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EXILE・松本利夫が最新舞台でまた限界に挑戦「僕の動揺、楽しんで」

2018.02.02 Vol.Web Original



 EXILEのMATSUこと松本利夫の最新舞台『「MATSUぼっち05」ーレコードー』が2日、品川プリンスホテル クラブeXで開幕する。劇中ではさまざまな限界に挑戦。同日、公開リハーサルを行い、取材に応じた松本は「僕が動揺するのを楽しんで」と、呼びかけた。

 松本によると本作は「人生をレコードに例えた」舞台。古びたジャズ・バーを訪れた男(松本)は、マスターに言われるままに、店にある人生が記録されたレコードをかけて、自分ではない誰かの人生のクライマックスを体験する。イギリスの諜報機関MI6のエージェント、コメディアン……それぞれの人生はドラマティックでチャレンジがいっぱいだ。

舞台『小さな結婚式~いつか、いい風は吹く~』に5組10名様をご招待【プレゼント】

2017.11.15 Vol.Web Original

 劇団 TEAM-ODACの舞台『小さな結婚式~いつか、いい風は吹く~』の上演が、12月13日にスタートする。昨年初演され成功のうちに幕を下ろした舞台を、新キャストを迎えて再演するもので、元乃木坂46の伊藤寧々と平牧仁がW主演する。伊藤は舞台初主演となる。

 舞台は、結婚式にまつわるさまざまな実話ももとにしたストーリー。笑って泣けて、心温まる物語だ。

 伊藤は「結婚式は女性にとって幸せの象徴のひとつであり、憧れの舞台。初主演ということでプレッシャーもありますが、心温まるストーリーをキャストの皆さんとー丸となって届けられるよう頑張ります」と、意気込む。

 平牧も「難しい事は不要な笑って泣いて心温まる極上のハートフルコメディです。木枯らしの吹き始める季節での公演ですが、見に来てくれた方の心を包んで温めてあげられる作品に出来れば!」とコメントを寄せている。

 本公演は実在する結婚式場運営会社の株式会社レックとコラボレーションした企画。同社では「小さな結婚式」( https://www.petitwedding.com/ )を運営している。
 
12月13~17日まで。新宿・全労済ホール/スペース・ゼロで上演。

【舞台】風琴工房『アンネの日』、 詩森ろばに注目!

2017.09.02 Vol.697

三鷹市芸術文化センターの名物企画 

「MITAKA“Next”Selection」といえばこれまで次代を担う劇団が多く選ばれている印象。この風琴工房は歴史も実績もあり、一見「Next」という言葉には似つかわしくないと思う人もいるかもしれない。しかし主宰で作・演出の詩森ろばが「2011年に忘れがたい震災があり、わたしの演劇は変化しました」というように、それ以降、作品が大きく変化。前作の『penalty killing −remix ver.−』では劇団史上最多の観客を集めるなどまだまだ進化し続けている。

 そんななか詩森は2018年からは風琴工房という名を置き「sereal number」という名義で活動するというから、今回の「Next」は風琴工房という劇団のことではなく、詩森にあてられた言葉なのかもしれない。

 今回は女性開発者たちによる生理用ナプキン開発の物語。実際の開発現場などを取材しながら、出演者は全員女性という布陣で女でしかない事象に真正面から取り組むという。

人気コメディ「鎌塚氏、腹におさめる」第4弾! 新作は3年ぶりの新作書き下ろし

2017.08.05 Vol.695

殺人事件を解決するために奮闘
 倉持裕作・演出、主演の三宅弘城が「完璧なる執事」鎌塚アカシを演じる人気コメディー「鎌塚氏シリーズ」が帰ってきた。シリーズ第4弾となる本作は実に3年ぶりの新作書き下ろし。

