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東京都「夜の街」対策強化。一方で、接触歴の調査難航も

2020.06.05 Vol.Web original

 東京都の小池百合子都知事は5日、都庁で記者会見を開き、夜の繁華街での新規感染者数が増加傾向にあることを踏まえ、街頭での見回りや呼びかけを強化すると発表した。

 都は、夜の繁華街への感染拡大防止の取り組みとして、「東京アラート」発動期間中の木曜・金曜日の19〜20時、都民へ街頭での注意喚起を行う。今週は、新宿区歌舞伎町と周辺区域で実施するという。

 夜の繁華街での感染をめぐっては、4日、新たに感染が確認された28人のうち、約3割にあたる9人が、接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」関連であったことなど、ここ数日で増加傾向にあり、警戒が必要な状況が続いていた。

 一部で施設名公表などの議論が上がっている点について、小池知事は、「接触歴不明者のうち、お店の名前や、どういう行動をしたか、という調査が上手く進んでいない方々が多いのが事実」とした上で、「営業妨害という点もあるが、感染症法を活用するという方法もあると思う。緻密な調査を重ねる上で、それらの方法もありではないか」と語った。

 事業者に対しては、「お店によっては、しっかり対応されているところもあって、“一緒にするなよ”という思いもあるかと思います。一方で、このエリアは残念ながら感染者が出ていることも事実。地域として、事業者だけでなく、利用者の方々にも訴えていかないといけない」と、理解を求めた。

 夜の繁華街の事業者へは12日に、ガイドラインを徹底するためのチェックリストを配布またはダウンロードできるようにするとし、対策済みの店舗には、安全表示が出せるような仕組みづくりも検討しているとした。

ベルギー発の音楽フェス「TOMORROWLAND」オンライン開催を発表

2020.06.05 Vol.Web Original

 ベルギー発の世界最大級のエレクトロニック・ミュージックフェスティバル「TOMORROWLAND」は、7月開催予定だった「TOMORROWLAND 2020」を『 Around The World,the digital festival』としてオンラインフェスとして開催すると発表した。日程は、7月25、26日の2日間。

 公式サイトでオフィシャルトレイラーでオンライン開催を発表。新型コロナウイルスの感染拡大の影響下において「TOMORROWに参加する人たちがひとつになれる新しい行き先を模索した」と、パソコンやタブレット、スマートフォンなどの端末からインタラクティブに触れ合えるオンラインフェスになるという。

 イベントのテーマの「THE REFLECTION OF LOVE」のもとに、世界各地のアーティストと最先端の技術が集結。8つあるステージを一つのエンターテイメントに統合し、提供する。出演するアーティストは「TOMORROWLAND」でしか見られない初公開のコンテンツを届けるという。

 また、新たなアイコンとなるメインステージのお披露目や、ゲーム、ファッション、食、ライフスタイルなどをテーマにしたワークショップも展開する。

 今後は6月15日をメドに出演アーティストを決定し、18日から全世界でチケット販売を開始する予定。

「TOMORROWLAND」はベルギーで毎年行われる世界最大のエレクトロニック・ミュージックフェスティバル。今年で16回目を迎える。2020年は7月17日から2週間にわたって開催予定だったが、世界的な新型コロナウイルス感染拡大を受け、4月に中止を発表していた。

横粂勝仁氏が黒川氏を懲戒処分にしない政府の矛盾を指摘【髙田横粂の世相談義】

2020.06.05 Vol.Web Original

髙田「なぜ懲戒ではないのか?」

 元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏が賭け麻雀で東京高検検事長を辞任した黒川弘務氏の訓告処分にまつわる、安倍政権の矛盾を指摘した。

 黒川氏については週刊文春が5月20日に同氏の賭け麻雀疑惑を報道。黒川氏は法務省の聞き取り調査に事実を認め辞意を表明。訓告処分となっている。

 横粂氏は元総合格闘家でタレントの髙田延彦、タレントの麻生夏子とともに世の中のさまざまなニュースについてとことん語り合うインターネット配信番組「髙田横粂の世相談義」(6月2日配信)に出演。

