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ハンバート ハンバート佐藤良成、フランス・カンヌ映画祭の“グダグダ運営”に驚き「警察が運転手さんを連れてった」

2024.09.07 Vol.web original

 

 映画『ぼくのお⽇さま』(9月13日公開)の先行上映舞台挨拶が7日、都内にて行われ、俳優の越⼭敬達、中⻄希亜良、池松壮亮、主題歌を手がけたハンバート ハンバート(佐野遊穂と佐藤良成)と奥⼭⼤史監督が登壇。キャスト、監督とともにレッドカーペットに参加した佐藤が、映画祭の裏話を披露した。

 第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部⾨ 正式出品作。吃⾳のあるホッケーが苦⼿な少年、選⼿の夢を諦めたスケートのコーチ、コーチに憧れるスケート少⼥の3⼈が紡ぐ⼩さな恋の物語。

 ハンバート ハンバートの名曲「ぼくのお⽇さま」がきっかけとなって生まれた本作。奥山監督から主題歌にとの熱烈な手紙をもらい快諾したという2人。佐野が「ときに映像にすることで音楽の余白が限定されてしまうことがあるけど、さらに想像力が膨らんだ」とたたえれば、佐藤も「本当にいい映画に出会えた。こちらのほうが感謝です」と言い、佐藤が提案した劇伴や劇中曲のいきさつを振り返った。

 そんな佐藤は、キャスト陣や監督と一緒にカンヌ国際映画祭にも出席。現地での思い出話を聞かれると「77回もやっているのに意外と動線とかがめちゃくちゃで。会場に向かう車に乗り込んで、いざ出発と思ったら警察が運転手さんを連れてっちゃって。少し職質みたいになってました」と実はグダグダだった運営に苦笑。一方、現地に行けなかった佐野は「皆がテレビに出ているときに、カンヌ出てるねって連絡がたくさん来ました」と笑いを誘っていた。

池松壮亮「カンヌより韓国行きたい」という若手俳優に苦笑

2024.09.07 Vol.web original

 

 映画『ぼくのお⽇さま』(9月13日公開)の先行上映舞台挨拶が7日、都内にて行われ、俳優の越⼭敬達、中⻄希亜良、池松壮亮、主題歌を手がけたハンバート ハンバート(佐野遊穂と佐藤良成)と奥⼭⼤史監督が登壇。一同がカンヌ国際映画祭に参加した思い出を爆笑トークで振り返った。

 第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部⾨ 正式出品作。吃⾳のあるホッケーが苦⼿な少年、選⼿の夢を諦めたスケートのコーチ、コーチに憧れるスケート少⼥の3⼈が紡ぐ⼩さな恋の物語。

 映画初主演となる主⼈公役の越⼭と、本作が映画初出演となるヒロイン役・中⻄。15歳と13歳というフレッシュな2人に、スケートコーチ役の池松は「可能性のかたまり」と太鼓判。

 そんな2人と池松、奥⼭監督、そしてハンバート ハンバートの佐藤良成はカンヌ国際映画祭にも出席。カンヌでの思い出話に花を咲かせた一同。

 越⼭はホテルのお風呂のドアの締め方が分からず脱衣所を水浸しにしてしまったエピソードで笑いを取りつつ、カンヌで初めて食べたという生ガキに「ドはまりしちゃいました」。中⻄は「レッドカーペットで、前がミシェル・ヨーさん、後ろがケビン・コスナーさんで」と、2人とも初のカンヌ体験に大感激。

 すると池松が「(越⼭)敬達に“誰に一番感動した?”と聞いたら、ゆりやんレトリィバァさんでした」と暴露。さらに「公式上映にも感動して、2人とも泣いていたし、帰りの車の中で、本当によかったね、いい経験になったねと3人で話していて。これで終わりじゃないかもよ、この後、釜山(国際映画祭)とかもあるかも…と言ったら“え、韓国のほうが行きたい!”って。カンヌより韓国でした、2人は」と苦笑していた。

河合優実の魅力は「ひと言では言えない」寛一郎「意外とお茶目な方」

2024.09.07 Vol.web original

 

 公開中の映画『ナミビアの砂漠』の舞台挨拶が7日、都内にて行われ、俳優の河合優実、金子大地、寛一郎と山中瑶子監督が登壇。河合が「なぜアルゴリズムで私のおすすめに出てきたのか分からない」という動画にドはまりしていることを明かした。

