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ケイト・ロータスとシン・ユリが互いに「私のほうが上」と静かに火花【RIZIN】

2025.04.16 Vol.Web Original

 RIZINの初の韓国大会となる「RIZIN WORLD SERIES IN KOREA」(5月31日、韓国・仁川/PARADISE CITY)に関する会見が4月16日、韓国・仁川のパラダイスシティホテルで開催された。

 会見では11試合が発表され、唯一の女子のカードとなるシン・ユリ(韓国/team GENIUS)とケイト・ロータス(フリー)が静かに火花を散らした。

 ユリは元ROAD FC女子アトム級王者で昨年3月にRIZINに初参戦。これまでRENA、浜崎朱加と対戦し2連敗。しかしRENAには打撃で真っ向勝負に挑み、左目じりをカットさせ流血させるなど苦しめた。浜崎も打撃で苦しめるも最後は一本負けを喫している。

 ケイトは昨年7月の「超RIZIN.3」でRIZIN初参戦。いきなりRENAと対戦し、2RでKO負けを喫したものの打撃でRENAの左目を大きくはらすなどしっかりと傷跡を残した。

 今回はともにRIZIN初勝利をかけた戦いとなる。

大晦日に冨澤大智にKO負けの三浦孝太が韓国で再起戦「自分の足りないところを底上げするトレーニングをしてきた」と自信【RIZIN】

2025.04.16 Vol.Web Original

 RIZINの初の韓国大会となる「RIZIN WORLD SERIES IN KOREA」(5月31日、韓国・仁川/PARADISE CITY)に関する会見が4月16日、韓国・仁川のパラダイスシティホテルで開催された。

 昨年大晦日の「RIZIN DECADE/雷神番外地」で冨澤大智に1RでKOされた三浦孝太(BRAVE)が韓国で再起戦を行うことが決まった。三浦はムエタイとウーシュー散打のバックボーンを持つクォン・ヨンチョル(韓国/team Jungjin)と5分3R、63.0kg契約のRIZIN MMAルールで対戦する。

 三浦は「去年から韓国の試合の話だったりとか、韓国のファンもたくさん増えていて“試合をしてほしい”という声があったなかで、今回、韓国に来て、しかもRIZINでこんな素晴らしい舞台で出してもらうことをうれしく思っている。当日は対戦相手といい試合をして韓国のファンの皆さんを楽しませるので楽しみにしていてください」、ヨンチョルは「RIZINという大きな大会に出場させていただき感謝している。せっかく出場するので盛り上がる試合ができるように頑張るので期待してほしい。必ず面白い試合を見せます」とそれぞれ挨拶。

 三浦はKO負け後の試合となるが「前回の試合が終わってからダメージを抜くのに時間がかかった。それからは徐々に自分の新しい環境を見直したり、前の環境で足りないところを埋めるような作業をしていた。今回のルールとか対戦相手は今日来て知った感じだったが、どんなルールでも適応できるように自分の足りないところを底上げするトレーニングをしてきたし、ここから1カ月半あるので、そこをしっかり埋める準備をしていこうと思っていたので問題ない」と自信を見せた。

参戦2戦目でタイトル挑戦の國枝悠太の「どういう気持ち?」に2年かけて王座を獲得した安本晴翔は「都合のいい話。意地でベルトは守る」【RISE188】

2025.04.16 Vol.Web Original

 RISEが4月16日、都内で「RISE188」(5月31日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開催した。

 RISEフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)が挑戦者に同級3位の國枝悠太(Never mind/9+nine plus lab)を迎え、初防衛戦に臨むことが発表された。

 安本は2022年7月からRISEに本格参戦。王座奪取も時間の問題と思われたのだが、ここぞという場面でシュートボクシング(SB)の川上叶、魁斗に敗れ、タイトル挑戦には2年の時間をかけることに。昨年10月にやっと実現したタイトル戦で王者・門口佳佑を判定で破り第6代王座に就いた。

