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新生K-1から木村“フィリップ”ミノルがRIZINに参戦

2016.08.19 Vol.673

 新生K-1のトップファイター木村“フィリップ”ミノルが、9月25日にさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦』で総合格闘技(MMA)デビューをすることが16日、都内の会場で発表された。

 対戦相手は、クレイジーホースという異名を持つ、チャールズ・“クレイジー・ホース”ベネット(アメリカ)。RIZINの高田延彦統括本部長は「木村“フィリップ”ミノル選手のような刺激的な選手がRIZINのリングには必要。当日は地上波で全国ネット放送されるが、木村選手の独特なたたずまい、ファイトスタイルを多くの人に見てもらえることは非常に大きなプレゼント。感謝します」と挨拶。対戦相手については「モチベーションによって、試合にムラがある選手。

 しかし、日本で戦うモチベーションは非常に高いので、油断できない」と分析。K-1ファイターの中でも、ふてぶてしいキャラとビッグマウスで知られている木村は「今回はRIZINにK-1を背負って大喧嘩を仕掛けに行く。RIZINにリスペクトを込めて、K-1ルールとか、ミックスルールとか、生ぬるいことは一切やるつもりはないので、相手の土俵である総合ルールで挑戦する。思い切りぶっ飛ばして心を折ってやります。チャンスがあったら組んで関節でタップとってもいいかな」とMMAルールでKO勝利を宣言する余裕を見せた。しかしベネットの「日本に行くのはめちゃくちゃうれしい。外人をぶっ飛ばして金を稼げるなんて、こんなに興奮することはないだろう」という挑発的なメッセージが読み上げられると、「逆にぼこぼこに殴って、顔面蹴り飛ばして失神させます」といつものヒールキャラのビッグマウスが飛び出した。大注目の一戦となる同カード、勝利をつかむのは!?

【リオ五輪語録】〜8/18

2016.08.19 Vol.673

 リオ五輪女子マラソンで14位に終わった福士加代子「金メダル獲れなかった! でも頑張った。ほんとしんどかった」(14日、ゴール後のインタビューで)
→結果は結果。仕方ない。

 全階級でメダルを獲得したリオ五輪柔道男子代表の井上康生監督が声を詰まらせ「選手を信じること。それだけだったと思います」(12日)
→プレッシャーしかないなかよく頑張った。

 リオ五輪卓球女子シングルス3位決定戦で敗れた福原愛「やっぱり五輪はメダルを取らないと、全く意味がない」(10日)
→全く? そこまで…。

 リオ五輪体操男子個人総合で優勝した内村への「あなたは審判に好かれているんじゃないですか?」という質問に対し、2位に終わったベルニャエフが「審判も個人のフィーリングは持っているだろうが、スコアに対してはフェアで神聖なもの。航平さんはキャリアの中でいつも高い得点をとっている。それは無駄な質問だ」(10日、メダリスト会見で)
→この記者は男子柔道の100キロ超級のリネールにも同じ質問をすればいいのに。

 リオ五輪・卓球男子シングルス銅メダルの水谷隼が野球評論家の張本勲氏にガッツポーズについて“喝”を入れられたことについて「遊びじゃなくて、命を懸けてるので。相手も命を懸けて来る。戦場ですからね」(15日、試合後に)
→ここまで来るとハリーはネタで言っているとしか思えないんだけど、どうなんですか?

 リオ五輪・卓球女子団体準決勝で敗れた福原愛「もし握手したら、あのボールがエッジ(角)に当たっていたと認めることになる。だから最後まで握手したくなかった。チームメートもエッジに当たっていないと言っていた。だからずっと審判の判断を待っていた」(14日、試合後)
→ある意味、ひとつの名シーン。

 卓球女子団体準決勝で敗れた福原愛「ダブルスも個人も落とした。負けの責任はすべて私にある」(14日、試合後)
→しょい込み過ぎ!!

