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リベンジマッチに臨む軍司泰斗がゲーオガンワーンのヒジに警戒「1Rから行くとまたもらってしまう。3Rでしっかり倒す」【KNOCK OUT】

2025.12.03 Vol. Web Original

 KNOCK OUTが12月3日、都内で年末のビッグマッチ「KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~」(12月30日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の最終対戦カード発表会見を開催した。

 既にカードが発表されている前K-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(TEAM SUERTE)も会見に出席した。ゲーオガンワーン・ソー.アムヌワイデッー(タイ)とのリベンジマッチに臨む軍司はゲーオガンワーンのヒジに警戒しつつも攻略への自信を見せた。

 軍司は6月の代々木でのビッグマッチ「THE KNOCK OUT」でKNOCK OUTに初参戦。初のヒジあり、そしてオープンフィンガーグローブ(OFG)着用のKNOCK OUT-REDルールの試合に臨み、ペットルンルアン・ソーチャールワンに1RでKO勝ちを収めた。8月にはREDルール2戦目に臨むもゲーオガンワーンに強烈なヒジ打ちを食らい、キャリア初のKO負け。ムエタイの洗礼を浴びた。しかし11月15日の後楽園大会では“仮想ゲーオガンワーン”ともいえるセーンサックグン・オー.カムインと対戦し、ヒジ打ちで流血しながらも2つのダウンを奪っての判定勝ちを収め、ゲーオガンワーンとのリベンジマッチをアピール。先月27日にこのカードが発表された。

 ゲーオガンワーンは元ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者でムエタイでスーパーレック・キアトモー9にも勝利している強豪。日本では昨年6月に大和哲也に判定勝ち、今年8月にはKNOCK OUTに初参戦し軍司に1RKO勝ち。11月には現KNOCK OUT-BLACKライト級王者の大沢文也と対戦し、判定勝ちを収めている。

 軍司は会見で「早い段階での再戦に感謝しています。8月にKO負けしてしまったので、今回はしっかりKOで倒したいと思います」と語った。

海人がシッティチャイを相手に防衛戦。世界最強への道に向け「ここで負けてるようでは始まらない」と不退転の決意【KNOCK OUT】

2025.12.03 Vol. Web Original

 KNOCK OUTが12月3日、都内で年末のビッグマッチ「KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~」(12月30日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の最終対戦カード発表会見を開催した。

 シュートボクシング(SB)のエースでSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)の参戦がついに発表された。初代KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王者でもある海人は防衛戦でシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)と対戦する。

 会見で海人は「ここで負けてるようでは始まらない」と不退転の決意を口にした。

 シッティチャイは元GLORY世界ライト級王者でムエタイとキックボクシングで11度の世界王座獲得歴がある。2020年からはONE Championshipに参戦。昨年6月には野杁正明のONEデビュー戦の相手を務め、判定勝ちを収めている。8月にONEからのリリースが発表され、その動向に注目が集まる中、同月の後楽園大会で山口元気代表がシッティチャイと複数試合契約を結んだことを発表。海人にラブコールを送っていた。

 海人は2021年2月に日菜太を破りこの王座を獲得。ホームであるSBに加えRISE、GLORY、ONE Championshipにも出場となかなかKNOCK OUTへ参戦することができず、今回が初防衛戦となる。

UNLIMITEDルールで対戦の松嶋こよみ「しっかりとケンカできるように頑張りたい」、漁鬼は「何も考えず思い切りパンチを振り回すだけ」【KNOCK OUT】

2025.12.03 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが12月3日、都内で年末のビッグマッチ「KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~」(12月30日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の最終対戦カード発表会見を開催した。

 既にカードが発表されている松嶋こよみ(IDEA ASAKUSA)とKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級暫定王者の漁鬼(SHINE沖縄) も会見に出席した。2人はUNLIMITEDルールで対戦する。松嶋は今回がKNOCK OUTへは2度目の参戦、漁鬼はUNLIMITEDルールには初挑戦となる。

