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AKIRA、小林直己、青柳翔が島根と”縁結び”

2015.06.07 Vol.644

 島根県の観光PRプロモーション『ご縁の国しまね』プレス発表会が3日、都内にて行われ、イメージキャラクターに就任したEXILE AKIRA、小林直己(EXILE・三代目 J Soul Brothers)、青柳翔(劇団EXILE)、溝口善兵衛島根県知事が登壇した。

 冒頭、溝口知事は「EXILEのみなさんと島根県の間に、どうしてこういうご縁ができたのかといいますと、島根県の隠岐の島に伝わる古典相撲を題材とした映画『渾身 KON-SHIN』という映画が制作されまして、青柳さんが主演を務められました。その映画をご覧になったHIROさんが、隠岐の大ファンになってくださって、そこから不思議なご縁が始まりました」と明かした。

 きっかけを作った青柳だけでなく、AKIRAや小林もすっかり島根の魅力にハマっている様子。今回のプロモーションでは、AKIRAが石見地域、小林が出雲地域、青柳が隠岐地域をそれぞれ担当してPRを行う。

 隠岐で主演映画の撮影を経験している青柳は「撮影当時、島に長期間滞在したんですが、地元の方が快く撮影に協力してくださって、温かく迎えていただきました」と振り返り、GENERATIONS from EXILE TRIBE がMVを隠岐で撮影した際に「島の人から“EXILEがいま島に来てるの?”というメールが来た」と、今も島の人々との縁が続いていることを明かした。昨年のツアーで石見神楽を取り入れたパフォーマンスを行ったAKIRAは「ダンスは自己表現で踊ることが多いが、舞は人々の幸せを願ったり神様のために踊る。僕たちEXILEもエンターテインメントに携わる者として“舞う集団”になれたらと思いました」と語った。担当する出雲で一人旅を楽しんだという小林は「島根はいろいろな日本文化の発祥の地だということを知って驚きました。歌舞伎や日本酒、和歌といった、多くの日本文化の発祥の地であるので、日本人のルーツを感じることができる場所だと感じた」と語った。

 またこの日は、『渾身 KON-SHIN』に続き、島根県出身の錦織良成監督と青柳が再タッグを組み、AKIRA、小林と共演する映画『たたら侍』の制作も改めて紹介。同作は、出雲に伝わる、日本刀の素材となる玉鋼を作る伝統的な製鉄技法“たたら吹き”を題材に、一人の青年の成長を描く時代劇。

 青柳は「本当に信頼している監督なので、前作を超える作品を作りたい。今回はHIROさんがプロデュースしていて責任も感じますが、先輩2人の力を借りて、日本が誇れるような作品を目指したいと思います」と意気込みを見せた。

 映画『たたら侍』はまもなくクランクイン、公開は2016年の予定。

デンマークの名優が孤高のガンマンに! マッツ・ミケルセン インタビュー

2015.06.07 Vol.644

 母国デンマークはもちろん、ヨーロッパでもハリウッドでも、その才能を認められている実力派俳優マッツ・ミケルセン。

『007 カジノ・ロワイヤル』では印象的な悪役ル・シッフルを演じてダニエル・クレイグの向こうを張る存在感を放ち、『偽りなき者』では第86回カンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞。さらに最近では、ハリウッドのテレビドラマシリーズ『ハンニバル』で、あの“レクター博士”を演じ、注目を集めている。そんな彼の最新主演作『悪党に粛清を』はすべての映画ファンの心を酔わせる王道かつ磨き抜かれた西部劇。ミケルセンは、妻子の命を無残に奪った悪党たちに1人立ち向かう元兵士・ジョンを演じる。

「ジョンはとても寡黙な男です。でもセリフが少なくても感情を表現できるのが映画の醍醐味だと思う。広大な大地にポツンと人が映っているという映像でも、心情を伝えることができる。西部劇というのはまさに、映像で語るジャンルではないかな。日本の映画にも通じるものがありますよね。特に黒澤映画などでは20分もセリフが無いシーンもあるからね」