MMAデビュー戦の山本美憂がいきなりRENAと対戦

2016.08.19 Vol.673

『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦』(9月25日、さいたまスーパーアリーナ)で総合格闘技(MMA)デビューを果たす女子レスリングの山本美憂(42)の相手がシュートボクシング(SB)の女王RENAに決まった。
 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが16日、都内で会見を開き発表した。

 美憂はレスリングの「第1回全日本女子選手権」に優勝。その後、世界選手権を3度制した日本の女子レスリングのパイオニア的な存在。

 一方のRENAはスタンドの投げや関節技などが認められ、“立ち技総合格闘技”といわれるSBの世界女子フライ級王者。SBにおける女子の祭典「Girls S-cup」を3度制するなどSBの絶対女王でもある。昨年大晦日のMMAデビュー戦では飛びつき腕十字で一本勝ちを収めるなど、非凡な格闘センスを見せた。

 RENAもMMAキャリアは1戦とあって、今回の戦いは「レスリングvs SB」という側面が強い。

 しかし会見ではRENAが「レスリング対シュートボクシングという図式になるのは仕方ない。そこにプライドを持って戦うのが私たちだと思う。打撃は半年やそこらでうまくなるものではない。私もレスリングはしたことがないのでお互いに同じ状況。打撃対レスリング、どうなるのか皆さん楽しみにしてほしい」と語れば美憂が「MMAなので打撃にこだわる必要もレスリングにこだわる必要もない。本能で戦います」と返すなど、どんな戦いが展開されるのか予想もつかない。

 このカードについてRIZINの榊原信行実行委員長は「山本選手も年齢的なことも考えると遠回りをしている時間はない。最短でトップにたどりつくにはどうするかと考えたらRENA選手しかいないのではないかという結論になった。RENA側からするとリスクの高い相手だが、今後日本の格闘技界を引っ張っていくためにも勝負論のある意味のある相手、ライバルがいて自分が光るという意味でもそういう相手が必要ということをシーザー(武志SB協会)会長とも話をした。2人が交わることで女子格闘技界の未来の扉が開ける。大晦日まで取っておきたいという思いもあったが、出し惜しみをしている場合ではない」と話した。

 今大会はフジテレビ系列で当日19時から地上波で放送される。3時間枠の予定で、美憂vs RENAは大きな話題となりそうだ。
 またこの日はMMAデビュー以来3連勝の村田夏南子とギャビ・ガルシアのカードも発表。

 村田は柔術をベースとするキーラ・バタラと対戦。「自分の試合が一番面白かったといわれるような最高のパフォーマンスを見せたい」と話した。

 ガルシアはSNSで対戦相手を募集。手を挙げたなかから、現役のアメリカンフットボールの選手であるデスティニー・ヤーブローと対戦する。

『スマスマ』年内終了にファン悲痛の叫び

2016.08.19 Vol.673

 12月31日で解散するSMAPが唯一全員顔をそろえるフジテレビ系「SMAP×SMAP」(月曜後10時)が年内をもって終了することが17日、同局から正式に発表された。

 同局は解散する以上、継続は不可能と判断。1996年にスタートし、放送回数903回(現時点)を数えるSMAPの代表番組は、20周年の記念イヤーに幕を下ろすことになった。

 同局によると、14日の解散発表後、初めて同番組が放送された15日午後10時から、この日午後6時までに公式HPには視聴者から約5800件のメッセージが殺到。「ずっと続けて下さい」「SMAPの笑顔、これからも見たいです」などと番組存続を願う悲痛な叫びが飛び交った。終了決定を受け、さらにコメントが増えることは確実だ。

 一部のファンは、デビュー日の9月9日に、25年前デビューイベントが行われた思い出の地、埼玉・西武園ゆうえんちでSMAPのデビュー25周年を祝うイベントを自主的に企画すると発表。オンライン署名サイト、Change.orgで参加者を募集し、17日午後11時時点で3800人以上が賛同している。西武園側は開催の実現可否について「現在、主催者の方と話し合っている段階です」と説明した。

おかずクラブが親方! 建設現場の女性たち応援

2016.08.19 Vol.673

 

 人気お笑いコンビ、おかずクラブが建設現場での作業体験やさまざまな活動、実際に現場で活躍する女性たちの姿を通じて魅力を伝えることを目的に、おうちクラブを立ち上げることになり、17日都内で行われたお披露目会見に出席した。