 髙田と麻生の「なぜ懲戒ではないのか?」「22日の段階で森法相が“内閣が決定した”と宣言しているのに、最後は法務省に丸投げして”稲田検事総長がOKを出したから訓告に収まった”ということになって、違和感を感じる」「なぜ黒川さんは逮捕されないのか?」といった疑問に答える形で「そもそも、してはいけない検察官の定年延長を閣議決定でしてしまったのが間違い」と指摘。

 訓告処分については「人事院が定めている、国家公務員が賭博をやった時の指針より軽くなってしまっている。さらに過去に安倍内閣が閣議決定をした“賭け麻雀は賭博であり、ダメである”ということとも矛盾する。過去に自衛官の方々が賭け麻雀をしたときに受けた停職処分、または書類送検などとのバランスが違う」などと訓告処分の不当な軽さを指摘した。

賞金約2000万円! 三池崇史監督がフリーの映画監督ら対象の企画コンテストを立ち上げ

2020.06.05 Vol.web original

 映画監督・三池崇史が、新型コロナウィルス感染症の影響により映像制作が困難となったフリーランスの映画監督・助監督を支援することを目的とした企画コンテスト「カチンコ Project」を立ち上げ、6月5日から企画を募集する。

 撮影など大人数を集める行為ができなくなるといった影響を受けている映画業界では、とくに、フリーランスで活動する多くの監督や助監督の経済的状況が不安定になっている背景から、日本映画界の将来を担う映画監督および助監督を支援することを目的として、三池監督が発起人となり本プロジェクトが発足。

 その映画監督支援の第一弾として、コロナ禍中でのフリーランス映画監督の経済的不安な状況を打破するために、賞金総額約2000万円の企画コンテストを開催する。

 三池監督はメッセージの中で「感染の恐怖。自粛社会の不安。確かなことは“しばらくは、元の場所には戻れない”ということだ。映画人も例外ではありません。自粛要請を受け、撮影現場が停止し、映画館も従来のような興行が行えず。活動再開に向けて手探りはしてみるものの、その指先に触れるものはなにもない。大きな船に乗る者はともかく、ひとり裸で泳ぐ者にとってはなす術なし」とフリーの映画人たちに思いをはせ「いやしかし、このまま黙って沈むわけにはいかない。泳ごう。なんとか進もう。でも、どっちへ…。あしたの映画のための企画発掘プロジェクトが始動します」と、プロジェクトへの参加を呼び掛けている。

 応募対象者はフリーランスの映画監督、助監督。応募内容は「今、あなたが撮りたい映画」の企画書。第一回応募期間は2020年5日から30日まで。応募詳細は公式サイトにて。

女子プロサッカーリーグの名称が「WEリーグ」に決定

2020.06.05 Vol.730

 日本サッカー協会(JFA)が6月3日、オンライン記者発表会を開催し、2021 年秋に開幕する日本初の女子プロサッカーリーグの名称とロゴ、リーグの理念、ビジョン、大会方式を発表した。

 新リーグの名称は「WEリーグ(Women Empowerment League)」で「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」ことを理念としている。

 WEリーグは、これまで30年以上にわたって日本の女子サッカーをけん引してきた日本女子サッカーリーグ(なでしこリ ーグ)の上位に位置する、日本女子サッカー最高峰のリーグとなる。参加クラブは6~10チームを予定し、今年秋に発表の予定。リーグは2021年秋に開幕し、ホーム&アウェイ方式による総当りリーグ戦で順位を決定する。

 会見に登壇した日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「日本の女子サッカーを発展させることだけが目的ではなく、女子プロリーグを核にしてさまざまな雇用を生み出したり、人々の生き方の選択肢を広げたりすることによって、さらなる女性の社会進出や持続可能な社会の実現に貢献していくことも目指しる」などと同リーグの誕生の意義について語った。

デモ隊に州兵投入要請

2020.06.05 Vol.730

【NEWS HEADLINE 2020.4.10〜2020.6.4 PHOTO OF THE MONTH】
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「なぜ満員電車はよくて映画館はダメ?」映画人がウィズコロナ・アフターコロナの映画上映を模索