 河合優実が演じる“いじわるで、嘘つきで、暴力的”ながらも中毒的な魅力を持つ主人公カナがもがきながらも自分の居場所を見つけようとする物語。

 一見エキセントリックだが、現代社会の閉塞感の中でもがく若者像をリアルに演じた主演の河合。「渋谷や新宿で絶対にすれ違ったことがあるという女の子像と、映画で見ていて面白いキャラクターとしての魅力のバランスをとりながら演じていましたね」と振り返り「皆さんがどう感じてくれたか受け取るのが楽しみ」。そんな河合とプロモーション期間中に仲良くなったという寛一郎は、河合本人の印象を聞かれると「そんな一言では言えないですよ」と笑いをさそいつつ「意外とお茶目な方」。

 この日は、主人公にちなみ「ぼうっとする一人時間の過ごし方」を一同に質問。

 金子が「僕はTikTokを延々と見ちゃいますね。気づいたら、あ、こんな時間!って。最近はシベリアンハスキーと赤ちゃんの組み合わせの動画を真顔で見ています」と言うと、寛一郎は「お風呂よりシャワーが好きで、たまに30分くらいぼうっと当たり続けることがある」と告白。

 河合も動画派のようで「最近見ちゃうチャンネルが、私と同世代の日本人の美容師さんが単身海外に渡って、ドレッドとかコーンローとか、ブラックカルチャーの髪型を専門にやっている方がいて。その技術がすごくて見ていて気持ちいいんです」と明かし「どういうアルゴリズムで私のおすすめに出てきたのかは分からないんですけど」と苦笑。最後のフォトセッションではノリノリにいろんなポーズをしてお茶目な一面を見せていた。

カズレーザー、研ナオコのリアルすぎる『エイリアン』コスプレに「テレビコントでは絶対に作れない」

2024.09.05 Vol.web original

 

 映画『エイリアン:ロムルス』(9月6日公開)のイベントが5日、都内にて行われ、日本語吹き替え版声優の石川界人らが登壇。大の『エイリアン』ファンであるお笑い芸人のカズレーザーが研ナオコのエイリアン最終形態コスプレに大興奮だった。

『エイリアン』(79)の“その後の物語”を『ドント・ブリーズ』の鬼才フェデ・アルバレスが監督を務め、“エイリアンの創造主”リドリー・スコット製作で描く。

 エイリアンと対峙する若者たちを演じた石川界人、内田真礼、ファイルーズあいも、収録しながら恐怖を体感したと大絶賛。大の「エイリアン」ファンとして登壇したカズレーザーも、以前に自身のInstagramで話題を呼んだ、エイリアンの第3形態が胸から突き破る写真を披露し「ホビーショーで、あるモデラーさんがつけてみてくださいと言ってくれて。世界中にこんなファンがいるんです」と熱い『エイリアン』トーク。

 この日は、本気すぎるコスプレも人気を博している研ナオコが、フルメイクアップでエイリアンの最終形態に扮して登場。再現度の高さにカズレーザーも大興奮。

 エイリアンの美しさとはと聞かれるとカズレーザーは「完全生命体というくらいで、見たことないのに全部意味がありそうで、アンビバレントなところもいい。メチャクチャ違和感があるのに違和感がない。怖すぎてかっこいい。あり得ないのに説得力がある」と熱弁。

 すっかりコスプレを気に入った研だったが、カズレーザーから「お買い上げ?」と聞かれると「いいんだけど…すごい値段だと思う」。カズレーザーもその精巧さに「テレビコントでは絶対に作れない」と感嘆しきり。最後は研エイリアンの“しっぽ”をウエディングベールさながら丁寧に持ち、一緒に降壇し笑いを誘っていた。

 

研ナオコの“最終形態”? 全身特殊メイクの『エイリアン』コスプレ完成度に会場どよめき

2024.09.05 Vol.web original

 

 映画『エイリアン:ロムルス』(9月6日公開)のイベントが5日、都内にて行われ、日本語吹き替え版声優の石川界人らが登壇。ゲストの研ナオコがエイリアン最終形態の全身特殊メイクで登場し、会場をどよめかせた。

『エイリアン』(79)の“その後の物語”を『ドント・ブリーズ』の鬼才フェデ・アルバレスが監督を務め、“エイリアンの創造主”リドリー・スコット製作で描く。

 エイリアンと対峙する若者たちを演じた人気声優陣。石川界人が「収録していて、シリーズを見ていた小さいころのトラウマがよみがえりました」と苦笑すると、内田真礼は「冷や汗が止まらなかった」、ファイルーズあいも「私もだんだん喉がかすれてきたんですがリアルに演じるためあえて水を飲まずに演じました」。

