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『僕らのごはんは明日で待ってる』試写会に15組30名 

2016.11.28 Vol.679

 瀬尾まいこのロングセラー恋愛小説を原作に、旬なキャストを揃えて描く、この冬最高のラブストーリー! ネガティブ男子の主人公役に初主演作『ピンクとグレー』で評価された中島裕翔。超ポジティブ女子のヒロインに8代目ゼクシィCMガールなどで注目を集める新星・新木優子。監督は『箱入り息子の恋』の市井昌秀。

 無口でネガティブな亮太と、太陽のように明るく超ポジティブな小春。性格は正反対ながらも、運命の恋だった。ところが2人が大学生になったある日、小春は突然、亮太に別れを切り出す。実は、小春は亮太に言えない秘密を抱えていた。別れの理由が分からないまま、亮太は何度も自分の思いを伝えるが、小春はまったく取り合おうとしない。時が経ち社会人になったある日、小春が隠していた真実を知った亮太は彼女のもとに再び走り出す。出会いから7年、運命の恋が再び動き始める…!

 2017年1月7日よりTOHOシネマズ新宿ほかにて全国公開。

そうそう見られない企画 ハイバイ『ワレワレのモロモロ東京編』

2016.11.27 Vol.679

 今回の公演は「俳優が自分の身に起きたことを書き、演じる」という異色番外公演。

 ハイバイはもともと主宰の岩井秀人が「自分がひどい目にあったこと」を中心に取材し、現実に起こっている「面白ひどいこと」を主な題材として作品を作ってきた。いわば「私小説」ならぬ「私演劇」。

 ドラマは日常に転がっている、とはよく言うが、まさにそれを実際に行ってきたのが岩井の作品。

 ゆえに題材は「ひきこもり」「家族」「夫婦」「不倫」など現実の社会問題とリンクするものが多かった。

 そして岩井は2011年から全国の高校・大学・公共ホールなどで参加者が「自分で書いて、演じる」というワークショップを行い、そこで何本か作品を作ってきた。

 本作はそのワークショップを起とし、俳優たちが実際に自分の身に起きたことを出し合い、それを岩井が構成・演出し一本の作品に仕上げたもの。

 演劇というフィルターを通した時に、悲劇が喜劇に代わる時もあれば、その逆もしかり。演劇のダイナミックさを体験できる作品となりそうだ。

 すでに前売り券は完売なのだが、当日券は毎回必ず出すとのことなので、ぜひチャレンジしたい。
 15、16日には岩井のアフタートークもある。

ハイバイ『ワレワレのモロモロ東京編』
【日時】12月10日(土)?23日(金・祝)(開演は19時。17日(土)は14時の回あり。18日(日)と23日(金)は14時開演。月曜休演。開場は開演20分前。受付開始は開演40分前)【会場】アトリエヘリコプター(五反田)【料金】整理番号付自由席 前半割(10?16日)前売・当日共3300円/一般(17?23日)前売・当日共3800円、学生:前売・当日共2800円(受付にて要証明)【問い合わせ】ハイバイ(TEL:080-6562-4520 =10?20時 [HP] http://hi-bye.net/ )【構成・演出】岩井秀人【出演】荒川良々、池田亮、岩井秀人、上田遥、川面千晶、永井若葉、長友郁真、平原テツ、師岡広明

美輪明宏が贈る〈恋と愛の物語〉

2016.11.27 Vol.679

 

 三島由紀夫と美輪明宏の美学が織り成す、ロマンあふれる物語を上演。美しく、妖しく、はかなく、悲しい幻想の世界を、美輪演出ならではのスペクタクルに、ロマンティックに、ダイナミックに、そしてドラマティックに展開。恋する女の魂の悲しくも恐ろしい物語『葵上』、美しすぎるがゆえにあまりにも悲哀に満ちた定めを負わねばならない、『卒塔婆小町』。〈美と醜〉〈若者と死〉など〈正負の法則〉に基づく2作品を贈る。チケットはローソンチケットで。

 

今田耕司「時代を切り取っている番組です」

2016.11.27 Vol.679

 

 さまざまな番組で名MCとしてその手腕を振るう今田耕司が、「BSスカパー!」のために、ひと肌脱ぐ。「BSスカパー!」認知度をさらに上げるために『地上波ではぜったり見ることができない番組』を制作する。

