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柔道がルール改正 有効、合わせ技一本を廃止

2016.12.23 Vol.681

 国際柔道連盟(IJF)は9日、2020年東京五輪に向けたルール改正を発表した。

 技のポイントのうち「有効」を廃止し、「技あり」と「一本」に限定。また技あり2度での「合わせ技一本」も廃止。技ありは何度取っても一本にはならない。指導は従来の4度目から3度目で反則負けとなる。

 男子の試合時間は5分から4分に短縮。終了時に指導差しかなければ時間無制限の延長を行う。

 全体的に選手にはこれまで以上の積極性が求められるルールとなった。

 新ルールは2月のグランドスラム・パリ大会から試験運用される。

 このルール改正についてIJF理事で全日本柔道連盟(全柔連)副会長の山下泰裕氏が15日、東京都内で会見し、「柔道の価値を高めるため、一本の価値を大切にするための改定だ」との見解を示した。

 国内では、来年4月の全日本選抜体重別選手権から適用される見通し。独自ルールで行われてきた体重無差別の全日本選手権と全日本女子選手権については、関係者の意見を集約して慎重に議論を進めるとした。

JリーグMVPに川崎の中村憲剛。36歳史上最年長

2016.12.23 Vol.681

 サッカーJリーグの年間表彰式「Jリーグ・アウオーズ」(20日、横浜アリーナ)が開かれ、川崎の中村憲剛(36)が最優秀選手賞(MVP)を受賞した。36歳でのMVPは史上最年長。これまでの記録は2013年に受賞した中村俊輔(横浜M)の35歳。

 川崎は年間勝ち点2位でチャンピオンシップクライマックスシリーズに進出したが、準決勝で鹿島に敗れ、優勝を逃した。中村はシーズン31試合9得点と活躍。また正確無比なパスと豊富な運動量で、クラブ史上最多の勝ち点72を積み重ねたチームの中心に君臨。数字以上の存在感だった。

 J1王者以外からの受賞は2013年の中村以来となる。

 中村は「多少驚きはあった。久しぶりにサッカーを楽しめたシーズン。1年の頑張りが評価された」と喜びを口にした。

「Krush.71」武居由樹が初防衛戦に勝利

2016.12.23 Vol.681

 Krushの2016年シリーズ最終戦「Krush.71」が18日、東京・後楽園ホールで行われた。

 1年を締めくくるメインイベントは、今年初代王者が決まった-53㎏級のタイトルマッチ。王者・武居由樹に挑むのは、4月に行われた「Krush.65」の初代-53㎏王座決定トーナメントで対戦し、武居にKO負けした隆聖。リベンジに燃える隆聖は、1Rに武居のパンチをかいくぐり、飛び膝でダウンを奪うという予想外の展開に。しかし、それでも冷静さを失わなかった武居が徐々に自分のペースで試合を運んでいく。2Rをお互いしのぎ、続く3R。1Rでダウンを奪われた武居は、ここでダウンを奪い返すべく、猛チャージをかける。中盤、ついに隆聖からダウンを奪うと、立ち上がりばなにすぐさま前蹴りで2度目のダウン。そして最後はパンチをラッシュし、2分45秒で隆聖をマットに沈めた。初防衛を勝利で飾った武居は「最初にダウンを取られて、こんなダサい試合でごめんなさい。今日はどうしても勝ちたかった。もっともっと強くなってスターになり、K-1のリングに立ちたい」とアピール。試合後の会見でも、「2016年はチャンピオンになって、初防衛もできていい年だった。2017年はK-1でベルトを取りたい。Krushのベルトも防衛し続けて、ベルト2本を目指します」と語った。

HiGH&LOWに出演ZENがギネス世界記録を達成

2016.12.22 Vol.681

 

 映画「HiGH&LOW」シリーズで、パルクールを駆使したアクロバチックなアクション演技で注目を集めたZENが21日、東京都港区で「2本のバーの間を飛んだ最長距離(Longest distance swung between two bars)」のギネス世界記録に挑戦し、見事ギネス世界記録を達成した。

 本企画は株式会社ニコンイメージングジャパンが展開するアクションカメラ「KeyMission」の“新たな挑戦に臨む冒険者を応援する”というミッションと、パルクールを世の中に広げ、競技人口を増やすというZENのミッションが合致したことによって実現。

