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初戦で現王者のオウヤン・フェンに完勝したジョナス・サルシチャが-70kgトーナメント優勝。次はベルトに照準「来年2月の大会でもいい」【K-1】

2025.11.16 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド~」(11月15日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で行われた「K-1 WORLD MAX 2025 -70kgトーナメント」の決勝でジョナス・サルシチャ(ブラジル/TF Team/CT Allan Popeye)がダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)にKO勝ちを収め、優勝を果たした。

 サルシチャは準々決勝で現K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者のオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)と対戦。終始主導権を握り、3-0の判定で勝利を収めた。準決勝ではゾーラ・アカピャン(アルメニア/Gridin Gym)と対戦の予定だったが、アカピャンがケガで辞退。リザーブマッチで勝利を収めていたジョナサン・アイウル(サモア/Allstyles Gym)と対戦し、1RでKO勝ちを収め決勝に進出した。

 フェルドンクは準々決勝でアラッサン・カマラ(セネガル/Emergence Le Havre)と延長にもつれ込む激闘の末に判定勝ち。準決勝では昨年の「-70kg世界最強決定トーナメント」覇者のストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)に3RでKO勝ちを収め決勝に進出した。

横山朋哉が元王者レオナ・ペタスからダウンを奪った上での判定勝ち。前戦で敗れた王者レミー・パラへの挑戦をアピール【K-1】

2025.11.16 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド~」(11月15日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で今年5月に行われた「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」で準優勝に終わった横山朋哉(リーブルロア)と元スーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が対戦した。

 試合は横山が2Rにダウンを奪った上での判定勝ちを収め、現王者のレミー・パラ(フランス/CARCHARIAS)への挑戦をアピールした。

 横山はトーナメントではイゴール・ベクレフ、マシュー・ダールマンにKO勝ちを収め、決勝ではパラにKO負け。この日はそれ以来の試合だった。

アリエル・マチャドが1RKOでロエル・マナートを破りヘビー級王座獲得「夢を実現できてうれしい」【K-1】

2025.11.16 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド~」(11月15日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で行われた「K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ」で挑戦者のアリエル・マチャド(ブラジル/Hemmers Gym/Madison Team)が1RKOで王者ロエル・マナート(オランダ/Mejiro Gym Amsterdam)を破り、王座を獲得した。

 マナートは2018年3月にアントニオ・プラチバットを破り王座を獲得。翌年11月にはクリス・ブラッドフォードを下し初防衛に成功。2020年に始まったコロナ禍の影響もあり、しばらく来日がかなわず、今年7月に約5年半ぶりにK-1に出場。K-Jeeを破り、2度目の防衛を果たした。

 マチャドは2023年9月にK-1初参戦。K-1ではここまで9戦8勝(6KO)1敗で昨年行われた「無差別級トーナメント」では3連続KO勝ちで優勝している。

朝久泰央が“愛と誇り”の2階級制覇達成。65kgの世界最強決定トーナメントの開催をアピール【K-1】

2025.11.15 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド~」(11月15日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で行われた「第8代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定戦」で朝久泰央(朝久道場)が稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)を破り王座を獲得した。

 元ライト級王者の朝久はこれで2階級制覇となった。

 1R、オーソドックスの構えの朝久とサウスポーの稲垣。ともにロー。朝久はステップを踏みながらスイッチを繰り返す。稲垣は左インロー。朝久はワンツー、左ロー、左右のボディー。ガードを固める稲垣が左ミドル。朝久は顔面前蹴り。稲垣のパンチにカウンターでパンチを返す朝久。朝久は右ミドル左フック、右フック。ゼロ距離から左右のフック、そして左ローの朝久。朝久は右ミドル、右フック。稲垣はヒザ蹴りも、組んでからの攻撃で注意を受ける。朝久は左カーフ、稲垣はヒザを顔面に。

松本海翔が石井和義レフェリーの前で永坂吏羅にKO勝ち。「石井館長とアブダビに行ってきます」とWAKO世界大会へ弾み【K-1】

2025.11.15 Vol.Web Original

 K-1創始者で現K-1アドバイザーの石井和義 正道会館館長が「K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド~」(11月15日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の第1試合でレフェリーを務めた。