 デニスの植野行雄、マテンロウのアントニー、鬼越トマホークと建設現場のイメージと重なる芸人たちに支えられて登場した親方、オカリナ(おかずクラブ)は、建設業の経験はないが、「やってみたいという気持ちはうずうずしている」と、前のめり。型枠大工の栗原舞さんの手ほどきを受けながらの電気ノコギリ体験には、おかずクラブの2人を含め、出演者全員がその簡単さに驚いていていた。

 イベントには、左官業の経験がある女優、西方凌がゲストとして出席。職人にあこがれがあったそうで、学生時代に電話帳のはじから電話をかけまくるも女性だということで採用されなかったことなどを苦笑いして振り返った。

 一方、DIY好きの芸能人としてゲスト出演した哀川翔は、「犬小屋から鳩小屋、鶏小屋も作る」と自慢げ。今は自慢のカブトムシ部屋だというが、サイズは縮小したものの「人は住める広さ」だと話した。

 ゲストの西方はまた、タレント木村祐一の妻で、11月に第1子となる女児を出産予定。妊娠を発表してから、この日が初めての公の場で、「体調は良好です。名前は主人が考えてくれているところ」と笑顔を見せた。

テニス男子シングルス 錦織が銅メダル

2016.08.19 Vol.673

 テニスの男子シングルスに出場した錦織圭は3位決定戦でスペインのラファエル・ナダルを破り、銅メダルを獲得した。日本勢がテニスでメダルを獲得するのは1920年アントワープ大会以来96年ぶり。過去1勝9敗と分の悪い相手に第2セットに4連続でゲームを失うなど、悪い流れを精神力で跳ね返しての悲願達成だった。

【今週の人】SMAP

2016.08.19 Vol.673

 国民的人気グループ「SMAP」が12月31日をもって解散することを14日未明、所属先のジャニーズ事務所が発表した。

 SMAPは今年1月13日に一部スポーツ紙の報道で分裂、解散危機が表面化。SMAPの担当女性マネジャーのジャニーズ事務所退社を機に、中居正広さん(43)、稲垣吾郎さん(42)、草彅剛さん(42)、香取慎吾さん(39)の4人が独立に向けて協議。一方、木村拓哉さん(43)は事務所に残留するとされた。

 しかし騒動発覚後の1月18日、5人はフジテレビ系「SMAP×SMAP」に生出演し、一連の騒動を謝罪。今後もグループとして活動していく決意を示した。

 その後、事務所は2月から今月10日まで半年以上かけて、個々のメンバーおよび全員と面談を実施。ジャニー喜多川社長(84)との面談や話し合いもあったものの、協議を続ける中で、「今の5人の状況ではグループ活動をすることは難しい」という要望がメンバー数人から出て、今回の解散につながった。

女子レスリング58キロ級 伊調が五輪4連覇

2016.08.19 Vol.673

 女子レスリング58キロ級の伊調馨は17日(同18日)、決勝でロシアのワレリア・コブロワゾロボワを破り、オリンピック4連覇を達成した。全種目を通じ、個人種目の4連覇は女子では伊調が初めて。男子では過去に4人が達成している。

 伊調はこれまでは63キロ級で3連覇。階級の変更で今回は58キロ級での出場だった。

 決勝は第1ピリオドでバックを取られリードを許す苦しい展開だったが、第2ピリオド残り5秒でバックを取り返し、逆転勝利。劇的な幕切れとなった。

体操男子が団体総合で劇的逆転金メダル

2016.08.19 Vol.673

 今回のリオデジャネイロ・オリンピックで日本勢は、開会式前に行われたサッカー男子のグループリーグで日本がナイジェリアに敗れてスタート。ナイジェリアは飛行機のチケットの手配などでアクシデントが発生するなどして現地入りが試合当日という悪コンディション。「日本は勝てるのでは…」という期待があったなかでの4−5という敗戦だった。

 そんな嫌なムードを吹き飛ばしたのが前半の柔道、水泳、そして体操だ。
 柔道は前回のロンドン五輪では、男子は史上初の金メダル0。男女合計でも金1、銀3、銅3に終わり、大会後に篠原信一監督が責任を取って辞任した。

