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柴田勝頼「“プロのレスリングってなんだ?”という部分を試合で見せたい」【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.22 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)に出場する新日本プロレスのプロレスラー、柴田勝頼が12月22日、都内にある「C.A.C.C.スネークピットジャパン」で公開練習を行った。

 柴田は「新日本プロレス提供カード」で“頭部への一切の攻撃は禁止”のUWFルールで総合格闘家でプロレスラーのトム・ローラー(アメリカ)と対戦する。

 この日、柴田は元UWF戦士でネークピットジャパン代表の宮戸優光氏にヘッドロックのツボからバックを取ってからの崩しなど多岐にわたり故ビル・ロビンソン氏から受け継いだキャッチ・アズ・キャッチ・キャンの技術を伝授された。それは足の位置、力の入れ方といった微に入り細に入ったもので、柴田も新しい技術の習得に時間を忘れ没頭した。

 練習後に行われた会見で柴田は「まだまだ知らないことがたくさんあった。自分もLA道場で教えていますが、まだまだ自分も成長段階。もっといろいろ知りたいと思った」などとこの日の練習を振り返った。今回、宮戸氏の元を訪れたのは「1時間という短い時間でしたが、(UWFルールに)触れておくのと触れておかないのでは試合に挑む姿勢が違うと思う。相手がどうとかではなく、競技をやるうえで知っておくことが必要だと思い練習させていただいたという経緯がありました」との理由から。「肌で組み合って分かることがあるので来てよかった。しっかり試合に生かしたい」と手ごたえを感じたよう。

新日本提供試合で柴田勝頼が参戦。「猪木さんに呼ばれてここに来た」【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.14 Vol.Web Original

ルールは“頭部への一切の攻撃は禁止”のUWFルール

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)の追加カード発表会見が12月14日、都内で開催され、新日本プロレスのプロレスラー、柴田勝頼の参戦が発表された。柴田は「新日本プロレス提供カード」で総合格闘家でプロレスラーのトム・ローラー(アメリカ)と対戦する。

 ルールは“頭部への一切の攻撃は禁止”のUWFルールで30分一本勝負で行われる。このルールについては新日本側から出された要望。柴田は2017年4月にオカダ・カズチカと対戦後に救急車で病院に搬送され、急性硬膜下血腫との診断を受け、以降欠場。新日本プロレスのロサンゼルス道場で指導を行いながら復帰を目指していた。2021年にはグラップリングマッチで復帰し、今年1月の新日本の東京ドーム大会で通常のプロレスルールで試合を行い、11月にもアメリカで試合を行っている。

 会見の冒頭、谷川貞治プロデューサーが「INOKI BOM-BA-YEをやるという構想が浮上した時に誰よりも早く“ぜひ参戦させてほしい”という連絡を柴田選手から受けた」と明かした。そして「新日本プロレスさんの条件が一つあった。頭部への打撃は一切禁止したUWFルールでしてほしいということだった」と語った。対戦相手のローラーはUFCでも活躍し、新日本に参戦経験もある。

谷川氏が壮大プラン。「1億人のダー!!」でアントニオ猪木さんを追悼【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.14 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)の谷川貞治プロデューサーが12月14日、「1億人のダー!!」構想をぶち上げた。

 この日は追加カード発表会見が行われ、「新日本プロレス提供カード」柴田勝頼vsトム・ローラーの一戦が発表された。

 これで令和猪木軍vs世界格闘技軍の9対9マッチ、新日本プロレス提供試合と大会の陣容がほぼ固まったのだが、谷川氏は猪木さんの追悼セレモニーについて「セレモニーは一番最後になると思うが“日本全国1億人のダー”みたいなことをやりたい。全員でダーができるようにYouTube等で、追悼のところは無料で開放して、道行く人も何かしている人もその時はみんなが立ち止まってダーができるような企画を考えている」などと追悼セレモニーで行われるであろう「1、2、3、ダー!!」を全国民で行いたいという壮大なプランを明かした。

令和猪木軍の小川直也総監督が手を挙げないプロレスラーたちに「声がかかるまで待っているのか? おかしいぜ」と警鐘【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.09 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)の追加カード発表会見が12月9日、都内で開催された。

