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荒井優希が伊藤麻希に4年越しのリベンジ果たし涙「初めて勝ててうれしい」【TJPW】

2025.08.24 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが8月23日、東京・後楽園ホールで「東京プリンセスカップ」を開催した。荒井優希が伊藤麻希とのスペシャルシングルマッチでリベンジを果たし、涙を見せた。

 荒井は2018年10月にDDTプロレスが管理するアイアンマンヘビーメタル級王座を奪取。同28日に開催されたDDT後楽園大会での「女子時間差バトルロイヤル」に参戦し、最後は2人残りとなり、伊藤に敗れた。その素質に惚れ込んだCyberFight髙木三四郎社長(現副社長)がラブコールを送り、荒井はアイドルグループSKE48での活動と並行して、プロレスに挑戦することを決断した。

 2021年5月4日、後楽園ホールでのデビュー戦で荒井は渡辺未詩と組み、因縁の相手である伊藤、遠藤有栖組と対戦し敗退。

「CyberFight Festival 2021」(同6月6日、さいたまスーパーアリーナ)でのデビュー2戦目でも6人タッグマッチで伊藤に敗れた。そこから力を付けていった荒井は東京女子初の両国国技館大会(2022年3月19日)で、自身初のタイトルマッチに臨み、当時、伊藤が保持していたインターナショナル・プリンセス(IP)王座に挑むも敗れ去った。試合後には「少しずつ伊藤さんとの差を縮めて、次は絶対に勝ちたいと思います」と悔しさを露わにしていた。

上遠野寧吾が東虎之介との激闘制しフライ級王座決定トーナメント準決勝進出。対戦相手の海凪は昨年8月のリベンジ誓う【Krush】

2025.08.24 Vol.Web Original

「Krush.179」(8月23日、東京・後楽園ホール)で「第5代Krushフライ級王座決定トーナメント」が開幕した。今回のトーナメントは前王者・大夢の王座返上に伴うもので、この日は1回戦4試合が行われた。

 1回戦第4試合では上遠野寧吾(POWER OF DREAM)と東虎之介(ALONZA ABLAZE)が対戦した。

 上遠野はプロ戦績4戦4勝(3KO)でK-1グループ初参戦となった昨年8月のKrushでは海凪に判定勝ち、10月には大平龍にKO勝ちを収めている。今回はそれ以来の試合となる。

 東はプロ戦績8戦6勝(2KO)2敗。K-1グループには2023年9月から参戦し、3戦1勝2敗。昨年10月には前王者・大夢と対戦し、3RTKO負けを喫した。前戦は今年3月の九州プロキックボクシングでの有馬大翔とのKPKBフライ級王座決定戦で、3RでKO勝ちを収め王座を獲得している。

大久保琉唯の弟・世璃がフライ級王座決定トーナメントで準決勝進出。対戦相手の安尾瑠輝に「全然僕には勝てない」と豪語【Krush】

2025.08.24 Vol.Web Original

「Krush.179」(8月23日、東京・後楽園ホール)で「第5代Krushフライ級王座決定トーナメント」が開幕した。今回のトーナメントは前王者・大夢の王座返上に伴うもので、この日は1回戦4試合が行われた。

 1回戦第1試合では安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)と渡部蕾(KNOCK OUTクロスポイント大泉)が対戦した。

 安尾はプロ戦績10戦7勝(4KO)3敗。元DEEP☆KICK -51kg王者で昨年7月には元Krushフライ級王者の悠斗にKO勝ちを収めている。渡部はKNOCK OUTを主戦場にするファイターで、今回はk-1グループに初参戦。プロ戦績は5戦5勝(3KO)で現在、3戦連続KO勝ち中。

 1R、オーソドックスの安尾とサウスポーの渡部。詰める安尾に渡部が右フック。渡部は前蹴り。そして足を使って回る渡部。圧をかけるのは安尾。渡部はカウンターでパンチを当てていく。安尾は左右のフック。渡部はワンツー、左の蹴り。渡部は踏み込んで左ストレート。渡部は足を使って動き、的を絞らせない。そして左フック、ワンツー、飛びヒザと多彩な攻撃。安尾のパンチに渡部がカウンターで左ボディー。

大鹿統毅が難敵・岩尾力に判定勝ち。「1回も出たことがないので、K-1に出してもらいたい」とアピール【Krush】

2025.08.24 Vol.Web Original

「Krush.179」(8月23日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたスーパー・バンタム級戦で元Krushフライ級王者の大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)が難敵・岩尾力(POWER OF DREAM)を激戦の末、判定で破り、K-1出場をアピールした。