 大の「エイリアン」ファンとして登壇したカズレーザーは、以前に自身のInstagramで話題を呼んだ、エイリアンの第3形態が胸から突き破る写真を披露し「ホビーショーであるモデラーさんがつけてみてくださいと言ってくれて。世界中にこんなファンがいるんです」。

 すると突如、会場に緊急警報が鳴り響き、エイリアンの最終形態が出現。さらにその正体が全身フルメイクで最終形態に扮した研ナオコだと分かると観客からはどよめきと歓声が上がり登壇陣も大盛り上がり。

 これまでにもアニメのキャラクターなどの本気すぎるコスプレをSNSに投稿し、話題を呼んでいた研。エイリアンの大ファンだと言い「ずっとこのままでいたい」。スタッフからは「機嫌がいいのか悪いのか分からないと言われた」という研だが、最高にご機嫌の様子。

「研ナオコさんの最終形態ということですか」と司会から言われると「そういうことです」と胸を張り、カズレーザーは「まだ進化する可能性もあるかも」。

 メイク中も楽しかったようで、かかった時間は「1、2時間くらい」と言っていたが実際は3時間と聞かされ「私自身、地球時間に慣れてなくて」と照れ笑い?していた。

田中圭「若い時からジムなんか行っちゃダメと怒った」高橋文哉の返答に「ズキュンと来ちゃって」

2024.09.04 Vol.web original

 映画『あの人が消えた』(9月20日公開)完成披露上映会が4日、都内にて行われ、主演の高橋文哉はじめキャスト陣と水野格監督が登壇。田中圭が高橋の主演作に出演を決めた理由を明かした。

「ブラッシュアップライフ」のクリエイター水野格が、完全オリジナル脚本で挑んだ“先読み不可能”ミステリー・エンタテインメント。

 事件に巻き込まれる主人公の配達員・丸子役の高橋文哉は「見終わった後に気持ちよかった」と、巧妙に張り巡らされた仕掛けと最後まで先の読めない物語を絶賛。さらに先輩役の田中との共演を聞かれると「頼もしかったです。以前に圭さんの主演作でご一緒させていただき、今度は僕の主演作でご一緒できるとは」と感激しきり。

 高橋が主演と聞いて出演を決めたという田中は「前に共演したとき、すごくかわいらしくて。慣れない現場、芝居にまっすぐ向き合ってかわいいなと思ってたんです。そこからどんどんキャリアを積んでいくのを見てたし。でも一番の理由は、文哉が僕のパーソナルトレーナーがいるジムにいたので“若い時からジムなんかに行っちゃダメ、早い早い”って怒ってたんです。文哉が言うには“圭さんみたいな体になりたくて通ってるんです”って。それでオレ、ズキュンと来ちゃって」と明かし「そこからひいきにしてます(笑)」。

 この日は、キャスト陣がネタバレをしそうになったら“NGブザー”が鳴るという演出で見どころ紹介に挑んだが、一同ブザー音を鳴らしまくり。最後に高橋は「先読み不可能と言われていますけど、好きなだけ先読みしてください。絶対に読めないんで!」と胸を張っていた。

 この日の登壇者は高橋文哉、北香那、坂井真紀、袴田吉彦、染谷将太、田中圭、水野格監督。

三谷幸喜監督「このメンバーで劇団作りたい」長澤まさみ、西島秀俊、松坂桃李ら個性派大集結

2024.08.29 Vol.web original

 

 映画『スオミの話をしよう』(9月13日公開)の完成披露舞台挨拶が29日、都内にて行われ、俳優の長澤まさみ、西島秀俊、松坂桃李ら豪華キャスト陣と三谷幸喜監督が登壇。

 前作『記憶にございません!』以来5年ぶり、映画監督作品としては9作目となる三谷幸喜監督最新作。行方不明となった大富豪の妻・スオミの謎を彼女の“夫たち”が追うミステリー・コメディー。

 豪華な個性派キャストの集結に三谷監督は「このメンバーで劇団を作りたい。もしくはこれから映画はこの面々と作りたい」と大感激。

 スオミ役の長澤も「自分のシーンよりも自分がいなかった、5人の夫たちがわちゃわちゃしているところを観客として楽しんじゃって(笑)」と言い「皆さんの役名と挨拶を聞いているだけでも、本当に個性のある先輩方に囲まれていたんだな、と」と笑顔。