 この日は会見の後半に木村“フィリップ”ミノルvs矢地祐介というビッグカードが発表されたのだが、それを聞かされていなかった令和猪木軍の小川直也総監督は前回会見で要望していたRIZINや新日本プロレスからの参戦についての発表がないことに「もしここに猪木さんがいたら“ふざけるな!”ってなるよ。おい、どういうことなんだよ」と、またしても谷川貞治プロデューサーに詰め寄った。

 その後、会見に遅れていたRIZINの榊原信行CEOが白覆面をかぶった男を連れて到着。その男が覆面を取るとその中身は矢地。急転直下でのビッグマッチの発表に「たった今、気持ちが180度変わりました。ずっと“本当かな?”と思っていたが、ここにきてRIZINの看板を背負っているという気持ちを持っている選手を送ってくれたというのは感謝しかない」と榊原氏に感謝の言葉。そして「楽しさをPRIDEとハッスル時代に共有してきたんで、そういう部分は分かってくれているんだなと思った。さっきの覆面もそうだし。そういうことでは一枚上手だったのかな。今日は一本取られた。悔しい。それだけです」とこの日は榊原氏の計らいにシャッポを脱いだ。

元プロレスラーの安田忠夫氏が会見乱入。「こいつを使ってくれ」とRIZINファイターの貴賢神の参戦をゴリ押しアピール【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.09 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)の追加カード発表会見が12月9日、都内で開催された。会見の終盤、元プロレスラーで大相撲の元小結・孝乃富士の安田忠夫氏がRIZINファイターの貴賢神(フリー)を引き連れ乱入。貴賢神の出場をゴリ押しアピールすると「今、休憩中だから戻らないと」とはやてのように現れてはやてのように去っていった。

 安田氏は大相撲からプロレスラーに転向し新日本プロレスに入団。根っからのギャンブル好きから借金苦に陥るも、猪木さんによって総合格闘家として再生され、2001年の大晦日に行われた「INOKI BOM-BA-YE 2001」ではメインに抜擢されジェロム・レ・バンナと対戦。まさかの勝利を挙げ、一気にスターダムに駆け上がるなど、猪木さんとは大きな縁がある存在だ。

木村ミノルの相手はRIZINの矢地祐介。矢地の「何をしてる人?」に木村「一段と気合が入った。早くぶっ倒したい」【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.09 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)の追加カード発表会見が12月9日、都内で開催され、参戦が発表されていた前K-1 WORLD GPスーパーウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノルの対戦相手がRIZINファイターの矢地祐介(フリー)となることが発表された。

 木村は同じくRIZINファイターの萩原京平の名前を戦いたい相手として挙げていたが、予想を上回る相手が現れた。

 この日の会見は、先日カードが発表されたKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖(NOPPADET GYM)や空道アジア王者の岩﨑大河(大道塾/パラエストラ東京)らが登壇しコメントしたのだが、新たなカード発表はなし。これに前回会見でRIZINや新日本プロレスからの選手の参戦を谷川貞治プロデューサーに要望していた令和猪木軍の小川直也総監督は「今日も聞いていた話と違う。ここに猪木さんがいたら“ふざけるな!”ってなる!」と机をたたいて谷川氏に食って掛かると、谷川氏は「今日は榊原さんが来ることになっているが遅れている」との返答。これに「会見に遅刻ってどういうことだ。いつまで待つんだよ」と火に油を注がれた小川総監督だったが、ここでRIZINの榊原信行CEOが到着。その隣には謎の白覆面の男。

KNOCK OUT王者・龍聖が巌流島特別ルールでダウサコンと対戦【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.05 Vol.Web Original

 初代KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖(NOPPADET GYM)が10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)に参戦することとなった。12月5日にINOKI BOM-BA-YE 巌流島事務局が発表した。

 龍聖は2019年のデビューから現在まで13戦13勝(10KO)の戦績を誇るKNOCK OUTのエース的存在。昨年10月に「初代KNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦」で銀次からフルマークの判定勝利を収め、王座を獲得。今年7月にはRIZINにも参戦し、魁志にTKO勝ちを収めている。

