真っ向打ち合うも決着つかず
総合格闘技イベント「ZST.59」(3月17日、東京・新宿FACE)のメーンでZSTフェザー級王者・関鉄矢が王座戴冠後の第1戦に臨み、樋沼朝光に3-0の判定で勝利を収めた。試合は樋沼のキックに関がパンチを合わせ、そこからともに激しい打ち合いに臨むという展開が繰り返される。ともに倒れてもおかしくないようなパンチを被弾しながらも立ち続け、おかまいなしにパンチを放ち続ける。2R終盤になって樋沼が組み付きからテイクダウンに成功しフロントチョーク、ラウンド終了間際に関がバックを奪いスリーパーホールドにとらえるといった場面はあったが、ともに極め切れずに判定決着となった。
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平昌オリパラ フィナーレは日比谷で!【平昌五輪】
パラリンピックも開幕し、日々熱戦が繰り広げられるなかで、じわじわと平昌大会のフィナーレも近づいてきた。競技のパブリックビューイングやアスリートたちによるトーク、2020年の東京大会の競技体験などを通じてオリンピックを感じられる人気イベント「東京2020ライブサイト in 2018」もまた、この17、18日でフィナーレとなる。
会場は、都立日比谷公園と、29日にグランドオープンが迫った東京ミッドタウン日比谷。日比谷公園の噴水前には巨大ビジョンとステージが設けられ、男子女子それぞれのアルペンスキー大回転の生中継が行われる。パラリンピアンの根木慎志(車いすバスケットボール)やオリンピアンによるトークも展開される。また、人気アーティストによるライブも予定されている。
イベントは両日とも10〜17時。入場無料。飲食ブースや物販などもある。
三澤拓・平昌パラリンピック アルペン男子滑降 立位 【AFLO SPORT Presents PHOTOIMPACT-プロの瞬撮-】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
本田圭佑が代表復帰 中島翔哉が初選出
ベルギーでマリ、ウクライナと対戦
日本サッカー協会は3月15日、都内で会見を開き、3月19〜28日に行われるヨーロッパ遠征のメンバーを発表した。
遠征中、日本代表は3月23日に国際親善試合でマリ代表(ベルギー・リエージュ)、「キリンチャレンジカップ2018 in EUROPE」で ウクライナ代表(ベルギー・リエージュ)と対戦する。
「2018ワールドカップ(W杯)ロシア」の最終登録メンバーの締め切りは6月4日。その前に行われる代表戦はこの2試合と5月30日に行われるガーナ代表戦の3試合。そろそろメンバーが絞り込まれる時期とあって、メンバー発表に注目が集まった。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「W杯前の最終的な合宿になる。1月から準備は始まっている。1次予選の相手の分析もしている。3チームともタイプの異なったタイプ。それぞれの試合で違った戦術を用意しなければいけない。下馬評では日本より強い3チームだろうと言われている。野心と勇敢さを持って強敵に向かっていかなければいけない。本大会はいろいろなことが起こる。常に下馬評通りの結果にはならない。強いと言われたチームが1位と2位になるとは限らない。しかし相手がチャンスをプレゼントをしてくれると期待してはいけない。我々がつかみにいかなければいけない。W杯の本大会は誰もプレゼントはくれない。3年、日本にいるが、このチームに勝つ文化を植え付けてきた。日本人は勤勉性と規律はすでに持っていた。ただ戦術とフィジカルはトップの準備をしておかなければいけない。さらにメンタルもかなり準備していかなければいけない。本大会で我々が一番弱いという姿をさらしてはいけない。日本が希望を起こすと信じている。そのための選手を選ぼうと思う。本大会まで5試合。マリはセネガルに似ている。ウクライナはポーランドに似ている。本大会のような強い気持ちを持ってこの2試合に臨まなければいけない」などと挨拶した。
【動画】どの種目で出たい? スザンヌ「もし五輪に出場できるなら」
スザンヌに「もしオリンピックに出場することが出来るとしたら? どの種目に出たい?」と質問してみたら。
渋谷に「格闘技を見ながら食事ができる」TFCがオープン
渋谷のセンター街に食事をしながら格闘技を観戦できるファイトクラブ&ショーレストラン「Tokyo Fight Club」(TFC、渋谷区宇田川町13-8 ちとせ会館5階)がオープン。3月2日にプレイベントが開催され、桜庭和志、川尻達也といった国内のトップファイターたちが訪れた。
店内には中央にケージを常設。それ以外のスペースは通常の飲食店同様テーブルが置かれ、飲食を楽しむことができる。
この日のプレイベントでは桜庭は4月に旗揚げ戦が行われるグラップリングの新イベント「QUINTET」にともに出場する所英男とケージの中から挨拶した。
パンクラスのロッキー川村vs佐藤光留の素手での掌底合戦、ゴンナパー・ウィラサクレックのミット打ちなどを至近距離で目にした初見と思われる観客の中にはそのド迫力に息をのむ姿もあった。
所はメインイベントで渡辺一久と2分×3Rのスペシャルマッチを行った。
TFCでは今後、毎週金、土の20時〜22時にMMAとキックの試合を実施していくという。
サッカーU-21日本代表 パラグアイ遠征メンバー発表
ハンブルガーSV所属の伊藤達哉が初招集
日本サッカー協会が3月13日、都内で会見を開き、パラグアイ遠征(3月19~28日)に臨むU-21日本代表メンバーを発表した。
今回の遠征では「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本U-21サッカー交流」(3月21~25日、パラグアイ)で、U-21チリ代表(21日)、U-21ベネズエラ代表(23日)、U-21パラグアイ代表(25日)と対戦する。
