キックボクシングの元WPMF世界スーパーフェザー級王者で、現在はDDTプロレスに参戦する町田光が総合格闘家の“超人”ミノワマンZとアース特訓を敢行し、3月21日、東京・後楽園ホールでの正田壮史戦に向け必勝を誓った。
町田は2月26日の後楽園では坂口征夫と組み、しゅんまお(MAO、勝俣瞬馬)の持つKO-Dタッグ王座に挑むも惜敗。3・21後楽園でのDDT26周年記念興行では同マットでのサバイバルをかけ、若手リーグ戦「D GENERATION CUP」を制して勢いに乗る“驚異の新人”正田とのシングル戦に臨む。正田は高校時代、少林寺拳法でインターハイ3位の実績をもつ打撃のエキスパートだ。
そこで町田は3月8日、今回タッグを組んだ坂口が主宰する「坂口道場」(横浜市都筑区)を訪ね、坂口の指導を仰ぎにいった。対応した坂口が「オマエに足りないところがある。その足らないものを補うために、今日は俺じゃなくて大先生を呼んでるから」と言うや、PRIDE、DREAMなど数々の格闘技マットで活躍したミノワマンZが現れた。
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“大井の帝王”的場文男が前人未到の地方競馬通算7400勝達成。「明日の重賞は頑張る」とますます盛ん
東京シティ競馬(TCK)所属の的場文男騎手が3月8日の大井競馬第1レースでパワポケトシ号(赤嶺本浩きゅう舎)に騎乗し勝利を収め、前人未到となる地方競馬通算7400勝を達成した。
的場は1956年9月7日生まれの66歳。1973年に騎手免許を取得し、今年で50年目となる。
2018年8月12日に7152勝を達成し、それまで佐々木竹見が保持していた地方競馬通算最多勝記録を更新。2012年7月12日には森下博が保持していた地方競馬における史上最年長騎乗記録(64歳10カ月5日)を更新。2021年7月14日には森下が保持していた地方競馬最年長勝利記録(64歳10カ月)を更新。それ以降、最年長騎乗記録、最多騎乗数記録、最年長勝利記録、最多勝利数記録を自らの手で更新し続け“大井の帝王”と呼ばれる存在となっている。
“元伝説のキャバクラ嬢”リアラが4・1横浜で春日萌花とエキシビションマッチ。5・5後楽園でのデビューを意識【ガンジョ】
ガンバレ☆プロレスの女子部門ガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)が3月7日、東京・渋谷区のAbemaTowersで、4月1日の横浜ラジアントホール大会に向け記者会見を行い、元伝説のキャバクラ嬢で練習生のリアラが春日萌花を相手にエキシビションマッチ(5分)を行うことが決定した
リアラは仙台の国分町、新宿・歌舞伎町のキャバクラでナンバー1の座に就いた。キャバクラ嬢としての夢がかなうと同時に、子供の頃からの夢だったプロレスラーへのあこがれが強くなっていた。そんな折、CyberFight高木三四郎社長と出会い、一念発起でキャバクラ嬢を卒業。昨年6月からガンプロの練習生となり、10月の会見でお披露目されていた。その後は会場でセコンド業務などを務め、デビューを目指していた。
会見に登壇したリアラは「練習に参加させていただいて、運動経験とかないなか、先輩方がずっと付き添ってくれて頑張っていたんですけど。プロレスは好きなだけじゃできないスポーツだと思っていて。痛いし、苦しいし、辛いし。そのときにガンジョの先輩方が落ち込んでいるときに連絡くれたり、“ご飯行こう”って言ってくれたり、やってくださったことがたくさんあって。それで今日まで頑張れたと思ってます。春日さんは落ちこんでいたときにメッセージくださって、前じゃなくて上を見てねって。号泣してしまって。こんな温かいガンプロで練習できてよかったなと心から思ってます。春日さんと戦う意味は絶対あると思ってますので、全力で戦わせていただきます」と心なしか覇気なく話した。