 それにしてもカンヌの主演男優賞後、本作で西部劇の寡黙なガンマンを、テレビシリーズで有名な猟奇殺人鬼を演じるというチョイスは、なかなかユニーク。

「確かにそうですね(笑)。でも戦略があるわけではないんですよ。欧州のファンを獲得したいならシネフィル系作品に出るだろうし、アメリカのファンにアピールしたければロマコメに出るだろうけど(笑)。僕にはそういうのはなくて、やってみたいと思った作品に出演しているだけなんです。もちろん今回の西部劇も本当に楽しみました。拷問されるシーンは辛かったけど(笑)。誰もが愛する西部劇の醍醐味がつまった作品なので楽しんでください」

いま世界で最も旬なイケメン若手監督グザヴィエ・ドランをフィーチャー!

2015.06.07 Vol.644

 自らが脚本、監督、主演を務めた長編デビュー作『マイ・マザー』がカンヌ国際映画祭で絶賛され、その後も独自の感性と才能で世界中を魅了し続ける、美しき俊英グザヴィエ・ドラン。まだ26歳ながら、世界中の映画人や映画ファンから称賛を得ている、注目の存在だ。一方、彼は俳優としても高い評価を得ており、最新主演作『エレファント・ソング』が現在、公開中。同作は、失跡した精神科医の謎を巡り病院の院長と、医師が担当していた患者・マイケルとが繰り広げる心理戦を描く。脚本を読んだドランは「(主人公の)マイケルは僕だ」と、出演を熱望したという。

 そんな注目の主演作公開を記念して、渋谷アップリンクでは6月20日よりグザヴィエ・ドラン特集〈DOLAN ANYWAYS〉を開催。『マイ・マザー』をはじめ、監督2作目『胸騒ぎの恋人』、3作目『わたしはロランス』、第70回ベネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した4作目『トム・アット・ザ・ファーム』を一挙上映する。見逃した人はもちろん、もう一度スクリーンでドラン作品に触れたい人は見逃せない特集上映となっている。

 期間中は『エレファント・ソング』の物語でカギとなる“チョコレート”を使った、併設のカフェ「Tabela」のパティシエによる限定コラボスイーツも登場。映画館のテイクアウトフードでは〈コリアンダーとナッツのチョコレートパウンド〉(300円)を、カフェではバナナか甘夏フレーバーを選べる〈エレファント・ガトーショコラ〉(680円)を販売。

 また、6月11日には〈映画『エレファント・ソング』+「ドラン先生の公開授業」上映会〉も実施する。

ウォルト・ディズニーが残した最大の謎に迫る!『トゥモローランド』

2015.06.06 Vol.644

 数多くの名作映画やアニメーションを生みだすだけでなく、世界中にテーマパークを建設し、魔法のようなひとときを提供してきたウォルト・ディズニー。晩年、彼は人類の未来に思いをはせた都市構想を温め、フロリダのディスニーワールドに実験的な未来都市を作るという壮大な夢を計画していたが、完成を待たずしてこの世を去ってしまった。ウォルトの都市構想が、究極の理想都市として実現していたら? そしてその世界へ行く方法があるとしたら…? 

 実際にウォルト・ディズニー社の保管庫に、ひっそりと眠っていた資料…映画のプロットや1920年代の雑誌の切り抜き、奇妙なディスクなど…がきっかけとなって生まれた本作。謎めいたこれらの資料は本当にウォルトが残したものなのか。だとしたらなぜ、誰がどんな目的で封印したのか。“ウォルトが残した最大の謎”に物語という形で挑む、ディズニーファン必見の一本。人気俳優ジョージ・クルーニーが“トゥモローランド”の謎を知る男・フランク役で出演。監督は『Mr.インクレディブル』『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のブラッド・バード。

