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アリス役ミア“和のお茶会”に感激!

2016.06.26 Vol.669

 名作『不思議の国のアリス』をもとに映画化した大ヒット作『アリス・イン・ワンダーランド』の続編『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が7月1日に日本公開となる。それに先駆け、主人公アリス役を演じる人気女優ミア・ワシコウスカが2度目の来日を果たし、新作の見どころをアピールした。

 ルイス・キャロルの児童文学小説『不思議の国のアリス』『 鏡の国のアリス』をもとに、鬼才ティム・バートンが新たなイマジネーションで描いたアドベンチャー。第2弾となる本作では、少し成長したアリスが再びワンダーランドに迷い込み、ジョニー・デップ演じるマッドハッターを救うため奮闘する姿を描く。アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム=カーターに加え、新たなキャラクター・タイム役で『アリ・G』のサシャ・バロン・コーエンも出演。今回、バートンは製作を担当。『ザ・マペッツ』のジェームズ・ボビン監督がメガホンをとった。

 20日に行われた来日会見は、劇中に登場するティーパーティーにちなみ、日本のお茶会風に演出。登場したミアとボビン監督、スザンヌ・トッドプロデューサーは、和のテイストとアリスの世界を融合させた空間に大歓喜。「世界各地でお茶会式の会見を行ってきたけれど日本が一番美しい!」とトッドプロデューサー。招き猫の形の和菓子を手に取った監督は「これは食べるのがもったいないな」とおどけ、会場を笑いを誘った。ミアもさっそく金平糖をつまみながら「ディテールが素晴らしいですよね」とご機嫌な笑顔。

 前作で注目を集め一躍、ハリウッドの若手実力派女優となったミア。「今作でアリスは、亡き父の跡を継いで船長として活躍しています。私もこの役と出会って、多くのことを学びました。アリスと重なる部分があったことが、演技に役だったと思います」と明かした。今回はアリス、そしてミアの成長ぶりも見どころとなりそうだ。

 また、翌日行われたジャパンプレミアイベントでも、一行はステージの演出に大喜び。思わずミアが「私たちが撮影した場所よりいいかも…あ、美術スタッフには内緒ね(笑)」ともらす一幕も。「前回、来日したときは時間が無かったけど、今回はぜひ温泉に行ったり和食を食べたい」と日本の冒険旅行にも興味津々の様子だった。
 映画は7月1日(金)に公開。

TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE『嫌な女』『二重生活』

2016.06.26 Vol.669

『嫌な女』

 才媛の弁護士・石田徹子は絵に描いたようなエリート人生を送りながらも、なぜか孤独を抱えていた。ある日疎遠になっていた従妹の夏子が相談に来る。徹子は詐欺まがいの騒動を次々と起こす夏子に振り回され…。

監督:黒木瞳 出演:吉田羊、木村佳乃、中村蒼他/1時間45分/松竹配給/丸の内ピカデリー他にて公開中  http://iyanaonna.jp/

「政治がダメだと世の中が大変なことになる」平将明さん(自民党 衆議院議員)

2016.06.26 Vol.669

 国会議員としては異色の経歴を持っています。

「東京青年会議所の理事長をやっていました。私くらいの年齢の政治家って官僚出身とか世襲の人が多いんです。私のように青果市場で、モートラっていうんですが三輪車でキャベツを運んでいた政治家は少ないでしょうね」

 なぜそこから政治の道へ?

「まあ、政治家ってダメですよね(笑)。政治がダメだと世の中が大変なことになって、そのツケがみんな庶民とか現場に来るんです。一方で世襲も官僚出身も多いし、なんか分かったような顔しているけど、この人たち分かっていないんだろうなっていう思いが強くて(笑)」

 まだまだ止まらないぶっちゃけトークの続きはポッドキャストで聞いてもらうとして…。

 地方創生担当副大臣をはじめ精力的な活動を続ける平さん。自民党の動画チャンネル「Cafesta」でも精力的に情報を発信するなど超多忙。お休みもない中、いろいろな新しいことを手掛ける、そんな平さんの元気の秘訣は?