 石井館長は試合開始前にマイクを握ると「試合前に2つ注意を。ダウンしたら必ずニュートラルコーナーに行くこと。行かないとダウンカウントは始まりません。クリンチ、ホールディングはブレイクではなく、即注意、警告、それ以上続けるとイエローカードで原点となります。注意してください」と両選手、そして観衆に告げる異例のスタート。

 試合はフェザー級で永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と松本海翔(TAD)が対戦。

福田龍彌と安藤達也が元修斗世界王者対決。バンタム級屈指の好カードが実現【RIZIN大晦日】

2025.11.14 Vol.Web Original

 RIZINが11月14日、大晦日に開催される「RIZIN師走の超強者祭り」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードを発表した。

 バンタム級のワンマッチで福田龍彌(MIBURO)と安藤達也(フリー)の元修斗世界王者同士の対戦が実現する。

 福田は2020年に修斗世界フライ級暫定王座を獲得。扇久保博正の王座返上に伴い、第7代正規王者となるも、2021年7月に平良達郎に敗れ王座陥落。その後、DEEPに参戦。2023年5月には「DEEPフライ級トーナメント」で優勝し暫定王者となり、2024年3月には神龍誠の王座返上に伴い正規王者に昇格。2024年9月には瀧澤謙太を失神KOしDEEPバンタム級王座を獲得、2階級制覇を達成した。

 RIZINには2022年に初参戦。GLADIATORフライ級王者のNavE、山本アーセン、芦澤竜誠を相手にいずれもKO、TKOで3連勝。今年7月には、井上直樹の持つRIZINバンタム級王座に挑戦するも0-3の判定負けを喫し、王座奪取ならず。今回は再起戦となる。

 安藤は2014年9月にプロMMAデビュー。3連勝を飾り、2015年5月に「ROAD TO UFC JAPAN」に出場も石原夜叉坊に判定負けで敗退。2020年8月に修斗環太平洋バンタム級王座、2022年3月には岡田遼を破り、修斗世界バンタム級王座を獲得した。同月のONEでアリ・モタメドと大激闘の末、2R逆転TKO勝ち。2024年5月には再びUFCの舞台を目指し、9年ぶりにフェザー級で「ROAD TO UFC」に参戦したが、中国のズー・カンジエにダウンを奪われ判定負けで初戦敗退。約1年のブランクを経た2025年6月、RIZINデビュー戦でマゲラム・ガサンザデにリアネイキッドチョークで一本勝ち。連続参戦となった7月にはヤン・ジヨンを相手にまたもリアネイキッドチョークで一本勝ちを収め2連勝。一気にバンタム級のトップ戦線に躍り出た。

 このカードはRIZINオフィシャルYouTubeチャンネルの「榊原社長に呼び出されました」内で発表。海外で練習中の福田はリモートで出演し「昔から試合を見ていて好きだった、試合が面白い。やばいセッションができそうでワクワクしている。お客さんを喜ばしてあげたい。ヒリヒリで」、スタジオで出演の安藤は「自分も修斗に出ていたので。平良君との試合も見ていた。いい試合をする選手だと思っていた。前はフライ級だったので交わることはないかと思っていたが、DEEPでバンタム級王座を獲ってから、交わるタイミングが来たなと思っていた。対戦したかったので光栄」とともに好試合を約束した。

“3度目の正直”の石井一成とKrush王座返上で覚悟の出陣の黒川瑛斗がバンタム級王座決定戦【K-1】

2025.11.14 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド~」(11月15日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前日計量が11月14日、都内で行われた。

「第2代K-1 WORLD GPバンタム級王座決定戦」で対戦する石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)は52.9kg、黒川瑛斗(team VASILEUS)は53.0kgでともに規定体重をクリアした。

 石井は2022~2023年にK-1に参戦。2022年12月に行われた「初代K-1バンタム級王座決定トーナメント」では決勝で黒田斗真に敗れ、王座獲得はならず。その1年後には王者となった黒田に挑戦するも際どい判定の末、判定負けを喫し、悲願のK-1王座には手が届かなかった。その後、K-1から離れ、主戦場のムエタイで戦い、今年7月の福岡大会でK-1に復帰。白幡裕星に判定勝ちを収めた。
 
 黒川は昨年行われた「第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント」を制して王座を獲得。今年3月には大夢を破り、初防衛を果たしている。

