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角田奈穂が7月で東京女子プロレスを卒業しプロレスを引退。「新たな人生のなかでの目標に向けて進んでいきたい」

2024.03.13 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月13日、東京・新宿区のCyberFight事務所で記者会見を行い、角田奈穂が7月をもって卒業。プロレスを引退することを発表した。正式な卒業の日程は現在調整中だという。

 2015年5月にアクトレスガールズでデビューした角田は、2020年10月に同団体を退団。同年11月から東京女子にレギュラー参戦し、昨年10月にはプリンセスタッグ王座を戴冠し、初のベルトを手にした(その後、返上)。

 角田は「7月をもって東京女子プロレスを卒業、引退をさせていただくことにいたしました。東京女子プロレスに出会って、さらにプロレスが楽しいなと思えるようになりました。もっともっとプロレスのことが好きになることができました。ここにいなければ経験できないことをたくさんさせていただいたので、東京女子プロレスには本当に感謝しています。公務員をして、その後、演劇とプロレスと人前に出るお仕事をさせていただいて、今後はまた新たに自分の人生のなかで次の目標ができました。今後はその人生に向けてプロレスに甘えることなく、このお仕事に一区切りをつけて、次のステップに進んでいきたいと思います。残り4カ月弱となりますが、温かく見守っていただければうれしいです」と挨拶。

 卒業については、昨年のうちに「2024年で」と決めていたといい、時期については甲田哲也代表との話し合いで決まったとした。

パラエストラ松戸、千葉、柏、沖縄が独立し「THE BLACKBELT JAPAN」発足。鶴屋浩代表「武道の基本を若い選手たちに伝承していくのが私たちの使命」

2024.03.13 Vol.Web Original

 鶴屋浩氏が代表を務めるパラエストラ松戸、千葉、柏と松根良太氏が代表を務めるTHEパラエストラ沖縄がパラエストラネットワークから独立し、新チーム「THE BLACKBELT JAPAN」を発足することが3月13日、発表された。

 この日、パラエストラ千葉に所属する岡田遼が代表を務める東京・錦糸町の「RYO OKADA TOKYO INSTITUTE」で鶴屋、松根の両氏と所属選手10人が参加しての会見を行った。

 会見の冒頭、鶴屋氏が「1992年に私と松根がパラエストラ松戸を設立しまして、中井祐樹先生の下で約24年間、総合格闘技とブラジリアン柔術に携わってきました。MMAにおいて、約15本のチャンピオンベルト、柔術に関しても30人以上の黒帯を輩出してきました。そして今年の4月1日から新たなチームを立ち上げます。新しいチームの名は『THE BLACKBELT JAPAN』。私は学生時代、国際武道大学に在籍していました。そこで『武道とは何か』という論文を書きました。武道の『武』は戦いという字の略語で、戦いを止める道と書いて武道という意味があります。今の社会情勢では無意味な戦争や無意味な争いが多くあります。MMAの試合でも、対戦相手をリスペクトしていない選手が多く見られます。試合が終わればノーサイド。礼に始まり礼に終わる。これが本来の格闘技、武道の基本です。このような日本の古来からある武道の基本を若い選手たちに伝承していくのが私たちの使命だと思っています。武道の中には柔術、柔道、空手とあります。その武道を極めた人間には黒帯が授与されます。黒帯の形態を最初に作ったのは嘉納治五郎先生と聞いております。黒帯、すなわちブラックベルト。THE BLACKBELT JAPAN。日本の黒帯のチームです。このチームで世界のMMAファイターや世界の柔術家と戦っていきたいと思います。私は昨年、アメリカのUFC PIや上海のPIにも行き衝撃を受けました。壮大な施設、優秀なトレーナー、アスリートのために考え抜かれた食事。アメリカや中国は1歩も2歩も日本より先に進んでいます。このままでは日本の総合格闘技は置いていかれてします。私は松根良太と世界で活躍する日本人ファイターを育てていきたいと思います。これからのTHE BLACKBELT JAPANの選手の活躍に期待してください」と挨拶。

なでしこジャパン・パリオリンピック出場 【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2024.03.13 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

4月大会でK-1の王座決定トーナメント出場への査定試合。スーパー・ライト級の6選手が試合当日に「綱引き抽選」でカード決定【Krush】

2024.03.12 Vol.Web Original

「Krush.160」(4月28日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が3月12日、都内で開催された。

 Krushの後楽園大会では通常、メインイベントでタイトルマッチや王座決定戦、王座決定トーナメントの決勝といったタイトルがかかる試合が行われるのが恒例なのだが、今大会は「K-1vsKrush・3対3」と銘打たれたスーパー・ライト級の6選手による試合がトリプルメインイベントとして行われる。

