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レオナ・ペタスが2.25kgオーバーの天野颯大に制裁の1RKO勝ち【K-1】

2025.05.31 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)で約1年半ぶりの復帰戦に臨み、天野颯大(キング・ムエ)に1RKO勝ちを収めた。

 この試合は「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」のリザーブマッチとして行われたのだが、前日計量で天野が規定体重の−60kgを2.25kgオーバーし、試合を行うか、その場合はどういった条件で行うかで前日会見は紛糾。レオナにとっては天野に対しての制裁マッチの意味合いもあったカードだった。

 結局、30日夜に試合は天野は当日11時にリミット体重を-65kgに再設定した上で再計量を行い、1Rは減点2からのスタート。リザーバー権についてはレオナのみに与えられることとなった。

 実況アナウンサーと場内放送では11時の再計量で65.0kgでクリアと伝えられたのだが、レオナは自身のXで天野が時間に遅れ、なおかつ50gオーバーしたと明かしている。

レオナ・ペタスvs天野颯大戦が条件付きで開催へ。レオナの当日の戻し63kg要求は受け入れられず65kgに。リザーバー権にも条件【K-1】

2025.05.31 Vol.Web Original

 K-1が5月30日夜、同日行われた「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量で規定体重を大幅にオーバーした天野颯大(キング・ムエ)の処遇について発表した。

 天野は「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」のリザーブファイトでレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)と対戦の予定だったのだが、規定体重の60kgを大幅に上回る62.2kgでクリアすることができなかった。

 K-1グループの規定では2時間以内の再計量でも2kg以上オーバーの際は試合が成立しないことになっているのだが、トーナメントのリザーブファイトという性質上、運営側も対応に苦慮。レオナ陣営との協議に決着がつかないままで行われた会見でレオナは天野と宮田充プロデューサーを厳しく叱責したうえで、この試合をもって天野のK-1追放と当日の体重の戻しを63kgと定めた上での試合の開催を提案していた。

 宮田氏はこの提案に「この会見が終わってから1時間ください」と天野の所属ジムの佐藤孝也会長との協議のための猶予をレオナに要求。

優勝候補の一角の横山朋哉が「トーナメントに勝つためにすべて仕上げてきた」とV宣言。中島千博は横山との決勝対決をアピール。松山勇汰は番狂わせに意欲【K-1】

2025.05.30 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が5月30日、都内で開催された。

 前王者レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)の返上に伴って行われる「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」の本戦に出場する8選手は全員規定体重(−60kg)をクリアした。

 リザーブファイトに出場するレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)は59.9kgでクリアしたものの天野颯大(キング・ムエ)は62.2kgでクリアできなかった。この事態に宮田充K-1プロデューサーは「規定時間内に2キロ未満のオーバーの場合は協議の上、試合を行う場合もあるが、2キロ以上のオーバーは失格負け」と説明したうえで「今回は王座を決めるトーナメント。レオナ選手サイドと明日はどうするか協議している。現時点ではレオナ選手サイドからは返答はまだ。本来なら試合は実施されないが、協議中」と続けた。

 計量後に行われた会見には10選手が出席した。

レオナ・ペタスが対戦相手の天野颯大の2.2kgオーバーに怒り心頭でK-1追放宣言。宮田Pらにも激高【K-1】

2025.05.30 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が5月30日、都内で開催された。

 計量後に行われた会見で、宮田充プロデューサーが仕切るK-1の現体制に反旗を翻した「RibelLion(リベリオン)」のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が宮田氏と対戦相手の天野颯大(キング・ムエ)らに激高する場面があった。

 レオナは「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」のリザーブファイトで天野と対戦の予定だったのだが、計量でレオナは59.9kgで規定体重の−60.0kgをクリアしたものの、天野はまさかの2.2kgオーバーの62.2kg。K-1グループの規定では2時間以内の再計量でも2kg以上オーバーの際は試合が成立しないことになっている。

 会見で宮田氏はこの時点でレオナ陣営と交渉中であることを報告。会見には本戦に出場の8選手とともにレオナと天野も出席した。

 がっくりと肩を落とした天野は「まずは計量をクリアせずにオーバーしてしまったことに関して、レオナ選手をはじめ関係者の皆様、またこの試合を楽しみにしてくださったファンの皆様に謝罪を申し上げます。すみませんでした。以上です」と謝罪の言葉。

クルーザー級王座決定戦で急きょ対戦のサッタリとターザンがともに絶好調宣言【K-1】

2025.05.30 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が5月30日、都内で開催された。

 今大会では三大タイトルマッチが行われ、メインでは「第5代K-1 WORLD GPクルーザー級王座決定戦」でマハムード・サッタリ(イラン/TEAM大和魂)とティアン・ターザン(オランダ/Luc Verheije Fight Club)が対戦する。

