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【明日は何を観る?】『劇場』『パブリック 図書館の奇跡』

2020.07.18 Vol.731

『パブリック 図書館の奇跡』

 米オハイオ州シンシナティの公共図書館で働く図書館員スチュアートは、常連の利用者であるホームレスから「今夜は帰らない。ここを占拠する」と告げられる。大寒波で凍死者が続出しているにも関わらずシェルターは満杯だという。

監督・主演:エミリオ・エステベス 出演:アレック・ボールドウィン、ジェナ・マローン他/1時間59分/ロングライド配給/7月17日(金)より公開 https://longride.jp/public/

行定勲監督 映画『劇場』恋をしたことがあるすべての人、かつて夢を追いかけたすべての人へ

2020.07.15 Vol.729

 東京・下北沢を舞台に、演劇の夢を追う男女の恋愛を描く、芥川賞作家・又吉直樹初めての長編恋愛小説『劇場』。純文学としては異例の累計50万部を超えるベストセラーとなった。人気作の映画化にあたり指揮をとったのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』『ナラタージュ』など、数々の恋愛映画で観客の心をつかんだ行定勲監督。新たな挑戦作になったという本作やキャストについて、さらには芸術界の今について、自らの思いを語った。

行定勲監督、無観客の“劇場”で誓う「こんな状況でも来てくれる人をがっかりさせる映画を作っちゃいけない」

2020.03.26 Vol.web original

 映画『劇場』の完成記念イベントが25日、都内にて行われ、キャストの山﨑賢人、松岡茉優、寛 一 郎と、原作の又吉直樹、行定勲監督が登場。この日はコロナウイルス感染防止対策のため無観客での実施となり、登壇者たちは舞台上ではなく観客席に座って、トークを繰り広げた。

 作家・又吉直樹の同名恋愛小説を映画化。葛藤を抱える劇団員とそれを支える恋人の、生涯忘れられない恋を描く。

 主演の山﨑は「本当はたくさんの方に完成した作品を見ていただきたかったのですが…。でもこんな経験もなかなかないので」と、客席からガランとした“劇場”を見渡し感慨深げ。

 そんな一同に、映画にちなみ“生涯忘れられないものは”という質問が。山﨑は「子供のころに家族で民宿に行き、自分が釣った魚を焼いてもらった。そのときの味が忘れられない」。すると松岡も「15歳くらいのときにオーディションを受けた作品で、泣きながらうどんを食べるというシーンがあって、自分は泣きながら食べるうどんの味はこれだ!と分かったので、絶対この役をやりたいと思ったんですけど落ちてしまって。一生、演じることができない忘れらない役になってしまった」と明かした。寛 一 郎が「中学生くらいのときに友達の家に行ったらその子のお兄ちゃんになぜか指のにおいを嗅がされて、何のにおいと聞いたらヘソのにおいって…」という衝撃体験を明かすと、又吉が「子供のころ、においを嗅がせてくる人っていましたよね」と共感。

山﨑賢人と松岡茉優、あの歴史的快挙のオスカー監督からの絶賛コメントに感激!

2020.03.26 Vol.web original



 映画『劇場』の完成記念イベントが25日、都内にて行われ、キャストの山﨑賢人、松岡茉優、寛 一 郎と、原作の又吉直樹、行定勲監督が登場した。

 演劇のことだけを考えて生きてきた主人公・永田役で新境地に挑んだ山﨑と、それを支えるヒロイン沙希役の松岡を、行定監督はもちろん又吉も絶賛。
 行定監督から「なかでも僕の想像を超えて(山﨑が)いい顔をしているシーンがあるんです。風呂上りに、沙希が梨をむいて渡してくれるんですけど、大好物なのですごくいい顔で一口食べるんですが、お金の話をされた瞬間、食っていた梨を戻すんです。その前のうれしそうな顔が、次の瞬間にものすごく憎たらしくなる。あの顔は演出では難しい。山﨑くん自身がちょっとダメで人たらしな部分を持っているんでしょうね。無自覚でやっていたでしょ?」と言われた山﨑は苦笑しつつ「演じようとしていなかったですね」と肯定。