 その対戦カードについては試合当日の第1試合の前に赤コーナーと青コーナーからそれぞれ3選手が登場し、リングに並べられた3本の綱のいずれかを選び、綱を引き合った者同士が対戦するという「綱引き抽選」によって決定する。

 赤コーナーのK-1側は元K-1 WORLD GPライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)、元K-1 WORLD GPライト級王者の林健太(FLYSKY GYM/Tmile Gym)、前Krushスーパー・ライト級王者の佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、青コーナーのKrush側は現Krushスーパー・ライト級王者の稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)、寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB)、塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)。

 現在、K-1グループのスーパー・ライト級戦線はKrushは稲垣が王座に君臨。K-1は先日、大和哲也が生涯10本目のベルトを狙うことを理由に王座を返上し、現在空位となっている。今後、K-1で王座決定トーナメントを開催する予定で、今回の3試合はその査定試合の意味合いも含まれたもの。もっとも勝利=トーナメント出場というわけではなく、内容も吟味。宮田充Krushプロデューサーは「勝ち=トーナメント決定ではない。素晴らしい試合だったら、敗者でもトーナメントに入る可能性もある」と語っている。

榊原信行CEOが後進を育てたうえでのプロモーター引退に言及「30代くらいまで若返ったほうがいい。未来には“嫌ですよ”と言われた(笑)」【RIZIN.46】

2024.03.12 Vol.Web Original

 RIZINの榊原信行CEOが3月12日、自らのプロモーター引退について言及した。この日は「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の追加カード発表会見が都内で行われ、榊原氏も登壇。会見後にはいつものように囲み取材に応じた。

 UFCのダナ・ホワイト会長がRIZIN側と話をしていることを会見等で口にしていることについて問われた際に「堀口恭司と朝倉海の契約のことについても話はしているが、ダナとはもう少し大きな話を、あまり言えないが(笑)。お互いにこの業界長いんで、このまま5年先、10年先にどちらかが引退する前に、もう一度、力を合わせてなにかやりたいし、何かやらせてほしいなということは彼にプロポーズしている」とビッグイベントについての話し合いを行っていることを明かした。
 
 この「どちらかが引退する前に」という引退をにおわせるような発言に「引退することはあるのか?」と問われると「あります。今年がRIZIN9周年。10年を機に引退しようかなって(笑)。これは目標。僕もそうだが、笹原も、他を含めてもジジイなんで(笑)。気づけばダナ・ホワイトとも20数年来の仲。僕らが培ってきた、海外の人たちと丁々発止してきたものをうまく次の世代の人に引き継ぎたいんですよね。30代くらいまで若返ったほうがいいとも思っている。だから未来とかはチャンスがあるだろうし、もうちょっと上の世代にもチャンスがあると思うが、そういう志を持って“この人なら”という人にうまく引き継いでいこうという意思を持たないと、僕が辞めてからその先どうするの?ということにもなりかねないので、そういう人材の育成も含めて、次の世代に引き継ぐことを考えて動いている」と後進を育てたうえでのプロモーター引退を口にした。

日韓対抗戦で神龍誠が再起戦。相手の挑発に「やる気が出た」、マザコン指摘には「マザコンではない」と否定【RIZIN.46】

2024.03.12 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の追加カード発表会見が3月12日、都内で開催され、日韓対抗戦として3試合が行われることが発表された。

 会見には日本人3選手が登壇した。バンタム級戦で、キム・スーチョル(韓国/ROAD GYM WONJU MMA)と対戦する中島太一(ロータス世田谷)は「やっと自分の実力を証明できる対戦相手と戦うことができてうれしい。勝つ自信しかない。日韓戦ということで日本人として必ず勝つ」と必勝を期した。相手については「なんでもできるオールラウンダーで、最後まで頑張れる選手という印象。僕はそれ以上にオールラウンダーだし、最後まで戦える。全部上回っていると思う」と語った。

 中島は昨年9月に元修斗世界王者の岡田遼を相手にフルマークの判定でRIZIN初勝利を挙げた。RIZIN王座獲得へ本腰を入れるため、昨年11月にパンクラスバンタム級王座を返上している。スーチョルは2022年大晦日のBellatorとの全面対抗戦でフアン・アーチュレッタと対戦し、1-2の判定で惜敗して以来のRIZIN参戦となる。

鈴木千裕がタイで合宿中の金原正徳に「会見には来いよ」と不満【RIZIN.46】

2024.03.12 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の追加カード発表会見が3月12日、都内で開催された。

 すでに金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)を挑戦者に迎えた初防衛戦が決まっているRIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が登壇するも金原は欠席。鈴木は「会見には来いよ」と不満げな表情を見せた。

