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奥平大兼とAぇ! group佐野が舞台挨拶でイチャイチャ「2人のプレイリスト」には松山千春の名曲

2025.05.29 Vol.web original

 

 映画『か「」く「」し「」ご「」と「』(5月30日公開)の舞台挨拶が29日、都内にて行われ、俳優の奥平大兼、出口夏希、佐野晶哉(Aぇ! group)らキャストと中川駿監督が登壇。奥平と佐野の仲良しぶりに会場も盛り上がった。

 住野よるによる同名小説の映画化。“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の青春ラブストーリー。

 ステージに登壇するや、普通に会話し始めた奥平と佐野に一同苦笑。佐野も「プライベートトークをこのタイミングでするな」とツッコみ 奥平も「仲良しすぎてすみません」。そんな2人に出口も「イチャイチャしてる」。

 劇中さながら、すっかり打ち解け合っている様子の5人。「どんな人に見てもらいたいか」と聞かれた佐野が「全ヒト。すべてのホモサピエンスに…」と言うと、以降、共演者や中川監督も「ホモサピエンス」のひと言を交えて佐野をイジりつつ映画をアピールし会場も大笑い。

 この日は映画のキャッチコピーにちなみ「純度100%の涙が流れたエピソード」を一同が披露。

 佐野は「大空と大地の中で、純度100%の涙があふれ出す」と回答し「このフリップはただ一人、大兼に届けてるんですけど」。

 撮休の日にロケ地・新潟で奥平とドライブをしたと言い「松山千春さんのこの名曲を聞いてマジで泣きそうになって。2~3時間のドライブの中で、5~6回は流した。歌詞もしみて、未だにメッチャ聞いてる」と言う佐野に、奥平も「分かる。2人のプレイリストがあってね。この曲を聞くと撮影の時の思い出がよみがえる」としみじみ。

 一方の奥平は、お題の回答に「こういうとき何も思いつかない自分に涙が流れる」と苦笑。最後の挨拶でも「思いつかなくて…」と迷いつつ「原作の住野さんが“この映画は見た人が自分を肯定してくれる作品になっていると思います”とおっしゃってくださいました。この会場にいるホモサピエンスの方は他のホモサピエンスの方に伝えて」と笑いを交えてしっかりアピールしていた。

 この日の登壇者は奥平大兼、出口夏希、佐野晶哉、菊池日菜子、早瀬憩、中川駿監督。

 

清原果耶がイメージキャラクター 6月22日投開票の東京都議会議員選挙

2025.05.29 Vol.Web Original

 俳優の清原果耶がイメージキャラクターを務めている令和7年東京都議会議員選挙の周知用動画『一票一票、東京はすすむ。』篇が公開中だ。

 動画は「一票一票、東京はすすむ。」をキャッチコピーに、清原が異なる背景や環境にある人たちとともに、東京の未来を見つめるというもの。一人ひとりが東京の未来を担うキーパーソンであるというメッセージや、想いを込めて一票を投じることで、理想の東京が形作られることを描いている。

 清原は「皆さんが見つめるその先にはどんな東京がありますか。思い描いた東京へ進んでいくために、それぞれの想いを込めて皆さんの選挙区の代表を選んでください」とコメントしている。

墨田区、衣料品等のリユース及びリサイクルで4者協定締結 ブックオフなどの「R-LOOP」を活用、社会福祉法人も参加し新規雇用も創出

2025.05.29 Vol.Web Original

 墨田区はリユース・小売業のブックオフコーポレーション株式会社、 繊維製品の循環リサイクルを行う株式会社BPLab 、社会福祉法人墨田さんさん会と「衣料品等のリユース及びリサイクルによる協定」を4者で締結、5月28日、墨田区役所で締結式を行った。循環型社会の実現を目指すもので、自治体が「R-LOOP」を活用した連携協定を結ぶのは23区で初、社会福祉法人を加えた4者での取組みは日本初となる。

 ブックオフとBPLabが展開する不用品回収サービスを活用し、区民に「捨てない選択」を提案することで、廃棄物の減量と資源有効利用の促進を図る。

 墨田区の山本亨区長は「『R-LOOP』によるリユース・リサイクルのシステム、墨田さんさん会さんという墨田区の地域の力が加わり、資源の廃棄を最小限にしつつ付加価値を高めることを目指す社会経済システム、サーキュラーエコノミーへの移行に向けて、本区にとっても大きな第一歩」とコメント。そして、「衣料品リサイクルという区民の皆さんにも分かりやすい身近な分野での連携。皆様と共に発信していくことで、区民の皆さまとも共有し、循環型社会の形成への道筋になる」、また「3者の皆様には本協定機に墨田区の持続可能な地域づくりに、それぞれの立場で力を発揮していただきたい」と期待を寄せた。

