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坂本花織の完璧なセルフィー【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2025.05.07 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

樋口和貞が「KING OF DDT」1回戦で青木真也を破り完全復活アピール。2回戦では正田壮史と対戦【DDT】

2025.05.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」が5月6日、東京・後楽園ホールで開幕した。2022年覇者の樋口和貞が1回戦で“超難敵”の青木真也を破り、完全復活をアピールした。

 樋口は2022年のトーナメントを初制覇して、当時空位だったKO-D無差別級王座を初戴冠。2023年1月に同王座から陥落したが、DDTの強さの象徴として君臨した。だが、昨年6月より首の故障のため長期欠場し、3・20後楽園で復帰した。青木とは2022年10月12日、後楽園で「いつでもどこでも挑戦権」を行使される形で同王座をかけて戦い、樋口がベルトを守った。それ以来、2年7カ月ぶりの一騎打ちとなった。

 序盤、場外戦になると、樋口がチョップ連打、観客席のイスにぶん投げる。青木は傘で首を絞め上げ、スリーパー。丸め込み連発から、腕十字に移行も、樋口は抱え上げてクロースラム。ぶちかまし、アバランシュホールド、チョップ連打と怒涛の攻めも、ラリアットは青木にかわされてワキ固め、さらに腕固めもエスケープ。青木はトペから速攻で樋口をリングに戻すと、ダイビング・ニー、卍固め、エイオキクラッチもカウントは2。青木はヘッドバットにいくも、樋口の石頭で自らダメージを負う。ここで、樋口は一気に(ブレーン)クローで青木の額を締め上げると、青木はたまらずタップ。

HARASHIMAがクリス・ブルックスに秒殺勝利で「KING OF DDT」制覇宣言「優勝してKO-D無差別級のベルトを巻きたい」【DDT】

2025.05.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」が5月6日、東京・後楽園ホールで開幕した。1回戦で“DDT不動のエース”HARASHIMAが、KO-D無差別級王者クリス・ブルックスによもやの秒殺勝利を挙げ、堂々の優勝宣言を放った。

 過去20年の同トーナメントの歴史のなかで、HARASHIMAは2011年と2013年に優勝を果たした。しかし、2018年以降は決勝戦に残ることもできておらず「今年こそ」との覚悟を持っての出陣となった。クリスは常に「HARASHIMAさんは強い」と認めており、王者としての優勝を目指すうえで、この1回戦は大きな試金石となった。

上野勇希がアントーニオ本多を撃破し「KING OF DDT」1回戦突破。5・10新宿での2回戦は佐々木大輔との遺恨対決へ【DDT】

2025.05.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」が5月6日、東京・後楽園ホールで開幕した。1回戦で上野勇希がアントーニオ本多を撃破し、2回戦(5・10新宿)で遺恨深き佐々木大輔との対戦が決まった。

 本多は当初トーナメントに出場予定ながら、首の故障で欠場となった高梨将弘の代替選手としてエントリー。シャーデンフロイデ・インターナショナルの同志である高梨の思いを背負っての出陣となった。両者は昨年8月、上野が当時保持していたKO-D無差別級王座をかけて名勝負を繰り広げたこともある。

新生KANONが1回戦で勝俣瞬馬を下し「必ずKING OF DDTのトップに駆け上がる!」【DDT】

2025.05.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」が5月6日、東京・後楽園ホールで開幕した。1回戦で新たな道に進んだKANONが勝俣瞬馬を下し、5・10新宿での2回戦では納谷幸男と対戦することが決定した。

 2・23後楽園でダムネーションT.Aから追放されたKANONは、サウナカミーナから脱退したMAOと4・6後楽園で合体し、新ユニットであるストレンジ・ラブ・コネクション(S.L.C.)を結成。5月1日付でDDTに入団し、心を新たにしてトーナメントに臨んだ。

 1回戦でKANONが対峙したのは勝俣で、くしくも、MAOの現カノと元カノとの激突となった。勝俣がトペコン・ヒーロをぶっ放すも、ととのえスプラッシュは剣山で阻止。KANONがコブラツイストで締め上げると、勝俣もミサイルキックで逆襲。それでもKANONはラリアット、コブラツイストからコブラツイスト2.0に移行してギブアップを奪った。試合後、認め合うものがあったのか両者はクリーンにグータッチをかわした。

 KANONは「勝俣瞬馬、しゅんまおでやってきたことにすごくリスペクトがある。だから俺たちはしゅんまおと違ったことをやり続ける。2回戦、納谷幸男。俺は“納谷幸男キラー”だぞ。シングルで負けたことないからな。S.L.C.の愛で満たされた俺には勝てないぞ。必ずKING OF DDTのトップに駆け上がります」と優勝を誓った。

