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有井渚海の「やってきたことに間違いはない。倒しに行く」に梅井泰成は「自分と向き合い続けてやってきた。倒しに行く」【RISE187】

2025.04.18 Vol.Web Original

「RISE187」(4月19日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月18日、都内で開催された。

 セミファイナルのフェザー級(-57.5kg)戦に出場する元RISEフェザー級王者の梅井泰成(Mouton)は57.50kg、今回が約1年4カ月ぶりの試合となる有井渚海(team VASILEUS)は57.45kgでともに規定体重をクリアした。

 梅井は2022年に王座決定戦で平野凌我を破り第4代王座に就くも、初防衛戦で門口佳佑に敗れ王座から陥落。以降、ここまで5戦し、1勝3敗1ノーコンテストと戦績は振るわないものの、どの試合も接戦でその実力はいまだに国内フェザー級のトップクラス。

 有井は2022年12月の「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」でSBの山田虎矢太にKO負けを喫し、1年のブランクが空いた2023年12月の「RISE174」では加藤有吾に判定負けを喫し2連敗。昨年3月の「RISE ELDORADO 2024」では松下武蔵との対戦が予定されていたが体調不良で欠場してしまい、加藤戦から1年4カ月のブランクが空いての試合。また今年から武尊率いる「team VASILEUS」に移籍し、階級も一つ上げての再スタートとなる。

バンタム級でサバイバルマッチ。鈴木真彦「自分の時代なんて来ていない」 大森隆之介「格闘技業界は変わらないといけない」【RISE187】

2025.04.18 Vol.Web Original

「RISE187」(4月19日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月18日、都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。

 メインイベントのバンタム級(-55kg)戦で対戦する前RISEバンタム級王者の鈴木真彦(TEAM 寿)は54.85kg、大森隆之介(EX ARES)は55.00kgだった。

 鈴木は2023年12月に大﨑孔稀に敗れ、約5年保持していた王座を手放すと昨年3月に行われた「RISE ELDORADO 2024」では「THE MATCE 2022」で勝利を収めたK-1王者の金子晃大にリベンジを許すなど2連敗とどん底に。しかし12月の千葉・幕張メッセでのビッグマッチでジェイミー・ゲイマン(フィリピン/WCCS Philippines)を相手に1Rで2度のダウンを奪いKO勝ちを収め、大﨑からの王座奪還へ向けて再スタートを切った。今回は約1年半ぶりの後楽園ホール凱旋となる。

 大森は昨年3月の「RISE ELDORADO 2024」で約1年3カ月ぶりとなる復帰戦に臨み、シュートボクシング(SB)の日本スーパーバンタム級王者でプロデビュー以来13戦全勝だった山田虎矢太を1Rにバックハンドブローで沈める番狂わせを起こした。その勢いを駆って8月の「RISE181」で大﨑の持つ王座に挑戦するも判定負け。今年1月の再起戦では1階級上のフェザー級で上位ランカーの平野凌我と対戦し、判定勝ちを収めている。

 カード発表会見で大森は鈴木について「ずっと追いかけていた選手。前から“鈴木選手とやりたい”と言っていた。ベルトがなくなってもRISEを代表する選手」とリスペクトの気持ちを見せつつも、会見に静かに乱入し鈴木との対戦をアピールした伊東龍也とのやり取りを見て「僕と組まれていること、全然納得いってないですよね?」と直撃。最後は「“いつまで王者ぶってんねん”というのはあるので、今回しっかり勝って、上から物言わせてもらいます(笑)」とも語っている。

DDTと新日本プロレスが合同記者会見。6・9後楽園でササダンゴvs矢野通の史上初の“一面”対抗戦が実現も団体名、選手名の並び順で大紛糾

2025.04.17 Vol.Web Original

 DDTプロレスと新日本プロレスが4月17日、東京・千代田区の神田明神文化交流館で合同記者会見を開き、6月9日、後楽園ホールで「DDTプロレス×新日本プロレス 一面対抗戦~スーパー・ササダンゴ・マシンvs矢野通」のワンマッチ興行を開催することを発表した。同大会は「WRESTLE UNIVERSE」と「NJPW WORLD」による史上初の同時PPVで生配信される。