王座決定戦で対戦。稲垣柊「“俺のこと舐めんなよ”って。それだけ」、朝久泰央「顔から死相が出てた。首を切って落としてやろうと思う」【K-1】

2025.11.14 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド~」(11月15日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前日計量が11月14日、都内で行われた。

「第8代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定戦」で対戦する朝久泰央(朝久道場)は64.8kg、稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)は64.9kgでともに規定体重をクリアした。

 同王座は5月の横浜BUNTAI大会で前王者ヨードクンポン・ウィラサクレックと稲垣の間でタイトル戦が行われたのだが、ヨードクンポンが計量をクリアできず、試合前に王座をはく奪。試合は稲垣が勝利を収めた場合、稲垣の王座獲得となる条件で行われたのだがヨードクンポンがKO勝ちを収めたことから王座は空位となっていた。

 計量後に行われた会見で稲垣は「今回はいろんな方面の方に対して“俺のこと舐めんなよ”っていう、もうそれだけです。対戦相手についてはもうここに来たら何も思うことはない。もちろんリスペクトはあるが、明日は僕がぶっ倒します」と淡々とコメント。

王者マナート「いつかは拳を交えると思っていた。どちらが上かを証明」、挑戦者のマチャドは「僕が持っているべきベルト。それを証明する」【K-1】

2025.11.14 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド~」(11月15日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前日計量が11月14日、都内で行われた。

「K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ」で対戦する王者ロエル・マナート(オランダ/Mejiro Gym Amsterdam)は101.2kg、アリエル・マチャド(ブラジル/Hemmers Gym/Madison Team)は108.8kgでともに規定体重をクリアした。

 マナートは2018年3月にアントニオ・プラチバットを破り王座を獲得。翌年11月にはクリス・ブラッドフォードを下し初防衛に成功。2020年に始まったコロナ禍の影響もあり、しばらく来日がかなわず、今年7月に約5年半ぶりにK-1に出場。K-Jeeを破り、2度目の防衛を果たした。

 マチャドは2023年9月にK-1初参戦。K-1ではここまで9戦8勝(6KO)1敗で昨年行われた「無差別級トーナメント」では3連続KO勝ちで優勝している。

スーパー・ウェルター級王者のオウヤン・フェンと昨年のトーナメント覇者のストーヤン・コプリヴレンスキーが互いを決勝で戦いたい相手に指名【K-1】

2025.11.14 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド~」(11月15日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前日計量が11月14日、都内で行われた。

 9月の代々木大会で1回戦が行われ、今大会で決勝ラウンドが行われる「K-1 WORLD MAX 2025 -70kgトーナメント」に出場する8選手、リザーブマッチに出場する2選手全員が規定体重をクリアした。

 トーナメントには現K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者のオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)と昨年行われた「-70kg世界最強決定トーナメント」で優勝したストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)が反対のブロックで出場。ともに決勝で戦いたい相手として互いの名を挙げた。

 計量後には8選手が揃っての会見が行われた。

 ストーヤンは準々決勝第1試合でヘラクレス・ワンコンオーム(タイ/WankhongOhm.WKO)と対戦。

 ワンコンオームは「明日の試合に向けてドキドキして興奮しております。対戦相手に対しては、かつてのチャンピオンであり、非常に強そうな選手だと思いました」、ストーヤンは「こうしてトーナメント本戦に入ることができてとてもいい気分です。今回の試合はトーナメントの3試合を勝ち進むために厳しいトレーニングをしてきました。なので皆さんには激しい試合、楽しい試合が見せられることを楽しみにしていますし、おそらくドラマのある、激しいアクションのある、そういった試合を皆さんにお見せできるのではないかと思います」と語った。

【短期集中連載】〈日本で最も歴史の長いプロ格闘技・シュートボクシング40年史〉第10回 シュートボクシングのためなら死ねる

2025.11.14 Vol.Web Original

 来る11月24日、東京・国立代々木競技場第2体育館で創立40周年記念興行「〜SHOOT BOXING 40th Anniversary〜S-cup×GZT 2025」を行うシュートボクシング。プロ格闘技団体として同じ名前では史上最長となる40年という長い歴史を振り返る。(文・布施鋼治/写真提供・一般社団法人シュートボクシング協会)

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