千葉県白井市とキャンピングカー大手が防災協定。「動く避難所」目指す

白井市役所で行われた「災害時におけるキャンピングカーの貸出しに関する協定締結式」。左からキャンピングカー株式会社頼定誠社長、笠井喜久雄白井市長
千葉県白井市とキャンピングカーレンタル大手のキャンピングカー株式会社(以下、CCKK)は13日、白井市役所で「災害時におけるキャンピングカーの貸出しに関する協定締結式」を行い、防災支援協定を結んだ。

この協定は、白井市において災害が発生した際、CCKKが所有する災害用トイレや太陽光発電を備えたキャンピングカーを優先的に貸し出すことにより、白井市の災害応急対策の円滑な遂行を目的とするもの。

白井市は、羽田空港と成田空港を結ぶ北総鉄道沿線の地域で、今年9月に関東を直撃した台風15号では、倒木や家屋の被害、冠水被害などに見舞われた。さらなる防災対策の一環として、白井市危機管理課では今後起こりうる災害に備え、今回の締結に踏み切った。
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