SearchSearch

RR戦覇者ビアンカが「レッスルマニア37」の対戦相手にSD女子王者サーシャを指名【WWE】

2021.02.27 Vol.Web Original

「私が最もすごいことを証明する。勝負だ」

 WWE「スマックダウン」(日本時間2月27日配信、フロリダ州セントピーターズバーグ/トロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」)でロイヤルランブル(RR)戦覇者のビアンカ・ブレアがPPV「レッスルマニア37」メイン戦の対戦相手としてスマックダウン女子王者サーシャ・バンクスを指名した。

 リングに登場したビアンカは「人生は選択よ。私の選択は…」と発表しようとするとレジナルドが話を遮って「サーシャを選ぶと悪夢になるぞ」と忠告した。

 するとそこへサーシャ本人も登場して「歴史に名前を刻みたいなら私を選ぶわよね。でもビアンカは“EST”なんかじゃないわ。私がベストでNo,1よ」と自身の王座ベルトを掲げて威圧したが、ビアンカは「王座を奪取してやる! 私が“EST”として最も強く、最も早く、最もすごいことを証明する。勝負だ」と会場のレッスルマニアサインを指さして2人の王座戦が決定した。サーシャvsビアンカのSD女子王座戦が行われるPPV「レッスルマニア37」は日本時間4月11、12日にWWEネットワークで配信される。

中邑真輔がアポロ・クルーズにまさかの敗戦【WWE】

2021.02.27 Vol.Web Original

試合前の奇襲と反則に不覚

 WWE「スマックダウン」(日本時間2月27日配信、フロリダ州セントピーターズバーグ/トロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」)で中邑真輔が先週に続きアポロ・クルーズと対戦したが、ゴング前にクルーズに襲撃されるとアングルスラムを決められて敗戦した。

 試合前にクルーズが「ビッグEと同じように苦しむことになる」と挑発すると入場した中邑の背後から奇襲を仕掛けてゴング前に鉄製ステップに叩きつけた。

 試合ではクルーズが中邑の髪を引っ張ってジャーマン・スープレックスを決めれば、中邑も顔面へのハイキックからスライディング・ニーを叩き込んで反撃。さらにクルーズがジャーマン・スープレックス3連打を放てば、中邑もスライディング・ジャーマンスープレックスで反撃。そして中邑がスリーパーでクルーズを捕まえるも、クルーズがコーナーに置いてあった自身のスカーフを使って脱出。最後は中邑がアングルスラムを決められてクルーズにまさかの敗戦を喫して2連勝を逃した。

那須川天心と志朗が前日会見から高度な心理戦を展開【RISE】

2021.02.27 Vol.Web Original

1年半ぶりの再戦に那須川「前回以上の屈辱を味合わせる」

「RISE ELDORADO 2021」(2月28日、神奈川・横浜アリーナ)の前日計量が2月27日、東京都内で開催され、メインイベントで対戦する那須川天心(TARGET/Cygames)と志朗(BeWELLキックボクシングジム)がともに一発で規定体重をクリアした。

 2人は2019年9月に行われた「RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament」の決勝で対戦し、那須川が判定勝ちを収めている。打倒・那須川天心に燃える志郎は昨年11月に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」で優勝し、今回の対戦にこぎつけた。

 志朗は「2019年に那須川天心君に負けてから、負けた日を忘れていない。どうしたら勝てるのかということにこの1年以上を費やしてきた。自分ができることはすべてやってきたので、明日は楽しみにしていてください」と静かに闘志を燃やす。

 対する那須川は「久しぶりに55kgという適正体重で試合ができるということに非常にうれしく思っている。志朗選手は実力で上がってきた選手なので、ここまで来たということを評価しつつ、前に戦った時と同じような、というかそれ以上の屈辱を味合わせてやろうと思っているので注目していてください」とこちらも淡々とした表情を見せた。

元西武の相内誠が初の計量に「家と計量で使う体重計に誤差がないかと心配だった」【RISE】

2021.02.27 Vol.Web Original

デビュー戦でモンゴルのDelgermuru拳信王と対戦

「RISE ELDORADO 2021」(2月28日、神奈川・横浜アリーナ)の前日計量が2月27日、東京都内で開催され、全選手が一発で規定体重をクリアした。

 今大会でプロデビューを果たす、プロ野球の元西武ライオンズ投手、相内誠(フリー)は初めての計量に臨み、スーパーライト級のリミット−65kgを0.2kg下回る64.8kgで計量をクリアした。