「政治家は元気がなくなると若い世代に取って代わられる。だから基本的にはみんな元気。私は気分転換で月を見ます。政治家って人間関係が大変なんです。地上だけ見ていると疲れちゃう。かといってどこかでバカ騒ぎしてると、すぐに週刊文春にやられちゃうし(笑)」

東大・宮台が日本代表選出

2016.06.26 Vol.669

 

 全日本大学野球連盟が19日、日米大学選手権(7月12〜17日、神宮ほか)の日本代表24人を発表した。

 今春、東京六大学で2勝を挙げ防御率2.05をマークした宮台康平(東大)が、東大からは33年ぶりとなる日米野球代表に選出された。

「できるところまで現役を続けたい」宇野薫さん(総合格闘家)

2016.06.25 Vol.669

 今年でデビュー20周年。20年続けられる人はそうはいない。総合格闘技(MMA)をやろうと思ったきっかけは?

「高校生のころにレスリングをやっていたんですが、専門学校に入った時に修斗の佐藤ルミナ選手がすごくかっこよくて、それにあこがれて総合格闘技を始めました」

 MMAの一番の面白さは?

「今はアスリート同士の戦いとなっていますから、ただ腕っ節が強いとか関節技が強いとか打撃が強いといった、どちらかに偏っているのではなくトータルにできる選手が出てきているので本当に面白いですね」

 何歳まで現役を?

「できるところまでやりたい。大きいケガをしてしまえば、それはしようがないと思うんですが、“ここまできたら一戦一戦納得のいくところまでやりなさい”と親にも嫁にも言われていますので」という宇野選手の元気の秘訣は?

「毎日体を動かすこと。体を鍛えると心もリフレッシュするので、それが元気の秘訣です」とのこと。

 宇野選手はファッションフリークとしても有名。オリジナルブランドも持っている。せっかくなのでUCS(宇野商店)というオンラインショップものぞいてみて!!

6・24K-1 武尊が因縁の小澤に判定勝ち

2016.06.25 Vol.668

『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~』(6月24日、東京・代々木競技場第二体育館)で行われたスーパーファイトで武尊が小澤海斗を判定で破った。

 この2人、対戦発表会見で小澤が武尊を挑発したことをきっかけに、2度の乱闘を繰り広げるなど遺恨深まる一戦となった。
 実績では武尊が圧倒的に上。下馬評でも武尊有利の声が多い中、小澤は「戦ってもいないのにどうして武尊が勝つといえるのか?」と反発。前日会見でも舌鋒鋭く武尊を挑発した。

 試合は立ち上がりこそ静かなものだったが、1R中盤からヒートアップ。小澤が武尊を追い込む場面もあり、遺恨抜きの好勝負が繰り広げられた。

 しかし3Rには武尊のボディーフックとヒザによる執拗なボディー打ちで小澤の動きが止まる。なおも攻め続ける武尊だが、意地でもダウンできない小澤は立ち続け、最後までパンチを繰り出すなど意地を見せた。

 試合後、武尊は「挑発されめちゃくちゃむかついていたんですけど、いい練習ができて、試合は楽しかった」と試合を振り返り、小澤については「プロとして盛り上げてくれたので、僕も絶対に小澤選手を称えません」と微妙な言い回し。試合後の会見でも「決して弱いとは思っていなかった。小澤選手の気持ちも強かった」と言いながらも「相手のことは認めないですけど」と付け加えた。

 無言でリングを降りた小澤の今後の巻き返しはなるのか。

6・24K-1 ゲーオが-65kg世界最強決定トーナメント優勝

2016.06.25 Vol.668

『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~』(6月24日、東京・代々木競技場第二体育館)で行われた-65kg世界トーナメントで、同級王者のゲーオ・ウィラサクレックが圧倒的な強さを見せ優勝を果たした。

