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対抗戦はK-1の2勝1敗も大将戦はKNOCK OUTの森岡悠樹がインパクト大の1RKO勝ち【KNOCK OUT】

2023.08.07 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.3」(8月6日、東京・後楽園ホール)でKNOCK OUTとK-1グループの対抗戦3試合が行われた。K-1側が2勝1敗で勝ち越したものの、大将戦となった森岡悠樹(北流会君津ジム)と内田晶(チーム・タイガーホーク)の一戦はKNOCK OUTの森岡が1Rに3つのダウンを奪う圧勝でインパクトを残した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけ右ローの森岡。森岡はコーナーに追い込むと右カーフでバランスを崩させたところに右フックを浴びせいきなりダウンを奪う。立ち上がった内田は前に出てパンチを連打。森岡は右カーフからパンチ。内田の右フックが森岡を襲うが、森岡はガードを固め、今度は右ストレートで2度目のダウンを奪う。なおも立ち上がりパンチを放っていく内田。内田の右ストレートに一瞬ぐらついた森岡だったが、すぐに立て直すと右フックで3度目のダウンを奪いKO勝ちを収めた。

アジャコングの黒歴史は黒歴史にあらず。スーパー・ササダンゴ・マシン、レジェンドに感服【東京女子プロレス】

2023.08.05 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが8月5日、新潟県上越市のデュオ・セレッソで「TJPW CITY CIRCUIT ’23~中島翔子地元凱旋興行~」を開催した。地元・新潟の有名人であるスーパー・ササダンゴ・マシンがレジェンドのアジャコングとの対戦で「女子プロの王道」を叩き込まれた。

 この日、ササダンゴは“世界の超獣”を倒すための作戦を煽りパワーポイントで披露。ササダンゴがピンチになったらアジャがかつてジャングルジャック時代にリリースした『炎の叫び』を「黒歴史」だとして場内に流させ、一斗缶攻撃は燕三条製のステンレスボウルで回避し、逆に浪花屋の『元祖柿の種』の缶で一発逆転を狙うというもの。しかしこの作戦はことごとく失敗。マスクの下に被ったボウルは逆に奪われ殴打され、『炎の叫び』も音響が一斗缶で殴られストップ。柿の種の缶も一斗缶を真剣白刃取りの要領でキャッチすることは成功したが、そのすきに急所を蹴られ、一斗缶攻撃から裏拳2連発で3カウントを聞くしかなかった。

初の新潟大会は大盛況。津南町出身の中島翔子が新潟凱旋で勝利【東京女子プロレス】

2023.08.05 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが8月5日、新潟県上越市のデュオ・セレッソで「TJPW CITY CIRCUIT ’23~中島翔子地元凱旋興行~」を開催した。初の開催となった新潟大会で、同県の津南町出身の中島翔子がメインイベントで自ら白星をつかみ取り、故郷に錦を飾った。

 中島はこの日、愛野ユキとのタッグで山下実優&遠藤有栖組と対戦。試合前には津南町の桑原悠町長からの花束贈呈もあり、がぜんヤル気の中島は素早い攻撃からトペ・コンヒーロを発射して場内を沸かせる。中島と同じ旗揚げメンバーの山下も投げ捨てジャーマンやリターンクラッシュでやり返し、後輩の遠藤もキャメルクラッチで奮闘。それでもギブアップを許さない中島は遠藤にダブルアームDDT、同時に愛野も山下にヴィーナスDDTを決める好アシスト。最後は中島が遠藤をダイビング・セントーンで下し、勝利を飾った。

K-1グループとの対抗戦に出場の森岡悠樹が王者引っ張り出しに意欲【KNOCK OUT】

2023.08.05 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.3」(8月6日、東京・後楽園ホール)の前日計量が8月5日、都内で行われ、全選手が時間内に規定体重をクリアした。今大会では6月からスタートしたKNOCK OUTとK-1グループの対抗戦3試合が行われる。計量後に行われた前日会見では出場選手が静かに火花を散らした。

 対抗戦のトリとなる第3試合に出場する森岡悠樹(北流会君津ジム)が「対抗戦と言ってもお互いに王者が出てきていない。お互いに王者が出てくるためには明日の対抗戦に掛かっていると思うので、しっかり盛り上げて、お互いがしっかり王者が出せるような対抗戦がこれからできるように明日はしっかりやりたい」とK-1グループの王者引っ張り出しに向けての意欲を見せた。

 6月にスック・ワンキントーン・スーパーバンタム級王座を獲得した森岡はカード発表会見でも「まだK-1グループの本気さが自分には見えてこない。もっと王者クラスを呼んでもらえるような試合をする」などと発言していた。