2020.06.05 Vol.Web Original

 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)」が公式YouTubeチャンネルにて配信する「Withコロナ & Afterコロナの映画業界を考えるオンライントークセッション」第1回が4日、オンラインにて行われ、映画監督の行定勲と平林勇、札幌国際短編映画祭の久保俊哉プロデューサー、そしてSSFF & ASIA代表の別所哲也がリモートで出席。「映画祭のニューノーマルとは? クリエイター目線での価値を考える」と題し、コロナの影響を受けた映画祭、映画作りの今後について語り合った。

 自身の監督作『劇場』『窮鼠はチーズの夢を見る』がコロナの影響で公開延期となった行定監督は「けっこう落ち込むんですよ。皆さんに見ていただくことが、いかにぜいたくなことだったか実感しました」と語り「そのなかでも自分たちにできることは何だろうと考えたら、やっぱり映画を作ることだった」と、中井貴一や二階堂ふみらボランティア出演に名乗りを上げた豪華キャスト陣とともに完全リモートで行ったショートフィルムの制作を振り返った。

 10月に開催を予定している札幌国際短編映画祭の久保プロデューサーは「今年は過去最大の応募数となっているがオンラインやリアルでの開催など今後どう進めるか検討しているところ」と明かしながらも「オンラインであれば、国内外問わず映画祭をより多くの人に知ってもらえるかもしれない」と、映画祭の新しい形にも意欲を見せた。

eBASEBALLで「プロ野球応援企画第2弾」としてセ・パ交流戦を開催

2020.06.05 Vol.Web Original

プロ野球開幕に先駆け6月12日から開催

 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の発令などにより、開幕が延期されていたプロ野球が6月19日に開幕することが5月25日に発表された。

 しかし今シーズンは公式戦120試合で行われることとなり、セ・パ交流戦は残念ながら中止となった。根強いファンを持つ交流戦だけに惜しむ声もあるが、今シーズンに限ってはそれもやむなし。

 その代わり、といってはなんだが、このたび日本野球機構(NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメントが「プロ野球応援企画第2弾」として『日本生命“バーチャル”セ・パ交流戦 powered by eBASEBALL』を6月12日から17日までの6日間にわたって配信することとなった。

 この「プロ野球応援企画」は開幕が延期となった3月に第1弾として『プロ野球“バーチャル”開幕戦 2020 powered by eBASEBALL』が開催されており、今回はそれに続くもの。

緊急事態宣言解除も予断は許さず

2020.06.04 Vol.730

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2回目はあるのか?ブルーインパルス

2020.06.04 Vol.730

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バドミントン日本代表「フクヒロ」ペアがオンライン会見。コロナ危機乗り越え、新チームへ入団

2020.06.04 Vol.Web original

 「フクヒロ」の愛称で知られるバドミントン女子日本代表の福島由紀・廣田彩花ペアが4日、オンライン記者会見を開き、新チーム「丸杉Bluvic」への入団を発表した。

 福島・廣田ペアは、高校卒業後から実業団選手としてペアを組み、2017年日本人選手として40年以来の世界選手権決勝進出を果たすなど、女子ダブルス界の注目ペア。現在、世界ランキング2位で、東京オリンピック日本代表選手の最有力候補でもある。しかし、今年に入り、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、チーム全体が練習場所を失うなど、存続の危機に直面していた。

 株式会社丸杉の杉山忠国社長は、「4月の連休前に、今井(彰宏)監督、吉富(桂子)コーチ、岐阜県バドミントン協会幹部の方が弊社を訪れ、全チームの会社が経営破綻し、チーム存続ができなくなった旨、説明を受けました」と経緯を説明。

 岐阜県に本社を置く丸杉は、約30年に渡り自社バドミントン部を運営しており、今回新たに、選手や監督、コーチ、総勢16名を迎えることとなる。今後は「丸杉バドミントン部」と「丸杉Bluvic」の2チーム体制で、リーグ優勝などを目指していくという。

 入団にあたり、福島は「この度、岐阜で60年の歴史がある丸杉に入社することになりました。東京オリンピックが延期になって、モチベーションを維持することに悩んだ時期もありましたが、丸杉への入社をチャンスと捉えて、これからも頑張っていきたいと思います」と、再スタートへの意気込みを語った。

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