 又吉が「2人が部屋にいるシーンはどれも好きなんですけど、沙希がベッドに座ってパンを食べているシーンが大好きですね」と言うと、行定監督は「あの(シーンを撮影した)ころはもう僕は松岡さんに指示しないと決めていて。最初のうちは言っていたんですけど、松岡さんが自由にやるので、しかもそれが面白い。毎回、僕は敗北を喫していた」とべたぼめ。

高畑充希、山﨑賢人・賀来賢人の幻のシーンに「どっちが“攻め”でどっちが“受け”かと考えてた」

2020.02.07 Vol.web original

 映画『ヲタクに恋は難しい』初日舞台挨拶が7日、都内にて行われ、キャストの高畑充希、山﨑賢人、菜々緒、斎藤工と福田雄一監督が登壇した。

 人気コミックを原作に“ヲタク”同士の波乱万丈の恋愛を描くコメディー。劇中で“BL(ボーイズラブ)ヲタク”を演じた高畑は、映画に出演した前後で価値観に変化はあったかと問われ「男性が2人でしゃべっていると、どっちが“攻め”でどっちが“受け”だったら面白いかなと、現場で考えていました(笑)。山﨑賢人くんと賀来賢人くんの“ダブル賢人”くんがサイリウムで“攻めと受け”をやるという妄想シーンを撮影したときに、どっちかな、と考えてました」と振り返ると山﨑も「カオスなシーンでしたね(笑)」と思い出し笑い。ところが福田監督が「撮りましたね、本編ではカットしたけど(笑)」と言い、客席からも残念そうな声。

 コスプレシーンにノリノリだったという菜々緒も「(コスプレに)はまりそう。オファーがあれば今後もやってみたい。リクエストがあればやります」と、それぞれ“ヲタク”心が芽生えた様子。

【明日何を観る?】『ヲタクに恋は難しい』

2020.02.07 Vol.web original

 26歳OLの桃瀬成海は周りの人々にヲタクだとバレる「ヲタバレ」を何よりも恐れている隠れ腐女子。ある日、幼なじみの二藤宏嵩と再会。イケメンで有能な宏嵩だが実は重度のゲームヲタクだった。そんな宏嵩から「ヲタク同士で付きあえば快適なのでは?」と交際を提案され…。

山﨑vs賀来“賢人”対決再び?「倒してやろうと思ってバチバチで現場に」

2020.01.13 Vol.web original

 映画『ヲタクに恋は難しい』完成披露舞台挨拶が13日、都内にて行われ“ヲタク”を演じた主演の高畑充希と山﨑賢人ら豪華キャストと福田雄一監督が登壇。“因縁の間柄”という山﨑に対抗心を燃やした賀来賢人が「この作品で助演男優賞をとる」と宣言し会場を沸かせた。

“隠れ腐女子”と“ゲームヲタク”という不器用な男女のピュアなラブストーリーを描き人気を博す同名ウェブコミックの実写化。

 冒頭、山﨑のあいさつに黄色い声援が飛ぶと「(会場のボードの)“賢人”は、ほとんどあっち(山﨑)の“賢人”だな」と福田監督からイジられ「俺もほとんどあっちだろうなと思ってましたよ」とぼやいた賀来。

高畑充希「18禁のBLマンガで勉強した。ヲタク用語は哲学的」

2020.01.13 Vol.web original

 映画『ヲタクに恋は難しい』完成披露舞台挨拶が13日、都内にて行われ“ヲタク”を演じた主演の高畑充希と山﨑賢人ら豪華キャストと福田雄一監督が登壇。「18禁のBL」「攻めと受け」といったヲタクトークを繰り広げた。

“隠れ腐女子”と“ゲームヲタク”という不器用な男女のピュアなラブストーリーを描き人気を博す同名ウェブコミックの実写化。

 映画のロケ地にもなった“ヲタクの聖地”有明での初披露ということで、冒頭、ピンクの法被を着た総勢30名のヲタクダンサーズによるヲタダンスで盛り上がった後、大歓声で迎えられた豪華キャストたち。