 対戦する内田晶(チーム・タイガーホーク)は「一番インパクトのある試合を見せたい」と静かに闘志を燃やした。

重森陽太が目標とする梅野源治戦実現に向け“ヤバい試合”を約束…させられる【KNOCK OUT】

2023.08.05 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.3」(8月6日、東京・後楽園ホール)の前日計量が8月5日、都内で行われ、全選手が時間内に規定体重をクリアした。セミファイナルのスーパーファイトに出場するKNOCK OUT-REDライト級王者の重森陽太(Eight Weapons)が目標とする梅野源治との対戦に向け勝利を誓った。

 重森はREDルールの62.0kg契約でバットマン・オー.アッチャリヤー(タイ)と対戦する。

 重森はバットマンについては「オーラがある。自信満々で体調がよさそう。明日はバチバチな試合ができるのではないかと思う。そういう展開に持っていかないと、うまい選手なので丸め込まれてしまう。できるだけ自分から仕掛けていかないといけないのかなと思っている」と警戒。対するバットマンは「自分はテクニックの選手だと思っている。得意技は蹴りとヒジ。身長差は全く問題にしていない。どちらかというと相手がどういう技で来るかを重視している」などと語った。

王者の壱・センチャイジムが元ヤン魂をちら見せ。「“頭は熱く心は冷静に”戦いたいが、ちょっとイラついてる」【KNOCK OUT】

2023.08.05 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.3」(8月6日、東京・後楽園ホール)の前日計量が8月5日、都内で行われ、全選手が時間内に規定体重をクリアした。計量後に行われた前日会見ではトリプルメインイベント第2試合「KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級タイトルマッチ」で古村光(FURUMURA-GYM)を相手に初防衛戦に臨む王者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)が元ヤン魂をちら見せした。

 壱はフォトセッションでのフェイストゥフェイスでいつもとは段違いの殺気を漂わせた。これについて壱は「試合前に公開されたインタビューで古村君が結構なことを言っていたんで、ちょっと僕の中の元ヤンに火が付いた。僕は熱くなるといい試合ができないタイプなんで、明日は“頭は熱く心は冷静に”戦いたいと思っています。ちょっとイラついてます」とその心境を明かした。これに古村は「逆にそう来てもらったほうがばちばちになるかなと思う。打ち合ってくれるのを楽しみにしています」と応じた。

心直の“おかゆ会見”に宮田Pが不快感。対戦相手の乙津に「こんなモラルのない選手に絶対に負けるな」と檄【KNOCK OUT】

2023.08.05 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.3」(8月6日、東京・後楽園ホール)の前日計量が8月5日、都内で行われ、全選手が時間内に規定体重をクリアした。計量後に行われた前日会見ではトリプルメインイベント第3試合で行われる「KNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦」に出場する心直(REON Fighting sports GYM)に宮田充プロデューサーが不快感をあらわにする場面があった。

 心直は会見の際に容器を持ち込むと宮田氏の隣りでなにやら食べ始める。どうやらそれはおかゆだったのだが「おかゆです。別にこれを食べてはいけないというルールはないんで」という心直に宮田氏は「記者会見のスケジュールはジムの代表者を通じて案内している。公式なものだからフォーマルな服装を心がけてくださいと案内している。常識から考えたらここで食事をする必要は全くない。計量が終わってから食事をとる時間はある」と語るや対戦相手の乙津陸(クロスポイント大泉)に「ここで食べるようなモラルのない選手、服装のルールを守れないような選手には絶対に負けるな」と檄を飛ばした。

KAIRIが意味深発言「この試合に勝ったら伝えたいことがあったんですが、ここではちょっと言えない」【Sareee-ISM】

2023.08.05 Vol.Web Original

 元WWE戦士のKAIRIが「Sareee-ISM ~ChapterⅡ~」(8月4日、東京・新宿FACE)の試合後に意味深な発言を残した。

 KAIRIはこの日、Sareeeと元WWEタッグを結成し、中島安里紗&彩羽匠組と対戦。25日のSEAdLINNNGの後楽園ホール大会で中島の持つ王座に挑戦するSareeeをうまくフォローし、最後は自らのダイビングエルボーからSareeeが変形の裏投げで中島から直接3カウントを奪い、最高のアシストを果たした。

 試合後のリングでは「こんなに暑い中、こんなにたくさんの方がSareeeちゃんの興行に来てくれて私もうれしい。Sareeeちゃんと私はWWEではコロナ禍でタイミングがぎりぎり合わなくて、組んだことも戦ったこともありませんでした。だけど今日こうしていろいろな巡り合わせでタッグを組めた。私も皆さんと一緒にSareee-ISMとは何なのか体現したかったんです。やっぱり、すげえよ。こんなにふわふわしていて、私よりも多分天然で。ぱっと見も私よりSareeeちゃんのほうが天然だよ。だけどリングではこうして、Sareeeちゃんの負けん気の強さを体験できたんで、みんなも楽しかったですよね? 日本のプロレスの良さって絶対あると思うし、私もSareeeちゃんも大好きなので、これからもいっぱい届けていってね」などとSareeeとのタッグでの試合に満足げな表情を見せた。