 夫役の1人、西島秀俊も「夫たちは自分が一番スオミに好かれていると言い合うライバルなんですけど、なんかすごい多幸感があって。幸せな映画だな―って」、同じく松坂桃李も他の夫たちのシーンに「試写で初めて見て、こんなことやってたんだ、面白え~って腹抱えて見てました」。

 その松坂から「長澤さんと遠藤憲一さんの2人のシーンがおすすめ」と言われた遠藤は「初めは“絡みづらっ”って言われたんですけど(笑)。そういう素直なところが面白くてどんどん話しかけちゃった」。長澤が遠藤のことを「呼んでいいと言われているので…“憲一”と呼び捨てさせていただいています」と明かすと遠藤は「オレから頼みました」とニヤリ。

 すっかり意気投合した様子で笑い満載のトークを繰り広げた個性豊かな豪華俳優たち。最後に三谷監督は「コメディーはお客さんの笑い声が重なって初めて完成するもの。ゲラゲラ、クスクス、コロコロ…はないか、いろんな笑いに満ち溢れた作品なので楽しんで」とアピールしていた。

 この日の登壇者は長澤まさみ、西島秀俊、松坂桃李、瀬戸康史、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎、戸塚純貴、宮澤エマ、三谷幸喜監督。

松坂桃李に三谷幸喜監督「CMでも何か企んでいるように見える。ちょっと裏があるんじゃ…」

2024.08.29 Vol.web original

 

 映画『スオミの話をしよう』(9月13日公開)完成報告会が29日、都内にて行われ、俳優の長澤まさみ、西島秀俊、松坂桃李ら豪華キャスト陣と三谷幸喜監督が登壇。松坂が三谷監督の“無茶ぶり”を明かした。

 前作『記憶にございません!』以来5年ぶり、映画監督作品としては9作目となる三谷幸喜監督最新作。行方不明となった大富豪の妻・スオミの謎を彼女の“夫たち”が追うミステリー・コメディー。

 長澤まさみが演じるスオミの5人の夫の1人で、怪しげなYouTuber・十勝左衛門を演じた松坂桃李は「最初、この役を頂いたときにすごい名前だなと思った(笑)」と苦笑しつつ「僕が演じた岡島は自信をスーツのようにまとい他の人にマウントを取っていく役。あまり演じたことがない役で、撮影も本当に楽しかったです」

 そんな松坂に三谷監督も「ずっと前から松坂さんとお仕事したいと思っていまして。30代の俳優さんって、わりとストレートに気持ちをぶつける演技をする方が多いんですけど、松坂さんはそれプラス、こいつちょっと裏があるんじゃないかって気にさせる。CMを見ていてもこいつ本当は何か企んでいるんじゃないかって」とぶっちゃけ、松坂は「そんなことないですよ(笑)」とタジタジ。

 三谷監督は「そこがいい。企みを持っている感じを今回生かしたかった」と松坂の“裏の顔”を大絶賛し会場も大笑い。

 ミュージカルシーンでのダンスの練習も「最後は部活みたいになった」と、すっかり楽しんだ様子の松坂だったが、最初にミュージカルシーンがあると知ったときは「いや、聞いてないよって思った」と明かし、西島も「僕も聞いてなかった」と同調。すると三谷監督も「僕もやるつもりなかった。集まった顔ぶれを見たときに、この人たちでミュージカルシーンをやりたいなと思って急きょ作らせていただきました」とまたまたぶっちゃけ、豪華キャスト陣を苦笑させていた。

 この日の登壇者は長澤まさみ、西島秀俊、松坂桃李、瀬戸康史、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎、戸塚純貴、宮澤エマ、三谷幸喜監督。

西島秀俊は“ゲラ”? 三谷幸喜監督「西島さんの笑顔が見たくて」

2024.08.29 Vol.web original

 

 映画『スオミの話をしよう』(9月13日公開)完成報告会が29日、都内にて行われ、俳優の長澤まさみ、西島秀俊、松坂桃李ら豪華キャスト陣と三谷幸喜監督が登壇。三谷監督が西島の笑い上戸っぷりを暴露した。

 前作『記憶にございません!』以来5年ぶり、映画監督作品としては9作目となる三谷幸喜監督最新作。行方不明となった大富豪の妻・スオミの謎を彼女の“夫たち”が追うミステリー・コメディー。