 昨年、6月26日、新宿FACEでの「髙木三四郎vsスーパー・ササダンゴ・マシン ワンマッチ興行」の際、ササダンゴが招待券を渡していた矢野が試合前に来場。ササダンゴは髙木との試合途中「髙木さんよりシングルで戦いたい相手がいる」として、コスチュームに着替えた矢野が登場して、急きょ矢野との対戦に変更。試合は矢野が急所打ちから丸め込んで勝利した。あれから1年後、2人が再びシングルで相まみえることになった。

 全面対抗戦が団体の威信をかけて全面的に抗争するものに対し“一面対抗戦”とは団体に所属する一個人と一個人が団体の理念、歴史、スタイル、ファンへの思いなどを背負いながら、あくまでも部分的、局地的に抗争するものだという。

 会見にはスーパー・ササダンゴ・マシン、矢野通のほか、DDT側からCyberFight副社長・DDT事業部代表の髙木三四郎、同取締役・PPV担当者の彰人、新日本側から菅林直樹会長、「NJPW WORLD」プロデューサー・PPV担当の下島裕司氏が登壇。

 冒頭、そうそうたるメンバーでの会見に緊張気味のササダンゴは「記念すべき一面対抗戦にDDTの代表として臨めることを大変うれしく思っております。矢野選手とは1年前に初めて対戦させていただきましたが、技や力でねじ伏せられることは幾度となくありましたが、頭の回転で負けてしまったと思ったのは初めてでした。プロレス界を代表する頭脳と大きい舞台で戦えることをうれしく思っています」と珍しく殊勝に語った。

「絶対にRIZINの名前を守りたい」ライト級王者サトシがノンタイトル戦で日韓の二冠王者キ・ウォンビンと対戦【RIZIN】

2025.04.16 Vol.Web Original

 RIZINの初の韓国大会となる「RIZIN WORLD SERIES IN KOREA」(5月31日、韓国・仁川/PARADISE CITY)に関する会見が4月16日、韓国・仁川のパラダイスシティホテルで開催された。

 今大会はケージで行い、会見では11試合が発表された。

 RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)がコリアンゾンビ(ジョン・チャンソン)推薦のキ・ウォンビン(韓国/Team Danger / Korean Zombie MM)とノンタイトル戦で対戦する。

 ウォンビンは2014年3月に韓国のローカル団体KAMAでプロデビュー。以降、ROAD FC、修斗、GLADIATOR、DEEPなど日韓両国の団体で試合を行い、2022年には「ROAD TO UFC(RTU)」で準決勝まで駒を進めている。これまでに日本のGLADIATORでライト級、韓国のDouble Gでライト級の王座を獲得している。

 サトシは2021年6月に王座決定戦でトフィック・ムサエフに1Rで一本勝ちを収め初代RIZINライト級王座を戴冠。ここまで4度の防衛に成功するライト級の絶対王者。今回は昨年大晦日の「RIZIN DECADE/RIZIN.49」でヴガール・ケラモフを相手に4度目の王座防衛を果たして以来の試合となる。ケラモフ戦では1Rで三角絞めで一本勝ちを収めている。

バンタム級屈指の好カード「スーチョルvs佐藤将光」が13年の時を経て実現。佐藤「そのころは2人とも何者でもない1ファイターだった」【RIZIN】

2025.04.16 Vol.Web Original

 RIZINの初の韓国大会となる「RIZIN WORLD SERIES IN KOREA」(5月31日、韓国・仁川/PARADISE CITY)に関する会見が4月16日、韓国・仁川のパラダイスシティホテルで開催された。

 この日は11試合が発表され、バンタム級屈指の好カードといえるキム・スーチョル(韓国/ROAD GYM WONJU MMA)vs 佐藤将光(坂口道場一族/FightBase都立大)の一戦が実現することとなった。

 2人は2012年6月の「Road FC 8」で対戦し、スーチョルが4RでTKO勝ちを収めている。

 佐藤はパンクラス、修斗を経て2019年からONE Championshipに参戦。修斗では世界バンタム級王座を獲得している。2023年10月からRIZINに参戦し、太田忍と元フェザー級王者の牛久絢太郎に勝利、井上直樹に敗れ3戦2勝1敗の星を残している。

ケイト・ロータスとシン・ユリが互いに「私のほうが上」と静かに火花【RIZIN】

2025.04.16 Vol.Web Original

 RIZINの初の韓国大会となる「RIZIN WORLD SERIES IN KOREA」(5月31日、韓国・仁川/PARADISE CITY)に関する会見が4月16日、韓国・仁川のパラダイスシティホテルで開催された。

