回が初。

 有村は「びっくりしています」とぼうぜんとしつつ「受賞は(共演の)菅田将暉さんはじめキャスト、スタッフの皆さんのおかげだと思っています」と感謝。さらに「私が作品に対してできることは少ないですし限られていて、自分がこの作品に対して一体何ができるのかと、常々不安に思うことがあるんですけど、幾度となく背中を押してくれたのは、これまで出会った方々がくれた言葉でした」と感慨を込めて振り返り「これからも独りよがりな芝居をするのではなく、思いやりを持って、人や現場に向き合い続けたい」と前を見つめ「世界中が一刻も早く、穏やかに過ごせるよう祈っております」と晴れやかな笑顔を見せた。

 有村から「20歳のころからすごく良くしていただいてる」と感謝されていた司会・長澤まさみも「感動しちゃいました」と感激の表情を浮かべていた。

 また、優秀助演女優賞のトークでは、第一子出産を控えた石原さとみが別室から参加し『そして、バトンは渡された』で娘役を演じた子役・稲垣来泉と主演・永野芽郁に感謝しつつ「普段思わないんですけど、この作品は唯一、生まれてくれる子どもに見せたいと思いました。来泉ちゃんと芽郁ちゃんの笑顔が本当に大好きで、お2人のようになってほしいなという思いを込めて、見せたいと思います」と、感無量の面持ちで語っていた。

 最優秀助演女優賞に輝いたのは『護られなかった者たちへ』で、生活保護受給者を支えるケースワーカーを演じた清原果耶。「自分が受賞すると思ってなかったのでびっくり」と驚きながら「皆が報われるような世の中になればいいなと思いながら演じていました」と振り返っていた。

最優秀主演男優賞初受賞の西島秀俊「仕事が無い時期が長かった」話題賞では小栗旬が菅田将暉のコスプレ

2022.03.11 Vol.web original

 第45回日本アカデミー賞授賞式が11日、都内にて行われ、最優秀主演男優賞を『ドライブ・マイ・カー』の西島秀俊が受賞した。西島が日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞するのは今回が初。

 司会の長澤まさみから「映画愛が強すぎて、ご飯を食べる時間がもったいないから、おにぎりを持って映画館に行っていたと聞きました」と言われると、西島は「僕、仕事が無い時期が長かったので(笑)。でもけっこうそういう人、います。おにぎり持って劇場にいる人」と茶目っ気たっぷりに返しつつ「濱口竜介監督のもと、ウソをつかない現場づくりを心掛けていた」と振り返った。

 最優秀主演男優賞が発表されると、西島は「みんなでとった賞だと思います。今、世界が混乱していていろいろなつながりが切れているなか、今日は3月11日ということで、人とのつながり、魂の再生を描いた映画がこうして賞を頂いたことは大きな意味があるのではないかと感じる」と語り「これからも日本映画のために身をささげたいと思っています」と力強く語った。

 優秀主演男優賞のトークでは『孤狼の血 LEVEL2』の松坂桃李と、同シリーズの前作主演で、今回『すばらしき世界』で受賞している役所広司が隣り合わせに。「緊張する」と苦笑する松坂に、役所は「仲野太賀くんとの銭湯のシーンで“前張り”をしたんですが、太賀くんの前張りがフィットしてなくてパカパカしていた。僕は以前、前張りの作り方を松坂くんから教えてもらっていたので、その“松坂モデル”を僕が指導して、うまくいきました」と感動シーンの舞台裏を明かし、会場の笑いをさそった。

草彅剛が日本アカデミー賞プレゼンターで登壇「3.11」に思いはせる

2022.03.11 Vol.web original

 第45回日本アカデミー賞授賞式が11日、都内にて行われ、昨年『ミッドナイトスワン』で最優秀主演男優賞を受賞した草彅剛がプレゼンターとして登壇。新人俳優賞の発表では、東日本大震災が発生した「3.11」に思いをはせつつ、豪華な顔ぶれの“新人”受賞者たちにエールを送った。

 草彅は「今日は晴れ晴れしい舞台ですが、3.11ということで、日本中の皆さんが思うことがあると思います。(新人俳優賞受賞の)皆さんが出演された作品を通して、一人でも多くの方の心に元気が沸くことを願っています」と東日本大震災発生から11年目を迎えた思いを語りつつ、受賞者たちの更なる活躍に期待を寄せた。

乃木坂46岩本蓮加に「大女優の片りん」70歳差“相手役”の宝田明がゾッコン「来年ももう1本一緒に」

2022.03.10 Vol.web original

 

 映画『世の中にたえて桜のなかりせば』完成披露舞台挨拶が10日、都内にて行われ、W主演を務めた岩本蓮加(乃木坂46)、宝田明と、主題歌を担当した all at once(ITSUKI、NARITO)、三宅伸行監督が登壇。

 とある事情から不登校になり“終活アドバイザー”としてバイトする女子高生が、ともに働く老紳士や周りの人々と心を通わせながら成長していく姿を描く。

 本作が映画初出演・初主演となる岩本はプレッシャーも感じていたと言い「乃木坂46から一人で参加させていただき、不安もあったのですが、ちゃんと乃木坂46の看板を背負って、恥の無いように頑張れたかなと思います」と胸を張った。

 腰痛の治療中とのことで、車いすで登壇した宝田は、岩本との70歳差共演に「相手役が17歳、私は米寿に近づいている。こんな年の差のある人との共演は初めてで、私も胸騒ぎがしたのですが、セットに入って最初に、なんて度胸のある子だろうと感じた。しかも蓮加さんは本番でNGを出したことがない。大した小娘であります」と茶目っ気たっぷりに岩本をたたえ「最近の若い方は、カットがかかるとすぐモニターを見に走っていく人が多いけど、彼女はカットがかかっても監督がOKと言うまで、そこを動かない。お行儀が良い。大女優になる片りんがあると、つくづく感心していました」とべたぼめ。

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