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柳楽優弥と有村架純“原爆の日”に命の尊さ思う…黒崎監督は「春馬くんが何でここにいないんだろう」

2021.08.06 Vol.Web original

 

『映画 太陽の子』初日舞台挨拶が6日、都内にて行われ、柳楽優弥、有村架純、黒崎博監督が登壇。広島の原爆投下から丸76年を迎えたこの日、改めて平和や命の尊さに思いをはせた。

 太平洋戦争末期、実際に行われていた“日本の原爆研究”を基に、時代に翻弄されながら全力で駆け抜けた若者たちの、等身大の姿を描いた青春群像物語。

 柳楽は撮影から2年を経ての公開を喜ぶと、有村も「公開まであっという間だったなという思いと、今日が広島に原爆が落とされた日ということで、そんな日に公開できることの意味を改めて感じます」と感慨深げにあいさつ。

「本当にたくさん思い出がある」と撮影を振り返った柳楽。とくに、弟役の三浦春馬との思い出について「京都の川沿いを僕と春馬くんが一緒に走っているシーンで、春馬くんがタフで僕が追いつけなかったことがあって」と苦笑すると、黒崎監督も「春馬くんは体力が無限にあるのかと思うくらいタフ。柳楽くんが3テイク目で“もう無理です”ってなった」と明かし笑いをさそった。

話題のゴア系“ベストカップリング”が実現『サイコ・ゴアマン』と『ターボキッド』が一週間限定で連続鑑賞が可能に

2021.08.06 Vol.web original

 

 予想外の?快進撃を続けているSFゴアスプラッターヒーローアドベンチャー『サイコ・ゴアマン』の大ヒットを記念し、2015年の怪作『ターボキッド』をシネマート新宿にて一週間限定で緊急上映することが決定した。

『サイコ・ゴアマン』は、カナダの過激映像集団〈アストロン 6〉の1人であるスティーヴン・コスタンスキ監督が放つ異色の一本。庭で遊んでいた8歳の少女ミミと10歳の兄ルークが、ひょんなことから地底に埋められていた“残虐宇宙人”をよみがえらせるが、ミミが手にした謎の宝石の力で、絶対服従させることに成功。残虐宇宙人はサイコ・ゴアマンと名付けられ、子供のいたずらに付き合うはめになる…というストーリー。

 一方の『ターボキッド』はROADKILL SUPERSTARS(RKSS)という名で活動し『サマー・オブ・84』を手がけた3人組フランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、ヨアン・カール・ウィッセルの監督作。文明崩壊後の荒野を舞台に、若者が巨悪と対決する世紀末風アクション。完全武装の猛者たちが自転車=BMXを必死に漕いで荒野を爆走するという哀愁帯びた光景に、無意味なほどおびただしい血の噴射量で、カルトファンの心をつかんだ一本。

 どちらも同じカナダ映画であり、低予算、80年代テイスト、B級感に加え、血まみれ満載にしてまさかの感動作という共通項を持ち、世界各国で“最高のカップリング”との声が上がっていた。

 今回、『サイコ・ゴアマン』のスマッシュヒットを記念して、シネマート新宿にて『ターボキッド』が8月13日から19日までの一週間限定で緊急上映決定。『サイコ・ゴアマン』との奇跡の連続鑑賞が可能となる。ぜひこの機会に“最高のカップリング”を堪能してみては。

韓国版『ジョゼと虎と魚たち』ハン・ジミンとナム・ジュヒョクの“おんぶ”カットが公開

2021.08.06 Vol.WEB ORIGINAL

 2003年に公開された映画『ジョゼと虎と魚たち』の韓国版リメイク『Josee』(英題)が邦題『ジョゼと虎と魚たち』として、10月29日に公開決定。合わせてポスタービジュアルと場面写真が解禁された。

 田辺聖子の同名短編小説を、犬童一心監督が妻夫木聡と池脇千鶴を主演に迎えて実写映画化。青春恋愛映画の金字塔として今なお愛される映画『ジョゼと虎と魚たち』を韓国映画界がリメイク。