 ゲーオは1回戦で日本代表決定トーナメント・ベスト4のHIROYAと対戦。ゲーオはゴング早々にいきなり仕掛け客席がどよめく。そのどよめきが収まらないうちに、右ジャブからの左ストレートでダウンを奪う。立ち上がったHIROYAにパンチの連打で畳み込み、最後は左ストレートで2度目のダウンを奪いKO勝ち。この間わずか36秒。ダメージをいかに残さず次の試合に進むかが勝負の分かれ目となるトーナメント。この時点でゲーオの優勝は決まっていたのかもしれない。

 続く準決勝は野杁正明。かつて自らの怪我で対戦が流れた相手。野杁は対ゲーオとしては日本人の最後の砦ともいえる存在。野杁は1Rに相打ちの右ストレートでゲーオを後退させるなど追い詰めたが、2R以降、ゲーオも盛り返す。2R中盤にゲーオのヒザ蹴りがローブローとなってしまい一時中断。動きの落ちた野杁にゲーオが情け容赦なく襲いかかり、試合の流れをつかむとそのまま押し切り、小差の判定でゲーオが決勝に進出した。

 もう片方のブロックを勝ち上がったのはイリアス・ブライド。前日会見ではゲーオと日本代表決定トーナメントを制した山崎秀晃がともにエールを送り合い、また戦前からゲーオvs山崎の決勝を予想する人も多かったのだが、そうは問屋が下ろさなかった。

 山崎は1回戦で初来日のスタニスラブ・レニタを慎重に料理し上々の滑り出しを見せる。準決勝ではブライドがプレッシャーをかけ前に出る。山崎がコーナーを背負う展開が目に付くが、それでも体勢を入れ替え、逆にコーナーにつめ攻勢に出るなど要所で的確な打撃を放つ。しかし決め手に欠き、3R終了時の判定では1人が山崎を支持したものの、2人がイーブンで延長に。

 延長では山崎はロープを背負うことなく前に出て打ち合ったものの、判定は2-1でブライド。山崎は無念の敗北となった。
 決勝はゲーオとブライド。ダメージの大きいブライドにゲーオが左右のローキック、ミドル、ハイ、そしてヒザ蹴りと多彩な蹴りで襲いかかる。そして2Rにボディーへヒザ蹴りがめり込むとブライドはたまらずダウン。なんとか立ち上がったものの、ゲーオは執ようなボディーへのヒザ蹴りでその後立て続けに2度のダウンを奪いKO勝ちで有終の美を飾った。

アスリートを支援。そのわけは… 原浩之さん(株式会社白寿生科学研究所 取締役副社長)

2016.06.25 Vol.669

 まず白寿とはどんな会社なんでしょうか。

「90年くらい前に医学博士だった祖父がヘルストロンという機械を発明しました。昔から祖父には運動と食事と精神の三位一体にヘルストロンがあれば人は病気にならないという、予防の考えがありました。今は全国550カ所に白寿プラザというショップがあるんですが、そちらを通じてヘルストロンと健康食品を中心に、お客様に元気になっていただいたり健康情報を提供しています」

 アスリートも支援している。

「マイナー競技では世界大会に行っても強化費が出ないし、渡航費も出ないんです。渡航費が出ないから代表を辞退するということがある。行くことになっても1カ月休むとなると会社を首になるということもある。そんな実態を聞いていると、人の役に立つのが好きなものですから、居ても立ってもいられなくて。セパタクローなんて競技人口が1000人くらいなんですが、お客さんや職場仲間が応援しに行ってくれるのを見ているとうれしくなってくる。“応援してくれるお客さんがいてくれるおかげで優勝できました”なんて選手に言ってもらえるとうれしいですよ」