 30日に、立川リサイクルストックヤード、すみだリサイクルセンター、喜楽里すみだ工房、墨田さんさんプラザの4カ所に「R-LOOP」回収ボックスを設置し回収をスタートする。回収できるものは、衣料品を始め、ファッション雑貨、生活用品、おもちゃで、分別されたのち、リユースできるものは再商品化して販売、リユースできないものは繊維リサイクルされて、資源となる。

 回収ボックスからの不用品の回収や管理は、社会福祉法人墨田さんさん会が行う。これによって新たな雇用も創出する。

 回収ボックスは4カ所からスタートするが、「ゆくゆくは墨田区のあらゆるところに設置させていただきたい」(ブックコーポレーション株式会社)とした。

吉成名高がONE3戦3勝のバンルーロックと対戦。「チャンピオンに向けて負けられない試合。次に繋げられるように頑張る」【ONE】

2025.05.29 Vol. Web Original

 ONE Championshipと独占複数試合契約を締結した吉成名高()の次戦が5月28日に発表された。吉成は「ONE Friday Fights 114」(6月27日、タイ/バンコク・ルンピニースタジアム)でバンルーロック・シットワチャラチャイ(タイ)とアトム級ムエタイルールで対戦する。

 バンルーロックは、ONE3戦3勝の28歳。オムノイ・ムエタイ・スタジアム2階級王者(105ポンド級、108ポンド級)の実績を持つ強豪。アマチュアではタイ代表として、ムエタイ世界選手権で2度の金メダル(2019年タイ大会、2021年UAE大会)、キックボクシング世界選手権でも2度の金メダル(2024年ウズベキスタン大会、2025年4月タイ大会)と1度の銀メダル(2024年カンボジア大会)を獲得し、国際大会通算で金メダル4個、銀メダル1個の戦績を誇っている。直近では今月行われた「ONE Friday Fights 106」でペットバンライ・シンハ・マウインに1RでTKO勝ちを収めている。

 吉成は「ONE2戦目、そして約8年ぶりのルンピニースタジアムでの試合となります。今回、しっかりと練習できていて当日までにバッチリ仕上がると思うので、ONE2戦目も必ず熱い試合を見せてKOしたいと思います。そしてチャンピオンに向けて必ず負けられない試合なので、良い勝ち方をして次に繋げられるように頑張ります。皆さん応援よろしくお願いします!」とONEを通じてコメントしている。

DDTがバーベキュー場で史上初の路上プロレス開催。上野&勝俣&To-yが3WAY戦制し、6・1名古屋でのKO-D6人タッグ王座戦に弾み

2025.05.29 Vol. Web Original

 DDTプロレスが5月28日、都内最大級のバーベキュー施設を併設した複合レジャーリゾートのキラナガーデン豊洲で「キラナBBQ路上プロレス2025~肉だ!ビールだ!お祭りだ!~」を開催した。史上初となったバーベキュー場での路上プロレスはサウナカミーナの上野勇希&勝俣瞬馬&To-yが3WAY6人タッグマッチを制し、6・1名古屋・中日ホール&カンファレンスでのKO-D6人タッグ王座獲りに弾みをつけた。

 同団体では昨年10月30日、同会場で通常の興行を開催したが、今回はリングを使用せず、施設内全体が戦場となる「エニウェアフォール3WAY6人タッグマッチ」での路上プロレスを実施。上野組がクリス・ブルックス&正田壮史&メカマミー(シャーデンフロイデ・インターナショナル)、HARASHIMA&男色ディーノ&平田一喜と激突した。

 3チームが入場してゴングが鳴ると、まずは芝生の上で正統なレスリングの攻防。ここからバーベキューで食事中の客席になだれ込み大乱闘に。ディーノがチャリンコを持ち出して、次々に敵軍選手をひく。クリスがレストラン施設の2階に上がり、ロケットパンチ&ゴムパッチンを飛ばすと、ディーノの尻に直撃。またまた客席での乱闘になり、砂利の上で首4の字の連結でつながると、クリスが強引に逆エビ固めにいこうとするも、あまりの砂利の痛さに各選手は首をほどき未遂に。HARASHIMAがテーブルに勝俣をセットし、蒼魔刀を狙うもかわされて自爆。クリスが立てたテーブルめがけて勝俣をパワーボムで叩きつけクラッシュもカット。