 しかし今回は柔道の初日である5日(日本時間6日)の男子60キロ級の高藤直寿、女子48キロ級の近藤亜美が揃って銅メダルでスタート。8日(同9日)には男子73キロ級で大野将平が今大会の柔道勢初となる金メダルを獲得すると、男子90キロ級のベイカー茉秋、女子70キロ級の田知本遥と金メダルを積み上げ、最終的には男子が7階級制になった1988年ソウル五輪以降で史上初となる全階級でのメダル獲得(金2個、銀1個、銅4個)を達成。女子も総数5個で前回ロンドン大会を2個上回った。

 水泳は6日(同7日)の水泳初日に男子400m個人メドレーで萩野公介が金、瀬戸大也が銅と表彰台に日本人2人が乗って勢いをつけた。9日(同10日)には男子4×200mリレーで日本チームが52年ぶりの銅メダル、11日(同12日)には金藤理絵が女子200m平泳ぎで金メダルと、金2、銀2、銅3の合計7個のメダルを獲得した。

 体操は3大会ぶりの金メダルを目指した男子団体総合でミスが相次ぎ、まさかの4位での予選通過。決勝は体力的に厳しいローテーションのなかでの戦いが強いられたが、前半のあん馬、つり輪を最小限のミスでとどめると後半盛り返し、最後の床運動で白井健三と内村航平がきっちり締めくくり、合計274.094点。2位のロシアを2.641点押さえ、逆転金メダルとなった。

 エース内村は予選の鉄棒でまさかの落下。種目別の決勝に進めないという誤算はあったが、10日に行われた男子個人総合で最終種目の鉄棒で逆転し、史上4人目、日本人では2人目となる男子個人総合2連覇を果たした。

9・25『RIZIN』 MMAデビューの山本美憂がSBの女王RENAと対戦

2016.08.16 Vol.672

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが16日、都内で会見を開き、『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦』(9月25日、さいたまスーパーアリーナ)の追加カードを発表した。
 この日発表されたのは「山本美憂vs RENA」「ギャビ・ガルシアvsデスティニー・ヤーブロー」「村田夏南子vsキーラ・バタラ」という女子の3試合。

 なかでも注目を集めるのが、今大会で総合格闘技(MMA)デビューを果たす山本美憂とシュートボクシング(SB)の女王RENAとの対戦。
 RENAが前日にツイッターで「対戦相手は明日発表。死ぬ気でやらんとやばいぞこれ」とつぶやいたことを受け美憂は「誰が相手でもやらなきゃいけないし、戦わないといけない。相手が覚悟を持って上がってくるなら、失礼のないように私も死ぬ気で行きます」と語る。
 またRENAが「レスリング対シュートボクシングという図式になるのは仕方ない。そこにプライドを持って戦うのが私たちだと思う。打撃は半年やそこらでうまくなるものではない。私もレスリングはしたことがないのでお互いに同じ状況。打撃対レスリング、どうなるのか皆さん楽しみにしてほしい」と語れば美憂は「MMAなので打撃にこだわる必要もレスリングにこだわる必要もない。本能で戦います」と返す。
 ともに穏やかな口調ながら、内に秘めた闘志を所々で垣間見せた。

 現在、MMAデビュー以来3連勝の村田は柔術をベースとするバタラと対戦。「自分の試合が一番面白かったといわれるような最高のパフォーマンスを見せたい」と話した。
 ガルシアの相手のヤーブローは現役のアメリカンフットボールの選手。ガルシアがSNSで対戦相手を募集したところ立候補した。先日MMAデビューを果たし、1R33秒でKO勝ちを収め、その翌日にアメフットの試合に出場したという剛の者だ。

TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE『ストリート・オーケストラ』

2016.08.12 Vol.672

 サンパウロ交響楽団のオーディションに落ちたヴァイオリニスト・ラエルチは生活のためスラム街の学校で教師を始める。しかし子供たちは生き延びることに精いっぱいで音楽に関心を持とうとしない。そんなある日、ラエルチが見事な演奏で強盗を黙らせ…。

監督:セルジオ・マシャード 出演:ラザロ・ハーモス、サンドラ・コルベローニ他/1時間43分/ギャガ配給/8月13日よりヒューマントラスト シネマ有楽町他にて公開  http://gaga.ne.jp/street/

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