 本作では生真面目で融通の利かない鎌塚氏が、あるお屋敷で起こる殺人事件を解決するために奮闘する。

 名家、綾小路家の当主であるサネチカ公爵は相当な癇癪持ちで、どんな使用人も長続きしない。そこでついに「完璧なる執事」鎌塚アカシの出番となった。相変わらずそつなく仕事をこなすアカシだったが、ある日、公爵が殺されてしまう。それも完全なる密室殺人で。警察もさじを投げる中、公爵の一人娘で推理小説かぶれのチタルとアカシは犯人を突き止めるべく動き出すのだが…。

 ヒロインのチタル役に二階堂ふみ。サネチカ公爵の大堀こういち、女中役の猫背椿といった芸達者たちに、倉持の舞台『家族の基礎』に出演した眞島秀和、シリーズすべてにアカシのライバル・スミキチ役で出演する玉置孝匡、そしてお笑いユニット我が家の矢田部俊といった個性派たちがわきを固めるという豪華な布陣。

松山ケンイチ、影武者と恋人つなぎで新舞台をPR

2017.07.12 Vol.694

 松山ケンイチが11日、都内で行われた、劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 風 Produced by TBSの製作発表会見に出席した。本舞台で松山は捨之介と敵役の天魔王の一人二役。そのため、松山の影武者ならぬ、そっくりな等身大の人形も登壇。松山本人が影武者と恋人つなぎをしたり、キャストも触りたい放題で、会場も壇上も大いに盛り上がった。

 これまでに古田新太や市川染五郎が演じてきた役。松山は「古田さんと染五郎さんの演技が完璧なので、僕もこれ以上出ないっていうところまで自分を追い込みたい。本作のファンの方にも喜んでいただけるように、お二方のニュアンスを入れられたら面白いんじゃないかなと思ってます」と話した。

 舞台は、客席が360度回転する話題の劇場、IHIステージアラウンド(豊洲)のこけら落とし公演として年間を通じて上演中の『髑髏城の七人』シリーズの第3弾。今年に限ってだけでも、第1弾の花、第2弾の鳥と、同じ役を別の役者が同じ役を演じている。

 蘭兵衛を演じる向井理は「やるからには自分にしかできない蘭兵衛をやりたい。直近では山本耕史さんや早乙女太一くんがやっていて、早乙女くんは日本最高峰の殺陣なので、僕は殺陣を封印して会話ですべて進めたい」とユーモアたっぷりに独自の戦略を発表。
 
 本作が、初めての劇団☆新感線の出演となる生瀬勝久は「全員ぶっ潰すつもりで、役者生命を賭けます!……いうのは勝手ですからね」と、声を張り上げた。

 舞台は、現在上演中の『髑髏城の七人』Season 鳥の閉幕後、9月15日から11月3日まで同劇場で上演される。

鈴井貴之が最新舞台「おもしろくなかったら土下座する」

2017.07.10 Vol.694

 人気番組『水曜どうでしょう』のミスターこと、鈴井貴之によるプロジェクト「OOPARTS(オーパーツ)」の舞台『HAUNTED HOUSE』がDVD化、都内で7日、発売を記念した鈴井とキャストの藤村忠寿によるトークショーが行われた。

 落ちぶれたお化け屋敷の再生を描いた『HAUNTED―』。同プロジェクトの作品のなかでもかなり評判が良かったといい、鈴井も「ステージに立っていてお客さんが笑ってくれている喜んでくれている感が強かった」。他地域での公演と比べるといつも「大人しい」地元の札幌での公演も毎日盛り上がりを見せ、藤村は「(スタンディングオベーションも)全員じゃないけど半分ぐらいが立ってくれた」と笑った。

「終わったことはいいんだよっ!」(藤村)と、トークショーは本作よりも新作舞台『天国への階段』のPRに力が入った内容で、鈴井は「最新作はこれ以上!手ごたえはすごい感じている。そうじゃなかったと思ったなら、土下座しますよ」と宣言。藤村は稽古を進めるほどに面白さを感じているといい「全員がやったことのない経験をしている」という。最後には「俺は面白いと思う」「俺も面白いと思う」とやりあった末、藤村が「鈴井がいうのよりも俺が面白いというのを信頼して!」と声高にアピール。鈴井も「いやそうかな、俺はあなたが思ってるよりも面白いと思っているよ!」と張り上げると、会場は笑いに包まれた。

