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首都直下地震をテーマに渋谷区の災害対策を紹介

2021.03.09 Vol.739

 

 渋谷区が地域の防災に関する関心や防災意識を高め、地域の防災力向上を図ることを目的に2018年から行っている『渋谷防災キャラバン』。令和2年度はオンライン上で視聴できるプログラムを中心に展開しており、1月、2月は2回にわたって「首都直下地震」をテーマに、地震に備えるさまざまな情報紹介やトークが行われた。

 1月23日に行われた渋谷防災キャラバンVOL.5『首都直下地震 Part1 〜備えと行動〜』では、都市計画の専門家・加藤孝明氏(東京大学 生産技術研究所 教授、東京大学 社会科学研究所 特任教授)がゲストで出演。

「今後30年以内に約70%の確率でマグニチュード7クラスの大地震が発生する」とされていることについて、この地域では200〜300年に1度、関東大震災クラスの巨大地震が発生していることや、今から100年はちょうどその巨大地震発生前の、マグニチュード7クラスの“小さめの”地震が頻発する時期であると解説。また「どこが“直下”になるか分からないのも、首都直下地震の特徴」と語った。

 

千葉県白井市とキャンピングカー大手が防災協定。「動く避難所」目指す

2019.12.13 Vol.Web original

千葉県白井市とキャンピングカーレンタル大手のキャンピングカー株式会社(以下、CCKK)は13日、白井市役所で「災害時におけるキャンピングカーの貸出しに関する協定締結式」を行い、防災支援協定を結んだ。

この協定は、白井市において災害が発生した際、CCKKが所有する災害用トイレや太陽光発電を備えたキャンピングカーを優先的に貸し出すことにより、白井市の災害応急対策の円滑な遂行を目的とするもの。

白井市は、羽田空港と成田空港を結ぶ北総鉄道沿線の地域で、今年9月に関東を直撃した台風15号では、倒木や家屋の被害、冠水被害などに見舞われた。さらなる防災対策の一環として、白井市危機管理課では今後起こりうる災害に備え、今回の締結に踏み切った。

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