 そんな原さんの元気の秘訣は…。

「人が喜ぶのがうれしいみたい。笑顔とか報告とか、ありがとうと言われると元気が出ます」

【今週の人】ビルジニア・ラッジ 新ローマ市長

2016.06.25 Vol.669

 イタリア地方選挙の決選投票が19日に行われた。ローマ市長選では国政野党の新興政党「五つ星運動」の女性候補、ビルジニア・ラッジ氏(37)が得票率約67%で、レンツィ首相が率いる中道左派の与党、民主党の候補(同約33%)を大きく引き離して当選した。ローマで初の女性市長となる。

 五つ星運動は芸能界出身のベッペ・グリッロ氏が既存政党に対抗するため創設。汚職撲滅などのほか、単一通貨ユーロや財政緊縮への反対を掲げる欧州連合(EU)懐疑派。

 ローマでは昨年10月、民主党の市長が公費流用疑惑で辞任。この反動で、新鮮なイメージがあり汚職撲滅や行政サービス向上を訴えるラッジ氏に支持が集まったとみられる。ラッジ氏は弁護士で1児の母。当選後、「新たな時代が始まる。順法と透明性を市に取り戻す」と記者団に述べた。

劇団の代表作を9年ぶりに再演 猫のホテル 本公演『苦労人』

2016.06.25 Vol.669

「人間のバカ哀しさ」を描き続けて26年。

 最近では外部の演出家を招いての公演、二人芝居や三人芝居といった少人数での作品、実際の事件を題材にした実験作など変則的な公演に挑み、改めて劇団としての地力の強化を図ってきた。

 そんな活動にもひと区切り。今回は外部への出演が続いていたメンバーがほぼ揃うこともあって、劇団の代表作でもある『苦労人』を9年ぶりに再演する。

 本作は1997年に初演し、2000年、2007年と劇団の節目に上演されてきた作品。

 物語の始まりは室町時代の山城の国。いまにも民衆が一揆をおこすような不穏な空気が漂っていた。今日も土嚢を積んで、争いにそなえる民衆のなかに、ひとり野心的な“ごん”という名の男がいた。この男、野心はともかく苦労の遺伝子も持ち合わせていたようで、代々この一族は苦労を受け継いでしまうのだった。

 室町時代から平成の現代までをまたにかけ、野心的な一人の男とその子孫たちの悲哀を笑いとばしながら骨太に描く。
 ベテランというにはまだ早いのだが、妙に熟練感の漂う手練れの俳優たちによって見応えのある作品に仕上がっている。

猫のホテル 本公演『苦労人』
【日時】7月6日(水)〜11日(月)(開演は水木19時30分、金〜日14時/19時30分、月15時。開場は開演30分前。当日券は開演45分前)
【会場】すみだパークスタジオ倉(錦糸町)
【料金】全自由席(整理番号付き) 前売4300円、当日4500円/学割3000円(劇団のみ取扱い。当日精算。要身分証明証)【問い合わせ】猫のホテル(TEL:080-3409-5111[HP] http://nekohote.com/ )
【作・演出】千葉雅子
【出演】中村まこと、森田ガンツ、市川しんぺー、佐藤真弓、村上航、千葉雅子/小林健一(動物電気)/久ヶ沢徹

【7月10日参院選投開票】キーワードで見る参院選

2016.06.25 Vol.669

 第24回参議院議員選挙は6月22日に公示され、7月10日に投開票される。
 3年前の参院選は「ねじれ国会」の解消がひとつの焦点となっていたが、与党の自公が合わせて32議席を増やし、ねじれを解消。その余勢をかって2014年に行われた衆議院議員選挙でも自公合わせて議席数の3分の2以上を維持。
 政権基盤が安定したことで、アベノミクスをはじめとしたさまざまな政策がスピーディーに遂行された。
 そんな中で迎える今回の参院選のテーマやキーワードをTOKYO HEADLINE編集部が独自の視点で解説する。

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