 会見では11試合が発表され、唯一の女子のカードとなるシン・ユリ(韓国/team GENIUS)とケイト・ロータス(フリー)が静かに火花を散らした。

 ユリは元ROAD FC女子アトム級王者で昨年3月にRIZINに初参戦。これまでRENA、浜崎朱加と対戦し2連敗。しかしRENAには打撃で真っ向勝負に挑み、左目じりをカットさせ流血させるなど苦しめた。浜崎も打撃で苦しめるも最後は一本負けを喫している。

 ケイトは昨年7月の「超RIZIN.3」でRIZIN初参戦。いきなりRENAと対戦し、2RでKO負けを喫したものの打撃でRENAの左目を大きくはらすなどしっかりと傷跡を残した。

 今回はともにRIZIN初勝利をかけた戦いとなる。

大晦日に冨澤大智にKO負けの三浦孝太が韓国で再起戦「自分の足りないところを底上げするトレーニングをしてきた」と自信【RIZIN】

2025.04.16 Vol.Web Original

 RIZINの初の韓国大会となる「RIZIN WORLD SERIES IN KOREA」(5月31日、韓国・仁川/PARADISE CITY)に関する会見が4月16日、韓国・仁川のパラダイスシティホテルで開催された。

 昨年大晦日の「RIZIN DECADE/雷神番外地」で冨澤大智に1RでKOされた三浦孝太(BRAVE)が韓国で再起戦を行うことが決まった。三浦はムエタイとウーシュー散打のバックボーンを持つクォン・ヨンチョル(韓国/team Jungjin)と5分3R、63.0kg契約のRIZIN MMAルールで対戦する。

 三浦は「去年から韓国の試合の話だったりとか、韓国のファンもたくさん増えていて“試合をしてほしい”という声があったなかで、今回、韓国に来て、しかもRIZINでこんな素晴らしい舞台で出してもらうことをうれしく思っている。当日は対戦相手といい試合をして韓国のファンの皆さんを楽しませるので楽しみにしていてください」、ヨンチョルは「RIZINという大きな大会に出場させていただき感謝している。せっかく出場するので盛り上がる試合ができるように頑張るので期待してほしい。必ず面白い試合を見せます」とそれぞれ挨拶。

 三浦はKO負け後の試合となるが「前回の試合が終わってからダメージを抜くのに時間がかかった。それからは徐々に自分の新しい環境を見直したり、前の環境で足りないところを埋めるような作業をしていた。今回のルールとか対戦相手は今日来て知った感じだったが、どんなルールでも適応できるように自分の足りないところを底上げするトレーニングをしてきたし、ここから1カ月半あるので、そこをしっかり埋める準備をしていこうと思っていたので問題ない」と自信を見せた。

参戦2戦目でタイトル挑戦の國枝悠太の「どういう気持ち?」に2年かけて王座を獲得した安本晴翔は「都合のいい話。意地でベルトは守る」【RISE188】

2025.04.16 Vol.Web Original

 RISEが4月16日、都内で「RISE188」(5月31日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開催した。

 RISEフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)が挑戦者に同級3位の國枝悠太(Never mind/9+nine plus lab)を迎え、初防衛戦に臨むことが発表された。

 安本は2022年7月からRISEに本格参戦。王座奪取も時間の問題と思われたのだが、ここぞという場面でシュートボクシング(SB)の川上叶、魁斗に敗れ、タイトル挑戦には2年の時間をかけることに。昨年10月にやっと実現したタイトル戦で王者・門口佳佑を判定で破り第6代王座に就いた。

 國枝は国内では長くK-1グループを主戦場に戦い、昨年9月にRISEへ初参戦。初戦で元王者で当時、フェザー級3位の梅井泰成にダウンを奪った上での判定勝ちを収め、一気に同級3位にランクイン。2戦目にして今回のタイトル挑戦にこぎつけた。

吉成名高が経験値を上げるためにOFG戦に出場。ONE参戦については「アトム級のベルトができるなら初代王者になりたい」【SPACE ONE×BOM】

2025.04.15 Vol.Web Original

 中国の格闘技イベント「SPACE ONE 宇宙栄耀」と日本のムエタイイベント「BOM(Battle Of Muaythai)」がタッグを組んでのイベントとなる「SPACE ONE×BOM」(5月11日、東京・立川立飛アリーナ)の開催記者会見が4月14日、神奈川・横浜市内で行われた。