 昨年、田村淳、劇団ひとり、加藤浩次が同じ目的で三者三様なオリジナル番組を制作して好評を博した。今田の番組でもう一押ししようというのが狙いだ。

 プレッシャーがかかる状況下で、今田が提案したのは『裏ものまねチャンピオン決定戦』だ。地上波では放送できない裏ものまね芸人が集結し、放送コードギリギリのものまねを披露。今田のジャッジでチャンピオンを決定する。世界を騒がせた人、国内をザワつかせた人など禁断のものまねが飛び出すという。

「裏テーマとして時代を切り取っている番組です(笑)。旬なこと、時代を反映した出来事、地上波ではできないこと、をモノマネしてくれています。地上波が染みついているのでカメラで言ったことのない放送禁止用語を話したときに汗がプシャーって出ちゃいましたね。こっちになれないように気を付けないと…」と、今田は収録を楽しんだよう。

 今田をサポートした河本準一(次長課長)は、「ものまね芸人さんはオーディションに行くんですけど、ほとんどの人が落ちて、落ちた人は来年なんです。その人たちの受け皿がようやくできた、“時は来た!”という感じです。(番組では)まさかあの人が、あんなことをするなんて…。普段、見られないコラボが登場しますよ」と、今田が力を注いだこの番組に胸を張る。

「第2回があるとすれば、どんな事件、どのような時代の流れなのかが分かる、外国のちょっとインテリジェンスな番組を目指します」と、今田。それは「時代を切り取っている」本番組の進化系か?

 BSスカパー!にて12月16日深夜1?2時で放送。

 

エディ・レッドメインの魔法にファン絶叫

2016.11.27 Vol.679

 大ヒット映画『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のジャパンプレミアが21日、都内にて行われ、主演のエディ・レッドメインと共演のキャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、そしてデイビッド・イェーツ監督らが登壇した。

 同作は『ハリー・ポッター』に登場するホグワーツ魔法魔術学校でハリーたちが使っていた指定教科書の著者である魔法動物学者ニュート・スキャマンダーを主人公にした作品。ニューヨークにやってきたニュートが、保護していた魔法動物を逃がしてしまったことから巻き起こる騒動を描く。

 新主人公ニュートを演じているのが近年、人気実力ともに高い評価を誇っているエディ・レッドメイン。ヒュー・ジャックマン主演で大ヒットした『レ・ミゼラブル』のマリウス役で注目を集めた後、2015年にはホーキング博士を演じた『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演男優賞など映画賞を総なめ。トランスジェンダーの芸術家を演じた『リリーのすべて』でも2年連続でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるという、注目の存在だ。そのルックスも相まって、日本でも熱狂的な女性ファンが続出。ジャパンプレミアでは、雨をものともしないファンの熱気に迎えられ、たっぷりとファンサービスを行った一行。エディは「キャストたちも全員“ハリポタ”ファンだけど、この映画を見た後は“ファンタビ”のファンになってください」とアピール。さらに宣伝大使を務めるDAIGOから日本のファンにどんな魔法をかけたいかと尋ねられると、ニュートの持っているトランクの中は広い空間となっていることから「温かい歓迎をしてくれたファンの皆さん全員を持ち帰りたい」と茶目っ気たっぷりに答え、これにはファンもメロメロ。

 23日には初日舞台あいさつにも登場。一行は青のはっぴ姿で鏡開きに挑戦。勢い余って酒のしずくを浴びたエディは「すごい体験!」と満喫した様子だった。

 映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国公開中。

THL編集部オススメMOVIE『疾風ロンド』

2016.11.27 Vol.679

 医科学研究所から違法生物兵器「K?55」が盗まれた。研究所所長の下に4日の間に3億円を用意しろという脅迫メールが届く。主任研究員・栗林は秘密裏に生物兵器を探す密命を受けるが五里霧中。しかもなんと犯人が死亡してしまい兵器は行方知れずに。

監督:吉田照幸 出演:阿部寛、大倉忠義、大島優子他/1時間49分/東映配給/丸の内TOEI他にて公開中  http://www.shippu-rondo-movie.jp/

今度の魔法使いはシャイだけどスゴイ! 監督デイビッド・イェーツ

2016.11.27 Vol.679

「もう魔法使いたちとの仕事はあれで終わったと思っていたんだけどね(笑)」と笑うのはデイビッド・イェーツ監督。世界中でブームを巻き起こした『ハリー・ポッター』シリーズでは5作目から完結までメガホンをとったイェーツ監督。