 ジョゼ役には、韓流ドラマ「知ってるワイフ」など“ラブコメの女王”として人気のハン・ジミン。近年では実在の児童虐待事件をもとにした『虐待の証明』で高く評価されている。

 心優しき青年ヨンソク役には、Netflixの人気ドラマ「スタートアップ:夢の扉」の主演で注目を集めるナム・ジュヒョク。監督・脚本を務めたのは『もう少しだけ近くに』のキム・ジョングァン。

 今回解禁となったポスタービジュアルでは、レトロで色鮮やかな部屋の中でジョゼとヨンソクがお互いを見つめ合っているシーンが切り取られ、「わたしはジョゼ、あなたに恋をしました。」というキャッチコピーとともに、ヨンソクに対するジョゼの恋心が伝わってくる。

 また場面写真からは、壮大な草原を背景にヨンソクがジョゼを背負っている物語性あふれるカットが公開された。

『ジョゼと虎と魚たち』は10月29日より公開(キノシネマ配給)。

EXILE NAOTOがSABU監督最新作で長編映画単独初主演! 霊界と現世を行き来する異色のコメディー

2021.08.05 Vol.web original

 鬼才SABU監督の最新映画『DANCING MARY ダンシング・マリー』が11月5日に公開決定。合わせて特報映像と豪華キャストが解禁となった。

 しがない市役所職員・研二と、霊能力を持つ女子高生・雪子が、解体予定のダンスホールに棲みついたダンサーの願いを叶えるべく時空を超えて奮闘するヒューマン・コメディー。

 ファンタスポルト・ポルト国際ファンタスティック映画祭での審査員特別賞受賞をはじめ海外映画祭で次々と映画賞を受賞。今年6月には第18回アジアン映画祭で日本初の最優秀オリジナル映画賞を受賞している。新型コロナウイルスの影響もあり、撮影から約3年の時を経て待望の日本公開となる。

 主人公・藤本研二を演じるのは、長編映画単独初主演となるEXILE NAOTO。EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォーマーとしての活躍はもちろん、土屋太鳳とW主演を務めた映画『フード・ラック!食運』でも好演し、俳優としても期待が高まる。

 雪子役には映画『シグナル100』や『NO CALL NO LIFE』、LINE NEWS VISION『A/LIVE』などで注目の若手女優・山田愛奈。

 本作の鍵となる、解体予定のダンスホールに棲みついたダンサー・マリー役には2020年に解散をしたE-girls のパフォーマーであり、現在は女優として活躍、ドラマ「プロミス・シンデレラ」に出演中の坂東希。

 マリーの恋人ジョニー役には映画『ミッドナイトスワン』、ドラマ「IP~サイバー捜査班」の吉村界人。そして伝説のヤクザ幽霊役に石橋凌と、実力派の豪華キャストが集結。

 さらに、劇団EXILEが総出演および主演を務める、SABU監督が11年ぶりに挑む完全書き下ろしの連続ドラマ「JAM -the drama-」(8月26日よりABEMA SPECIALチャンネルにて放送開始)に、スペシャルゲストとしてEXILE NAOTOが今作品の主人公・藤本研二役で登場。2つの物語がどう絡み合うのか、作品の枠を超えたクロスオーバーにも注目を。

 映画『DANCING MARY ダンシング・マリー』は11月5日より全国順次公開。

【特報映像】https://youtu.be/254_Omwc-g4

 

ユージン・スミスと東京の路上で出会い助手となった日本人写真家が当時の貴重な写真を公開

2021.08.05 Vol.web original

 ジョニー・デップ製作、主演により、水俣病を世界に伝えた報道写真家ユージン・スミスの実話をもとに描く映画『MINAMATA-ミナマタ-』の公開を前に、ユージンの元妻アイリーン・美緒子・スミス氏と、元助手の写真家・石川武志氏がコメントを寄せた。さらに石川氏は自身が撮影した当時の貴重な写真を公開した。