フリーながらガンプロにレギュラー参戦する春日は「リアラと正式な試合ではありませんが、対戦するとなったとき、アンタのこといっぱい考えたよ。アンタが練習、セコンド、それ以外でもいっぱい頑張ってるという。そんなテンションじゃないだろ。アンタと私と共通してるところがあるんだよ。人生すべてプロレスってところだよ! リアラができるまで歩んできた人生があって、プロレスがガンプロがガンジョが好きだ。そういう気持ちがあるんだったら、全力でって言うんだったら、会見から全力でやれよ。もっと気合見せろよ。そんなんじゃ伝わらないだろ。熱い気持ちがあるだろ。だったらもっとぶつけていけ。アンタの気持ちを叫べ。デビューできるかもしれない。うれしいだろ!」と熱く問い掛けた。
“まなせゆうなの妹”を自称のまなせあみが4・1横浜に参戦も、早くも網倉理奈説が浮上【ガンジョ】
ガンバレ☆プロレスの女子部門ガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)が3月7日、東京・渋谷区のAbemaTowersで、4月1日の横浜ラジアントホール大会に向け記者会見を行い、まなせゆうなの妹と称するマスクウーマンまなせあみが春日萌花(フリー)とタッグを組み、P.P.P.TOKYOを主戦場とする小橋マリカ(フリー)、エチカ・ミヤビ(PPP)のPPP軍と対戦することが決まった。
会見ではヒザの手術を受けて療養中のまなせからのビデオメッセージが流され「大事な会見だから行きたかったんですけど、先生にまだ我慢してくれと言われてしまいました。4月1日、ガンジョリスタートが行われます。リングに戻るには時間がかかってしまうのですが、私の熱い気持ちをもって、私の代わりに試合をしてくれる人がいます。まなせゆうなの妹まなせあみです。あみは私以上に元気いっぱいでパワフルでハッピーな女の子なので。思いっきり熱く盛り上げてくるんじゃないかなと思ってます」とコメント。
マスクを被って登壇したあみは「元気花丸、二重丸。あなたのハートに棚から愛の星。まなせゆうなの妹、まなせあみです。よろしくお願いします!」と元気盛り盛りでぶっ飛んだあいさつ。三島通義相談役が声、体型から「初対面で大変失礼なんですが、網倉理奈選手ですね?」と問うも、あみは「まなせあみです!」と全力で否定。
あみは「お姉ちゃんが大事にしてるガンジョを、お姉ちゃんが休んでる間に盛り上げられたら。私を母の代わりに育ててくれたお姉ちゃんに恩返しできるんじゃないかと思いますので、お姉ちゃんより元気にパワフルに頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
4・1横浜でのガンジョ再始動のメインはYuuRI対長谷川美子の一騎打ち【ガンジョ】
ガンバレ☆プロレスの女子部門ガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)が3月7日、東京・渋谷区のAbemaTowersで、4月1日の横浜ラジアントホール大会に向け記者会見を行い、メインイベントで一騎打ちに臨むYuuRIと長谷川美子が闘志を燃やした。
ガンジョ興行は2021年12月19日の東京・新木場1stRING大会を最後に休止状態になっていたが、昨年暮れにガンプロがリスタートを発表。ところが、ここに来て、エースのまなせゆうながヒザの手術のため長期欠場となり、HARUKAZEはガンプロと芸人活動で手いっぱいのため、ガンジョ興行へは側面からのサポートに徹することを表明。これにより、ガンジョ興行の再開は2月6日の会見でいったん白紙となったが、YuuRIと長谷川の涙の直訴によって、一転して4・1横浜での再始動が決まった。さらに、この日の会見では三島通義相談役から5月から8月まで月イチで興行を継続開催していくことがアナウンスされた。
4・1横浜では再始動することになった状況を踏まえ、これからのガンジョを支えていく立場のYuuRIと長谷川がメインでシングル戦を行うことが決定。長谷川は「(ケガで)1年8カ月、欠場していたなかで、所属団体が活動休止し、帰る場所がなくなったとき、迎え入れてくださったのがガンプロです。私はいつも自分の意見を押し殺して、何も言えないまま過ごして来たんですけど、先日の記者会見でYuuRIさんと一緒にガンジョ興行をやりたいとお伝えしたことは、すごく勇気がいることで、すごい覚悟をもってのことです。ガンジョはまなせんさん、春日(萌花)さん、HARUKAZEさんが困難を乗り越えて、壁をぶち破って作り上げてきたとお聞きしております。一つ目の私の壁はメインのYuuRIさんになります。ガンジョが今すごく盛り上がっている団体だということを見せられる試合、そして興行にしていきたいと思っております」と決意。