 松嶋は修斗、パンクラスなどを経てONE Championshipにも参戦。2019年にはONE世界フェザー級王座にも挑戦している。その後、「Road to UFC」、日本のDEEPを経て、昨年1月には「TOP BRIGHTS」に参戦もカルシャガ・ダウトベックにTKO負け。しかし7月にはGLADIATORでソドノムドルジ・プレブドルジにKO勝ちを収め、復活を果たした。9月には米国の総合格闘技団体「LFA」と契約したことが発表されたのだが、ビザの問題もありなかなか試合が組まれず。そんな中、今年8月にKNOCK OUTに電撃参戦。UNLIMITEDルールでジャン・チャオと対戦し、判定勝ちを収めた。10月には「RIZIN LANDMARK 12 in KOBE」(11月3日、兵庫・GLION ARENA KOBE)で元RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフと対戦することが発表されたのだが、ケラモフが前日計量当日の午前中にウイルス性胃腸炎で救急搬送され欠場となり、試合が流れるという不運に見舞われた。

2025年話題の人の「変わり羽子板」発表。大谷翔平が故長嶋茂雄氏と並ぶ6回目の選出。殿堂入り制度なしであと何年続く!?

2025.12.03 Vol.Web Original

 株式会社久月が毎年、その年の話題の人をモチーフとして制作する「変わり羽子板」の発表会が12月3日、東京・浅草橋にある同社の浅草橋総本店で行われた。

 今年は10月に自民党初の女性総裁、そして史上初の女性総理となった高市早苗総理大臣、5年連続6回目の選出となったドジャースの大谷翔平ら9点12人が登場した。

 同社のこの「変わり羽子板」は1986(昭和61)年からスタートし、今年で40回目。毎年12月に国内外の政治・経済、文化・社会・国際、芸能、スポーツの各分野から、その年、明るい話題を提供した人物を素材に制作。その1点のみの非売品となっている。

 これまでの最多は今年6月に亡くなった長嶋茂雄氏と大谷の6回。同社の中で会議を重ね、人選を決定するという。特に殿堂入りといったことは考えていないようで、大谷においてはまだまだ記録を伸ばしそう。基本的には上半身、特に顔がメインとなることから構図が大変なのだが、大谷のお陰で年々、構図の自由度が増しているとのこと。もっとも、大谷についてはドジャースと2023年に10年契約を結んでおり、基本的にはユニフォームも変わらないことから同社の苦労はしばらく続きそうだ。

 今年のラインアップは以下の通り。

錦織圭がやって来た【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2025.12.03 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

上野勇希がスーパー・ササダンゴ・マシンを退け、2冠王座を死守。正田壮史が12・21後楽園でKO-D無差別級王座に挑戦【DDT】

2025.12.01 Vol. Web Original

 DDTプロレスが11月30日、東京・後楽園ホールで「BE AMBITIOUS ~秋闘乱舞~」を開催した。KO-D無差別級&DDT UNIVERSAL両王者の上野勇希がスーパー・ササダンゴ・マシンの挑戦を退け2冠王座を死守し、KO-D無差別級は3度目、UNIVERSALは初防衛に成功した。試合後にDGS(D GENERATIONS)世代で行われたじゃんけんトーナメントを制した正田壮史が12・21後楽園でKO-D無差別級王座に初挑戦することが決定した。
 
 ここ数年はDDTバラエティー班としての試合が多かったササダンゴだが、今回は本気も本気。パーソナルトレーナーをつけて体作りに取り組んでタイトル戦に臨んだ。序盤からササダンゴは120キロの体を駆使して攻めていった。そのなかでもフォールアェイスラムを繰り出すなど、オーソドックスな攻めも見せていく。場外で垂直落下式リーマンショックを決めたササダンゴは、上野がリングに戻ると体に全体重を乗せてフォールの連続。上野のBMEをかわしたササダンゴはリバース・シュリンプ・ホールドで絞め上げた。ここで、スクリーンで「あなたの脳内に直接プレゼンテーション」として、「スピりパワーポイント」がスタート。ササダンゴは新チャンピオンになった暁には挑戦者に上野を指名し、2026年1・3後楽園で初防衛戦を行い、翌日の1・4東京ドーム(新日本プロレス)に乱入するとアナウンスした。