 日本における“四大公害病”のひとつ水俣病の存在を世界に知らしめた写真集「MINAMATA」をもとに、傷ついた心を抱える写真家ユージン・スミスが、当時の妻アイリーンとともに水俣を訪れ現地で暮らしながら、人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を何百枚もの写真に収めていく濃密な日々を描く。ジョニー・デップ自身が長年のあこがれだったと語るユージンを熱演し、世界で絶賛が相次いでいる。

 

黒谷友香「オリンピックで世界中が日本に注目している今こそ伝えたい」平和への思い

2021.08.04 Vol.Web original

 

 映画『祈り -幻に長崎を想う刻ー』公開直前イベントが4日、都内にて行われ、高島礼子、黒谷友香、城之内正明、松村克弥監督が登壇。キャスト3人は劇中の役どころにちなみ聖書の一節を朗読し平和への願いを訴えた。

 長崎出身の劇作家・田中千禾夫が実話をもとに書き下ろした戯曲「マリアの首」を原作に映画化。長崎への原爆投下から12年後、被爆した浦上天主堂のマリア像を人知れず運び出そうとする2人の女性たちの物語。

 自身も被爆者でありながら昼は看護婦、夜は娼婦として戦争で傷ついた人々に身をささげるカトリック信者・鹿を演じた高島は「二度と戦争のない平和な世界のために長崎の被爆者の思いを込めて演じました」と語り、被爆した日に自分を襲った男への復讐を誓う信徒・忍を演じた黒谷は「私にとっても大切な作品となりました」、鹿に協力する傷痍軍人を演じた城之内も「鹿と忍の物語をぜひ皆さんに見ていただきたい」とそれぞれ作品への思い、そして平和への思いをにじませた。

一ノ瀬監督の音楽の作り方はいつもユニーク。 ピアノ&ドラムデュオ誕生のきっかけにもなった! 【映画『リ、ライト』】

2021.08.04 Vol.web Original

【こころに残る映画ができるまで】vol.4  ミュージシャン編

 いやはや、暑いですね(汗)。猛暑とコロナが重なって、マスクの中は汗だらけ! 感染症対策と熱中症予防、ダブルで気をつけないといけないという、ある意味で一生忘れられない夏になりそうですね。さて2016年より、こころに残る映画にこだわって製作活動を続けているunit.TOTLOT。初めてプロデューサー職を任された私、遠藤佳代子が、2022年初春公開予定の長編音楽映画『リ、ライト』について、個性あふれる出演者やスタッフの面々にインタビューを敢行しています!

 今回は、『リ、ライト』の音楽をあらゆる面でサポートしてくださったジャズミュージシャンの中から、ピアノ&ドラムデュオとしても活躍中のお二人、小林創さんと木村おおじさんにご登場いただきました! インタビューは、完成したばかりの小林さんのプライベートスタジオ「LilwoodsCreationStudio」で。木の香りに包まれたステキな場所でした。

市原隼人が中学生キャストに贈った言葉に会場の大人たちも感激「なんでも好きなこと言っていいんだよ」

2021.07.31 Vol.Web original

 

 映画『都会のトム&ソーヤ』舞台挨拶が31日、都内にて行われ、主演の城桧吏らキャストと原作者・はやみねかおる、河合勇人監督が登壇。「自分もデビューが13、14歳のころだった」と言う市原隼人が若手キャストたちに熱いエールを送り会場を感動させた。

 ごく普通の中学生だが、実は類稀なるサバイバル能力を持つ内藤内人(城桧吏)と、財閥の御曹司で学校一の秀才・竜王創也(酒井大地)という対照的な2人が、天才ゲーム・クリエイター集団が仕掛けるリアルRPGに挑む。