 大鹿は2023年5月に行われた「第2代Krushフライ級王座決定トーナメント」で山脇飛翼、大夢を破り王座を獲得。しかし初防衛戦となった10月の悠斗戦でKO負けを喫し、王座陥落。約11カ月ぶりの再起戦となった昨年9月の山浦力也戦から階級をスーパー・バンタム級に上げ、ここまで3戦2勝1敗。

 岩尾は交通事故を乗り越え、2022年に戦線に復帰すると4連勝(3KO)でKrushスーパー・バンタム級王者・璃明武への挑戦を決めるが、自身のケガで欠場。昨年9月の再起戦で鬼山桃太朗に判定負けを喫するも、今年2月には河野直次郎にKO勝ちを収め復活。6月にはオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチで鈴木太尊と対戦の予定も、鈴木が減量中に体調を崩してしまい計量を行うことができず、岩尾の不戦勝となっていた。

驚異の19歳ソフィア・ツォラキドゥが池内紀子に延長の末、判定勝ちで王座獲得「必ず戻ってくる。次はK-1のベルトも狙いたい」【Krush】

2025.08.24 Vol. Web Original

「Krush.179」(8月23日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krush女子フライ級タイトルマッチ」で王者・池内紀子(POWER OF DREAM)がソフィア・ツォラキドゥ(ギリシャ/PANTHERS SPORTS ACADEMY)を相手に初防衛戦に臨んだ。試合は延長にもつれ込む激戦となり、ツォラキドゥが判定で勝利を収め新王者となった。

 池内は2023年10月からスタートした「第6代Krush女子フライ級王座決定トーナメント」の準決勝で真優、2024年1月に行われた決勝では麻央を破り、プロデビューから無敗で王座を獲得した。ケガから復帰となった昨年11月にはチェ・ウンジにKO勝ち、今年2月のK-1ではベセラ・ロガスカに判定勝ちを収め、プロ戦績を9戦9勝(1KO)とした。

 ツォラキドゥはアマチュアキックで92戦85勝の好成績を収めた後、今年4月12日にギリシャのKOK(リトアニアのキック団体)大会でプロデビュー。かつてKrushのリングでKANAと1勝1敗だった元Krush女子フライ級王者メロニー・ヘウヘスに判定勝ちを収めた。5月18日にはプロ2戦目にしてWAKO-PRO地中海王座を奪取。今月の8日に19歳になったばかりだ。

王者・安本晴翔への次期挑戦者の座をかけたトーナメント開催。元王者の梅井泰成が王座奪還への熱い思いを吐露【RISE192】

2025.08.21 Vol.Web Original

 RISEが8月21日、都内で「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見を開催した。

 現在、安本晴翔(橋本道場)が王者として君臨するフェザー級の次期挑戦者の座をかけた4選手によるトーナメントの開催が発表された。今大会では大森隆之介(EX ARES)vs 翔(REVOLT)と梅井泰成(Mouton)vs 吉田晄成(TEAM TEPPEN)の1回戦2試合が行われ、早ければ年内、遅くとも年始には決勝が行われる。

 会見で翔は「同世代でリスペクトしている選手であるし、彼の試合以外の姿勢や試合もそうですが、すごく強い選手で一本筋の通ったカッコいい選手だなと思うので、そういう選手に真っ向から挑んで勝ちたい」と語る。

 大森は「今回は自分の本来の階級から1個上の階級でやらせてもらうんですが、いきなりトーナメントに出られてすごくうれしい。翔選手とはちょっと前から喋る機会があって。会見で喋っているところを見ていて、僕がYouTubeのコメント欄で“お前はヒゲ脱毛に行ったほうがいい”と書いた。DEEP KICKの計量の時に会ったんですが“あれからヒゲ脱毛に行くようになった”と言われた(笑)」と明かすと翔は「脱毛はもともとちょっとやっていたが、あれからはまっていて足もやっている。大森選手のお陰で毎月の支払いが増えている」、これに大森が「という仲なので面白い組み合わせ。気持ちのいい試合ができると思っている」と息の合った掛け合いを展開。