 当初は王者リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)にターザンが挑むタイトル戦が予定されていたのだが、ツァーが大会1週間前の24日の練習中に鼻骨骨折のケガを負い、ドクターストップ。これに伴い、運営が協議した結果、昨年9月にツァーに挑戦し1-2の判定で敗れているサッタリを代替選手にすることと、その際に不可抗力ではあるがタイトル戦にスタンバイできないということでツァーに王座返上を提案。ターザン側とも折衝を続け、ツァーが王座返上し、サッタリとターザンで第5代王座の決定戦を行うことで合意し、このカードが26日に発表された。

 計量ではサッタリは87.0kg、ターザンは89.4kgでともに規定体重(-90kg)をクリアした。

 その後に行われた会見でサッタリは「試合に関してはもう準備万端という感じです。全てうまくいっています。明日、私たちは皆さんに最高の勝負を見せられる、最高のパフォーマンスを見せられるように戦いたいと思います」、ターザンは「明日、KOする準備はもう十分にできています。今回は減量も5kgだったので、とても簡単にすることができました。明日、最高の試合を皆さんにお見せしたいと思います」とそれぞれ自信のコメントを口にした。

王者ヨードクンポンが100gオーバーで王座はく奪。挑戦者の稲垣柊「日本人最後の砦として僕が王者になる」【K-1】

2025.05.30 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が5月30日、都内で開催された。

 今大会では三大タイトルマッチが行われる。K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチではKrushスーパー・ライト級王者の稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)がヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)に挑戦する予定だったのだが、ヨードクンポンが65.1kgで規定体重の-65kgをクリアできず。稲垣は64.9kgでクリアしたことから試合はヨードクンポンから王座をはく奪したうえで、1R、ヨードクンポンは減点1からスタート、ファイトマネーの20%を没収し、その金額は稲垣に支払われたうえで試合を行うこととなった。試合自体は公式記録として残るものの、ヨードクンポンが勝っても王者とは認めず、稲垣が勝った場合のみ王者として認定される。なおグローブハンディについては稲垣側が希望しなかったため、当初の予定通り両者8オンスで行われる。

 ヨードクンポンは昨年9月に開催された「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」でカン・ピナール、イオヌット・ポパから連続KO勝ち。決勝は稲垣柊を破り、新王者となった。今年2月には鈴木勇人をKOし、初防衛に成功した。

不起訴の金子晃大が反省のヘアスタイル“反省襟足”で登場。池田幸司は「どういう勝ち方でもいいから勝つ」【K-1】

2025.05.30 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が5月30日、都内で開催された。

 今大会ではK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)が-56kg契約のスーパーファイトで元Krushバンタム級王者の池田幸司(ReBORN経堂)と対戦する。

 金子は練習相手にケガを負わせたとして、千葉県警が傷害容疑で千葉地検に書類送検したことが2月27日に一部メディアで報道された。K-1側は当初、今大会への出場については慎重な姿勢を見せていたが、3月27日には嫌疑不十分で不起訴処分となったことから晴れて出場となった。

 池田は2度防衛したKrush王座を返上し、昨年7月からスーパー・バンタム級に階級を上げ、ここまで4戦2勝(1KO)2敗。

 計量では金子が55.9kg、池田が56.0kgで契約体重をクリアした。

 その後に行われた会見で金子は「明日はしっかりリングに立てるということで、周りのサポートしている方々、応援してくれているファンの方々、関わっている皆さんに感謝しながら明日やっていこうと思っています」とまずは感謝の言葉。

永坂吏羅が計量時間に間に合わず失格。大久保琉唯「試合がなくなってしまうのは悲しい」 永坂の引退宣言には「しないでほしい」【K-1】

2025.05.30 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が5月30日、都内で開催された。

 カード発表会見前からSNSなどでやりあっていた大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)と永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の注目の一戦は永坂が規定時間までに計量に現れず失格となり、試合が中止となった。

 試合は-56kg契約で行われる予定で、計量は11時にスタート。1回目の計量でクリアできなかった場合、2時間後までに再計量を行うことができるのだが、永坂は再計量の時間から30分遅れの13時30分に会場に到着し、はかりには乗ったものの100gオーバーだったという。

 規定時間内に計量を行った場合は2kgまでのオーバーの際には対戦に向けての交渉を行うことができるのだが、今回は規定時間に計量を行わなかったため、失格となった。大久保は55.8kgで規定体重をクリアしたため大久保の不戦勝に。大久保は明日はエキシビションマッチを行うことになった。

吉成名高がONE3戦3勝のバンルーロックと対戦。「チャンピオンに向けて負けられない試合。次に繋げられるように頑張る」【ONE】

2025.05.29 Vol. Web Original

 ONE Championshipと独占複数試合契約を締結した吉成名高()の次戦が5月28日に発表された。吉成は「ONE Friday Fights 114」(6月27日、タイ/バンコク・ルンピニースタジアム)でバンルーロック・シットワチャラチャイ(タイ)とアトム級ムエタイルールで対戦する。