渡瀬瑞基&入江茂弘がヤス・ウラノ&PSYCHOを破りSOG世界タッグ王座盤石のV4「次の挑戦者、誰だっていい!」【ガンプロ】

2025.05.06 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが5月5日、神奈川・横浜ラジアントホールで「スーサイド・スクワット2025」を開催した。スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王者組の渡瀬瑞基&入江茂弘がヤス・ウラノ&PSYCHOを破り、4度目の防衛に成功した。

 序盤、渡瀬は場外の2人めがけて、トップロープ超えのトペコン・ヒーロをぶっ放つ。入江はウラノの体の上でPSYCHOにパイルドライバーをさく裂させるなどパワフル殺法全開。一方、ウラノとPSYCHOは試合巧者ぶりを発揮し一進一退の攻防に。入江はレフェリーを使って、ウラノにパイルドライバー。渡瀬とウラノが激しいエルボーの応酬に。ウラノは丸め込みで逆転を狙うも、渡瀬がカウンターのエルボー。さらに、ヴェネチアンからランニング・エルボーバットを叩き込んで、ウラノから3カウントを奪取した。

HARUKAZEが休業前ラストマッチで惜敗。対戦相手の大家健に「ガンプロを大きくしてください」【ガンプロ】

2025.05.06 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが5月5日、神奈川・横浜ラジアントホールで「スーサイド・スクワット2025」を開催した。今大会を最後にプロレスを休業するHARUKAZEが地元・横浜でラストマッチに臨むも、大家健に惜敗した。

 HARUKAZEは父親が経営する事業を手伝うため、休業を決断。昨年4月にガンプロが新体制になってから、まだ自力勝利がないHARUKAZEは「勝てる相手」として、半ばやけくそに大家を指名した。

 初勝利を目指すHARUKAZEは張り手連打、執ような腕十字で攻めていく。大家はヘッドバット連打で反撃していくが、HARUKAZEもスピアー、丸め込みで勝利を狙うもカウントは2。最後は大家の炎スピアーで3カウントを聞き、自力初勝利はならず。

大仁田厚組が電流爆破でワイルド軍&鬼神連合軍に勝利し「ヤミキさん、セブン、保坂さんを忘れないでください」【HERO】

2025.05.06 Vol.Web Original

「障害があってもなくても楽しめるプロレス団体」を標榜するバリアフリープロレスHEROが5月5日、“爆破の聖地”神奈川・鶴見青果市場で「HERO44〜鶴見大爆破〜」を開催。メインイベントで行われた「ワイルド・セブン&保坂秀樹追悼試合」で大仁田厚組が電流爆破でワイルド軍&鬼神連合軍を破り、天国の愛弟子セブンさんと保坂さんに白星を捧げた。

 今大会はHERO創設者ヤミキさん、HERO終身GMのセブンさん、同団体で多大な功績を残した保坂さんの追悼興行で、メインはセブンさんと保坂さんの追悼試合となった。

 試合前にはこの3人のほか、先頃亡くなった西村修さん、新間寿さんの追悼セレモニーが実施され、大仁田組、HERO佐藤剛由代表、西村さんと親交があったPWF会長ドリー・ファンク・ジュニアの代理人・大隅良雄氏がリングに上がり、10カウントゴングが鳴らされて故人のご冥福を祈った。

札幌大会でケラモフvs木村柊也、堀江圭功vs西川大和【RIZIN LANDMARK 11】

2025.05.05 Vol.Web Original

 RIZINの2度目の札幌大会となる「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(北海道・札幌/真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の第1弾対戦カードが5月4日、「RIZIN男祭り」(東京・東京ドーム)のリング上で発表された。

 元RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)が昨年大晦日以来の参戦を果たし木村柊也(BRAVE)と対戦する。

 ケラモフは2023年7月に「超RIZIN.2」で行われた王座決定戦で朝倉未来に1Rで一本勝ちを収めフェザー級王座を獲得。11月に自国で開催された「RIZIN LANDMARK 7」で鈴木千裕を相手に初防衛戦に臨むも1RでKO負けを喫し王座陥落。同大会で起きたトラブルが原因で拘留されていたが、嫌疑が晴れ、拘留が解けたことから昨年11月の名古屋大会で約1年ぶりにRIZIN出場を果たし、摩嶋一整に1R28秒で秒殺KO勝ちを収めた。その勢いを駆って大晦日には階級を上げてライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザに挑戦。テイクダウンしトップを取るもサトシの三角絞めにタップ、無念の1R一本負けで2階級制覇とはならなかった。

 木村は全日本拳法個人選手権大会で最年少の18歳、大学1年生での優勝を果たすなど日本拳法で輝かしい実績を誇り、2023年12月にプロデビュー。GLADIATOR、GRACHANで4戦4勝(4KO)と白星を重ね今年3月の香川大会でRIZIN初参戦。柔術の2019年の全日本柔術選手権優勝者の横山武司との究極の「寝技vs打撃」の一戦で1Rに一撃の右フックでKO勝ちを収めている。