「すごく勉強になった」「いい思い出がたくさんできた」と目を輝かせて撮影を振り返る城桧吏、酒井大地ら若手キャストたちに、大人のキャストたちも思わず笑顔。

 内人たちに立ちはだかるクリエイター集団のメンバーを演じる玉井詩織は「学生時代って後からでは手に入らないキラキラした時間。見ていてすてきだなと思いました」と話し、同じくリーダー役の市原隼人は「自分もデビューが13、14歳。そのころってすべてが輝いて見える。それがだんだん芝居が日常になっていく。今回も皆さんがだんだんリラックスしていく姿を見れて幸せでした」と若手たちに優しいまなざしを向け、森崎ウィンは「台本を読んだときからワクワクが止まらなくなった」と作品を絶賛。

米アカデミー会員の細田守監督も期待!国際短編映画祭SSFF & ASIA アカデミー賞短編アニメ推薦枠認定

2021.07.30 Vol.web original

 

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)』は、2022年度の開催に向けた作品募集を8月1日より開始。次回開催から新たに米国アカデミー賞短編アニメーション部門への推薦枠が認められ、計5部門の各優秀賞作品が、オスカー受賞のチャンスを手にする。

 1999年から続くアジア最大級の国際短編映画祭。2004年よりアカデミー賞公認の映画祭となり、映画祭グランプリ作品を翌年のオスカーノミネート候補として推薦。2019年にはインターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門からなるオフィシャルコンペティションsupported by Sony および、ノンフィクション部門の 4部門に推薦枠が拡大。今年7月のアカデミー協会からの発表により、短編アニメーション部門への推薦枠が認められ、合計5つの推薦枠を持つこととなった。アカデミー賞公認の国際短編映画祭は国内では唯一。また、世界でも5つもの推薦枠を持つ映画祭は、サンダンス映画祭やパームスプリングス国際短編映画祭、アスペン短編映画祭と、数少ない。

 映画芸術科学アカデミー会員でもあり、最新作『竜とそばかすの姫』が第74回カンヌ国際映画祭に出品され絶賛された細田守監督も「アカデミー会員となってからは実写・アニメーション問わず、たくさんの長編・短編映画に触れる機会が増えましたが、日本からの作品はまだ少ないな、と感じています。どんどん作品を作って、映画祭に出品してみることは大切だと思います。何よりチャンスにつながるし、他の人がどんな作品を作っているのかを知ることも自分の作品の世界を広げるからです。作品は作り手の人間性を味わうことのできるものだと思います。映画祭が、まだ知られざる魅力的なクリエイターたちの発掘の場となり、自分のやりたいことを実現するきっかけとなる事を願っています」と激励のコメントを寄せた。

 8月1日から公募開始となるのは、米国アカデミー賞短編部門ノミネート選考対象となる「オフィシャルコンペティション supported by Sony(インターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門)、「ノンフィクション部門」、「アニメーション部門」 の5部門と、東京をテーマにした作品を募集する「Cinematic Tokyo 部門」、「スマートフォン 映画作品部門 supported by Sony’s Xperia」、国内の25歳までの監督作が対象となる「U-25 プロジェクト」、企業・行政によるブランデッドムービーを特集する「BRANDED SHORTS」。

 詳細は「SSFF & ASIA 2022」作品募集ページ( https://www.shortshorts.org/ja/creators/ )にて。

 

 

【細田守監督コメント全文】
「僕が中学3年で初めてアニメーション作品を作った頃は、8ミリカメラをレンタルしたり、現像したり、上映会をするにはプロジェクターもレンタルが必要だったりと、お金も時間もかかりました。学生時代には、どうすれば自分の作りたいものが作れるのかな、と自問自答しながら制作をしていました。
現代ではインターネットや、制作ツールの普及といった、色々な意味でずっと、制作も発表もしやすい環境があるとおもいます。アカデミー会員となってからは実写・アニメーション問わず、たくさんの長編・短編映画に触れる機会が増えましたが、日本からの作品はまだ少ないな、と感じています。
どんどん作品を作って、映画祭に出品してみることは大切だと思います。何よりチャンスにつながるし、他の人がんな作品を作っているのかを知ることも自分の作品の世界を広げるからです。
作品は作り手の人間性を味わうことのできるものだと思います。映画祭が、まだ知られざる魅力的なクリエイターたちの発掘の場となり、自分のやりたいことを実現するきっかけとなる事を願っています」

