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東本央貴が「子供のころからリスペクト」の48歳・大月晴明に延長の末、判定勝ちで連敗脱出【Krush.143】

2022.11.27 Vol.Web Original

「Krush.143」(11月26日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで第3代Krushスーパー・フェザー級王者の大月晴明(NEXT LEVEL渋谷)が約1年10カ月ぶりにリングに上がり、東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦した。

 大月は56戦43勝(30KO) 13敗のキャリアを誇る大ベテランで現在48歳。国内のさまざまなリングに上がり、計5つのタイトルを獲得。昨年1月にKrushに復帰し、明戸仁志にKO勝ちを収めている。「50代でK-1王者を目指そうかと思っている」とまだまだやる気満々。

女子アトム級で松谷綺が優に競り勝つ。女子ミニマム級ではMOEがケイトに延長の末、判定勝ち【Krush.143】

2022.11.27 Vol.Web Original

「Krush.143」(11月26日、東京・後楽園ホール)で行われた女子アトム級戦で優(NEXT LEVEL渋谷)と松谷綺(ALONZA ABLAZE)が対戦した。

 優は今年2月に菅原美優の持つ「Krush女子アトム級王座」に挑戦するも判定負けを喫し、今回はそれ以来の再起戦となる。松谷は6月に行われたK-1初の女子大会「K-1 RING OF VENUS」で「初代K-1女子アトム級王座決定トーナメント」に出場するも菅原に判定負けを喫し、こちらもそれ以来の再起戦。菅原に敗れたもの同士、再浮上をかけた一戦となった。

 1R、優が圧をかけて前に出るが、松谷は左インロー、左ハイを返す。優は圧を強め前蹴りからパンチにつなげる。松谷も前蹴りを返し、パンチへ。松谷は左ミドル、右ロー。優がパンチで前に出るが、松谷は強烈な右カーフ。優のパンチに右ハイの松谷。

昇也が前王者・瓦田脩二を破りライト級タイトル戦線に名乗り。バンタム級の松谷桐は復活の狼煙【Krush.142】

2022.10.29 Vol.Web Original

「Krush.142」(10月28日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで昇也(士魂村上塾)が前ライト級王者の瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)を延長にもつれ込む接戦の末、判定で破り、タイトル戦線に名乗りを挙げた。

 2人は昨年7月「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」の1回戦で対戦予定だったが、昇也が計量をクリアできず、瓦田が準決勝に進出。ワンマッチとして行われた試合では瓦田が判定勝ちを収めた。瓦田はトーナメントを勝ち抜き王者となったものの、今年4月に大沢文也に敗れ王座陥落。2月にはK-1で篠原悠人にも敗れており、これで3連敗となった。

 昇也は昨年の瓦田戦後、10月には「鐵拳-13」でバズーカ巧樹と「WMAF世界スーパーライト級(-64.0kg)王座決定戦」で対戦するも判定負け。今年1月の「Bigbang」では保持するスーパーライト級王座の防衛戦に臨むも増井侑輝に判定負けで王座陥落と低迷するも7月のKrushで三宅祐弥にKO勝ちし、再起を果たしていた。

前日会見で中村Pを切れさせた堀井翼が成合にTKO勝ち。中村Pは「役割は果たした。でもあれくらいで満足されては困る」【Krush.142】

2022.10.29 Vol.Web Original

「Krush.142」(10月28日、東京・後楽園ホール)の第1試合で堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)がSATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)に2R2秒で、ドクターストップによるTKO勝ちを収めた。

 前日会見では中村拓己プロデューサーにダルからみを続け、切れさせてしまい、この日の試合でそれなりの内容と結果を残すことが必須だった堀井だったが、結果については出した格好となった。

