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前川知大による水木しげるへのオマージュ作。舞台『ゲゲゲの先生へ』8日開幕

2018.10.07 Vol.Web Original

佐々木蔵之介がねずみ男をモデルとした役を演じる
 劇作家・演出家の前川知大が水木しげるの世界観をもとにオリジナルのストーリーとして作り出した、舞台『ゲゲゲの先生へ』の公開ゲネプロが10月7日、東京・池袋の東京芸術劇場 プレイハウスで行われた。

 本作は水木の特定の作品を原作にしたものではなく、水木作品が持つ世界観、ひいては水木の人生観、世界や不思議とのかかわり方といったものを原案としたもの。水木の膨大な作品群、エッセイやインタビュー、登場人物や言葉、エピソードをヒントに前川が一つのオリジナルストーリーを編み上げた。

 物語の舞台は平成60年の子供が生まれなくなって人口が激減した日本。都市では貴重な妊婦や赤子は政府の管理下に置かれている。そんななか突如現れた怪物によって都市は混乱する。その喧騒と離れ、廃村で一人暮らす“半妖怪”の根津のもとに都市から夫婦が逃げてくる――といったもの。

 主演の「根津」を演じるのは前川の作品には5度目の出演となる佐々木蔵之介。この根津という役は水木の作品ではおなじみの「ねずみ男」がモデルになっている。

 序盤から妖しげな水木ワールドが展開され、すぐに引き込まれる。とはいえただ水木作品をなぞるのではなく、徐々に前川ワールド的なエピソードも入り込み、妖とSFがいつしか融合。そして昭和と平成60年という架空の未来が地続きであることを実感させられる。

【明日何を観る?】『あのコの、トリコ。』『フィフティ・シェイズ・フリード』『教誨師』

2018.10.07 Vol.711

『あのコの、トリコ。』

 地味で冴えない男子高校生・鈴木頼は東京の高校に転入し、幼なじみで初恋の“あのコ”立花雫と再会。女優を目指し真っすぐにがんばる雫に改めて恋をした頼は、あることを機に雫の付き人となることに。ところがある日の撮影で頼が人気俳優・東條昴の代役として雫と共演することに…。

監督:宮脇亮 出演:吉沢亮、新木優子、杉野遥亮他/1時間39分/ショウゲート配給/全国公開中 toriko-movie.jp

魂を刺激する、情熱のエンターテインメント【TSUTAYA MONTHLY UPDATE ― OCTOBER.2018 ―】

2018.10.07 Vol.711

話題の映画や気になる海外ドラマ、チェックしておきたかったあの音楽に、話題のコミックス――。
TSUTAYAのレンタルなら気軽にたっぷり楽しめます。さて今月のおすすめは……?

いまを生き抜く大人たちに贈る極上娯楽小説『一億円のさようなら』

2018.10.07 Vol.711

 突然リストラの憂き目にあい、住み慣れた東京を離れ、福岡にあるいとこが社長を務める会社で働いている加能鉄平。しかし、数年前に理由も分からず閑職に追いやられ、定年まで日の当たらない場所を転々とさせられるだろうとあきらめの日々を送っている。2人の子どもたちもそれぞれ、看護学校と大学に進学し家を出て、親としての務めは果たし、“いつ死んでもいい”という気持ちになる事も。そんなある日、鉄平はひょんなことから、20年間連れ添った妻が、結婚前からとんでもない隠し事をしていた事を知る。なんと、30年前に伯母から巨額の財産を相続していたというのだ。しかも、その財産の中から投資した会社の株価が上がり、総額はなんと48億円にも。それだけあれば、一生贅沢三昧の生活ができるのに、なぜ妻はそうしなかったのか。

 リストラで東京での生活をあきらめたり、そのために息子が医学部ではなく国立の歯学部を受けることになったり、さらに鉄平の母親のガンが再発した時、差額ベッド料金が払えなかったり…幾度も味わった悔しさ、悲しさを思い出すとなんともやるせない気持ちになってくる。さらに続々と明らかになる家族の秘密や、会社のごたごたなど、これでもかとトラブルが巻き起る。

 しかし、怒りとやるせなさを通り越すと気持ちは一気に冷め…。俺はもう家族も会社も信じない。そう心に決めた鉄平が下した決断とは?