「この作品の話を聞いて、ぜひやってみたいと思ったんだ。『ハリー・ポッター』のときにはいわば “途中参加”だったから、ある程度形作られたキャラクターたちの成長を見守っていくのが仕事だった。でも今回はキャスティングにも参加できたし、何よりJ・K・ローリング自身が脚本を担当してくれたので、原作者と一緒に作品を作れるというのも魅力だった」 

 新たな主人公の魔法使いは魔法動物学者ニュート・スキャマンダー。演じるのは『リリーのすべて』のエディ・レッドメイン。

「エディは本当に素晴らしい役者だと分かっていたけれど、本作では期待をはるかに超えたものを見せてくれたと思う。ものすごい才能の持ち主なんだけど人と関わることが苦手、でも動物たちには限りない愛情を注いでいる…というユニークで複雑なキャラクターを本当に魅力的に表現してくれた。他のキャストたちもぴったりだったね。後から分かったんだけど、実はキャストたちは皆、熱狂的なハリポタファンだったんだ。ファンでなくともキャスティングしたと思うけど(笑)、彼らがファンだったからこそ世界観を見事に表現してくれたのかもしれないね。僕も子供のころからファンタジー作品が大好きだった。幻想の世界でいろいろ想像するのが好きなシャイな少年だった(笑)。だからこそ13歳から映画作りに夢中になって今があるんだと思うよ」

 ターゲット層を意識せず楽しめる作品を作りたかったと監督。若いファンから大人までが魔法を体感できる一本だ。」

12・31 RIZIN ミスター女子プロレス・神取忍がギャビと対戦

2016.11.26 Vol.678

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが11月26日、都内で会見を開き「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2 ND ROUND/FINAL ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するギャビ・ガルシアが神取忍と対戦することを発表した。ルールはRIZIN女子MMAルールで5分×3R。

 神取は柔道で全日本選抜柔道体重別選手権を3連覇し、世界選手権3位の実績を誇る。1986年にジャパン女子プロレスに入団しプロレスラーに転向。以降、「ミスター女子プロレス」と呼ばれるなど、「強さ」を前面に押し出すスタイルで女子プロレス界をリード。ジャッキー佐藤とのケンカマッチ、男子のトップレスラー天龍源一郎との対戦など、女子プロレスの常識を大きくはみ出した戦いを見せてきた。

 また格闘技においては、神取はPRIDEが始まる前の1995年にLLPWで女子初の総合格闘技大会「L-1」を立ち上げ、第2回大会では並み居る強豪を破り優勝を遂げている。いわば「女子格闘技のパイオニア」的な存在だ。

 今回の対戦についてギャビは「そもそもなぜ神取さんが私のチャレンジャーになるのかということが理解できない。他にも私と戦う資格がある選手がたくさんいるのではないかと思うが、試合が決まったので戦います。リングの中では対戦相手が誰であろうと、男だろうが女だろうが、私の母親だろうがぶっ飛ばします。最近は人の顔を殴るために生まれてきたのではないかとも思っています。彼女は私を倒す自信があるといっているようですが、その自信がどこから来るのか全く分かりません。冗談なのかと思っています。試合当日、ギャビ・ガルシアがどんな人間なのかを思い知ることになるでしょう」と話した。

 神取は「自分は柔道、プロレスを背負って戦ってきた。目の前に強い者がいたら、とにかく倒す、そういった気持ちは忘れていません。そういった中で、女子世界最強といわれているこの選手がいて、手を挙げる人間がいないので私が手を挙げました。ギャビは強いと言われていますが、私はこの選手よりも大きい選手とも男子とも戦ってきた。規格外の選手と散々戦ってきています。そういったなかではなんら恐れることはないし、負ける気もしない。“心を折る”という言葉を使っていますが、ギャビの心を折ってやりたいと思います」と話した。

 質疑応答で互いの印象を聞かれ、ギャビが「チャレンジ精神を持って挑んでくるということに気に入っている。今、体重を落として少しでもハンディを少なくしてあげようと思って、トレーニングしている。大会当日はそんなに体重差がないようにします。私と戦う資格があるかどうかは置いておいて、同じリングに立つ以上、あなたの顔を思い切り殴りにいきます」とやや上から目線で話した。
 これを受け神取は「私は本能で戦います。そういったなかで今日初めてそばに立って、全然気迫がない。思っていた以上に威圧感がなくて逆にがっかりしています。RIZINの女子の試合は確かに盛り上がって面白いくなっている。しかし私の中ではまだまだ面白くない。私がもっと面白い試合をしたい。殴ると言われても、私は散々殴られて何度も顔面が壊れています。なんの怖さもありません。逆にその恐怖心を与えたい」と話すとギャビは「今日は人を威圧するために来ていません。私はリングの外では普通の女の子。リングに上がったらびっくりします」とすかさず返すなど徐々にエスカレートしていった。