 カード発表会見から「1分間でのKO勝ち」を宣言していた堀井が1R開始から積極的に仕掛けていく。成合の左インローがローブローとなり一時中断となるが、すぐに再開。堀井はプレッシャーをかけて前に出てパンチの連打。成合はガードを固め下がり、コーナーを背負うが、堀井がヒザを出したところにカウンターの左のショートを合わせダウンを奪う。しかしさほどダメージのない堀井はすぐに立つと飛びヒザから、またもパンチの連打で前進。ロープを背負った成合に最後は右アッパーでダウンを取り返す。その後もパンチが相打ちになるなどともに手を止めずにパンチを打ち合う中、ラウンド終了。

KO勝ちで3度目防衛の菅原美優「ベルトは守るためにあるものじゃない。強い人についてくる」【Krush.142】

2022.10.29 Vol.Web Original

計4つのダウンを奪い完勝

「Krush.142」(10月28日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krush女子アトム級タイトルマッチ」で王者・菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)をKOで破り3度目の防衛を果たした。

 2人は2019年7月にプレリミナリーファイトで対戦し、その時は菅原が判定勝ちを収めており、リーにとっては3年越しのリベンジマッチだった。

 菅原は2020年に行われた「第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント」で優勝し王座を獲得。ここまでMIO、優を相手に2度の防衛を果たしている。今回はK-1初の女子大会「RING OF VENUS」(6月25日)で行われた「初代K-1女子アトム級王座決定トーナメント」の決勝でパヤーフォン・アユタヤファイトジムに敗れて以来の再起戦となる。

「Mr.やりたい放題」堀井翼がついに中村Pをキレさせる!?【Krush.142】

2022.10.27 Vol.Web Original

「Krush.142」(10月28日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月27日、都内で開催され全選手が規定体重をクリアした。

 計量後に行われた会見では第1試合に出場するK-1ジャパングループの「Mr.やりたい放題」堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)の傍若無人な振る舞いに中村拓己プロデューサーが思わず声を荒らげる場面があった。

 堀井はこの日、挨拶で「中村P、久しぶり。明日は1分以内で終わらせるから楽しみにしとけ」といきなりため口スタート。その後も「中村Pがでかい」「一番端に南雲がいることと、中村Pがいることがすごい不快です」などと質疑のコメントの際も中村氏にダルからみ。

チャン・リー「失うものは何もない。自分を信じてすべてをぶつける」に王者・菅原美優「自分も気合ばっちり。出し切りたい」【Krush.142】

2022.10.27 Vol. Web Original

「Krush.142」(10月28日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月27日、都内で開催され全選手が規定体重をクリアした。

 メインイベントの「Krush女子アトム級タイトルマッチ」で対戦する王者・菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と挑戦者のチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)は計量時のフェイスオフからただならぬ緊張感を漂わせた。そしてその後に行われた会見ではリーが文字通り“静かな闘志”で菅原に迫り、緊張感のあるやり取りを展開した。

 2人は2019年7月に一度対戦し、その時は菅原は判定勝ちを収めている。リーにとっては3年越しのリベンジマッチでもある。

 リーはこの日の会見では「自分を信じてぶつかるだけ。自分は失うものは何もない。明日は自分を信じてすべてをぶつける。最後にベルトを巻いて、ベルトの見えない重さを肌で感じて、笑って帰ろうと思う」とベルトへの執念を見せた。

サッタリが母国イランの女性たちにメッセージ「みんなに自由になる権利がある」【K-1】

2022.10.26 Vol.Web Original

 Krushクルーザー級王者のマハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA/ICF)が10月26日、母国イランの女性たちにメッセージを送った。

 サッタリはこの日、「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」(12月3日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第2弾カード発表会見に出席し、会見の最後に「今日、ここでひとつ言わせていただきたいんですが、自分の母国のイランのために“フリーダム”と“自由はみんなのためにある”ということをメッセージとして伝えたい。誰にでも自由を得る権利はありますし、人を愛する権利もあります。母国イランの女性のみんなに“フリーダム”と“自由になる権利がある”ということを伝えたいですし、それは世界中の皆さんにも伝えたい。こうして自分とともに応援してくださる、戦ってくださる方にも改めて“ありがとう”と感謝の言葉を言いたい」と語った。