 國枝は国内では長くK-1グループを主戦場に戦い、昨年9月にRISEへ初参戦。初戦で元王者で当時、フェザー級3位の梅井泰成にダウンを奪った上での判定勝ちを収め、一気に同級3位にランクイン。2戦目にして今回のタイトル挑戦にこぎつけた。

吉成名高が経験値を上げるためにOFG戦に出場。ONE参戦については「アトム級のベルトができるなら初代王者になりたい」【SPACE ONE×BOM】

2025.04.15 Vol.Web Original

 中国の格闘技イベント「SPACE ONE 宇宙栄耀」と日本のムエタイイベント「BOM(Battle Of Muaythai)」がタッグを組んでのイベントとなる「SPACE ONE×BOM」(5月11日、東京・立川立飛アリーナ)の開催記者会見が4月14日、神奈川・横浜市内で行われた。

 今大会はSPACE ONEの試合とBOMの試合が一つの大会で行われるのだが、BOMの試合にラジャダムナンスタジアム3階級制覇王者の吉成名高(エイワスポーツジム)が出場し、チョークディー・ペッセーントーン(タイ)と対戦することが発表された。チョークディーは2008年生まれの16歳にして60戦48勝10敗2分の戦績を誇るファイター。これまでヤソートーン県アマチュアムエタイ、東北地方青少年アマチュアムエタイ大会の2つのタイトルを獲得している。

 この試合はオープンフィンガーグローブによる「OFGムエタイ スーパーフライ級(52.16kg)」で行われる。

 会見の冒頭、BOMの中川夏生代表は「名高は今後もONEではオープンフィンガーグローブで試合をすることになると思う。今後、吉成名高がONEに進んでもラジャダムナンスタジアムに進んでもいいと思っている。そういったものは今、ジムの会長として2人で話す中ではまだ決まっていない。ただ今後、ONEに行った時にこの階級は強い選手が多い。そういった時に、向こうはルンピニーという場があるので、定期的に参戦できて試合を経験できる。この前のONEのラック選手の時は名高は1戦目、相手は7~8戦目。そういう状況が続く。オープンフィンガーのムエタイとグローブのムエタイは似て非なるものと本人も分かっている。経験値を上げていかないと怖い部分が出てくる。その経験の場としてBOMで経験を積んでもらって、オープンフィンガーにも対応できる選手としてやっていこうと思っている」と今回、BOMでOFGマッチを組むことになった経緯を説明した。

前K-1王者の黒田斗真が「K-1との契約は残っている」中での電撃参戦発表。城戸康裕が「契約でもめないようにしようか」とアドバイス【SPACE ONE×BOM】

2025.04.14 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPバンタム級王者の黒田斗真(フリー)が4月14日、神奈川・横浜市内で行われた「SPACE ONE×BOM」(5月11日、東京・立川立飛アリーナ)の開催記者会見に出席し、同大会に参戦することが発表された。

 この大会は中国の格闘技イベント「SPACE ONE 宇宙栄耀」と日本のムエタイイベント「BOM(Battle Of Muaythai)」がタッグを組んで開催するもので、黒田の対戦相手は後日発表される。ルールはSPACE ONE -52.50kg 3分3R キックボクシングルール。

 黒田は2023年12月の「K-1 ReBIRTH.2」で行われたバンタム級タイトルマッチで石井一成を破り初防衛に成功するも、この試合を最後に戦線から離れ、今回は約1年5カ月ぶりの復帰戦となる。

 黒田は「1年半ぶりにリングに戻ることができます。この1年半、K-1といろいろあって試合ができていなかったが、こうしてSPACE ONEという団体に受け入れてくださって感謝している。そしてまず、サポートしてくださっているスポンサーの皆さんに感謝を伝えたい。1年半ぶりの試合なので自分が今どのレベルにいるのかは分からないんですが、それを確認したいと思っている。ぶちかまします」と挨拶。