古き良き体育館【アフロスポーツ プロの瞬撮】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
「GRAND PRINCESS ’23」でメインを務める坂崎ユカが有明コロシアムで気炎「期待して待っていて」【東京女子プロレス】
東京女子プロレスの坂崎ユカが3月7日、年間最大のビッグマッチとなる「GRAND PRINCESS ’23」(3月18日)が開催される東京・有明コロシアムで気炎を上げた。
この日、坂崎を含む東京女子プロレスの選手たちは11日後に控えた大会を前に一足早く会場に入り決起した。
大会当日はメインイベントで瑞希を相手にプリンセス・オブ・プリンセス王座の防衛戦を行う坂崎は報道陣に囲まれると、会場について「入る前からテンションが上がる外観で、すごく大きな会場だと実感できたんですけど、中に入ったら客席が斜め上に上がっていくので一人ひとりの顔が見える。なのでお客さん一人ひとりの顔が見えて心強い会場になるんだろうなと予測できました」と語った。
当日は声出し応援がOKとなるのだが「声援も浴びるように感じられるので今から楽しみですね」と笑顔を見せた。
また同所で女子プロレス団体が単独で大会を開催するのは19年半ぶり、プロレス界でみても6年7カ月ぶりになることについては「そういうプロレスの聖地みたいなところに東京女子もどんどんステージが上がっていけるのは、私たちの力がアップしていってるということなので、すごくありがたいですし、みんなと一緒に成長できてうれしいです」と語った。そこでメインを務めることについては「今はやるしかないと思っているので、私たちに期待して待っていてください!」と意気込んだ。
優大と銀次朗の「重岡兄弟」が「同日に同一階級で揃って世界王者」という史上初の快挙に挑む【3150FIGHT vol.5】
プロボクシングの元3階級制覇王者の亀田興毅氏がプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT」の東京での初開催となる「3150FIGHT vol.5~東京を殴りにいこうか!~」(4月16日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のメインカードが3月7日に発表された。
1月大会で初の世界挑戦を果たすも無念の無効試合となった重岡銀次朗(ワタナベ)とその兄・優大(ワタナベ)の「重岡兄弟」が揃って世界戦に臨むこととなった。兄弟が同日に同一階級で世界王者になれば史上初の快挙となる。
銀次朗は1月に「IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」で王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)に挑戦したが、3R途中で起こったバッティングでバラダレスが試合続行不可能となり無効試合に。陣営はIBFにバラダレスとの再戦を希望していたのだが、バラダレスはIBFに左鼓膜穿孔の診断書を提出したことから、今回、再戦のプランは消滅。「IBF世界ミニマム級暫定王座決定戦」で同級3位のレネ・マーク・クアルト(フィリピン)と対戦することとなった。銀次朗は同級4位。
クアルトはプロ戦績26戦21勝(12KO)3敗2分。WBOオリエンタルミニマム級王座と第27代IBF世界ミニマム級王座を獲得している。
この日行われた会見には亀田氏と重岡兄弟が登壇。
亀田氏は「再戦に動いたが、バラダレスのケガの具合とか団体の問題で実現しなかったが、とにかく世界タイトル戦を開催することができるので、次の試合で銀次朗が世界王者になる瞬間を見ていただければ」と無念の表情も、暫定とはいえ世界戦を実現できたことについては前向きな姿勢を見せた。
アイドルグループ「アップアップガールズ(プロレス)」の鈴木志乃、さらに東京女子の新人・凍雅がデビュー【東京女子プロレス】