 実際のエピソードをモチーフに、めくるめくイマジネーションの世界が広がるアドベンチャー。

TETSUYA&世界、生徒からのサプライズに感動

2015.06.06 Vol.645

 16日、足立区舎人第一小学校で行われた「夢の課外授業」に登壇したのは、EXILEのTETSUYAと世界。2人の来場を知らされていなかった生徒たちの大歓声に迎えられた2人が『Rising Sun』を披露すると、体育館はまるでライブ会場のような熱気に包まれた。プロのパフォーマーの迫力に、圧倒された面持ちの生徒たちだったが、質疑応答ににこやかに答えてくれるTETSUYA、世界のおかげで、緊張も少しずつほぐれていった様子。

 そしていよいよ実技の授業がスタート。ダンスをしながら楽しく体を動かせるEXダンス体操に、全員でチャレンジ。あこがれのEXILEが教えてくれるとあって、はにかむ子あり興奮する子あり。1年生から6年生まで、音に合わせて体を動かす楽しさを感じた様子。自信もついてきたところで、5年生、6年生がもう少し本格的なダンスレッスン&発表に挑戦。ボックスステップや、自分で考えるポーズなど、やや難易度の高い動きもこなし、『Choo Choo TRAIN』の名パートを踊りきった生徒たちに、2人も大きな拍手を送った。授業を終えて、TETSUYAと世界に生徒たちからサプライズで歌声のプレゼントが。舎人第一小学校創立30周年記念ソング『ゆうき』を歌う子供たちの姿に、TETSUYA、世界も感動しきり。

 授業を終えて「舎人第一小の生徒たちは本当に元気が良かった」と笑顔を見せた2人。小学校での授業は初めてという世界が「TETSUYAさんは本当に子どもたちに教えるのが上手。実は僕も小学生のころ、TETSUYAさんからダンスを教えてもらったことがあるんです」と振り返ると「世界が子供たちに一生懸命教える姿を見て、こうしてダンスを通してつながっていくんだなと思いました」とTETSUYAも感慨深げ。歌声のプレゼントにも、忘れられないほど感動したと2人。「『夢の課外授業』では、僕らは先生として訪問していますが、毎回子供たちから僕らが元気や刺激をもらうんですよね」と語った。

EXILE AKIRA、小林直己、青柳翔が島根県担当地域をPR!

2015.06.06 Vol.644

EXILE AKIRA、小林直己、青柳翔が「島根から伝えたい」日本の心

2015.06.06 Vol.644

EXILE AKIRA、小林直己(EXILE・三代目 J Soul Brothers)、青柳翔(劇団EXILE)が、島根県のPRキャラクターに就任。彼らが地方から日本中へ、そして世界へ伝えたい島根の魅力とは?

無料で楽しめるショートフィルムの祭典が東京・横浜で華やかに開幕!

2015.06.06 Vol.644

 米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2015』が4日から14日まで、東京・横浜を中心に開催。4日、都内にて行われたオープニングイベントには、映画祭代表で俳優の別所哲也と、フェスティバルアンバサダーを務めるLiLiCoの司会のもと、一部の受賞発表も行われ、豪華な顔ぶれが登壇した。

 冒頭『スターウォーズ』のテーマが流れるなか、ライトセイバーを模したおもちゃの剣を携えて登場した別所とLiLiCo。映画祭の立ち上げからサポートしているジョージ・ルーカス監督からのメッセージや『特別賞』を受賞したももいろクローバーZと伝説的ロックバンド・KISSのビデオメッセージが届いた他『話題賞』を受賞した、お笑い芸人・鉄拳の新作パラパラ漫画『滑走』もプレミア上映された。上映後、喝さいを浴びながら登場した鉄拳は「僕なんかがこんな賞をもらっていいのかな」と謙遜しながら、ジェットコースターとフィギュアスケートを組み合わせたアイデアを絶賛され「(モデルは)真央ちゃんです」と明かしてしまう一幕も。他、『地球を救え!部門』審査員の岩田ユキ、田中律子、堀潤、ルー大柴や、May.J、オムニバス映画『家族ごっこ』出演の人気俳優・斎藤工らが登壇し、オープニングを華やかに盛り上げた。

『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2015』は、14日まで開催。会期中は国内外から選りすぐられたショートフィルムを無料で鑑賞できる。http://www.shortshorts.org/2