 バンルーロックは、ONE3戦3勝の28歳。オムノイ・ムエタイ・スタジアム2階級王者(105ポンド級、108ポンド級)の実績を持つ強豪。アマチュアではタイ代表として、ムエタイ世界選手権で2度の金メダル(2019年タイ大会、2021年UAE大会)、キックボクシング世界選手権でも2度の金メダル(2024年ウズベキスタン大会、2025年4月タイ大会)と1度の銀メダル(2024年カンボジア大会)を獲得し、国際大会通算で金メダル4個、銀メダル1個の戦績を誇っている。直近では今月行われた「ONE Friday Fights 106」でペットバンライ・シンハ・マウインに1RでTKO勝ちを収めている。

 吉成は「ONE2戦目、そして約8年ぶりのルンピニースタジアムでの試合となります。今回、しっかりと練習できていて当日までにバッチリ仕上がると思うので、ONE2戦目も必ず熱い試合を見せてKOしたいと思います。そしてチャンピオンに向けて必ず負けられない試合なので、良い勝ち方をして次に繋げられるように頑張ります。皆さん応援よろしくお願いします!」とONEを通じてコメントしている。

DDTがバーベキュー場で史上初の路上プロレス開催。上野&勝俣&To-yが3WAY戦制し、6・1名古屋でのKO-D6人タッグ王座戦に弾み

2025.05.29 Vol. Web Original

 DDTプロレスが5月28日、都内最大級のバーベキュー施設を併設した複合レジャーリゾートのキラナガーデン豊洲で「キラナBBQ路上プロレス2025~肉だ!ビールだ!お祭りだ!~」を開催した。史上初となったバーベキュー場での路上プロレスはサウナカミーナの上野勇希&勝俣瞬馬&To-yが3WAY6人タッグマッチを制し、6・1名古屋・中日ホール&カンファレンスでのKO-D6人タッグ王座獲りに弾みをつけた。

 同団体では昨年10月30日、同会場で通常の興行を開催したが、今回はリングを使用せず、施設内全体が戦場となる「エニウェアフォール3WAY6人タッグマッチ」での路上プロレスを実施。上野組がクリス・ブルックス&正田壮史&メカマミー(シャーデンフロイデ・インターナショナル)、HARASHIMA&男色ディーノ&平田一喜と激突した。

 3チームが入場してゴングが鳴ると、まずは芝生の上で正統なレスリングの攻防。ここからバーベキューで食事中の客席になだれ込み大乱闘に。ディーノがチャリンコを持ち出して、次々に敵軍選手をひく。クリスがレストラン施設の2階に上がり、ロケットパンチ&ゴムパッチンを飛ばすと、ディーノの尻に直撃。またまた客席での乱闘になり、砂利の上で首4の字の連結でつながると、クリスが強引に逆エビ固めにいこうとするも、あまりの砂利の痛さに各選手は首をほどき未遂に。HARASHIMAがテーブルに勝俣をセットし、蒼魔刀を狙うもかわされて自爆。クリスが立てたテーブルめがけて勝俣をパワーボムで叩きつけクラッシュもカット。

力石政法がKO率100%のヌニェスに判定負けで王座獲得ならず。「取りあえずやり切った。今後については何とも言えない」

2025.05.29 Vol.Web Original

「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ 武居由樹vsユッタポン・トンデイ&エドアルド・ヌニェスvs力石政法」(5月28日、神奈川・横浜BUNTAI)のセミファイナルで行われた「IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦」で力石政法(大橋/同級3位)がエドアルド・ヌニェス(メキシコ/同級1位)を相手に初の世界戦に臨んだ。

 試合はフルラウンドを戦い切り判定となったが、3-0でヌニェスが勝利を収め、力石の王座獲得はならなかった。

 ヌニェスはここまで29戦28勝(28KO)1敗と勝利の全てがKO勝ちの強豪だった。力石は今回の敗戦でプロ戦績が18戦16勝(11KO)2敗となった。

 1R、サウスポーの力石とオーソドックスのヌニェス。ともに前手で距離を探り合う。力石が右ジャブを伸ばす。ヌニェスは右ストレート。やや遠めから力石が左ストレート。ヌニェスが圧をかけて、右を飛ばす。回る力石。ヌニェスがガードを固め低い姿勢で圧をかけると右フック。前に出るヌニェスに力石は左ボディー。残り10秒、ヌニェスが右フック。力石はガード。

 2R、ヌニェスが詰めて右を出す。力石は回って右ジャブ、そしてボディー。ヌニェスの圧が強い。力石は左右に動くがヌニェスの圧が強い。力石は右フック。ヌニェスが詰める。前に出るヌニェスに力石が右フック。ヌニェスは左ボディー。力石は右フック。ヌニェスは圧を強めコーナーに詰めるが力石は足を使ってかわす。力石の右ジャブにヌニェスが右フック。力石は左ボディー、左ストレート。ヌニェスも左ボディー。

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