東京女子プロレスが3月6日、東京・新宿FACEで「The Night Before GRAND PRINCESS ’23」を開催した。今大会で2名の新人がデビューした。
“歌って、踊って、闘える”最強のアイドルを目指すアイドルグループ「アップアップガールズ(プロレス)」の4人目の新メンバー・鈴木志乃はアプガプロレス同門対決でデビューを飾った。志乃はらくとのコンビで渡辺未詩&乃蒼ヒカリと対戦。
志乃はバスガイドとして就職していたが、アイドルになる夢を諦めきれずアプガプロレスの新メンバーオーディションに応募したという異色の経歴の持ち主。未詩のパワー、ヒカリのインサイドワークに終始苦戦の志乃。エルボーの連打で立ち向かい、なんとかバックエルボーを見舞ってらくとタッチをかわす。らくの奮闘もあったが、最後に試合を託された志乃がらくの助けもあってヒカリにボディースラムから打点の高いドロップキックを放ってみせたが最後はブルーレーサーで万事休す。
志乃は試合後、デビューできた喜びか安堵からか「一つも夢を叶えられない人生で終わると思っていたけど、こうやって一つの夢を叶えられたし、ここからの人生、夢があふれるんだなと思って。まだまだ弱いですけど感動させられるレスラーになりたい」と涙を流した。
3・18有明コロシアムの瑞希戦を前にプリプリ王者・坂崎が悲壮な覚悟「やりたくないけど、やるしかない」【東京女子プロレス】
東京女子プロレスが3月6日、東京・新宿FACEで「The Night Before GRAND PRINCESS ’23」を開催した。3・18有明コロシアム大会で瑞希を相手にプリンセス・オブ・プリンセス王座を懸ける王者・坂崎ユカが悲壮な覚悟を誓った。
この日のメインイベントは坂崎が荒井優希、鈴芽と瑞希が宮本もか、遠藤有栖とそれぞれトリオを組んで対戦した。2・21NOAH東京ドーム大会以来、瑞希と向き合うことになった坂崎。“マジカルシュガーラビッツ”としてタッグチームを結成し、長らく活動しているパートナーだけに、一度は先発を買って出たものの瑞希のフィンガーロックに躊躇し背を向けてしまう。その背後を瑞希にエルボーで襲われて気持ちが変わったか、その後は戦いの熱が帯びる。中盤には瑞希が坂崎をコーナー2段目に設置してフットスタンプで突き刺せば、坂崎はダイビング・ボディーアタックをエルボーで迎撃。終盤は坂崎vs宮本の場面となり、宮本を救出せんとした瑞希を坂崎がエルボーで蹴散らし、最後は孤立した宮本をマジカルメリーゴーランドで叩きつけて最後の前哨戦を制した。
井上尚弥が5・7横浜アリーナでWBO&WBC王者フルトンに挑戦「自分自身を信じる気持ちでやるしかない」
ボクシングの前4団体統一世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)がWBO&WBC世界スーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトン(米国)に挑戦することが3月6日、発表された。この日、都内で行われた会見には井上、所属する大橋ボクシングジムの大橋秀行会長、そしてこの試合を配信する株式会社NTTドコモの前田義晃代表取締役副社長が登壇した。
井上がかねてより対戦濃厚とされてきたフルトンに挑む今大会は5月7日に神奈川・横浜アリーナで開催。大会の模様はNTTドコモが4月12日から提供を開始する新しい映像配信サービス「Lemino」で独占無料生配信される。
試合が2カ月後に迫るなか、この正式発表を待ちわびていた様子の井上は「まずこの試合を、ここ日本でできることはどれだけの方にご尽力いただき、どれだけすごいことかと自分自身思いながら、5月7日、“結果”で返していきたい」と階級転向の初戦にしてタイトルマッチをホームで迎えられる喜びを語ると「階級を上げて、いきなりこういうビッグマッチ。自分自身、過去最大のモチベーションでトレーニングに励んでいけると思っています。チャンピオンであるフルトン選手は自分のボクシングを持ってしっかり戦う選手なので、そこを自分がどう攻略して突破口としていくかがキーになる」「自分自身への挑戦ともなってきます。しっかり仕上げて最高の結果を出したい」などと意気込みを語った。