浦井健治と高杉真宙が青空の下で歌披露!【メタルマクベス】

2018.10.06 Vol.Web Original

 11月に開幕する舞台「新感線☆RS『メタルマクベス』disc3」のイベントが6日、都内で行われ、出演する浦井健治、高杉真宙、柳下大が登壇。季節が夏に戻ったようにじりじりと照り付ける太陽の下で、舞台への意気込みを語った。

 浦井は「『メタルマクベス』のオーラスということで、自分たちにかなり負荷がかかっている」としたうえで、「お客さんの力を借りて60回(全公演の)完走を目指しながら、ちゃんと(橋本)さとし兄さん、(尾上)松也からのたすきを我々が受け継いでやっていきたい。がんがんに盛り上げていただいて、拳を突き上げてやっていきたいのでぜひとも劇場に足を運んでください」と、アピールした。

 劇団☆新感線と宮藤官九郎がタッグを組んで、シェイクスピアの四大悲劇のひとつ『マクベス』を大胆にアレンジした舞台。初演から12年を経て今年再演。この7月から豊洲のIHIステージアラウンド東京で幕開けし、disc1(すでに終了)、disc2、そしてdisc3とキャストも演出も違う3つのカンパニーで順番に上演する。

 disc3は、一連の『メタルマクベス』公演の締めくくり。ストーリーの軸となるランダムスターを演じる浦井健治は「先輩たちが……とにかく大変だと。体力勝負だというので、我々は肉を食べて臨みたい」。

田中大貴アナがバスケ番組でMC! 高橋由伸監督出演の仰天プランも

2018.10.06 Vol.Web Original

 新番組「BS12水曜バスケ!」(BS12 トゥエルビ、毎週水曜19時~)の取材会が5日、同局本社で行われ、MCのおのののかと田中大貴アナウンサー、そしてアニメ「黒子のバスケ」で黒子テツヤ役を務めた声優の小野賢章が出席した。

 番組では、日本各地で行われるBリーグの試合を生中継。試合のない水曜日にはBリーグの情報番組を放送する。

 この春に独立した田中。「スポーツ番組としては初めてのレギュラーの仕事。トゥエルビさんには足を向けて寝られないという想いと、人生のチャプター2のルーツになる番組になるはず」と気合のコメント。

 学生時代はバスケットボール部で汗を流したり取材日前日に行われたB1リーグ開幕戦川崎VS千葉も観戦するなどバスケットボールに親しむ、おのは、「バスケットボールに関われる仕事をいただけてすごくうれしい。番組をきっかけに、日本のバスケがもっともっと盛り上がるように頑張っていきたい」と、意気込む。練習を見学にも行きたいとし、「現場の生の感覚を味わって、視聴者に伝えたい」と話した。

 小野はナレーションを担当。小野も中学時代はバスケットボール部に所属。「Bリーグはいつか生で見たいなと思っていたタイミングだったので、ここからどんどん詳しくなって視聴者のみなさんと盛り上がっていきたい」と抱負を語った。

「番組によってバスケットボールの裾野を広げていきたい」と田中。大学野球部時代の先輩で、今期限りで辞任することを発表したジャイアンツの高橋由伸監督から電話をもらったとし、「俺も時間ができるからBリーグ見に行こうかな、と言っていたので、必ず見に行っていただいて、番組にも出ていただきます」と、仰天プランも明かした。

 番組は10月10日スタート。

田中圭が新しい山形米の発表会で気合「粒立った俳優に」

2018.10.06 Vol.Web Original



 田中圭が6日、都内で行われた山形の新しいお米「雪若丸」のデビューイベントに登壇した。田中はイメージキャラクターとして記念すべきデビューCMに出演する。吉村美栄子山形県知事から「雪若丸を背負って頑張ってほしい」と自分の名前とブランドロゴが入れられた赤いつなぎをプレゼントされると背筋をピンと伸ばし、「粒立った俳優になれるように精進していきたい」とあいさつした。