初防衛戦の城戸康裕が42歳でのメイン出場に自画自賛。階級は「ふわーっと考えて。70~75kgの王者なんじゃない」【SPACE ONE×BOM】

2025.04.14 Vol.Web Original

 中国の格闘技イベント「SPACE ONE 宇宙栄耀」と日本のムエタイイベント「BOM(Battle Of Muaythai」がタッグを組んでのイベントとなる「SPACE ONE×BOM」(5月11日、東京・立川立飛アリーナ)の開催記者会見が4月14日、神奈川・横浜市内で行われた。

 今大会はSPACE ONEの試合とBOMの試合が一つの大会で行われ、この日はSPACE ONE初代ライト級世界王者・城戸康裕(TEAM ONE)の初防衛戦、吉成名高(エイワスポーツジム)のオープンフィンガーグローブマッチ、前K-1 WORLD GPバンタム級王の黒田斗真(フリー)の参戦などが発表された。

 城戸は昨年5月に香港で行われた「SPACE ONE」で王座を獲得。今回が初防衛戦となる。挑戦者の王凱峰(=ワン・カイフォン/中国)はプロ戦績が28戦19勝9敗の20歳。42歳の城戸とは実に22歳差。

 2人は昨年11月に中国・広東省佛山市で開催された「SPACE ONE 4・佛山大会」のメインイベントで対戦し、王が右ハイキックの空振りからそのまま放ったバックハンドブローで城戸にKO勝ち。城戸にとってはリベンジマッチでもある。

海人vsマラット・グレゴリアン戦における一連の騒動についてSB協会とONE Championshipが和解。ともに声明を発表

2025.04.14 Vol.Web Original

 シュートボクシング協会とONE Championshipが4月14日、ともに声明を発表し「ONE 172」(3月23日、東京・両国国技館)での海人vsマラット・グレゴリアン戦に関する一連の出来事において両者間で和解が成立したことを発表した。

 ONEは「ONE Championshipとシュートボクシング協会の和解成立に関する声明」と題した声明で、大会開催後の会見でのチャトリ・シットヨートン会長兼CEOの海人に対する不適切な発言について、シュートボクシング協会と海人と直接会談の場を設け謝罪したことを報告した。

 今回の事象の原因として「計量および試合実施に関するプロセスにおいて、当事者間で認識の相違が生じており、結果として不本意な誤解を招くこととなりました。今回の対話を通じて、両者の立場と見解を共有し、相互理解を深めることができました。今後はこのような認識の齟齬が生じないよう、大会前のルールやプロセスの確認をより徹底し、明確なコミュニケーション体制を構築していくことで合意いたしました」と説明している。

 そして「ONE Championshipは、シュートボクシング協会との建設的な関係を大切にしております。今後も格闘技の国際的発展と、優れた日本人選手の世界的活躍の機会創出という目標に向け努力を続けて参ります」とSBとの今後の関係についても言及。

「ONE Championshipは、すべての選手が公正な環境で競い合えるよう、一貫したルール適用と透明性のある大会運営を堅持して参ります。今回の対話から得た知見を活かし、格闘技の国際的発展と選手の安全確保の両立に向け、より一層の努力を重ねて参ります。 今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」と結んでいる。

SB協会とONEの間で和解が成立。グレゴリアンの体重オーバー→試合中止→チャトリ氏の海人への侮辱的発言……一連の流れを振り返る

2025.04.14 Vol.Web Original

 シュートボクシング協会とONE Championshipが4月14日、ともに声明を発表し「ONE 172」(3月23日、東京・両国国技館)での海人vsマラット・グレゴリアン戦に関する一連の出来事において両者間で和解が成立したことを発表した。

 両者は話し合いの中で、計量および試合実施に関するプロセスにおいて、当事者間で認識の相違が生じたことで誤解が生まれ、今回の結果を招いてしまったことを確認。声明ではその旨とチャトリ・シットヨートン会長兼CEOの海人に対する不適切な発言について、チャトリ氏がSB協会と海人に直接会談の場を設け謝罪したことなどを報告した。