Sareeeが中島安里紗に直接ピンフォール勝ち。最後は猪木さん張りの「1、2、3、ダー」で締めくくる【Sareee-ISM】

2023.08.05 Vol.Web Original

KAIRIとスペシャルドリームタッグを結成

 元WWE戦士のSareeeが「Sareee-ISM ~ChapterⅡ~」(8月4日、東京・新宿FACE)でKAIRIと元WWEタッグを結成し、中島安里紗&彩羽匠組と対戦した。30分一本勝負で行われた試合は両軍譲らぬ激闘を繰り広げ、時間切れ引き分けかと思われた25分過ぎ、Sareee組がKAIRIのダイビングエルボーからのSareeeの変形裏投げで中島から3カウントを奪い、勝利を収めた。

 25日にはSEAdLINNNGの後楽園ホール大会で中島の持つ「BEYOND THE SEA Single王座」に挑戦することが決まっているSareeeは試合後のマイクで「私がベルトを巻くところ、ぜひ応援に来てください」と王座獲りを力強く宣言した。そして試合後は尊敬するアントニオ猪木さんの「1、2、3、ダー」で大会を締めくくった。

 試合はきっちりとしたレスリングの攻防を繰り広げたかと思えば、Sareeeと中島はタイトル戦を意識してか、一歩も引かないエルボー合戦を繰り広げるなど激しい展開に。彩羽は蹴り、KAIRIはフォローに回りつつもマシンガンチョップや張り手の連打を繰り出すなどそれぞれ持ち味を発揮。Sareee組は中盤、それぞれがローンバトルを強いられピンチを迎える場面もあったが、そのたびに互いのフォローで切り抜ける。終盤にはSareeeが中島に鎌固めをかけたところにKAIRIが必殺技イカリで相手の首を絞め上げる合体の「カマイカリ」も炸裂させるなどチームワークもばっちり。最後はKAIRIのダイビングエルボーからSareeeが変形の裏投げで3カウントを奪った。

アントニオ猪木リスペクトのSareee「猪木さんからプロレスというものを学んだ。これからも闘魂を背負ってリング立ち続けたい」

2023.08.02 Vol.Web Original

「燃える闘魂・アントニオ猪木展」の除幕式に参加

 女子プロレスラーのSareeeが8月2日、昨年10月に亡くなったアントニオ猪木さんの生誕80周年を記念した「アントニオ猪木 80thANNIVERSARY 『燃える闘魂・アントニオ猪木展』」の除幕式に参加した。

 Sareeeは猪木さんファンであった父の影響で幼少期から猪木さんの試合を見る機会に恵まれ、すっかり猪木さんファンに。かねてから猪木さんへのリスペクトの心を口にしていた。

 除幕式では「私の父がもともと猪木さんの大ファンで、私も小さいころから大尊敬していて、今回このような場に来させていただいて光栄に思います。自分は赤いコスチュームを着ているんですが、闘魂を持ってこれからもリングで大暴れしていきたいと思います」と感激の面持ち。

 除幕式後には場内を回り猪木さんの激闘の数々に見入っていたのだが、この中でも一番印象に残った写真は猪木さんがチャンピオンベルトを巻いて左手に持ったトロフィーを力強く突き上げた写真。

「燃える闘魂・アントニオ猪木展」除幕式で藤波辰爾がしみじみ「どこかでまだ猪木さんの目が光っているな、という感じがします」

2023.08.02 Vol.Web Original

 昨年10月に亡くなったアントニオ猪木さんの生誕80周年を記念した「アントニオ猪木 80thANNIVERSARY 『燃える闘魂・アントニオ猪木展』」が8月3日から東京・新宿の京王百貨店新宿店 B1階 on the Cornerで開催される。2日にはスタートに先駆けたメディア向けの内覧会と藤波辰爾らによるアントニオ猪木像の除幕式が行われた。

 同展では猪木さんの日本プロレス入門時から、モハメド・アリをはじめとする数々のライバルたちとの激闘シーンなどの貴重な写真が並ぶ。そしてアリ戦時に着用したガウン、引退試合時に朗読した詩「道」や猪木語録といった猪木直筆による書も展示され、改めて猪木さんの人生や功績を振り返ることができるものとなっている。

 除幕式には猪木の弟子である藤波、女子プロレスラーのSareee、猪木さんのモノマネでおなじみのタレントのアントニオ小猪木とアントキの猪木、京王百貨店の鈴木隆宏取締役が参加した。

 除幕式の後、藤波は「猪木さんが亡くなって、皆さんの中で猪木ロスがそのまま続いていると思いますが、どっぷりと猪木さんにひたってもらいたいと思います」とファンに呼びかけた。

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