 対戦相手はダウサコン・BANG BANG GYM(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)。ダウサコンはかつて日本ではダウサコン・モータッサナイのリングネームで戦っていたファイター。タイではラジャダムナンスタジアムやプロムエタイ協会での試合を主とし、ラジャダムナンスタジアム認定スーパー・フライ級3位にランクされたこともある。2017年にはWPMF世界スーパー・バンタム級王座を獲得。それ以降は日本でファイトし2021年3月にはK-1にも出場している。今年5月には「HEAT」で皇治のキックボクシングラストマッチの相手を務め、延長の末、一度は判定勝ちとなったが、延長戦自体がルール上なかったため、その後の審議で延長ラウンドの判定が無効となり、3Rまでのマスト判定で皇治の勝利になるという出来事があった。

 今回の試合は龍聖が「巌流島ルールにチャレンジしたい」ということで巌流島ルール、58kg契約、3分3Rで行われる。

 巌流島ルールはロープがない8メートルの円形の中を試合場とし、用意された上下の道着を着用、オープンフィンガーグローブで戦う。勝敗は「一本勝ち」「判定」「失格」により決する。時間制限付きながら寝技も認められているうえ、押し出しなどで1ラウンド中に相手を3回試合場から転落させた場合も勝ちとなるという特殊なもの。

 龍聖がこの特殊なルール下でどのような戦いを見せるのか、注目が集まるところとなった。

令和猪木軍の小川直也総監督が協力要請へ各団体に乱入予告【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.11.25 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)の第1弾カード発表会見が11月25日、都内で開催され、5試合の決定カードと2人の参戦選手が発表された。

 前K-1 WORLD GPスーパーウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノルの電撃参戦など大きな話題を集める発表が続いたのだが、令和猪木軍の小川直也総監督が谷川貞治プロデューサーを叱責する場面もあった。

 カード発表後に一言求められた小川氏は「“令和猪木軍に名乗りを挙げてこい”とこの前YouTubeで言った中で今日は頼もしい選手たちの発表があったが、ちょっと僕の中では“まだまだ、これでいいのか?”と正直思っている。みんなで協力してこの追悼イベント『INOKI BOM-BA-YE』を成功させようと言っているが、肝心のプロレスラーが名乗りを挙げていない。協力関係にある新日本プロレス、そしてRIZINからは一人も選手がいない。どういうことなのこれ? 聞いた話と違うじゃない」と隣に座る谷川氏を問い詰めた。

前K-1王者の木村“フィリップ”ミノルが電撃参戦。「RIZINの萩原京平と戦いたい」【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.11.25 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)の第1弾カード発表会見が11月25日、都内で開催され、前K-1 WORLD GPスーパーウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノルの電撃参戦が発表された。

 木村は昨年12月に行われたK-1大阪大会で“K-1ファイナルマッチ”として和島大海を相手に防衛戦を行い敗戦。その後、ボクシング転向を表明しトレーニングを積んできた。今月21日には自身のSNSでK-1との契約が円満に終了したことを報告していた。

 木村は会見で「自分は今週の月曜日にK-1との契約が円満に終了しフリーとなりました。この場をお借りしてK-1の皆さんに感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました」とまずはK-1に感謝の言葉。そして「僕自身、1年間試合をしていなかったこともあり、すぐにでも試合をしたいという思いから、谷川さんに連絡させてもらった。僕はブラジル人なので猪木さんはヒーローのような存在だし、追悼の大会に出られるのは僕にとって意味のある試合になると思っている。最近はボクシングのトレーニングに専念しているがルールは何でもいいと思っているし、パンチにはより一層自信がついているので、この大会では自分の実力を存分に発揮できると思ってすごく楽しみにしている」などと今回の参戦に至った経緯と心境を明かした。

12月28日に両国国技館でアントニオ猪木さん追悼興行開催。詳細は18時から公式Youtubeチャンネル「最後の闘魂」で発表

2022.11.01 Vol.Web Original

 10月1日に逝去したアントニオ猪木さんの追悼大会「INOKI BOM-BAYE × 巌流島 in 両国」(12月28日、東京・両国国技館)が開催されることが11月1日、発表された。

 猪木さんのマネジメントを行っていたIGFと巌流島がタッグを組み、谷川貞治氏が大会プロデューサーを務める。詳細は1日18時からアントニオ猪木公式Youtubeチャンネル「最後の闘魂」で発表される。

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