『天国への階段』は、孤独死の現場を清掃し遺品を探す特殊清掃員たちによるストーリー。作・演出は鈴井、出演は永野宗典(ヨーロッパ企画)、畑中智行(キャラメルボックス)、鈴井、藤村ら。池袋のサンシャイン劇場で、19日スタート。

昆夏美 あの衝撃作がついに舞台化。『コインロッカー・ベイビーズ』に出演

2016.05.23 Vol.667

 1980年に発表され、日本中に衝撃を与えた村上龍の小説「コインロッカー・ベイビーズ」が舞台化。主演のハシとキクにジャニーズの橋本良亮(A.B.C-Z)と河合郁人(A.B.C-Z)が抜擢。

「“今度の舞台は何?”って周りの人に聞かれたとき“コインロッカー・ベイビーズ”って答えると大体の人は知っているし、その方たちはみんな“どんな舞台になるのか見当がつかない”と言う。ですから自分自身も出演者として楽しみにしているところもあります」とキクの相手役アネモネを演じる昆夏美。

 同作品は演出の木村信司氏が2001年から舞台化を企画。原作者の村上龍氏に脚本を渡し、数年前に本人から承諾の返事をもらい今回実現にこぎつけた。

「演出の木村さんの熱意がすごいです。それに応えられるように、誠心誠意取り組まなければと、初めての本読みの時にあらためて感じました。木村さんの中には、すでにビジョンが出来上がっているようで、本読みでも一つ一つのシーンで、具体的な演出指導が行われて…。木村さんが“ただのミュージカルにしたくない。やるからには、こんなの見たことがないっていうものを作りたい”っておっしゃっていた思いがあふれていると感じました」

 ミュージカルや舞台ファンだけではなく、ジャニーズ、そして原作ファンなどの期待も大きい。

「原作ものをやる時は、それぞれ読んだ方のイメージがあると思うので難しいところもある。だから私たちが皆さんが頭で描いていたことを視覚で表現し、舞台だとこういうふうになるんだと感じていただけたらうれしいです。演出の木村さんも原作と離れた事をしてはいけないと言ってましたし、出演者がその世界観に入り、世界初演となるこの舞台を作り上げていければきっと素晴らしい舞台になると思っています」

大竹しのぶ 魅力的な男に「すぐついて行く」

2015.05.07 Vol.641

 舞台『地獄のオルフェウス』のプレスコールが8日、渋谷のBunkamura シアターコクーンで行われ、大竹しのぶ、三浦春馬、水川あさみ、三田和代ら主要キャストが取材に応じた。大竹は、「ドキドキして、胸が突かれるような感触を味わっていただけたら」と、PRした。

 米現代演劇界に確固たる地位を築いたテネシー・ウィリアムスがその絶頂期に発表した作品。偏見と慣習に囚われた小さなコミュニティーに、誰をも魅了する青年が現れたことで、物語が展開していく。

 その魅力的な男性を演じるのが三浦春馬。蛇柄のジャケット姿でギターを奏で、大竹はもちろん、水川、三田らを夢中にさせる。そんな三浦についての印象を聞かれた女性陣は、「……とても魅力的な……」と始めた水川はなぜか大笑いし、大竹は「すぐついていきます!」と即答。三田は「(三浦が演じる青年は)人の孤独であるとか、病んでいる部分を理解できる男。生きづらいんじゃないかなって思います」と、どれほど魅力的なのかを語った。回答を聞く三浦は急に大汗をかき、スタッフからティッシュを手渡されるほどだった。

 英国人演出化のフィリップ・ブーリン氏とともにキャスト、スタッフが1カ月で作り上げた舞台。大竹が「稽古はすごく楽しくて。幕が開いてしまうことで、フィリップとの時間が無くなるのが寂しい」と稽古を振り返ると、他出演者も同意していた。

 7日から31日まで。同所で。

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