「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~」(6月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で行われたトーナメントの決勝で城戸康裕とチンギス・アラゾフが対戦。アラゾフが3-0の判定で勝利を収め、第2代王者となった。
城戸は1回戦でイギリスのルーク・ウィーランと対戦。1Rからプレッシャーをかけてコーナーに追い詰め強烈なパンチを放つウィーランに城戸は右ローで応戦。徐々にローを効かせると今度はヒザをボディーに叩き込む。城戸は下がるウィーランを追ってなおもヒザをボディーに打ち込み、2R終了間際にダウンを奪う。3Rになってもダメージの残るウィーランに城戸は右ローで左足を破壊すると左ミドルから右フック。下がるウィーランを追いかけパンチの連打を放つとウィーランは戦意喪失しダウン。そのまま立ち上がれず、城戸がKO勝ちした。
準決勝は廣野祐を2RTKOで下したサニー・ダルベックと対戦。昨年11月に対戦しKO負けを喫している城戸が今回は1R2分28秒、KOで勝利を収め雪辱を果たした。
距離をとって戦う城戸は左ローから右ジャブのコンビネーションを見せると、ダルベックの右足のヒザ上に強烈な前蹴り。この一撃で右足を痛めたダルベックは右足をつけない状態に。そこにローの連打でダウンを奪うとダルベックは立ち上がることができず、城戸がほぼノーダメージで決勝に勝ち上がった。