 今大会はSPACE ONEの試合とBOMの試合が一つの大会で行われるのだが、BOMの試合にラジャダムナンスタジアム3階級制覇王者の吉成名高(エイワスポーツジム)が出場し、チョークディー・ペッセーントーン(タイ)と対戦することが発表された。チョークディーは2008年生まれの16歳にして60戦48勝10敗2分の戦績を誇るファイター。これまでヤソートーン県アマチュアムエタイ、東北地方青少年アマチュアムエタイ大会の2つのタイトルを獲得している。

 この試合はオープンフィンガーグローブによる「OFGムエタイ スーパーフライ級(52.16kg)」で行われる。

 会見の冒頭、BOMの中川夏生代表は「名高は今後もONEではオープンフィンガーグローブで試合をすることになると思う。今後、吉成名高がONEに進んでもラジャダムナンスタジアムに進んでもいいと思っている。そういったものは今、ジムの会長として2人で話す中ではまだ決まっていない。ただ今後、ONEに行った時にこの階級は強い選手が多い。そういった時に、向こうはルンピニーという場があるので、定期的に参戦できて試合を経験できる。この前のONEのラック選手の時は名高は1戦目、相手は7~8戦目。そういう状況が続く。オープンフィンガーのムエタイとグローブのムエタイは似て非なるものと本人も分かっている。経験値を上げていかないと怖い部分が出てくる。その経験の場としてBOMで経験を積んでもらって、オープンフィンガーにも対応できる選手としてやっていこうと思っている」と今回、BOMでOFGマッチを組むことになった経緯を説明した。

前K-1王者の黒田斗真が「K-1との契約は残っている」中での電撃参戦発表。城戸康裕が「契約でもめないようにしようか」とアドバイス【SPACE ONE×BOM】

2025.04.14 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPバンタム級王者の黒田斗真(フリー)が4月14日、神奈川・横浜市内で行われた「SPACE ONE×BOM」(5月11日、東京・立川立飛アリーナ)の開催記者会見に出席し、同大会に参戦することが発表された。

 この大会は中国の格闘技イベント「SPACE ONE 宇宙栄耀」と日本のムエタイイベント「BOM(Battle Of Muaythai)」がタッグを組んで開催するもので、黒田の対戦相手は後日発表される。ルールはSPACE ONE -52.50kg 3分3R キックボクシングルール。

 黒田は2023年12月の「K-1 ReBIRTH.2」で行われたバンタム級タイトルマッチで石井一成を破り初防衛に成功するも、この試合を最後に戦線から離れ、今回は約1年5カ月ぶりの復帰戦となる。

 黒田は「1年半ぶりにリングに戻ることができます。この1年半、K-1といろいろあって試合ができていなかったが、こうしてSPACE ONEという団体に受け入れてくださって感謝している。そしてまず、サポートしてくださっているスポンサーの皆さんに感謝を伝えたい。1年半ぶりの試合なので自分が今どのレベルにいるのかは分からないんですが、それを確認したいと思っている。ぶちかまします」と挨拶。

初防衛戦の城戸康裕が42歳でのメイン出場に自画自賛。階級は「ふわーっと考えて。70~75kgの王者なんじゃない」【SPACE ONE×BOM】

2025.04.14 Vol.Web Original

 中国の格闘技イベント「SPACE ONE 宇宙栄耀」と日本のムエタイイベント「BOM(Battle Of Muaythai」がタッグを組んでのイベントとなる「SPACE ONE×BOM」(5月11日、東京・立川立飛アリーナ)の開催記者会見が4月14日、神奈川・横浜市内で行われた。

 今大会はSPACE ONEの試合とBOMの試合が一つの大会で行われ、この日はSPACE ONE初代ライト級世界王者・城戸康裕(TEAM ONE)の初防衛戦、吉成名高(エイワスポーツジム)のオープンフィンガーグローブマッチ、前K-1 WORLD GPバンタム級王の黒田斗真(フリー)の参戦などが発表された。

 城戸は昨年5月に香港で行われた「SPACE ONE」で王座を獲得。今回が初防衛戦となる。挑戦者の王凱峰(=ワン・カイフォン/中国)はプロ戦績が28戦19勝9敗の20歳。42歳の城戸とは実に22歳差。

 2人は昨年11月に中国・広東省佛山市で開催された「SPACE ONE 4・佛山大会」のメインイベントで対戦し、王が右ハイキックの空振りからそのまま放ったバックハンドブローで城戸にKO勝ち。城戸にとってはリベンジマッチでもある。

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