 相内は第3試合でモンゴルのDelgermuru拳信王(FLATUP)と対戦する。

 計量後に行われた会見で相内は「あとはやるだけなので、しっかりKOで勝ちたいと思っています。応援よろしくお願いします」と挨拶。そして自らのストロングポイントとしては「気持ちの強さ」を上げた。

 初めての計量については「野球をやっていた時は体重を増やすことに苦労していた。あとは、家と計量で使う体重計に誤差がないかと心配だったくらい」と特に苦にはならなかったよう。「ほっとしていて、早くおいしいご飯を食べて明日の試合を迎えられたら」と話した。ちなみに野球時代は「75~80kgくらい」でプレーしていたというから約10~15gほど絞ったことになる。

女子巴戦にパンクラス王者・藤野恵実率いるMMAベテランチームと柔術チームが参戦【QUINTET】

2021.02.27 Vol.Web Original

藤野恵実が「帰ってきましたBBAなめんな」とコメント

 桜庭和志がゼネラルプロデューサーを務めるグラップリングの格闘技「QUINTET」の2021年第1弾大会「QUINTET FIGHT NIGHT 6 inTOKYO」(3月12日、東京・EX THEATER ROPPONGI)で行われる女子巴戦の出場全チームが2月26日、決定した。

 当初はTEAM AACCと山本美憂チームの2チームの参戦が発表されていたが、両チームともに出場候補選手のケガによりチーム選抜をすることができなくなったため、新たに選出されたTEAM FairtexとTEAM Coroblockの2チームの出場が決定した。先に発表されたTEAM CARPE DIEMと3チームで優勝を争う。また美憂は自身がケガをしたこともあり、女子大会プロデューサーの就任も辞退した。

 柔術の選手を中心にしたTEAM Fairtexは、2017年IBJJF世界柔術選手権で2冠を達成した実力者のカロリーナ・デ・アモリン・クワハラがキャプテンを務め、アジア選手権優勝の岸田蘭音、DUMAUインターナショナル2020優勝のジュリアンナ・ラウレンティーノ、ZST Battle Hazard08 女子GTFトーナメントで準優勝した今成和成の弟子・坂元和子、ASIA2019青帯rooster3位の吉田綾子と実績のあるメンバー。

 もう1チームのTEAM Coroblockはパンクラス女子ストロー級チャンピオンの藤野恵実をリーダーにしたMMAファイター中心のチーム構成で、現在決定しているメンバーは藤野の他にキックボクシング、女性初のパンクラシストとして総合格闘技でも活躍し、現在は柔術にも取り組んでいるWINDY智美、初代DEEP JEWELSバンタム級チャンピオンの端貴代が決定。残り2名の選手は現在調整中となっている。

 今回の参戦にあたりTEAM Fairtexのカロリーナ・デ・アモリン・クワハラは「道着なしでも自分たちの実力を見せつけます! 一人一人が、全力を出し切ってがんばります! 応援よろしくお願いします」、TEAM Coroblockの藤野恵実は「チームコロブロックの藤野恵実です! 帰ってきましたBBAなめんな。MMAファイターは強いんだよ!優勝するために出場決めました。チーム=BBAのみんなで力を合わせて頑張ります!」とそれぞれコメントした。

 また巴戦の対戦形式も決定。第1試合でTEAM AとTEAM Bが対戦し、第2試合でその敗者とTEAM Cが対戦。第3試合で第1試合の勝者と第2試合の勝者が戦い勝者が優勝チームとなる。TEAM A、B、Cは抽選で決定し、その抽選方法は後日発表される。

DDTグループとノアが6・6さいたまSAで「CyberFight Festival 2021」を開催

2021.02.27 Vol.Web Original

CyberFightが合同興行

 DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスが属する株式会社CyberFightが2月26日、東京・渋谷区の渋谷スクランブルスクエア内で記者会見を開き、6月6日に埼玉・さいたまスーパーアリーナメインアリーナで「CyberFight Festival 2021」と銘打った合同興行を開催することを発表した。

 同大会では各団体による提供試合のほか、KO-D無差別級選手権試合、GHCヘビー級選手権試合、プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合の3大タイトルマッチや団体交流戦などの実施を予定。この興行の模様は動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で生中継される。