樹木希林、カンヌでスタオベに大照れ

2015.05.27 Vol.643

 映画『あん』のプレミアム試写会が26日、都内にて行われ、樹木希林、永瀬正敏、河瀬直美監督、原作のドリアン助川が出席した。

 本作は、元ハンセン病患者だった老女と人々との心の交流を描いたドリアン助川の同名小説を、河瀬監督が日仏独合作で映画化した作品。先日行われた第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門のオープニングフィルムとして正式出品され、絶賛された。

 この日の試写会には、特別来賓として高円宮妃殿下がご出席されたほか安倍昭恵首相夫人、JOC会長の竹田恒和氏らも出席。主人公の老女を演じた樹木は冒頭「平成になってハンセン病が世に受け入れられるようになりましたが、それよりもずっと前、昭和23年に高松宮宣仁親王が、マスクも防御服も着用せずにハンセン病の方と握手なさったことがありました。国よりも先にそういったことに対し道を開かれたことに感謝して、今日はこの場に立っております」と述べた。

 真剣な表情の樹木だったが、カンヌでの上映の感想を質問されると「上映が終わった後、明るくなる前に退場したかったんですが、素敵な洋服を着た河瀬さんがまるでバレリーナのように会場の拍手に応えていて、私の顔を見て、こちらに来るんじゃないかと思っていたら案の定、手を差し伸べてくるんです。勘弁してと思いました。気恥ずかしくて」と、思い出したように照れ笑い。河瀬監督が「樹木さんが応えてくれたら、スタンディングオベーションは30分になっていたかも」と茶目っ気たっぷりに返し、会場も和やかな笑いに包まれた。永瀬も「海外の知人からたくさん連絡が来て、あらためてこの部門のオープニングを飾ることはすごいことなんだと思いました」、ドリアン助川も「形式ではない、心からの拍手を感じた」とカンヌでの手ごたえを振り返った。

 映画『あん』は、5月30日より全国公開。

全上映プログラム無料!! SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2015

2015.05.25 Vol.643

今年も東京に、世界のショートフィルムがやってくる!  俳優の別所哲也が代表を務める米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2015』(SSFF & ASIA)が開幕。有名映画祭受賞作から異ジャンルとコラボした斬新な作品まで、多種多様なショートフィルム約200本を無料上映!

『悪党に粛清を』試写会に15組30名 

2015.05.25 Vol.643

『007/カジノ・ロワイヤル』では圧倒的な存在感で悪役ル・シッフルを演じ、『偽りなき者』の主演でカンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞、現在世界中でヒット中のドラマシリーズ『ハンニバル』ではレクター博士役で新境地を開拓。まさに今ノリに乗っているデンマーク出身俳優マッツ・ミケルセンが、復讐に燃える孤高のガンマンを演じた極上のウェスタン・ノワール。2014年のカンヌ国際映画祭に正式出品し、大絶賛されるや世界中の映画祭で熱狂をもたらした、映画ファン必見の一本。

 演技派として知られるミケルセンが、いぶし銀の魅力全開で主人公・ジョンを演じ、観客を酔わせる。謎に包まれた悪党の情婦役には『007/カジノ・ロワイヤル』でミケルセンとも共演したエヴァ・グリーン。敵役のデラルー大佐には『ウォッチメン』のジェフリー・ディーン・モーガン。

 1870年代アメリカ。デンマークから兄とともにアメリカにやってきた元兵士のジョン。7年の苦労のすえ、やっと事業が軌道にのり故国から妻子を呼び寄せる。ところが再会を喜び合ったのもつかの間、駅馬車に乗り合わせた悪漢たちに妻子を殺されてしまう。ジョンは怒りのあまり犯人を射殺するが、その1人は地域一帯を支配する悪名高きデラルー大佐の弟だった。大佐に支配される町の人々、謎めいた情婦・マデリン、そして退路を断たれたジョンと兄。生き残るため、町を救うため、妻子の復讐のため、ジョンは銃を手に取る…。

 6月27日より新宿武蔵野館ほかにて全国公開。

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