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樋口和貞「KING OF DDT」初制覇&KO-D無差別級王座初戴冠で「気が引き締まった」 7・7新宿では決勝で戦った吉村直巳とタッグ結成【DDT】

2022.07.05 Vol.Web Original

 DDT最強決定トーナメント「KING OF DDT」を制して、KO-D無差別級王座を戴冠した樋口和貞が7月4日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、決戦から一夜明けた胸中を語った。

 冒頭、樋口は「こうやって優勝できて、ベルトを獲れたことは本当に自分一人の力じゃないと思ってるので。支えてくれた方々に本当にありがとうと言いたいと思っております」と感謝の言葉を述べた。そして「準決勝、秋山(準)さんとの戦い、これは秋山準というレスラーの奥深さを改めて感じた。やっぱりすごいレスラーだなと感じました。でも、それを超えられたのは自分のなかで誇っていいんじゃないかなと思っています。1年前、ベルトを巻く、巻かないということがありましたが、そういうつっかえみたいなものが、今回の一戦でケリがついたなと感じています。また、秋山準が目の前に立ったときはもちろん全力でいきたいと思います。あんな元気な52歳、いないと思うので。自分がベルトを持ってる間でも、挑戦者として来てもらってもいいですし、別のところで当たっても、また全力で倒しにいきたいと思いました」と吐露。

 決勝の吉村直巳戦については「DNA時代から知らない仲ではないので。恐ろしいレスラーになったと感じました。本当に強かった。ただ、あちらも背負ってるものがあったと思いますが、自分も背負ってるものがあったので。ここは負けられないなと。本当にしのぎを削って、競り合いましたけど、なんとか自分の覚悟の差で競り勝ったのかなと思います」と振り返った。

 8月20日、東京・大田区総合体育館で行われる初防衛戦の相手に、遠藤哲哉を指名したが「ずっと言ってるんですけど。サイバーファイトフェスのリング上にいた一人として、今回のトーナメント優勝して、ベルトを獲って、遠藤哲哉を待ちたいと。復帰戦もしてない状況ではありますが、チャンピオンとして遠藤哲哉を挑戦者に迎えたい、待ちたいなと思っております。そこらへんは遠藤哲哉と会社がよく話し合って、その返答を待ちたい」と変わらぬ気持ちを示した。

 団体としては、7月24日、後楽園ホールでの遠藤の復帰戦を終えたうえで、本人の意思を確認して判断する見込みだ。

“自称”223センチ、190.5キロの大巨人エヴァレットが異次元空中殺法で勝俣に鮮烈勝利【DDT】

2022.07.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月3日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT 2022 FINAL!!」を開催。身長223センチ、体重190.5キロを“自称”するアンドリュー“ザ・ジャイアント”エヴァレットが異次元の空中殺法で勝俣瞬馬を下し、鮮烈な勝利を飾った。

 過去にプロレスリング・ノアに参戦したことがあるエヴァレットは4年半ぶり3度目の来日で、DDTには初参戦となった。この日の第5試合に出場したエヴァレットはクリス・ブルックスと組み、MAO、勝俣の「しゅんまお」と激突。パートナーのクリスは身長196センチで、隣に並ぶとエヴァレットはかなり低く、175センチ程度に見えるが、あくまでも本人は223センチと主張。

 試合は「しゅんまお」が好連係を見せれば、クリスが巧みにエヴァレットをアシスト。クリスが勝俣に雪崩式ダブルアーム・スープレックスを見舞うと、エヴァレットは場外のMAOめがけてシューティングスター・アタックを敢行。リングに戻って、勝俣をコーナーに上げると、一回転するチョークスラム・スプラッシュフライを鮮やかに決めてフォールを奪った。

 エヴァレットは「今日の対戦相手、なんだあの小さいヤツら。相手にならない。DDTで一番ビッグなガイといえば、ヨシヒコだ。私はいつでも準備ができてるぞ!」となぜかヨシヒコに対戦を要求。

 MAOは「あんな技、見たことねぇよ。そんなに自分のことをでっかいって言うなら、せっかく日本に来たんだし、俺がアイツを頭から東京に突き刺して、第2のスカイツリーにしてやる」と臨戦態勢を見せた。