会見の冒頭で森保一U-21監督は「このパラグアイ遠征は非常にタフな日程での活動になる。その中で、選手、U-21のチームが成長できるようにいい経験を積んで、また前進して来れればと思っている。前回での中国遠征で出た課題を改善して、さらにチームとしても、選手個人としてもレベルアップできるようにいい経験ができれば。前回から多くの選手を入れ替えてやっていくなかで、選手の個性も見つつ、足りないところはそこでなんとか改善するように、いいところはさらに自信を持って伸ばしてもらえるような働きかけをしていきたい」などと今回の遠征の目的を話した。
メンバーについては「視察の段階では多くの選手を見てきたが、今回は1997年と1998年生まれの選手でチームを編成させてもらった」という。初招集となった流通経済大学の現在1年生のDFアピアタウィアについては「センターバックやウイングバックで守備的な起用ができるかなと思っている。去年のインカレの時は右サイドバックで出場していたが、視察の時はセンターバックをやっていた。守備の部分で彼の持っている身体能力の当たりの強さから攻撃に転じていけるところを我々のチームでも生かしていきたいと思う」と話した。またドイツ1部・ブンデスリーガのハンブルガーSV所属のMF伊藤達哉も初招集。伊藤については「彼のプレーは去年ドイツでプレーしているところを見てきた。彼には攻撃の部分で貪欲な部分を見せてほしい。前線でボールを受けて、そこから貪欲に相手のゴールに向かっていく、目の前に相手がいてもなんとか突破してゴールにつなげていく、そういう貪欲な姿勢を示せる選手だと思う」などと話した。
U-21代表はこの遠征の後は5月下旬にフランスで開催される「トゥーロン国際大会」、夏には「第18回アジア競技大会」(8月18日~9月2日、インドネシア)と国際大会への出場が続く。
スキージャンプ【AFLO SPORT Presents PHOTOIMPACT-プロの瞬撮-】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
小金翔「格闘技を始めたきっかけはあの人気漫画」
180㎝の長身にがっちりした体。金髪に切れ長の目が韓流スターのような小金翔。格闘技を始めたきっかけはあの人気漫画。
「中学生の時に格闘技のファンになって、ボクシングをやりたいと思ったんですけど、家の近所にボクシングジムがなくあきらめたんです。きっかけは『はじめの一歩』というボクシングを題材にした漫画です(笑)。そこから実際にボクシングを見に行ったり、あとはK-1とかPRIDEを見たりしているうちに自分もやってみたいなと。それで高校1年生の時に部活で柔道を始めました。その後、高校3年生の終わりぐらいに総合格闘技のジムに入って、部活以外でも格闘技をするようになりました」
そこからプロの道へ一直線!とはいかず…。
「ジムはすごく楽しかった。学校では接することのない大人の人たちとも関われましたし、とても可愛がっていただきました。大学に入ってもジムは続けていて、1年生から4年生までアマチュアの試合に出場するなど、それなりに一生懸命やっていて、意外と勝てていた。でも、この先自分的にはプロになっても勝つのは難しいんじゃないかと…。卒業が近づき周りの友人が就職していく中で、格闘技を続けたいという気持ちと、格闘技で食べていくのは大変だという気持ちがあり、結局は就職する道を選びました。就職してからも仕事終わりにはジムに通う生活をしていて、だんだん自分には会社勤めは向いてないんじゃないかと思うようになり…。結局、好きなことをやっているほうが自分は幸せだと思い、会社は1年半でやめて、格闘技をやることにしました。なので今は楽しいし、幸せです」
名古屋オーシャンズが3年ぶり5度目の優勝【3・11全日本フットサル選手権】
昨年覇者の大阪に2-1で勝利
「第23回全日本フットサル選手権」の決勝ラウンドが3月11〜13日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で開催された。最終日に行われた決勝ではシュライカー大阪と名古屋オーシャンズが対戦。2-1で名古屋が勝利を収め、3年ぶり5度目(前身の大洋薬品/BANFF含む)の優勝を果たし、同時に今シーズンの3冠を達成した。
前半序盤から攻守が激しく入れ替わる。しかし徐々にペースを握った名古屋の猛攻が続く。大阪はしばらく我慢の時間。
しかし13分には名古屋のラファがGK冨金原と接触し担架で退場。これをきっかけに大阪が反撃する場面も。
3位決定戦で湘南が1-0で浦安に勝利【3・11全日本フットサル選手権】
前半終了間際に鍛代が豪快なミドルシュートで決勝点
「第23回全日本フットサル選手権」の決勝ラウンドが3月11〜13日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で開催された。最終日に行われた3位決定戦でバルドラール浦安と湘南ベルマーレが対戦。1-0で湘南が勝利を収めた。
浦安は前日の準決勝でシュライカー大阪と延長からPK戦にもつれ込む熱戦を展開したうえで惜しくも敗れた。
湘南は名古屋相手に激しい打撃戦の末、4-5で敗れた。
試合は前半、互いに守備時のチェックが厳しく、なかなかシュートまで持ち込めない。シュートを放っても枠を大きく外し、得点のにおいがしない展開が続く。
しかし前半終了間際の20分、湘南が植松からのパスを受けた鍛代が豪快なミドルシュートで先制ゴールを決める。
後半も一進一退の攻防が続くが、前半に引き続き湘南の守備の寄せが厳しく、浦安のシュートはGK正面に。一方の湘南もシュートは放つものの、浦安のGK藤原の好セーブに遭い得点を追加できない。そのまま湘南がしのぎ切り勝利を収めた。