MAO&KANONが遺恨深き佐々木大輔&岡谷英樹を下し、KO-Dタッグ王座初V。12・21後楽園で政岡純&ガイア・ホックスが挑戦へ【DDT】

2025.12.01 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月30日、東京・後楽園ホールで「BE AMBITIOUS ~秋闘乱舞~」を開催した。ストレンジ・ラブ・コネクション(S.L.C.)のMAO&KANONが遺恨深きダムネーションT.Aの佐々木大輔&岡谷英樹を下し、KO-Dタッグ王座の初防衛に成功。F-SWAGの政岡純&ガイア・ホックスが12・21後楽園で挑戦することが決まった。

 さかのぼること9カ月前の2・23後楽園で負傷欠場中の岡谷がKANONを襲撃してダムネーションT.Aに電撃加入し、佐々木らはKANONを追放。4・6後楽園で復帰した岡谷は佐々木と組み、ハンディキャップマッチでKANONに勝利。孤立したKANONをMAOが救出して合体。後にS.L.C.として、MC&マネジャーのラッパー・KIMIHIROが合流した。11・22横浜での公開調印式で岡谷が「おまえはどこに行こうが、一生いらねぇ子なんだよ」と暴言を吐き、佐々木は「KANON、てめえが裏切ったせいで人生めちゃくちゃだ。おまえからタッグベルト奪って地獄に落として、おまえの人生めちゃくちゃにしてやる。そしたら、英樹さんを説得して、おまえをダムネーションに入れてやる」と陽動作戦を仕掛けていた。

IWGP王者TAKESHITAが4年ぶりの青木真也との一騎打ちを制す。「DDTで東京ドームに行きたい。それを達成するまで引くに引けない」【DDT】

2025.12.01 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月30日、東京・後楽園ホールで「BE AMBITIOUS ~秋闘乱舞~」を開催した。IWGP世界ヘビー級王者のKONOSUKE TAKESHITAが“バカサバイバー”青木真也との約4年ぶりの一騎打ちを制した。

 両者は2022年1・3後楽園でシングル戦を行い、時間切れドロー(15分1本勝負)の後の延長戦でTAKESHITAがキムラロックで青木からギブアップを奪った。試合後、青木が「ホントに強かった。おまえがいるから、ここはメジャーだ」と言うと、TAKESHITAは「またやりましょう」と返し、ガッチリ握手を交わした。バックステージで青木は「内部で争ってる場合かって。あのいい素材がもったいない」と発言していた。

 同年4月、TAKESHITAはDDTに籍を残したまま、米国に旅立ち、AEWマットで実績を残した。新日本プロレスとも契約し、今夏には「G1クライマックス」を初制覇し、10月にはIWGP世界ヘビー級王座を戴冠。11・3両国国技館で王者としてDDT凱旋を果たし、11・6新宿にも参戦。11・8福岡、11・9熊本の地方巡業にも参加。いったん米国に戻った後、青木戦のために帰国した。

 3年11カ月ぶりの一戦は手四つから開戦し、レスリングの攻防。エルボーのラリーから、フォールの奪い合いに。TAKESHITAがブルーサンダーを決めると、青木はそのまま腕と足を取ってフォールにいくもカウントは2。青木はトペ、ダイビング・ニードロップ、ヨーロピアンクラッチで丸め込むもTAKESHITAが切り返す。青木がエイオキクラッチを狙うと、TAKESHITAが逆さ押さえ込みの体勢から変型ジャックナイフで丸め込んで3カウントを奪った。試合後、両者は笑顔で握手を交わした。

EXTREME王者To-yが母親のアシストで髙木三四郎を破り王座V5。「僕のギャンブル中毒が勝つか、稼ぎが勝つか勝負」【DDT】

2025.12.01 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月30日、東京・後楽園ホールで「BE AMBITIOUS ~秋闘乱舞~」を開催した。DDT EXTREME王者のTo-yが母・小嶋美和さんのアシストを得て髙木三四郎を破り、5度目の防衛に成功した。