永野芽郁「モテる女は辛い」アニメ映画『二ノ国』で山﨑賢人と新田真剣佑と青春

2019.08.15 Vol.Web Original

 アニメーション映画『二ノ国』の公開直前夏休みイベントが14日、都内で行われ、声の出演をした山﨑賢人、新田真剣佑、永野芽郁が登壇した。

 現実の世界(一ノ国)で暮らしている、高校生の主人公ユウと幼なじみのハルとコトナを中心に展開する物語。ユウとハルがひょんなことから現実とは全く異なる魔法の世界(二ノ国)へ迷い込んでしまう。そこは、もうひとりの自分が存在する世界で、コトナを守るために、ユウとハルは、二ノ国に暮らすもうひとりのコトナ、アーシャの命を奪わなければならず、葛藤する。

 永野はコトナとアーシャを演じている。それについて「モテる女は辛いなーって。一ノ国と二ノ国でまた違うのですけど、実際、この2人(山﨑と新田)からだとしたら、ありがたいことさせていただいているなって思っちゃいますね」と、話した。

山﨑賢人と新田真剣佑が“いちゃいちゃ” 永野芽郁が苦情

2019.08.14 Vol.Web Original

 アニメーション映画『二ノ国』の公開直前夏休みイベントが14日、都内で行われ、声の出演をした山﨑賢人、新田真剣佑、永野芽郁が登壇した。

 3人の高校生の青春や葛藤などを描いている映画にちなみ、夏休み真っ最中の中高生を招いて行われたイベント。

 それぞれの高校時代について聞かれ、山﨑は「何をやっても楽しかったなという印象」だといい、「18で車の免許を取ったので、すぐ海に行って、花火をして、それこそ夏なんでやったなーという思い出があります。青春してました」。

 アメリカで育った新田は「15歳半で仮免を取って、16で運転しながら学校に行ってたんですよ。友達を迎えに行って、乗れよ!って(笑)。17歳から日本に来て、いろんな作品に出させていただいて、いろんな作品のなかで青春させていただいたなというのが大きいです。(山﨑と)一緒に出演したり、芽郁ちゃんとはドラマをやったり、一つひとつが青春です! 以上です!」と、笑った。

「すごいねー、学校まで車ですって! 私なんか電車ですよ!」と、永野。自身の青春は学校帰りのファミレスだといい、「ひたすらドリンクバーでつなぐみたいな。今ではなかなかできないので、学生ならではだったなあって思います」。最長5時間ぐらい滞在したことがあるといい「迷惑なお客さんですよね」と苦笑いだった。

山﨑賢人“超・超大ヒット”を狙う! 左慈役・坂口拓に「アベンジャーズ倒せます?」

2019.04.28 Vol.Web Original



 映画『キングダム』大ヒット舞台挨拶が28日、都内にて行われ、山﨑賢人、吉沢亮、坂口拓が登壇。動員数100万人突破という“超大ヒット”に喜んだ。

 中国・春秋時代を舞台にした歴史物語を描いた同名コミックの実写化。4月19日公開され、現在までに観客動員数100万人、興行収入14億円を超える大ヒットを記録中。

 主人公の少年・信を演じた山﨑は「周りからの反響もすごいですね」と明かし「“心が震えた”と言ってもらったり、原作が好きな人からも“メチャメチャ面白かった、本当に信そのものだった”と言ってもらってうれしかった」と興奮の面持ちで語った。信の親友・漂と後の始皇帝・嬴政(えいせい)を演じた吉沢も「役者友達からも今までないくらい反響がきたりします」と、手ごたえを感じている様子。さらに満足度が95%と知らされると2人は声をそろえて「すげえ~!」。

「代表作になればいいなと思いながら撮影中も挑んでいたし、実際に代表作になったと思う」と山﨑が言えば、吉沢も「すごい熱量でみんなで頑張った作品。僕の中でも役者としてのターニングポイントになればと思っていたので形になってうれしい」と笑顔。

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