大雅が返上のベルトをめぐり4選手でトーナメント。対戦相手の常陸に「ノーダメージです」と言い張るGUMPの大ダメージネタを細越が暴露【RISE192】

2025.08.21 Vol.Web Original

 RISEが8月21日、都内で「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見を開催した。

 前王者・大雅のMMA転向による返上で空位となったスーパーフェザー級の王座決定トーナメントの開催が発表された。今大会では常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA)vs GUMP(TEAM TEPPEN)とパヌワット・TGT(タイ/TARGET)vs 細越竜之介(team AKATSUKI)の1回戦2試合が行われ、後日、その勝者が第7代王座をかけて対戦する。

 会見でGUMPは「トーナメントに選ばれたということは今まで自分がやってきたことが評価されているということもあると思うが、選ばれただけではダメ。しっかりと優勝してベルトを巻く」、常陸は「圧倒的に勝って必ず自分がベルトを巻く」、細越は「この中で一番勢いがあるのは自分だが、RISEのベルトは勢いだけでは獲れない。しっかりとパヌワット選手を倒して実力を見せる」、パヌワットは「ケガをして休んでいて、辛い時期を越えてきました。今回、王者決定戦に出られることをうれしく思う。この決定戦は僕にとって人生を変える非常に大切な試合だと思っている。ケガを乗り越えて絶対に勝ち取ります」とそれぞれ王座獲得への意欲を語った。

宮本芽依が「先輩の思いを背負って、このベルトと一緒に戦っていく」と決意の出陣。8日に亡くなったプロボクサー神足茂利さんと親交【RISE192】

2025.08.21 Vol.Web Original

 RISEが8月21日、都内で「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見を開催した。

 5月の名古屋大会で小林愛理奈を破り王座を獲得したRISE QUEENミニフライ級王者の宮本芽依(KRAZY BEE)が王者としての初戦でWBKFアジア女子ミニフライ級王者のコ・ユナ(韓国/BodyKick GYM)と対戦する。

 ユナはキックボクシングとMMAの二刀流ファイター。キックでの戦績は2戦2勝。

 会見には宮本のみが出席した。宮本は「コ・ユナ選手と戦えることを光栄に思う。ベルトを持つ王者としていろいろな思いがあり、それはユナ選手も一緒だと思う。私も負けられないし、RISEのベルトはこのような価値があるんだと戦って身にしみて感じてもらえればと思う。先日、私のボクシングの先輩が亡くなりました。タイトルマッチを終えて亡くなりました。先輩の思いを背負って、私はこのベルトと一緒に戦っていく。その思いも強いので試合を楽しみにしていてください」と言葉を詰まらせながらも決意のコメント。

 宮本は2019年全日本女子ボクシング選手権大会シニアの部バンタム級優勝の実績を持ち、2023年5月にプロデビュー。その先輩というのは今月2日に行われたボクシングの東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ後に意識を失い、急性硬膜下血腫で開頭手術を受け、経過観察中の8日に亡くなった神足茂利選手のこと。

ハンドボール男子日本代表「彗星JAPAN」がフランスの強豪PSGに23-30で敗戦。藤坂尚輝が両チーム通じて最多の8得点

2025.08.21 Vol.Web Original

 ハンドボール男子日本代表の「彗星JAPAN」が8月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館でフランス国内リーグ11連覇中の強豪パリ・サン=ジェルマン(PSG)と対戦し、23-30で敗れた。

 PSGは3年連続の来日で、19日には日本ハンドボールリーグ「リーグH」のジークスター東京と対戦し、36-35で勝利を収めている。

 彗星JAPANは36年ぶりに自力で出場権を得た昨夏のパリ五輪では予選リーグ5連敗で11位。世界の高い壁を痛感させられた。そしてジローナ新体制で臨んだ今年1月の世界選手権は28位。来年1月のアジア選手権、そして2028年ロス五輪出場へさらなる進化を期しての今回の試合だった。

 前半、日本は開始早々に藤坂尚輝が先制ゴールを決め、序盤に6-2とリード。順調な滑り出しを見せたが、PSGがそこから一気に5連続ゴールを決めて6-7と逆転。日本はタイムアウトを取り、再開後にすぐに同点に追いつくが、PSGにすぐに取り返される。日本はパスミスが目立ち始める。

 14分にはPSGの31番アブデルラハマン・アブドゥが反則で2分間の退場となる。ここで藤川翔大が1点を返すが、PSGはフリースローからすぐに取り返し8-10。日本はパスをつないでチャンスをうかがうがPSGのガードが固く、シュートを放てず。日本は藤坂のシュートがポストに当たり外すなど不運もあり得点を挙げられない時間が続く。それに対しPSGは2つのエンプティゴールを含む7連続得点で9-19と大量リードで前半が終了した。