7・16名古屋での飯野vs彰人のEXTREME王座戦は前代未聞の3対1のハンディ戦に【DDT】

2022.07.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月3日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT 2022 FINAL!!」を開催。同16日、名古屋・日本ガイシスポーツプラザ第3競技場で行われる飯野“セクシー”雄貴(王者)vs彰人(挑戦者)のDDT EXTREME選手権は前代未聞の3対1のハンディキャップマッチになることが決定した。

 この日の第1試合で、飯野、男色“ダンディ”ディーノ、今成“ファンタスティック”夢人組が彰人、アントーニオ本多、平田一喜組と前哨対決。フェロモンズはお下劣殺法が全開で、ディーノと飯野が合体して、フェロモンの裁きで彰人を絞めげると、彰人は失神状態になり、レフェリーが試合を止めた。

 前哨戦で快勝したディーノは「セクシー一人を相手にするんじゃないよな。フェロモンズ全員を敵に回したってことだ。このベルトはチャンピオン側がルールを決めることができるらしいな。3対1だ。これは決定事項だ」とタイトル戦のルールを指定。今林久弥GMが、この主張を認め、ハンディ戦が決まった。王者側は3人のうちの誰かが取れば勝ち、挑戦者の彰人は3人のうちの誰かを取れば勝ちとなる極めて不公平なルールとなる。

脳震とうで欠場中の遠藤哲哉が7・24後楽園で復帰。竹下幸之介が8・20大田区に参戦【DDT】

2022.07.03 Vol.Web Original

新日本・永田裕志&金丸義信が9・18後楽園に、大仁田厚が9・4名古屋に参戦

 DDTプロレスが7月3日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT 2022 FINAL!!」を開催。「サイバーファイトフェス」(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)で脳震とうを起こし、以後の大会を欠場し、KO-D無差別級王座を返上した遠藤哲哉が来場し、7月24日の後楽園で復帰することを発表した。

 第1試合終了後に姿を見せた遠藤は「DDTのチャンピオンとして、トップに立つ人間として、見せてはいけない姿を見せてしまって情けなく思っております。現状、医師の許可も下りて、先週からトレーニング、リング練習も再開しました。動いた感じも違和感ありません。会社と話し合って、7月24日の後楽園で復帰させていただけることになりました」と報告。

 さらに、「DDTも新しい景色をお見せできていると思います。今日も新たな1ページが刻まれることになります。そのDDTのリングに戻るのは楽しさ半分、不安半分。不安のほうが大きいかもしれません。残り3週間で、信頼を取り戻せるよう、精いっぱい追い込んで、7月24日、皆さんの前に立ちます」とあいさつした。

 バックステージでは「サイバーファイトフェスで中嶋(勝彦)選手の張り手で脳震とうを起こしてしまって。皆さん、アクシデントって言ってくれるんですけど。中嶋選手の張り手に耐えられなかった自分の負けだと思うんです。リングで起こることがすべて現実なので。現実を受け入れて、7月24日。新たな遠藤哲哉のプロレス人生を歩んでいけたらなと思います」と話した。

“苦労人”樋口和貞が決勝で吉村直巳を破り、悲願の「KING OF DDT」初制覇&KO-D無差別級王座初戴冠【DDT】

2022.07.03 Vol.Web Original

「8・20大田区のリングで遠藤哲哉を挑戦者として、待ちたいと思います」

 DDTプロレスが7月3日、東京・後楽園ホールで最強決定トーナメント「KING OF DDT 2022 FINAL!!」を開催。“苦労人”樋口和貞が準決勝で秋山準、決勝で吉村直巳を破り、同トーナメント初制覇を果たし、空位のKO-D無差別級王座を初戴冠。樋口は8月20日、東京・大田区総合体育館で行われる初防衛戦の相手に、脳震とうのため王座を返上した遠藤哲哉を希望した。

 まさに“大器晩成”という言葉がピッタリの男だった。樋口はこれまでに5度、同王座に挑むも、いずれも奪取に失敗。「KING OF DDT」も、最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX」も毎年上位まで食い込むも優勝することはできなかった。

 遠藤の王座返上もあり、不退転の思いで臨んだ樋口は準決勝で因縁深い秋山と対戦。秋山のフロントネックロック、ヒザ蹴り、エクスプロイダーをしのいだ樋口はラリアットからブレーンクロー・スラムで3カウントを奪い、決勝進出を決めた。一方のブロックでは吉村が上野の顔面へのドロップキック連打で苦しむも、Osaka Prideで仕留めて決勝にコマを進めた。