「菅さんは本心を見せなかった」菅首相の素顔に迫る映画初日舞台挨拶で古賀茂明氏らが“パンケーキ政権”バッサリ

2021.07.30 Vol.Web original

 

 映画『パンケーキを毒見する』初日舞台挨拶が30日、都内にて行われ、本作に出演した古賀茂明氏、前川喜平氏と内山雄人監督、河村光庸プロデューサーが登壇。元官僚の古賀氏、前川氏が舌鋒鋭く菅首相の人物像を語った。

 日本アカデミー賞受賞作『新聞記者』を手がけたスターサンズが菅政権の正体に迫ったドキュメンタリー映画。日本映画史上初めて、現役政権のトップを題材にした映画。

 河村プロデューサーは「安倍政権の中枢にいながら何者なのか皆さんに届いてない菅義偉という人物に迫りたかった」と振り返り、昨年9月に内閣総理大臣に就任した際、菅首相が記者たちとパンケーキを食べながら懇談したというエピソードにちなみ「すぐにこのタイトルに決め、映画の公開時期も(五輪の)ど真ん中にやろうと決めた」と振り返った。

 内山監督はタイトなスケジュールを振り返りつつ「しかも菅さんを直接撮れない。とにかく全部に取材を断られる」と、周辺取材も軒並みNGだったことを明かし苦笑。

 本作の企画に協力した古賀氏は「こういう問題に関心を持っていて理解力がある人は生真面目な人が多く、監督選びが難しい。とにかく菅批判をしないとダメだという人もいた。最後に内山さんが受けてくれて、上手くまとめていただいた」と内山監督の手腕をたたえた。

ジョニー・デップ「どんな上流階級や億万長者よりも強いのは“人々”」映画『MINAMATA』新場面写真公開

2021.07.29 Vol.web original

 ジョニー・デップが、水俣病を世界に伝えた報道写真家W・ユージン・スミスを演じる映画『MINAMATA−ミナマタ−』から、新たな場面写真が公開。デップ扮するユージンが一人苦悩する姿や、美波が演じるアイリーンと2人でたたずむ様子など、ユージン・スミスの生きざまを見事に体現する姿が見て取れる。

 世界的報道写真家ユージン・スミスが、アイリーン・美緒子・スミスとともに1975年に発表した写真集「MINAMATA」を基にジョニー自身の製作・主演で映画化した話題作。心に傷を抱えたユージンが、当時の妻アイリーン氏とともに水俣を訪れ1971年から3年間現地で暮らし、人々の日常や抗議運動などの様子を写真に収めていった日々を描く。共演はビル・ナイ、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子ら。坂本龍一が音楽を手がける。
 
 オファーを受ける前からW・ユージン・スミスに憧れを抱き続け、日ごろから環境問題についても深い関心を持ってきたデップ。本作では「MINAMATAの物語を正しく伝えたい」と切望し、自らプロデューサーにも名乗り出た。

 本作のテーマの一つ「権力に真実を語る勇気」についてデップは「人々の持つ力を絶対的に信じているんだ。組織のリーダーたちや上流階級は、本来ならみんなを助けるべき立場だ。人々は、団結すれば強くなれるといつか気づくと思う。どんな上流階級や億万長者よりも強いのは人々だ。人々には大企業の製品を買わない力や大企業の宣伝文句を聞かない力があるからね。僕が尊敬するのはユージン・スミスのような、反動を恐れることなく闘い続ける人々だよ」と語っている。

 新たに解禁された場面写真では、暗室で真剣な面持ちで現像する姿、部屋で独り考え込む姿、無数の写真の中で物思いに耽る姿、暴行を受け包帯を全身に巻きながらも写真を撮る姿など孤独を抱えながらも、水俣について世界に発信しようとする姿が見て取れる。

 水俣病公式確認から65年を迎えた今年、デップが役者人生をかけ全身全霊で挑んだ水俣の物語を受け止めたい。

 9月23日より全国公開。

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