 今回の挑戦では、バーにぶら下がり静止した状態から、離れた2本目のバーに飛び移る最長距離を測定。これまでは2010年にイギリスのハンプシャーで樹立された3.2メートルがギネス世界記録で、ZENは3.5メートルに挑み見事成功。6年ぶりにギネス記録を更新し、60年以上の歴史を持つギネス世界記録に名を連ねた。

 記録を大幅に更新したZENは「ギネス記録に挑戦と聞いたときには喜び反面不安もありましたが、記録を樹立することが出来て本当に嬉しいです」と喜びの気持ちを語った。

 パルクールはフランスが発祥で、周囲にある地形や環境を跳ぶ、登る、走るなど、身体動作だけで自由に動きパフォーマンスをする。ZENは日本人初のプロトレーサーとして世界的に活躍をしており、2011年に日本で初めて開催されたパルクールの国際大会「Red Bull Art of Motion Yokohama」では、名立たる海外の強豪を相手に世界第5位と健闘し、2015 年8 月にはカナダで開催されたパルクールの北米大会「North American Parkour Championships」で日本人初の優勝に輝き、事実上の全米チャンピオンを獲得している。

 また近年ではパルクールの魅力や本質を伝える為に様々なメディアやステージを通じて活動をしており、テレビCM出演や、EXILE、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEといったアーティストのミュージックビデオに出演のほか、世界初の総合エンタテインメント・プロジェクトとして話題を集めた「HiGH&LOW」では、俳優の窪田正孝が率いるグループ「RUDE BOYS」の一員として出演し、パルクールを織り交ぜたアクションシーンで話題を集めるなど、様々な活動を通じてパルクールの普及活動に努めている。

 ZENは今回のギネス世界記録挑戦を通じ、「まだまだカルチャーとしては若いパルクールですが、ギネスのような名誉ある賞を頂けた事に意味を感じていますし、今回の挑戦で少しでも多くの方にパルクールを知って頂けるきっかけになれば本望です」と熱い想いを語った。同時に「パルクールの世界大会においてチャンピオンになり、日本人がどこまでも活躍出来ることを証明したいと思っています」と、更なる高みに向けて目を輝かせた。

2017年4・22 K-1 ゲーオに山崎が挑戦。大和哲也がK-1参戦

2016.12.20 Vol.680

 K-1実行委員会が20日、会見を開き来年4月に開催する「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」(4月22日、東京・代々木競技場第二体育館)の一部対戦カードと参戦選手を発表した。

 今年9月に開催予定だった王者ゲーオ・ウィラサクレックに山崎秀晃が挑戦するスーパー・ライト級タイトルマッチが改めて行われることとなった。
 このカードはゲーオがおたふく風邪のため欠場し中止となっていた。

 この日の会見でゲーオは「前回は病気で試合が実現できなかったが、来年は必ず戦いましょう」と語った。
 一方の山崎は「今まで生きてきた30年間すべてを費やして倒しにいきたい」と語った。
 山崎は9月大会で急きょ決まったゲーオの代役のゴンナパー・ウィラサクレックと対戦し3-0の判定で敗れているのだが、そのゴンナパー戦については「負けてはいけない試合だった。今はその敗戦をしっかり受け止めて、次に進もうと思っています」と振り返った。

GENERATIONS 片寄涼太初出演 映画『兄に愛されすぎて困ってます』

2016.12.20 Vol.680

 20日、小学館「Sho-Comi」にて絶賛連載中の大人気少女漫画『兄に愛されすぎて困ってます』が2017年6月30日に全国公開することが決定した。同作は「黒崎くんの言いなりになんてならない」の製作チームで実写映画化される。

 原作は、現在コミックス第4巻までで早くも累計40万部突破、連載開始直後から大反響を呼び、さらに映画化決定を受け売上は10倍増、店舗では売り切れ続出の夜神里奈作の同名少女まんが。ティーンから20代まで幅広く支持されている超話題作。いつも自分のことを第一に想ってくれて、守ってくれるオトナな年上イケメン=そんな“兄系イケメンズ”たちが次々と登場する、甘く切なくちょっぴりキケンな、これまでにない究極の“愛されすぎ”ラブストーリーが描かれている。