“ビンスの子分”セオリーがまさかのMr. MITBに。飛び入りのMITBラダー戦制覇に大ブーイング【WWE】

2022.07.03 Vol.Web Original

 WWE「マネー・イン・ザ・バンク」(日本時間7月3日、ネバダ州ラスベガス/アレジアント・スタジアム)で“ビンスの子分”セオリーが男子MITBラダー戦で不公平な緊急参戦によりブリーフケースを奪取すると会場からは大ブーイングが巻き起こった。

 試合前にUS王座から陥落したセオリーの不公平な緊急参戦が急きょ発表されると。セオリーは8人となった試合で大暴れする“巨人”オモスにラダー攻撃を放ったが、圧倒的なパワーで軽く蹴散らされてしまう。すると今度は物音を立てずにこっそりラダーに上ったが、ドリュー・マッキンタイアとシェイマスに見つかって鉄槌攻撃で滅多打ちにされてしまう。

 終盤にはセオリー以外の6人がオモスを解説席に投げ飛ばしてKOすれば、ブッチの乱入でリングが混沌としたが、最後はセオリーがチャンスを迎えたリドルを妨害するとそのまま競り勝ってブリーフケースを奪取。セオリーが男子MITBラダー戦を制してセルフィー撮影をすると会場からは大ブーイングが巻き起こった。

“Ms. MITB”リブ・モーガンがキャッシュイン成功。手負いのロンダ・ラウジーを下して新SD女子王者に【WWE】

2022.07.03 Vol.Web Original

 WWE「マネー・イン・ザ・バンク」(日本時間7月3日、ネバダ州ラスベガス/アレジアント・スタジアム)で“Ms. MITB”リブ・モーガンが負傷しながらも王座防衛に成功したロンダ・ラウジーにキャッシュインすると負傷したロンダの右ヒザを蹴り飛ばした上で丸め込んでSD女子王座を初戴冠した。

 ロンダがSD女子王座戦でナタリヤと激突するとアンクルロックやクローズラインの応酬を展開。終盤にはロンダが場外で右ヒザにダメージを負うとナタリアに容赦ないシャープシューターで集中攻撃を浴びるが、最後はアンクルロックからアームバーでナタリアを捕まえてタップ勝ちを収めた。

“女帝”アスカが奮闘もブリーフケース奪取ならず Ms. MITBはリブ・モーガンに【WWE】

2022.07.03 Vol.Web Original

 WWE「マネー・イン・ザ・バンク」(日本時間7月3日、ネバダ州ラスベガス/アレジアント・スタジアム)で“女帝”アスカが権利書入りブリーフケースを7人で奪い合う女子MITBラダー戦に出場した。アスカは奮闘を見せたが、リブ・モーガンにブリーフケースを奪取されて敗戦した。

 序盤、アスカは因縁のベッキー・リンチに裏拳3発やスライディングニー、リブにブルドックを決めて攻め込むとベッキーもレッグドロップで反撃するなど白熱の攻防を展開した。さらにアスカがラダーに上るとこれを妨害したラケル・ロドリゲスにトライアングルを狙ったが、今度はベッキーにラダー上からのセントーンを決められて撃沈。アスカは2020年以来のブリーフケース奪取はならず。

 終盤にはリブがベッキーとブリーフケースを奪い合うと、ベッキーにラダーを倒されて場外落下するかと思われたが、ロープの反動で回避するとそのままベッキーを蹴り落してブリーフケースを奪取。リブが女子MITBラダー戦を制してMs. MITBとなった。

辰巳リカが7・9大田区でのプリプリ王座戦に向け“滝行”で必勝祈願を敢行【東京女子プロレス】

2022.07.03 Vol.Web Original

「中島翔子に勝って新チャンピオンになって、大田区大会も大成功する!」

 東京女子プロレスの夏のビッグマッチ「SUMMER SUN PRINCESS ’22」(7月9日、東京・大田区総合体育館)で団体の頂点王座プリンセス・オブ・プリンセス選手権(王者・中島翔子)に挑戦する辰巳リカが某日、神奈川・南足柄の「夕日の滝」で“滝行”を敢行し、ベルト奪取と大会の成功を祈願した。

“滝行”に挑む前、辰巳は「プロレスも8年続けて原点回帰じゃないけど、初心に帰りたい気持ちもあったりして。邪気とかも払いたいですね。運は悪くはないと思いますけど、余計なモヤモヤとか全部きれいさっぱり洗い流したいと思います」と意気込み。