力石政法がKO率100%のヌニェスに判定負けで王座獲得ならず。「取りあえずやり切った。今後については何とも言えない」

2025.05.29 Vol.Web Original

「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ 武居由樹vsユッタポン・トンデイ&エドアルド・ヌニェスvs力石政法」(5月28日、神奈川・横浜BUNTAI)のセミファイナルで行われた「IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦」で力石政法(大橋/同級3位)がエドアルド・ヌニェス(メキシコ/同級1位)を相手に初の世界戦に臨んだ。

 試合はフルラウンドを戦い切り判定となったが、3-0でヌニェスが勝利を収め、力石の王座獲得はならなかった。

 ヌニェスはここまで29戦28勝(28KO)1敗と勝利の全てがKO勝ちの強豪だった。力石は今回の敗戦でプロ戦績が18戦16勝(11KO)2敗となった。

 1R、サウスポーの力石とオーソドックスのヌニェス。ともに前手で距離を探り合う。力石が右ジャブを伸ばす。ヌニェスは右ストレート。やや遠めから力石が左ストレート。ヌニェスが圧をかけて、右を飛ばす。回る力石。ヌニェスがガードを固め低い姿勢で圧をかけると右フック。前に出るヌニェスに力石は左ボディー。残り10秒、ヌニェスが右フック。力石はガード。

 2R、ヌニェスが詰めて右を出す。力石は回って右ジャブ、そしてボディー。ヌニェスの圧が強い。力石は左右に動くがヌニェスの圧が強い。力石は右フック。ヌニェスが詰める。前に出るヌニェスに力石が右フック。ヌニェスは左ボディー。力石は右フック。ヌニェスは圧を強めコーナーに詰めるが力石は足を使ってかわす。力石の右ジャブにヌニェスが右フック。力石は左ボディー、左ストレート。ヌニェスも左ボディー。

2度目の防衛を果たした武居由樹が2本目のベルトに意欲。那須川天心については「彼はまだ王者ではないので」とさらり

2025.05.28 Vol.Web Original

 WBO世界バンタム級王者の武居由樹(大橋)が5月28日、ユッタポン・トンデイ(タイ/挑戦者)を相手に2度目の防衛を果たした。試合後の会見で武居は「今回は絶対にKOで勝ちたいという気持ちが強かったので、本当に1Rから倒しにいって、1RでKOで勝ってとりあえず良かった」と会心の勝利に笑顔を見せた。

 ユッタポンについては「向き合った時に雰囲気があったので、怖さがあった。入りにくい、距離の駆け引きとか怖さがあったので、先にパンチが当たって良かった」、試合については「1回目のダウンで効いているのは分かったので、このラウンドで倒し切るつもりでいった。1回目か2回目のダウンでレフェリーが止めてくれるかと思ったが、続行されたので、倒し切るという気持ちで、もらいながらでも倒し切ってやるという気持ちで行きました」と振り返った。

 また「取り合えず倒して勝てたのは良かったが自分はまだまだもっと上を目指す。いつでもチャレンジャーの気持ち。どんな相手でもチャレンジしていこうと思っている」とも語った。

 試合後のリング上のインタビューで「もう一本くらいベルトを欲しい」と語ったことについては「どのベルトも。僕はなんでも行きます。最近になって、1本では物足りなくなってきたので、なんでもタイミングが合えばいきます。そこは会長にお任せします」と具体的なターゲットは挙げす。

 これを受けて大橋秀行会長は「中谷でないのは間違いないです」とのこと。

 またリング上でこれまで対戦をアピールしていた那須川天心の名を挙げなかったことについては「彼はまだ王者じゃないので、別にいいかなと思って」とさらり。王者となった際にはターゲットとして浮上してくるようで「応援しています」と語った。

武居由樹が1Rに4度のダウンを奪う圧勝で2度目の防衛。「誰とだってやる。もう一本くらいベルトが欲しい」

2025.05.28 Vol.Web Original

「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ 武居由樹vsユッタポン・トンデイ&エドアルド・ヌニェスvs力石政法」(5月28日、神奈川・横浜BUNTAI)のメインイベントで行われた「WBO世界バンタム級タイトルマッチ」で武居由樹(大橋/王者)が1Rに4つのダウンを奪う完勝で2度目の防衛を果たした。試合後には「もう一本くらいベルトが欲しい」と王座統一への意欲を見せた。