 突然訪れた“人生初のモテ期”状態に困惑しながらも、自分の本当に好きな人を見つけ出そうとするまっすぐな女子高生・橘せとかを演じるのは、『orange-オレンジ-』『青空エール』『PとJK』への出演など、多彩な活躍がめざましい土屋太鳳。そんなせとかを想う兄・はるかを演じるのは、映画初出演にしてこの作品に大抜擢された、ダンス&ボーカルグループ、GENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカル・片寄涼太。大事な妹が血が繋がってないと知り、揺れる自分の気持ちに戸惑いながらも必死でせとかを守り続けようとする、クールだけど実は優しい“ヤンキー系ツンデレお兄”を体当たりで演じている。

渡辺直美がもう1人? 等身大マネキンと対面に「でかっ!」    

2016.12.19 Vol.680

 渡辺直美が19日、SHIBUYA109 イベントスペースで行われた、スカルプDのまつ毛美容液“#まつ育で#ラブ育”PRイベントに出席した。

 まつ育の日(12月19日)とクリスマスに合わせて期間限定で行われる「スカルプDの“#まつ育で#ラブ育”オブジェ」(21日まで)のPRが目的。カーテンをオープンすると、渡辺そっくり&等身大のマネキンが登場し、制作のために自分自身の型取りをしたという渡辺も「でかっ!」と声をあげた。

イベントでは、ミスター東大と準ミスター東大の2名が加わって、渡辺を相手にした告白のシミュレーションも行われた。「安心感とドキドキ」の効果があるという後ろからのハグ&告白、去り際に再び呼び止めてハグという畳みかける告白に渡辺はヘロヘロ。2人のミスター東大から頬にチュッとキスされると「リアルにしてきましたね」と驚きを隠せなかったが「恥ずかしい」と、照れまくり。沿道からは「かわいい!」の声がとんだ。

 オブジェは、ペーパーシアター仕様のブースで、ミッスルトー(ヤドリギ)の下に等身大マネキンが座っているというもの。美しいまつ毛を育てる、まつ育をするすべての女性たちの恋が叶うことを応援している姿だという。海外にはミッスルトーの下でキスをする風習があり、それに倣っている。

 期間中は、「#ラブ育カイロ」が配布されるほか、オブジェの写真を撮影して、SNSに投稿すると抽選で「スカルプDのまつ毛美容液オリジナル渡辺直美ステッカー」がもらえる。

 SHIBUYA109 イベントスペースにて21日まで。毎日10~22時。

メイプル超合金が激オシ「家財を抵当に入れても買え!」

2016.12.19 Vol.680

 人気お笑いコンビのメイプル超合金が19日、都内で行われた、日本マクドナルドの「チキンマックナゲット クリスマスキャンペーン」発表会に出席した。カズレーザーは「1つと言わず、家財道具を抵当に入れてでも買ってほしい」と、PRした。

 メイプル超合金にとってチキンマックナゲットは欠かせないアイテムで、「ミルクの代わりにバーベキューソース。(チキンマックナゲットは)おふくろの味といっても過言ではない」(カズレーザー)、「最近はチキンマックナゲットしか食べていない」(なつ)。初めての点灯式に挑戦して、「チキンマックナゲット」のパッケージでデコレーションされたツリーが点灯すると、なつは「この状況で(家に)持って帰りたい!」と感動しきり。カズレーザーは、「こういうイベントなんだから(チキンマックナゲットを)くれるよー! 大きい会社なんだから」と涼しい顔だった。

 発表会には、ソースハンターの怪盗ナゲッツも登場。怪盗ナゲッツは、メイプル超合金の2人と「チキンマックナゲット」を試食する権利をかけて、「ナゲッツポーズ」を取り入れた「怪盗ナゲッツゲーム」で勝負。自身の名前が付けられたゲームにも拘わらず呆気なく敗れ、「チキンマックナゲット」を「ナゲッツ」することは叶わなかった。ただ、試食する2人の間 のポジションだけは「ナゲッツ」。イベント終了時には「ハートがチキンであがってしまった」と反省していた。

 キャンペーンは、23~25日の3日間限定で、「チキンナゲット15ピース(ソース3個付き)」を2パックセットにした30ピースのセットを通常価格から33%オフの750円(税込み)で販売する。

「Krush.71」武居由樹が初防衛に成功

2016.12.19 Vol.680

 Krushの2016年シリーズ最終戦「Krush.71」が18日、東京・後楽園ホールで行われた。

 メインイベントは、ー53㎏級のタイトルマッチ。王者武居由樹に挑むのは、4月に行われた試合で、武居にKO負けした隆聖。リベンジに燃える隆聖は、1Rに武居のパンチをかいくぐり、飛び膝でダウンを奪うという予想外の展開に。しかし3R 、ここで武居が猛チャージ。中盤、ついに隆聖からダウンを奪うと、立ち上がりばなにすぐさま前蹴りで2度目のダウン。そして最後はパンチをラッシュし、2分45秒で隆聖をマットに沈めた。初防衛を勝利で飾った武居は「最初にダウンを取られて、こんなダサい試合でごめんなさい。今日はどうしても勝ちたかった。もっともっと強くなってスターになり、K-1のリングに立ちたい」とアピールした。