 イランでは9月に首都テヘランでヒジャブ着用を義務づける法律に違反したとして、22歳のマフサ・アミニさんが道徳警察に逮捕・拘束され、その後死亡するという痛ましい出来事があった。これを受け世界中で抗議行動が起こっており、サッタリの発言もこの出来事に起因したものと思われる。

挑戦者・永坂吏羅の「THE MATCHでしょっぱい試合をしていらだっている」に璃明武は「呼ばれてない人間に言われても何とも思わない」【Krush.143】

2022.09.28 Vol.Web Original

璃明武が4連続KO勝ちの永坂を相手に初防衛戦

「Krush.143」(11月26日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が9月28日、都内で開催された。

 Krushスーパー・バンタム級王者の璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)が永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を相手に初防衛戦に臨む。

 璃明武は昨年8月と10月に行われた「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」を制し、王座を獲得。今年2月にはK-1東京体育館大会で「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場し、1回戦で一航を破ったものの、準決勝では優勝した金子晃大にKO負け。6月に行われた「THE MATCH 2022」ではWKBA世界バンタム級、第5代新日本キックボクシング協会フライ級王者の江幡睦と延長にもつれ込む接戦を演じるも判定負けを喫し、現在2連敗。今回は初防衛戦ではあるが再起を期しての試合となる。

 永坂は2020年9月にKrushのスーパー・バンタム級のトップ戦線で活躍する小倉尚也にKO負けを喫して以降、2021年7月から現在4連続KO勝ちで今回の挑戦にこぎつけた。4連続KOの中には元Krushバンタム級王者の吉岡ビギンからの星も含まれる。

 2人は2019年の「K’FESTA.2」のプレリミナリーファイトで対戦し、璃明武が判定勝ち。永坂にとってはリベンジマッチでもある。

武尊が弟分・晃貴とのエキシビションで“再起戦”。11月6日に地元・米子に凱旋

2022.09.27 Vol.Web Original

 第4代K-1スーパー・フェザー級王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が地元の鳥取県米子市で行われる米子ジム主催興行「GAINA魂」(11月6日、鳥取・米子市公会堂大ホール)でエキシビションマッチを行うことが9月27日、発表された。対戦相手は武尊の弟分である第4代Krushバンタム級王者・晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)で2分2Rで行われる。

 米子ジムは武尊は上京前に所属していたジムで、今回は地元凱旋となる。また米子ジムは晃貴の父が代表を務めるジムで、晃貴にとっても凱旋マッチとなる。

 武尊は「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)での那須川天心戦後、ケガの治療などにより無期限休養中。拳やヒザの手術を受ける一方、復帰に向けて米ニューヨークなどで練習を行っている。

大久保琉唯が大きなプレッシャーの中でトーナメントを制覇し初代フライ級王座を獲得【Krush.141】

2022.09.25 Vol.Web Original

「Krush.141」(9月24日、東京・後楽園ホール)で行われた「初代Krushフライ級王座決定トーナメント」で大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)が決勝で大夢(WIZARDキックボクシングジム)に延長にもつれ込む接戦の末、2-1の判定で勝利を収め初代王者に輝いた。

 大久保は「K-1甲子園2021」の-55kg王者をはじめK-1アマチュアで好成績を残し、今年2月にプロデビュー。デビュー戦ではプロでも6戦を戦っていた西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning)を相手に判定勝ちを収めた。そして「THE MATCH 2022」のオープニングファイトに抜擢されると那須川天心の弟・龍心に判定勝ちを収め一気に注目を集める存在となった。

 試合は1R、ガードを固め前に出る大夢に大久保はミドル、ローで距離を取る。そして大夢が前に出るところにカウンターでパンチを合わせる。大夢はにじり寄り右カーフ、ワンツー。大久保もカーフを返す。

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