「お米が大好き」だという田中。CMでは、ほかほかの雪若丸を食べ、感想を言う。粒立って適度に粘度があり食べ応えのある米に「思っていた以上に米の衝撃がきた」という。

 CMはドキュメンタリーのアプローチで撮影され、用意されていた台本などはほぼ無視で「食べてください」と指示されたという。「食べている間に、こういうコメントをくださいというのがなかったので、迷子になり、(お米を)食べるしかなかった」。さらに「コマーシャルなので“こういうコメント言わないかなあ、あいつ”って思われている感だけ感じながらずっと食べていました」。CMでは、「噛み応え、米ごたえ?」など田中語録も飛び出す。

乃木坂46齋藤飛鳥「公開しないことにならないかなぁ」

2018.10.05 Vol.web Original

 乃木坂46の齋藤飛鳥が初主演する映画『あの頃、君を追いかけた』が5日、東京・日比谷で行われた初日舞台挨拶に登壇した。他に齋藤と主演をつとめた山田裕貴、共演の松本穂香、佐久本宝、國島直希、中田圭祐、遊佐亮介と長谷川康夫監督も参加した。

「おおキャプテン!」佐藤隆太主演の舞台『いまを生きる』が初日

2018.10.05 Vol.Web Original



 佐藤隆太が主演する舞台『いまを生きる』が5日、新国立劇場中劇場で開幕した。

 ニューイングランドの全寮制学院に赴任してきた教師と学生たちの交流を描く。1989年にロビン・ウィリアムズ主演で制作された同名の映画を元にした舞台で、本公演が日本初演となる。

 初日公演前に最終リハーサルを公開。その終了後、佐藤と、宮近海斗、永田崇人、七五三掛龍也、中村海人、そして大和田伸也が取材に対応した。
 
「映画を初めて見たときから大好きな作品」と佐藤。これまでにもハマり役となった教師役はあるが、本舞台では魅力にあふれるキーティング先生を熱演している。「役者をやっている人間のなかで、この役を演じたいという人はたくさんいると思う」と、佐藤。

 校長先生役の大和田がまさにそのひとり。「昔見て感動した映画で、……本当は隆太さんの役をやりたかったんですが年齢のこともありまして。……今日(最終リハーサルをして)素晴らしいなと思いまいた。(佐藤に)ぴったり。彼ら(生徒役の役者たち)もキラキラ輝いている。一緒に出演しているんですけど、ワクワクしながらやらせていただいた」。

【読プレ】2人を待ち受けける未来とは?「パーフェクトワールド」

2018.10.05 Vol.web Original

 インテリアコーディネーターとして働くヒロインと、事故で車イス生活となっていた初恋の相手との純愛を描く漫画「パーフェクトワールド」が待望の映画化、全国ロードショー公開中。幼いころからの夢だった建築士となり、前向きに生きる主人公・鮎川樹(岩田剛典)は、事故で車イス生活に。そんな鮎川に高校時代から憧れていた川奈つぐみ(杉咲花)は、全力で彼を支えよう決心し、いつしか付き合うことに。一緒にいる幸せをみつけた2人だったが、やがてある事件が起き…。すれ違う2人に、待ち受ける未来とは? 公開を記念し、A6クリアファイルを読者2名にプレゼント(係名:「パーフェクトワールド」)。

MANNISH BOYSが全国ツアーを開催

2018.10.05 Vol.711

 斉藤和義と中村達也によるユニットMANNISH BOYS。2011年の夏に結成されると、勢いそのままに各地夏フェスに出演。圧巻のパフォーマンスは各会場を席巻の渦に巻き込んだ。2012年、1stアルバム『Ma!Ma!Ma!MANNISH BOYS!!!』でCDデビューを果たすと、同時に全国ツアーを敢行。2016年にはオリジナルアルバムのリリースや、全国ツアーを開催するなど、精力的に活動。そんな彼らの「MANNISH BOYS 2019 TOUR 」の開催が決定!

 2019年1月12日(土)横浜 BAY HALLを皮切りに3月3日(日)Zepp Tokyoまで全22公演を展開する。プレイガイド最速先行のエルアンコール会員抽選先行は、10月10日(水)23時59分まで。プレリクエスト抽選先行は、10月6日(土)13時〜10月15日(月)23時59分まで。詳細はローチケHP( http://l-tike.com/mannishboys )で!

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