 会見後のフォトセッションは会見に出席した榊原信行RIZIN実行委員長、高田延彦統括本部長との4人→2ショット→フェイストゥフェイスという手順だったのだが、神取は最初からギャビから視線を外さない。最初は無視していたギャビだったが、最後は顔を近づけてにらみ合うなど一触即発の状態に。

 最後の最後でギャビを本気にさせたミスター女子プロレスが体格と年齢の差を乗り越え、勝利を収めるか? ギャビがその規格外のパワーで一気に蹴散らすのか…。この2人の試合は31日に行われる。

THL編集部オススメMOVIE『俺たち文化系プロレスDDT』

2016.11.26 Vol.679

 2015年秋。後楽園ホールにて、DDTプロレスリングの文化系プロレスラー・大家健、HARASHIMA 対棚橋弘至、小松洋平の試合が行われた。彼らの試合を準備したのは男色ディーノとマッスル坂井。それぞれが異なる目的を抱え、戦う姿をカメラは追う。

監督:マッスル坂井、松江哲明 出演:マッスル坂井、大家健他/1時間14分/ライブ・ビューイング・ジャパン配給/新宿バルト9他にて公開中  http://liveviewing.jp/contents/obpw2016/

【KEY WORD で見るニュース 2016.11.11〜2016.11.24】受信料値下げ見送り、68罰打、免許返納、維持管理費約76億5800万円

2016.11.26 Vol.679

受信料値下げ見送り
 NHKの最高意思決定機関である経営委員会が22日、来年10月から受信料を月額50円程度値下げする案を見送った。この案は籾井(もみい)勝人会長ら執行部が示していたもの。来年1月に任期が迫る籾井氏が主導した案が却下されたことから、籾井氏の再選が厳しくなったと思われている。

68罰打
 女子ゴルフの「伊藤園レディース」第1ラウンド(12日)、上原彩子が異例の「68罰打」を受けた。ローカルルールの勘違いから15ホールで計19度、誤った場所からプレーしたもので、1度の違反につき2打、スコア誤記したホールにつき2打で計68の罰打となった。結局、第1ラウンドは「141」となり予選落ちは確実だったものの、上原は「私のプレーを見にくる、応援してくれる人がいる」と第2ラウンドもプレーした。

免許返納
 相次ぐ高齢者ドライバーによる交通事故の対策が急務となっているが、そのひとつとして挙げられるのが一律の免許返納。しかし個々人の運動能力や生活習慣の違いは大きく、「75歳で一律免許返納」などと数字を設定するのは困難とされている。

維持管理費約76億5800万円
 築地市場(東京都中央区)の移転先となる豊洲市場について、都が稼働した場合の年間の維持管理費を約76億5800万円と試算していることが12日、分かった。築地の維持管理費の約4.9倍となり、小池百合子知事は削減する意向。築地は平成27年度の実績では年間では計約15億7200万円。

【今週の人】崔被告の娘・鄭ユラ氏

2016.11.26 Vol.679

 トランプ次期米大統領は21日、ビデオメッセージを発表し、就任初日に「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)から離脱する意思を表明する」と宣言した。トランプ氏が大統領選後にTPP離脱に言及するのは初めて。トランプ氏はメッセージで、「就任初日に起こせる行政府としての行動」を列挙。その1番目としてTPP離脱宣言を挙げた。その上で雇用や産業を米国に取り戻すため、2国間の自由貿易協定を目指すとしている。

 今回、トランプ氏は記者会見などは行わず、動画サイトを通じて国民に直接訴える手段を選んだ。大統領に当選してから約2週間が経過しても、報道陣との記者会見を行わないのは異例の事態。

 また22日には米紙ニューヨーク・タイムズの本社を訪れて同紙のインタビューに応じ、大統領選の民主党候補だったクリントン前国務長官の私用メール問題などで訴追を求めない考えを正式に明らかにした。大統領選で同紙の社説はクリントン氏支持を表明。選挙戦関連の報道でもトランプ氏による過去の「課税逃れ」や「性的嫌がらせ」の疑惑を追及し、トランプ氏から激しく罵倒されていた。

 同紙によると、トランプ氏はこの日、一連の報道に改めて不満を表明する一方、同紙を「尊敬している」と述べ、良好な関係を結びたい意向を示したという。

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