 王者が指定した試合形式は「ウェポンギャンブル」。これは髙木のポケットマネーを元手として、事前に選手それぞれが公営ギャンブルを行って資金を増やし凶器を購入。試合では一定時間ごとにランダムでその凶器が投入される。それと同時にリング上でワンカードポーカーが行われ、勝利した(大きい数字を引いた選手の勝ち)選手のみがその凶器を使用することができる。ギャンブルに負けた選手が使用した場合は反則となる。試合の決着は3カウント、ギブアップ、KO、TKO、場外リングアウトなど通常のプロレスルールに準ずるもの。

 ところが両者ともに公営ギャンブルで資金は増えず。20日には2人して、ボートレース多摩川に繰り出したが、全く利益が出ず。結局、資金がいらない凶器が投入されることになった。

望月成晃が大家健を蹴殺し、SOG無差別級王座V3。石井慧介が12・27後楽園で挑戦へ【ガンプロ】

2025.11.30 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが11月29日、東京・高島平区民館で「ウィッカーマン2025」を開催した。スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者の望月成晃(ドラゴンゲート)が挑戦者・大家健を蹴殺し、3度目の防衛に成功。元王者の石井慧介が名乗りを挙げ、今年最後のビッグマッチとなる12・27後楽園ホールでの挑戦が決まった。

 闘龍門の元練習生だった大家は4・11後楽園で、当時名前すら覚えてもらえなかったほどの大先輩・望月と一騎打ちを行い玉砕。その後、大家は望月とのタッグ結成を熱望し、7・19新木場で今成夢人&冨永真一郎に勝利。試合後、大家はSOG世界タッグ王座への挑戦をアピールするも、望月が却下。望月はSOG無差別級王座への挑戦を表明し、当時王者の今成に挑戦。8・26後楽園で望月は今成を破って王座戴冠。10・13高島平で勝村周一朗(両者KO)、11・9新木場でまなせゆうなの挑戦を退けてV2を果たすと、大家が土下座までして挑戦を懇願した。

 8カ月ぶりのシングル戦で意地を見せたい大家が強烈な張り手を見舞えば、望月も張り手で返す。大家がエルボー連打を叩き込めば、望月はミドルキック連打で応戦。大家がヘッドバットを連発すれば、望月は三角蹴り。大家の炎のスピアーを望月がかわすも、大家がドラゴン・スープレックス、スピアーもカウントは2。張り合いから炎のスピアーをキャッチした望月はツイスター。さらに蹴りの連打を繰り出す。大家が炎のスピアーで逆襲も2カウント。望月のフロント・ネックロックを大家がブレーンバスターで返すも、望月は怒涛のキック連打。ドラゴン・スープレックスを2カウントで返されると、真・最強ハイキックをズバリと決めて望月が3カウントを奪取した。

中津良太&塚本拓海が勝村周一朗&YuuRIを退けSOGタッグ王座V3。今成夢人&冨永真一郎のタッチャブルが12・27後楽園でベルト奪還へ【ガンプロ】

2025.11.30 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが11月29日、東京・高島平区民館で「ウィッカーマン2025」を開催した。スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王者組の中津良太&塚本拓海(BASARA)が勝村周一朗&YuuRIの男女混成コンビを退け3度目の防衛に成功。学生プロレス時代からの盟友である今成夢人と冨永真一郎が12・27後楽園でベルト奪還に挑むことが決まった。

 先のFREEDOMSとの全面対抗戦に向け、「女子の枠にはまりたくない。だからガンプロに入ってんだ!」と決起したYuuRIが11・9新木場で挑戦表明。“保護者”として、勝村が名乗りを挙げ、ミックストチームが挑戦することになった。

 YuuRIは中津にショルダータックルをぶちかますと、気持ちが高ぶりすぎて味方の勝村にも攻撃をしてしまう始末。塚本がYuuRIをネックロックで絞めれば、YuuRIは噛みついて脱出。勝村が中津にミドルキックを連打すれば、中津はゼロ戦キックで返す。塚本が勝村にブレーンバスタースラムを決めれば、勝村は飛びつき腕十字で締め上げた。YuuRIが中津を執ようなスリーパーで絞めていく。YuuRIが中津にジャーマンもカット。勝村のフロント・ハイキックがYuuRIに誤爆すると、中津がこだわりの「裸絞め」で絞め上げると、YuuRIは半ば意識を失い、レフェリーが試合を止めた。

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