 開催経緯について、高木三四郎社長(DDT)は「昨年9月1日にプロレス事業部を経営統合して株式会社CyberFightを設立した際に、プロレスリング・ノア、DDTプロレス、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス、それぞれの運営団体の魅力を伝えることのできるロックフェスティバルのような大会を企画できないかと思っておりました。6月6日に国内有数の大会場である、さいたまスーパーアリーナのメインアリーナで開催することとなりました。『CyberFight Festival』で、それぞれの団体のファンの人たちや、広く世間にも改めてプロレスの魅力を伝えていけたらと思っております。当日は新型コロナウイルスの感染予防に十分対策を講じて開催します。人々に活力を与えるイベントにしたいです」と説明。

プレーオフ ファイナルで琉球が木下に3-0のストレート勝ちで優勝【Tリーグ】

2021.02.26 Vol.Web Original

昨年は新型コロナの影響で中止に

 卓球「Tリーグ」の男子「2020-2021シーズン プレーオフ ファイナル」(2月26日、東京・アリーナ立川立飛)が行われ、琉球アスティーダが木下マイスター東京を3-0で破り、初の王者に輝いた。

 両チームは昨年も「プレーオフ ファイナル」に進出したのだが、新型コロナウイルスの影響により中止されており、今回は2年越しの対戦となった。

 今シーズンは前半、琉球がリーグ新記録となる9連勝を成し遂げるなど圧倒的な強さを見せ独走。2月6日には早々にプレーオフ ファイナル進出を決めた。前年王者の木下も年が明けた後半から調子を上げ、レギュラーシーズン最終戦で勝ち点で琉球と並び、得失マッチ数で上回り、逆転でシーズン1位となってプレーオフ ファイナルに駒を進めた。

アダム・コールがオライリーに続き盟友ストロングに裏切りのスーパーキック【WWE NXT】

2021.02.26 Vol.Web Original

ベイラーにもスーパーキック

 WWE「NXT」(日本時間2月26日配信)でアンディスピューテッド・エラのアダム・コールが盟友のロデリック・ストロングを騙し打ちした。

 リングに登場したコールは「俺はオライリーがNXT王座奪取に繰り返し失敗したのが許せなかった。だが俺はバカな間違いをした」と盟友への攻撃を反省した。コールは「NXTテイクオーバー: ベンジェンス・デイ」でNXT王者フィン・ベイラーと盟友カイル・オライリーを襲撃していた。

 するとそこにストロングが現れて「今頃反省か? チームは信頼や愛情で成り立ってたのにお前は俺たちを裏切った。俺はオライリーがお前に攻撃しても助けるかどうか分からない」と心境を口にした。

 するとそこへベイラーが現れてコールを強襲すると、コールはストロングが止めに入ったすきにベイラーをスーパーキックでKO。ベイラーを返り討ちにしたコールは「すべて俺が悪かった」と泣きながら謝罪するとストロングは「愛してるぞ。お前は兄弟だ」とハグを交わして和解したかに思えたが、最後はコールが「お前は本当にバカだな」と言いながら裏切りのローブローを放つとチームネックレスを引きちぎってストロングをスーパーキックで沈めた。

紫雷イオ vs.トニー・ストームのNXT女子王座戦が決定【WWE NXT】

2021.02.26 Vol.Web Original

試合ではゾーイを完封

 WWE「NXT」(日本時間2月26日配信)でNXT女子王者・紫雷イオが2週間後のNXTでトニー・ストームとNXT女子王座戦を行うことが決まった。

 この日、イオはゾーイ・スタークスとノンタイトル戦で対戦。試合前、SNSで「誰とでも戦ってやる! 問題なし」と意気込んだイオはオクトパスホールドからドロップキック、ダブル・ニーを繰り出すと、一方のゾーイもイオの619をキャッチして蹴りを叩き込むなど善戦。しかし終盤にはイオが2発目の619をヒットさせるとコーナートップからのハリケーン・ラナやバックブリーカーでダメージを与えると、最後は串刺しのダブル・ニーから必殺のムーンサルトをゾーイに叩き込んで快勝した。

ウェルター級王者・加藤虎於奈が前回反則決着に終わった松岡力を相手に初防衛戦【Krush.124】

2021.02.25 Vol.Web Original

虎於奈「しっかり叩き潰して引退させます」

「Krush.124」(4月23日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見が2月24日、東京都内で開催された。

 昨年の11月に行われた「Krush.119」で対戦した加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)と松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)の再戦が決定。今回はKrushウェルター級王座をかけたタイトルマッチで雌雄を決する事になった。

 2人は昨年8月に行われた第7代Krushウェルター級王座決定トーナメントに出場する予定だったが怪我などで揃って欠場。ともに復帰戦という形で対戦し、虎於奈が先にダウンを奪い試合をリードしていたが、2Rに松岡がヒザ蹴りでダウンを奪い返して逆襲。しかしそのヒザ蹴りがKrushでは反則となる相手をつかんでの攻撃で、虎於奈が目を負傷したため試合はストップ。虎於奈が反則勝ちを拾うという不完全燃焼な結果に終わった。