 鈴木は会見の冒頭「自分らみたいな若い世代がベテランを、ストレートに言うと引退させないといけない。だから僕はそのきっかけを作らないといけない。時代を変えます。ツイッターで“腕十字を極める”とか言ってますが、なめんな、と。その前に粉砕してやるんで、覚悟していてください、金原さん」とベテラン狩りを宣言。

牛久絢太郎と太田忍がバンタム級で対戦。太田「ストライカーらしく、この試合もKOしたい」【RIZIN.46】

2024.03.12 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の追加カード発表会見が3月12日、都内で開催された。

 元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎(アメリカン・トップチーム/K-Clann)とリオ五輪のレスリング、グレコローマンスタイル銀メダリストの太田忍(パラエストラ柏)の対戦が発表された。牛久は今回からバンタム級に階級を落としての参戦。牛久は昨年9月に萩原恭平に判定勝ちを収めて以来、太田は昨年大晦日に芦澤竜誠にKO勝ちを収めて以来の試合となる。

 会見には太田のみが登壇し「牛久選手はフェザー級の元王者。今、ATTで練習していて、すごく気合が入っていて強い選手だと思うが、僕の戦績は5勝4KOなのでストライカーらしく、この試合もKOしたいと思う」と自らをストライカーと位置づけKO勝ちを宣言した。

 そして牛久については「この前の試合中に“ぱあ”ってやっていたので、その印象。僕が上回っているのは試合中、ふざけないで真剣に勝ちに行くところ」と牛久の前戦での謎ポーズをチクリ。しかし「牛久選手はトータルファイターなのでいろいろなことができる。スタンドでも寝ても戦える。僕が得意なテイクダウンをした後でも戦える選手だと思っている。下からの極めもある。その中で僕がどう勝つかといえば、一方的に自分の得意なところを押し付けて、自分の強いところだけで戦えればいいんじゃないかなと思っている。向こうがどこが強いから避けるとか、そこで戦わないとかではなく、自分の強いところで戦う。そこを曲げてはいけないと思っている」と警戒する場面もあった。

女子初の対抗戦に菅原美優「格闘技をやっている以上“負けてよかった”なんか絶対にない。今回は結果にこだわる」【K-1×RISE】

2024.03.10 Vol.Web Original

 K-1とRISEの10対10の対抗戦が「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)と「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の2大会に渡って行われる。

「K-1 WORLD MAX」では女子では初となる対抗戦で、K-1 WORLD GP女子アトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がRISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)を迎え撃つ。試合を控えた菅原に話を聞いた。

初の女子対抗戦に臨む宮﨑小雪「自分が乗り込んで勝てば菅原選手は言い訳はできない。K-1で勝つことに意味がある」【RISE×K-1】

2024.03.10 Vol.Web Original

 RISEとK-1の10対10の対抗戦が「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)と「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の2大会に渡って行われる。

 RISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)が「K-1 WORLD MAX」に乗り込んでK-1 WORLD GP女子アトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と対戦。女子では初の対抗戦に臨む宮﨑に話を聞いた。

K-1のカルロス菊田プロデューサーが「カルロス」の意外な由来と若き日の華麗なるニューヨークライフを明かす

2024.03.09 Vol. Web Original

 K-1のカルロス菊田プロデューサーが「カルロス」の名前の由来とその華麗なる遍歴の一端を明かした。

 カルロス氏は「K-1 AWARDS 2023」(2月7日)で「ベストおさわがせ賞」を受賞。その副賞として「JAPAN MOVE UP」(TOKYO FM)の出演権が贈られ、3月9日の放送に出演した。

 カルロス氏は東京藝術大学音楽学部を卒業後「音楽家の道を歩むか、そうではない道を歩むかということを考えていた時に、ラジオ業界のレジェンドといわれる方に声をかけていただき、ラジオの仕事をさせていただいた」と音楽家の道には進まず、まさかのラジオ業界入り。そしてその時の縁でソニーミュージックに入社。2000年からニューヨークに赴任し映像コンテンツのシンジケーションビジネスを手掛けていたのだが、この時に「ちょっとしたご縁があって、K-1の国際的な映像シンジケーションビジネスの構築に携わるようになり、約140カ国にK-1 WORLD GP、K-1 WORLD MAX、HERO’Sの放映権をライセンス販売した」という。そういった実績があり、昨年、新生K-1が第2章を迎えるにあたり、カルロス氏に新プロデューサーとして白羽の矢が立ったわけだ。

 そしてこの「カルロス」という名前については「そのニューヨーク時代に真剣にアルゼンチンタンゴを踊っていました。人前で踊ることもあったんですが、その時に師匠から『カルロス』と命名されました」とまさかの経歴を明かした。

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