 長澤まさみが演じるスオミの5人の夫の1人で、神経質な警察官・草野を演じた西島秀俊。「僕が演じた草野という男はとにかく非常に神経質で細かい人間で、だからこそ事件解決の糸口を見つけられるという変わった人ですけど、とても楽しく演じる機会を作っていただきました」と言い、三谷組での撮影現場に「本当に楽しかった」。

 西島は「稽古1カ月間も楽しかったです。ダンスも含めて。本当にダンスが嫌だったんですけど、このメンバーで踊っていると楽しいなと思えてきた」と笑顔。

 撮影現場も笑いが絶えなかった様子で、三谷監督から無茶ぶりされた小林隆の芝居や「つけまつげメイク」に「吹いちゃって(笑)」と西島。

 三谷監督は「メイキング映像を見ると、西島さんがただただ笑っている。こんなに笑う人だと思わなかった」と言い「あまりに西島さんが笑うので楽しくなってきちゃって、だんだん強引に西島さんを笑わせようと…。作品に対して何のメリットもないんですけど」。

 さらに三谷監督は「西島さんの笑顔って武器というか、すごい力を持っている。この話は長澤さんに着想を得て、西島さんのあの笑顔がラスト近くで出てくる映画にしたかった」と西島の笑顔を絶賛。

 西島は三谷監督の思いに「全然知らなかった(笑)」と驚きつつ「映画の中では笑わない男としてやっているので大丈夫です」と請け合っていた。

 この日の登壇者は長澤まさみ、西島秀俊、松坂桃李、瀬戸康史、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎、戸塚純貴、宮澤エマ、三谷幸喜監督。

長澤まさみと映画初タッグの三谷幸喜監督「この人のために映画を作りたかった」

2024.08.29 Vol.web original

 

 映画『スオミの話をしよう』(9月13日公開)完成報告会が29日、都内にて行われ、俳優の長澤まさみ、西島秀俊、松坂桃李ら豪華キャスト陣と三谷幸喜監督が登壇。三谷監督が自身の映画で初めて長澤を主演に起用した理由を語った。

 前作『記憶にございません!』以来5年ぶり、映画監督作品としては9作目となる三谷幸喜監督最新作。行方不明となった大富豪の妻・スオミの謎を彼女の“夫たち”が追うミステリー・コメディー。

 いくつもの顔を持つ謎の女スオミを演じる長澤まさみは「今回、5人の夫がいる女性を演じました。スオミという役を通していろいろなキャラクターを演じて大変でしたけど楽しかったです」と笑顔。

 一方で、西島秀俊、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎が演じる5人の夫たちそれぞれが語る5パターンのスオミを演じ分ける難しさを語り「稽古のときに自分なりにスオミを作っていったんですけど“違うんだよね”と三谷さんから言われて。違うんだ…何が違うんだろう…と思いながら(笑)」と苦笑。

 三谷監督は「そんな言い方じゃなかった」と抗議しつつ「5役ではなくスオミというたった一人の女性を5パターン演じなければいけないので本当に難しかったと思います」とねぎらいの言葉。

 さらに本作の着想について聞かれると「最初は『鎌倉殿の13人』でナレーションを長澤さんにやってもらっていたときに何度かお会いすることがあって。そういえば彼女とはまだ映画をやっていないな、と。彼女とは10年前に舞台(『紫式部ダイアリー』)を一緒にやって、力のある女優さんだな、と思っていて。それからどんどんスキルを上げてこられて。この人のために映画を作りたいな、この人が今の段階で一番輝いている映画を作りたいなと思ったのが出発点」と語り長澤も「恐れ多いです」と照れ笑い。

 最後に長澤は「今日もスオミを意識した髪型にしてきました」とスオミ役への思い入れを語っていた。

 この日の登壇者は長澤まさみ、西島秀俊、松坂桃李、瀬戸康史、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎、戸塚純貴、宮澤エマ、三谷幸喜監督。

山田洋次監督『男はつらいよ』55周年に感謝「お客さんが笑ってくれることがものすごく幸せ」

2024.08.28 Vol.Web Original

「『男はつらいよ』55周年記念 ファン大感謝祭イベント」が8月27日、MOVIX亀有にて行われ、山田洋次監督、『男はつらいよ』ファンのお笑いコンビ「浅草キッド」の玉袋筋太郎、「ミキ」の昴生、「くるまや」の三平役で出演する俳優の北山雅康が寅さんトークに花を咲かせた。

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