 聖なる儀式に臨み、塩と酒で体を清め、鳥船行事を済ませ、九字護身法を学んだ辰巳は「私の入場局『恋と革命』が終わるまで、3分越え目指して滝を浴びたい」と目標を掲げた。

 いざ、水に入った辰巳は落差23メートルのところで滝を浴び、「打倒中島翔子! 絶対勝つぞ。もっと強くなれる」と絶叫。さらに上段の岩に移動すると「絶対、中島翔子に勝って、チャンピオンに狂い咲く!」と叫んだ。

 目標の3分越えを達成した辰巳は「絶対これで勝てる。翔子に勝って、新チャンピオンになって、大田区大会も大成功する」と充実した表情を浮かべた。

 見守った滝行仙人は「素晴らしかった。滝の力を思いっきり受けたんで、必ず試合に向けて力が出せると思います」とお墨付きを与え、神様に必勝の札を供えることを許可した。

 滝行を終えた辰巳は「このまま大田区まで駆け抜けます!」と気合を入れていた。

DEEP二冠王者・大島沙緒里が浅倉カンナに続き山本美憂も撃破。試合後は同門の本野美樹のRIZIN参戦をプッシュ【RIZIN.36】

2022.07.03 Vol.Web Original

「RIZIN.36」(7月2日、沖縄・沖縄アリーナ)でDEEP女子ミクロ級、DEEP JEWELSアトム級の二冠王者・大島沙緒里(AACC)が山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22)に2-1で判定勝ちを収めた。大島は昨年10月の浅倉カンナに続きRIZIN常連ファイターを撃破した。

 1R、打撃の攻防から大島がバランスを崩すと山本が組み付く。スタンドで目まぐるしい動きとなるが山本がグラウンドで上を取る。しかし大島は下から首を取る。そして裏返し上になるとサイドポジションから左腕をアームロックに取りに行く。山本が立つが大島はすぐにグラウンドに戻し、左腕を絞り上げる。なおも上に乗ると三角絞めからパンチを連打。山本が上になると大島は下から三角絞め、そして左腕を取る。山本はしのぐとポジションを変え上を取る。大島はガードに入れ防御。

 2R、山本が組み付くが大島は腰が重い。大島のミドルを山本がキャッチすると大島はバランスを崩し倒れるが山本は深追いはしない。スタンドの攻防で大島は右ミドル。キャッチした山本は今度はテイクダウンし上を取る。しかしすぐに離れ、スタンド勝負を主張。大島は右ハイ、右ミドルと積極的に打撃を出していく。大島は前に出て組み付き、グラウンドへ。山本が上を取り細かいパンチ。大島は下から首を抱えコントロール。

平本蓮がUFC王者という目標実現に向け「徳を積む生活」を継続【RIZIN.36】

2022.07.03 Vol. Web Original

 RIZINの2度目の沖縄大会となった「RIZIN.36」(7月2日、沖縄・沖縄アリーナ)でMMA初勝利を挙げた平本蓮(ルーファスポーツ)が改めてUFC王者とRIZIN王者になるという目標を掲げた。そして目標実現のために必要なことととして「やっぱ『徳』じゃないですかね。徳を積むことです」と語り、今大会のカード発表会見から続く「徳を積む生活」を継続させる。

 この日、平本は鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)に2-1の判定で勝利を収めた。試合後の会見では「まあ、ほっとしています」と笑顔を見せる。ほとんど打撃の攻防になったことについては「もっと総合っぽい試合が見たいと言っている人もいると思うんですけれど、そういうヤツは明日の昼間からアデサニヤの試合を見ろって感じです」と「UFC276」のイズラエル・アデサニヤの試合をおすすめ。

 鈴木については「めちゃくちゃタフだったのと、蹴りがすげえ強かった。今、右ヒジもすげえはれてるんですけど、1R目の1発目で、キックからやってきた中で1番蹴りが強かったんじゃないかなって。ヒザとかもいい蹴り打ってくるなと思いました。やっぱりタフだった。1R、2Rでバシって当たっていい感触だと思ったんですけど、グラついてもすぐ立て直して来ていた。昔はそこで行っちゃう癖があったので、そこを修正するのが今回のテーマだった。3Rきっちりしっかりしたゲームを自分の中ではできたのかなというのと距離が鈴木選手が結構思ったより近かったので、そこのコントロールは、練習中に意識していたものがか全部出たなっていう感じですかね」などと語った。

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