無期限休業中の髙木三四郎が年内のレスラー復帰を宣言。超日本10・14新宿で一般人・澤宗紀とエキシビションマッチへ【超日本プロレス】

2025.08.20 Vol.Web Original

 髙木三四郎30周年プロジェクト「超日本プロレス旗揚げ戦」が8月19日、東京・上野恩賜公園野外ステージで開催された。昨年7月21日の両国国技館大会をもってプロレスラー活動を無期限休業中の髙木が年内の復帰を宣言。それに先立って超日本の次回大会(10月14日、新宿FACE)で一般人・澤宗紀(以下、澤)とエキシビションマッチを行うことが決まった。

 髙木は2・3新宿でデビュー30周年記念大会「NEVER SAY NEVER」を、その流れで4・9上野と6・25新宿で「M&Aプロレス~MatchMake & Agent~」を開催した。ところが前大会で「M&Aプロレス」を解散し、8・19上野で「超日本プロレス」を旗揚げすることを発表。その名称はDDTが1997年に旗揚げする際、野沢一茂(現NOSAWA論外)が団体名候補に挙げたが、髙木が却下した由来がある。

 大会のオープニングでリングに上がった髙木は「今日で超日本プロレス、解散します!」とまたまた衝撃のマイク。しかし、会場を見渡し「今日で解散する予定でした。でも、まあまあのお客さんが集まってるんで、やることにしました。第2戦は10月14日、新宿FACEで決定しました」と急転直下、継続を発表。次回大会にはMIKAMI、DJニラの参戦が決まった。

“超日本のエース”永田裕志がバラモンユージとして大暴れ。10・14新宿では青木真也と仰天の一騎打ちが決定【超日本プロレス】

2025.08.20 Vol.Web Original

 髙木三四郎30周年プロジェクト「超日本プロレス旗揚げ戦」が8月19日、東京・上野恩賜公園野外ステージで開催された。“ミスターIWGP”永田裕志がバラモンユージに変身して、バラモン兄弟(シュウ&ケイ)と共闘して大暴れ。文字通り“超日本のエース”と化した永田は次回大会(10月14日、新宿FACE)では一転して、青木真也との一騎打ちが決まった。

 2・3新宿での髙木三四郎デビュー30周年記念大会「NEVER SAY NEVER」から継続参戦している永田は、4・9上野での「M&Aプロレス~MatchMake & Agent~」では黒潮TOKYOジャパンとのコンビでバラモン兄弟との壮絶死闘の末、撃破。6・25新宿ではバラモン兄弟からトリオ結成のラブコールを受け、佐藤光留&阿部史典&一般人・澤宗紀と対戦した。

 ユージはバラモン風のコスチュームで登場。試合はのっけから大場外戦となり、レフェリーが20カウントを数えると、リングには光留が一人残っており、わずか139秒でバラモン軍のリングアウト負け。これでバラモン軍が納得いくわけもなく、ユージが「お客さん、どうですか?」と呼び掛けた。観客がユージコールで支持すると、光留は「誰かに頭を下げてもらわないと」と注文。ここでユージが頭を下げ、バラモン兄弟は場外カウントなし、反則裁定なしのエニウェアフォールマッチを要求。これを光留組が受け入れて再試合に突入。

 エニウェアフォールマッチとあって、再試合はさらに壮絶な場外戦に発展。バラモン兄弟はもはや敵も味方のユージも関係なしにバケツの水をぶっかけまくる。バラモン兄弟のパウダー攻撃がユージに誤爆の災難。阿部がバイクに乗って、ユージをひこうとするも、光留と澤に誤爆。バラモン兄弟はバケツに入った墨汁をかけようとするも、ユージのセコンドに付いていた永井大貴に誤爆。澤がユージにお卍固めもバラモン兄弟が墨汁攻撃でカット。バラモン兄弟は澤にダブルのキックから五体不満足で決めにいくもカウントは2。ユージが光留組の3人に青い液体をぶっかける。ユージは澤を看板で殴打し、必殺の腕固めに移行。するとユージの口から青い青義のお告ゲルがあふれ出て、たまらず澤がギブアップ。なんとも筆舌に尽くしがたいプロレス史に残りそうな壮絶な戦いは、バラモン軍が制した。

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