 今回の騒動はグレゴリアンがハイドレーションテストに必要な尿を提出することができず、規定時間内に計量を行うことができなかったことが発端。結局、グレゴリアンは規定時間後に計量を行い、350グラムのオーバーとなった。

 日本の団体では交通事情などで規定時間内に計量を行うことができなかった場合や再計量の際には、ルールに明文化こそされていないものの対戦相手陣営の前で秤に乗ることが慣習となっている。

山田彪太朗が川上叶を破り初防衛に成功。11月のフェザー級S-cupでの優勝を宣言「本当の世界一を証明する戦いをしたい」【SB】

2025.04.13 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2025 act.2」(4月12日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「SB日本フェザー級(57.5kg契約)タイトルマッチ」で王者・山田彪太朗(シーザージム)が同級1位の挑戦者・川上叶(龍生塾)を破り、初防衛に成功した。

 今年が創設40周年となるSBは11月24日に東京・国立代々木競技場第二体育館で創設40周年記念大会を開催。同大会ではフェザー級で「S-cup世界トーナメント」を開催することが発表されているのだが、山田は同級王者として「本当の世界一を証明する戦いをしたい」などと高らかに宣言した。

 山田と川上はこれまで二度対戦し1勝1敗。2021年12月の対戦では川上が延長の末、判定勝ち。2023年4月には当時、フェザー級王者だった川上に山田が挑戦し、5R戦い2-0の判定で山田がリベンジを果たすと同時に初戴冠を果たした。

11月の創設40周年記念大会でS-cup開催のフェザー級で魁斗がギリシャの超攻撃型ファイターを完封。植山征紀が復活勝利【SB】

2025.04.13 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2025 act.2」(4月12日、東京・後楽園ホール)で今後のフェザー級(57.5kg)戦線を占う3試合が行われた。

 今年が創設40周年となるSBは11月24日に東京・国立代々木競技場第二体育館で創設40周年記念大会を開催。同大会ではフェザー級で「S-cup世界トーナメント」を開催することが発表されている。この日のメインではSB日本フェザー級王者の山田彪太朗が川上叶を破り初防衛に成功し「自分はもちろん日本代表で出るだろうし、本当の世界一を証明する戦いをしたい」などと語った。

 セミファイナルでは同級2位の魁斗(立志會館)がLWC Super Champスーパーフェザー級王者アンゲロス・ヤクミス(ギリシャ)と対戦。魁斗は55戦50勝(18KO)5敗という戦績を持つ超攻撃型ファイターのヤクミスを相手にジャッジ3者とも30-27の完封ともいえる内容で勝利を収めた。

笠原弘希が昨年末に敗れたジャックにリベンジ。笠原直希は1RKO勝ちでスーパーバンタム級王座獲りをアピール【SB】

2025.04.13 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2025 act.2」(4月12日、東京・後楽園ホール)でSB日本ライト級王者の笠原弘希(シーザージム)が昨年敗れたジャック・ラーチャーノン(タイ)に延長の末、判定勝ちを収め、リベンジを果たした。

 2人は昨年12月のビッグマッチ「-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024」で対戦し、その時も延長にもつれ込み、ジャックが勝利を収めている。笠原は今年2月の後楽園大会で同じタイ人ファイターのコムキョウ・シット ポージョーウォーに1RでKO勝ちを収め、今回のリベンジマッチにこぎつけた。

 1R、オーソドックスの構えの笠原とサウスポーのジャック。笠原が右インロー。じりじりと詰めて左ジャブを飛ばす。そして右インローを立て続け。ジャックは左インロー。ともに前手で距離を探る。ジャックの左ハイをかわした笠原が組み付き、ヒザもジャックはクリンチ。なおも詰める笠原。ジャックはスイッチ。笠原は詰めて蹴り足をつかむと右ストレート。ジャックはオーソドックスに構え、右ミドル。笠原は右ストレート。圧をかける笠原。笠原は左インロー。ジャックの右ハイはスウェーでかわす。じりじりとコーナーに詰めたところでゴング。オープンスコアはジャッジ3者ともドロー。

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