 武居はムエタイの元ラジャダムナン王者のユッタポン・トンデイ(タイ/挑戦者)と対戦した。

 1R、サウスポーの武居とオーソドックスのユッタポン。武居が右ジャブを飛ばす。武居が左ボディー。そしてワンツーの左フックでいきなりダウンをう奪う。立ち上がったユッタポンにパンチの連打で2度目のダウンを奪う。ここも立ち上がったユッタポンだったが、武居は詰めてパンチの連打。ユッタポンは左フックを返すが武居は構わずパンチを打ち続けるとロープを背負ったユッタポンが3度目のダウン。ここも立ち上がるユッタポン。武居がラッシュをかけ一気に決めにいく。ユッタポンも左フックを返す。しかし武居はここも構わずパンチを連打。ガードを固めたまま動きが止まったユッタポンを見てレフェリーが試合を止めた。

加藤シゲアキ、地域創生映画で「ホラーを快諾」した愛知県東海市の人柄に感動 地元出身スキマ大橋も笑顔

2025.05.28 Vol.web original

 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(略:SSFF & ASIA)2025」のオープニングセレモニーが28日、港区・TAKANAWA GATEWAY CITYにて行われ、特別賞を受賞した加藤シゲアキとスキマスイッチの⼤橋卓弥、常田真太郎が登壇。加藤が、⼤橋の出身地・愛知県東海市の「人柄」に感謝した。

 今年、特別賞を受賞したのは、地域創生や若手クリエイターの発掘・育成を目的とした短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS Season7」。

 その1本『SUNA』の監督・脚本・出演を務めた加藤は受賞に「Season7のうちの1本を撮らせていただきましたが、MIRRORLIAR FILMSのこれまでの道のりが評価されたんだと思います。関わった人全員の思いの結晶がこのトロフィーだと思って受け取らせていただきます」と感激。

 映画監督作は2作目の加藤。「小説家として10年以上活動させていただいているんですが、小説はすべて自分の脳内で作り上げていくものですが、今回、映画は本当に1人で作れるものではないと改めて感じました。一緒に出てくれた正門良規(Aぇ! group)もそうですし、いろんなスタッフたちもそう」とチームに感謝。

 さらに「東海市の方々の人柄もあるのかも」とロケ地・東海市の多大な協力にも感謝した加藤。「東海市の方にとってはプロモーションの機会なのに、オカルトホラーを撮ってもいいですかと聞いたら二つ返事で快諾してくれて。呪われた街になってもいいですかと話しても、すごく協力的で。市役所の方が教えてくれたロケ地を脚本に生かしたり、地域の方々のおかげで、もとのプロットがもっと面白くなりました」と明かし「実際はすごくきれいな、ランと鉄の街です!」とアピール。

 Season7のテーマソング手がけたスキマスイッチの2人も“地元”が舞台となっていることに大喜び。まさに東海市出身の大橋は「生まれ育った街が題材になるということで、僕も小さいころからの思い出を音楽に入れたいと思った」と、実際に帰郷して当時の小学校に足を運んだことを明かし、常田も「僕も隣の市出身。若手育成発掘というコンセプトにも賛同させていただいていて、ここから日本を代表するクリエイターが育ってくれたら」。

 この日は、同プロジェクトの製作・山田孝之と阿部進之介から「今、カンヌにいます! 今後もショートフィルムを盛り上げていきたいです」とビデオメッセージ。バカンスさながらリラックスモードの山田の「シゲ~」という呼びかけに加藤も苦笑していた。

 SSFF & ASIAは、1999年に俳優の別所哲也が立ち上げ、今年で27年目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認映画祭として、ライブアクション部門(インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパンの各カテゴリー)、ノンフィクション部門、アニメーション部門の優秀賞5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

 今年は5月28日から6月11日まで都内各会場にて開催。オンライン会場は6月30日まで開催中。

韓国人気俳優オ・マンソクが「SSFF & ASIA 2025」開幕に登壇「映画を撮ってみたい」と監督宣言

2025.05.28 Vol.web original

 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(略:SSFF & ASIA)2025」のオープニングセレモニーが28日、港区・TAKANAWA GATEWAY CITYにて行われ、来日した韓国人俳優オ・マンソクが次回は映画監督として同映画祭に参加する意欲を語り、会場を盛り上げた。

 ドラマ『愛の不時着』など日本でも人気とあって、レッドカーペットも大声援を浴びたオ・マンソク。

 ステージに立つと日本語で「まず、この素晴らしい映画祭にご招待してくださって誠にありがとうございます」と挨拶。

 映画祭の特別オープニングイベント「JAPAN-KOREA Friendly Concert」(5月31日開催)では、ミュージカル『フランケンシュタイン』のユ・ジュンサンや、日本の朝夏まなと、加藤和樹、映画祭代表の別所哲也とともに豪華なステージを繰り広げる予定。