 また、この日行われた「-65㎏王座決定トーナメント」では、レオナ・ペタス、山本真弘、郷州征宜、安保璃紅が勝利。2月に行れる準々決勝への進出を決めた。

RIZIN無差別級トーナメント カーウィンの欠場理由に榊原代表「こっちから願い下げ!」

2016.12.19 Vol.680

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが12月19日、都内で会見を開き「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる無差別級トーナメントの対戦カードの変更とリザーブマッチを発表した。

 先日、ケガの回復の遅れを理由に欠場となったヴァンダレイ・シウバの代わりにBellatorのキング・モーが参戦。ミルコ・クロコップと対戦する。
 またアミール・アリアックバリと対戦予定だった元UFCヘビー級王者シェーン・カーウィンに代わりかつてPRIDEなどで活躍したヒース・ヒーリングが参戦することとなった。
 リザーブファイトはワジム・ネムコフ vsアリソン・ヴィセンテ。

 モーは昨年行われた「RIZIN 100kgトーナメント」の優勝者。12月16日にイギリスで行われた「Bellator 169」において、石井慧に判定勝ちしている。

 カーウィンの欠場については、離婚に伴う子供の親権問題で12月までに法廷に立つこととなり、トレーニングが思うように進められずベストなコンディションで試合に臨むことが困難となったことが理由。

 榊原信行RIZIN実行委員長はこのカーウィン側の言い分について「僕からすると何を言っているのかな?ということ。誰にだってプライベートはある。その中でいろいろなトラブルを抱えながら(生きている)、一度自分が出ると決めて契約書にサインしたものをそんな簡単にあきらめられるとは。僕としては今も信じられない。弁護士を通じて彼らとコミュニケーションを取っているが、いずれにしてもその程度の奴はこのトーナメントにはいらない。出てきてほしくない。こっちから願い下げです。いろいろなプライベートの問題を抱えながら、このトーナメントに命を懸けてチャレンジしてくれているファイターに失礼です」と強い口調で断じた。

 またこの日は試合順も発表された。
 29日の第1試合は「北岡悟vsダロン・クルックシャンク」、メーンはトーナメントの「ミルコ・クロコップvsキング・モー」。31日の第1試合は「チャールズ・“クレイジー・ホース”・ベネットvs木村“フィリップ”ミノル」、メーンはトーナメント決勝となった。

12・18修斗 インフィニティリーグでオニボウズが優勝

2016.12.19 Vol.680

 プロフェッショナル修斗公式戦「インフィニティリーグ2016優勝決定戦」(12月18日、東京・新宿FACE)でバンタム級トーナメントの最終戦2試合が行われ、オニボウズが北原史寛を1R2分38秒、KOで下し勝ち点12とし優勝を果たした。2位は勝ち点10の征矢貴、以下、北原(勝ち点4)、梶川卓(勝ち点2)、藤田ケオン寿大(勝ち点0)と続いた。

 このリーグ戦は早いラウンドで、しかもKO、もしくは一本で勝つと高い勝ち点が与えられる形式。
 昨年行われたフェザー級のリーグ戦では最終戦で2位の小蒼卓也が1R一本勝ちで勝ち点を積み重ねプレッシャーをかけると、それまでトップを走っていた岡田遼がドローに終わり順位が入れ替わるという劇的な結末となった。

 この日は「オニボウズvs北原」「征矢vs藤田」が行われ、征矢と北原にも条件付きながら優勝の可能性が残される混戦模様だったが、終わってみればオニボウズが圧倒した格好となった。

 先に行われたのは征矢vs藤田戦。征矢は判定勝ちでは優勝できないため、1RからKOを狙い果敢に前に出る。藤田は今リーグ戦では勝ち星がないものの、常にアグレッシブな戦いで会場を盛り上げた。この日も何度か征矢のパンチで腰を落とす場面もあったが、判定では1人が19-19をつけるなど最後まで真っ向から打ち合い、意地を見せた。

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