 その後、今年1月の「Krush.121」で虎於奈が王者の山際和希に挑戦し、Krushウェルター級王座を奪取。今度はベルトをかけ、11月の不完全燃焼に終わった試合の完全決着戦を行おうというわけだ。

 会見の挨拶で「第8代Krushウェルター級チャンピオンの加藤虎於奈です」と堂々とチャンピオンとして名乗った虎於奈。そのうえで「しっかり白黒つけないとちゃんとしたチャンピオンになった感じがしないんで、一瞬で終わらせます」と、真のチャンピオンになるには松岡との決着戦は避けて通れないと語る。

「正直、試合の時にベルトを一回真ん中に戻した時点で俺も挑戦者だと思っているんで、しっかりそれを奪いに行くだけ。チャンピオンというおごりもなく、攻めの姿勢を見せることが一番だと思っています」と、攻めの姿勢でタイトルマッチに挑むことを宣言した。

 1月のタイトルマッチ前には松岡と食事をし、勝ったあかつきには初防衛戦の相手に指名するという約束もしていたという。松岡とは波長が合うところがあるそうだが、リング上では別。「ご飯を一緒に食べて“めっちゃ兄貴だな”って感じの人柄なんですけど、リングの上は違う。しっかり叩き潰して引退させます」と、情を捨てて、過去に「負けたら引退」という言葉を口にした松岡にチャンピオンの力を見せつける構えだ。

 一方の松岡も「この前、いいところで試合が終わっちゃって、僕らもお互いまだやりたかったですし、僕は負けてないと思ってるんで、次で決着をつけようと思っています」とモチベーションは高い。

「虎於奈くんがベルトを獲ったから、またやる気になったし、毎回言って詐欺みたいなんですけど(苦笑)、今回も負けたら引退です。今回勝って、ベルトを獲って、格闘技を終わらせたいと思っているんで、何十倍も気合入っています」と、今回のタイトルマッチに向けては、並々ならぬ決意を秘めているようだ。

 松岡がKrushでタイトルに挑むのは今回が初めて。「格闘技を長いことやってきて、ちゃんとしたタイトルマッチをするのも初めてなんで、ここを逃したら格闘技をやってきた意味がない。チャンピオンになって、格闘技をやってきた意味を見つけたいと思います」と、格闘家人生の集大成として、4月23日の後楽園ホールのリングに立つ。

皇治「まずは適正体重で実力を証明して」から「シバターのおっさんとも決着をつけないとあかん」

2021.02.24 Vol.Web Original

5月の大阪大会で「同階級の選手とやって実力を見せたい」

 RIZIN参戦中の皇治が2月24日、5月のRIZIN大阪大会への出場を要望した。

 皇治は昨年大晦日に五味隆典とパンチのみの「RIZINスタンディングバウト特別ルール」で対戦。その前後から炎上系YouTuberのシバターとのからみが続くなど、次戦が注目を集めていた。

 この日、皇治はREBELSの最終興行となる「REBELS ~The FINAL~」(2月28日、東京・後楽園ホール)の会見に出席。試合後に行われる記念セレモニーで旗揚げから昨年9月までREBELSのプロデューサーを務めた山口元気代表とスペシャルエキシビションマッチを行うことが発表された。

 会見の中で皇治は「今はRIZINのリングで結果を出せていないのが悔しい。去年は自分のファンをがっかりさせたのがショックだった。ごちゃごちゃぬかしている奴も多いので、そういう奴らを実力で黙らせてやろうと思っている。今年は5月にRIZINで復帰戦をやろうと思っている。RIZINに来てから同階級の選手とやっていないので、同階級なら俺は強いというところを見せたい。RIZINファンを喜ばせていないので、喜ばせたいしもちろん俺のファンも喜ばせたい」と通常のキックボクシングルールでの試合を行いたいと語った。そして「みんな俺とからみたがる。シバターのおっさんともあんなにごちゃごちゃ言うなら決着をつけないとあかんと思っている」とシバターとの対戦についても言及。ただ「何事も順番があるので、まずは適正体重で実力を証明して、そこからお祭りごとをやっていけたらいいなと思っている」とRIZIN参戦後は那須川天心、五味と対戦し、いまだに勝利がないことからまずはRIZIN初勝利を目指す。

Copyrighted Image