 ミュージカル俳優としても活躍する者同士として「尊敬する別所さんと一緒にコンサートできるのはとても光栄です」と笑顔のマンソク。日本で映画祭に参加するのは初めてと言い「アジア最大級の短編映画祭だけあって、歴史と伝統が感じられます。私は演劇やミュージカルの演出は経験あるのですが、映画は一度もなくて。今回を機に、私も映画を撮ってみたいと思いました。少しずつ準備をして、この映画祭に出させていただけるよう頑張ります」と映画監督進出を宣言。

 会場の大きな拍手に照れつつ「審査に落ちないよう誠心誠意尽くします(笑)」と意気込みつつ「普段は悪役として有名なのですが、日本で私を映画に使ってくださるならどの役でもいいのでお願いします」と茶目っ気。

 最後は「愛してる!ありがとうございました」と日本語でファンにメッセージ。映画祭期間中の6月1日に行われるユ・ジュンサン登壇イベントにも「応援に行きます」と参加の意欲を見せてファンを喜ばせていた。

 SSFF & ASIAは、1999年に俳優の別所哲也が立ち上げ、今年で27年目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認映画祭として、ライブアクション部門(インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパンの各カテゴリー)、ノンフィクション部門、アニメーション部門の優秀賞5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

 今年は5月28日から6月11日まで都内各会場にて開催。オンライン会場は6月30日まで開催中。

岩井俊⼆監督『Love Letter』30年で故・中山美穂さんを偲びつつ「前に進み続ける」国際短編映画祭「SSFF & ASIA 2025」で審査員

2025.05.28 Vol.web original

 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(略:SSFF & ASIA)2025」のオープニングセレモニーが28日、港区・TAKANAWA GATEWAY CITYにて行われ、映画祭代表の別所哲也、審査員を務める映画監督・岩井俊⼆ら、日本の映画人たちがショートフィルムへの大きな期待を語った。

 1999年に俳優の別所哲也が立ち上げ、今年で27年目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認映画祭として、ライブアクション部門(インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパンの各カテゴリー)、ノンフィクション部門、アニメーション部門の優秀賞5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

 今年の映画祭開幕セレモニーは、3月にまちびらきした高輪ゲートウェイ駅前の新施設TAKANAWA GATEWAY CITYで初開催。冒頭、別所は「今年は高輪ゲートウェイ駅すぐ目の前でレッドカーペットをさせていただきました」と青空の下での華やかな開幕に感激。

 オープニングセレモニーでは、今年の一部受賞者や注目部門のキャスト・スタッフも登場。映画界に貢献した映画監督に贈られるTAKANAWA GATEWAY CITY アワード第1回受賞者となった河瀨直美監督、特別賞「MIRRORLIAR FILMS Season7」の加藤シゲアキ、スキマスイッチ⼤橋卓弥と常田真太郎、話題賞『変な声』のクリープハイプ尾崎世界観、今年のオープニングイベント「JAPAN-KOREA Friendly Concert」(5月31日開催)に出演するオ・マンソク、東宝のクリエイター支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label produced by TOHO」の作品発表ではキャストの⻄野七瀬、本郷奏多、吉⽥美⽉喜、⾹椎由宇、⻄垣匠、⼭﨑天が登場。豪華な顔ぶれが映画祭の開幕を盛り上げた。

 今年の審査員を務める岩井俊二監督は「すごい作品と出会えるだろうと楽しみにしていましたが、想像以上にすごくて圧倒されました。僕自身が勉強させられた」とコンペ出品作に感嘆しつつ「ショートフィルムはギュッとしてる感じが作っていて楽しい。長編と違って、完成して納品した後に家で何回も見たり愛でたくなる。許されるならもっと作りたい」とショートフィルム愛を語り「これからショートフィルムがどんな進化を遂げていくか聞かれても分からないくらい可能性に満ちあふれていると思う」。

 国内外でも愛され続ける代表作『Love Letter』(1995年)から30年の節目。岩井監督は「あっという間のような長かったような。盟友と思っていた仲間の死も体験した」と、昨年急逝した主演の中山美穂さんや亡くなったスタッフたちを偲び「多くの仲間が失われつつ、まだ僕らは若いスタッフを引き連れながら前に進んでいる。最後まで全うしたい」と映画人生に込める思いを語っていた。

 この日は⽂化庁の都倉俊⼀⽂化庁⻑官も登壇し「2030年までにインバウンドは6000万人になると言われている。これは観光大国のフランスと同じ規模。ぜひ日本に来た人に日本のエンターテインメントを楽しんでほしいと思っています。映画が発信する力は大きい」と期待を寄せていた。

『SSFF & ASIA 2025』は5月28日から6月11日まで都内各会場にて開催。オンライン会場は6月30日まで開催中。

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