 木村はリングに上がると「6月、ケラモフ選手と戦うことになりました。このカードが発表されて皆さん、どう思われているか分からないですけど、自分は1ミリも負ける気はしないんで、今回も倒しに行きます。応援よろしくお願いします」と語った。

 また堀江圭功(ALLIANCE)vs 西川大和(西川道場)の一戦も合わせて発表された。

 堀江はパンクラス、UFCを経て2021年3月にRIZINに初参戦すると関鉄矢、佐々木憂流迦、中田大貴を相手に3連勝。ケガでの長期戦線離脱から1年半ぶりの復帰戦となった2023年4月にケラモフにスタンドからのリアネイキッドチョークを極められ連勝がストップ。ライト級に転向しその初戦となった同年9月にスパイク・カーライルに判定勝利。昨年2月には地元・九州(佐賀)でのメインイベントでルイス・グスタボと大激闘を演じ、判定負けながら打撃の真っ向勝負が高く評価された。今回はそれ以来の再起戦となる。

 北海道出身の西川は2015年5月に地元のPFCで、小学生でプロデビュー。韓国のTOP FC 、GRACHANやFighting Nexusでキャリアを積み、立ち技でも2019年に元SB王者・坂本優起に判定勝利。2020年5月より修斗に参戦し5連勝で2021年9月にライト級王者川名TENCHO雄生への挑戦にこぎつけるとTKO勝利を収め修斗史上最年少の18歳で世界王者となった。2023年4月よりPFLライト級レギュラーシーズンに参戦するも、2連敗でプレーオフ進出を逃した。タイで研鑽を積み昨年6月には現地のムエタイ戦に勝利。12月には初参戦のDEEPで宇佐美正パトリックに2-1で判定勝ちを収めている。

 この日は堀江がリング上から「前回の試合から1年以上、時間が空いたんですが、たまるもんもたまってるんで、しっかり暴れて北海道大会を盛り上げたいと思います」と語った。

クレベルがシェイドゥラエフとのダイレクトリマッチを希望。「タイトル奪還して、大晦日に朝倉選手と対戦したい」【RIZIN男祭り】

2025.05.05 Vol.Web Original

「RIZIN男祭り」(5月4日、東京・東京ドーム ※ABEMA PPV等で配信)でRIZINフェザー級王座の初防衛に失敗したクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が早期のダイレクトリマッチをアピールした。

 クレベルはこの日、ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)と対戦。1R序盤のシェイドゥラエフのラッシュの前にKO負けを喫した。

 試合後の会見でクレベルは「寂しい。恥ずかしい。悲しい」と率直な心境を口にした。

 TKOという結果には「レフェリーが止めたのがちょっと早かった自分の気持ちだったら、死ぬまで。パンチが当たったけどまだKOじゃなくて動いていた。映像を見ると相手の足をつかんでいる。レフェリーが止めるのは早い」とまだ戦えたと主張しつつも「負けは負け。しようがない。また戻ってきます」と潔く敗戦を認めたうえで「他の誰も考えられない。シェイドゥラエフだけを見ている。私は気持ちはまだ落ちてない。また必ず王者に戻ります」と王座奪還を誓った。

 その時期については「すぐリベンジしたい」とダイレクトリマッチを希望。「自分は長くRIZINで頑張ってる。彼は半年ですぐにタイトルマッチ。リベンジしたい。7月でも9月でもいつでもいい。いつでもリベンジしたい」と語った。

朝倉未来が平本蓮へのリベンジに自信「鈴木選手のほうが強いと思っている。もう一回やったら勝てる」【RIZIN男祭り】

2025.05.05 Vol.Web Original

「RIZIN男祭り」(5月4日、東京・東京ドーム ※ABEMA PPV等で配信)で復活を果たした朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)が昨年敗れた平本蓮へのリベンジに自信を見せた。

 朝倉はこの日、元RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と対戦し、グラウンドで有利に立つと最後は鈴木の左まぶたからの出血が激しくなりドクターストップによるTKO勝ちを収めた。

 朝倉は2023年4月に牛久絢太郎に判定勝ちを収めて以来、約2年ぶりの勝利だった。

 朝倉は試合後の会見で「とにかくまあ、泥臭くても絶対勝つって決めていたので、いったんホッとしている感じ。(自身の勝利に)うれしそうにしている人がたくさんいて、俺もうれしかった」などと振り返った。試合展開については「もっと違う作戦だったんですけど。やっぱり結構、自分のテイクダウン能力が思ったより上がっていて。もっと思ってたよりうまくいかないと思っていたのですけど、思っていたよりうまくいきました」と語った。

 自身の試合の後にクレベル・コイケがラジャブアリ・シェイドゥラエフに敗れ、王座から陥落したのだが「悔しいっすね、なんか。クレベルが負けるのはね」。朝倉は2021年6月にクレベルと対戦して三角絞めで敗れている。

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