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急きょ相手が変更もレスリングで圧倒の原口伸「契約したら面白い試合をする。ROAD TO UFCは意地でも勝ちにいく」【RTU】

2023.08.28 Vol.Web Original

「ROAD TO UFC シーズン2」(8月27日、シンガポール・インドア・スタジアム)でライト級準決勝に出場した原口伸(日本/BRAVE)がパク・ジェヒョン(韓国)を破り、今年末までに開催予定とされている決勝に駒を進めた。

「ROAD TO UFC」(RTU)はアジア全域から集結した最も才能あるMMAアスリートがUFCとの契約をかけて競い合うトーナメント戦。5月27〜28日に中国のUFCパフォーマンス・インスティチュート上海で1回戦が行われ、各階級4名が準決勝に駒を進めていた。

 原口は当初はバテボラティ・バハテボラ(中国)と対戦の予定だったが、バハテボラが前日計量を2kgオーバーでクリアできず。急きょ非トーナメント戦に出場予定だったジェヒョンと対戦することになるというアクシデントに見舞われていた。

 試合は原口が得意のタックルからのテイクダウンを狙う動きで終始主導権を握り続け、3-0の判定で勝利を収めた。原口は試合後、配信元のU-NEXTへのコメントで「急遽対戦相手が変わったことのやりにくさはあったのですが、自分のやることを貫き通せた。でもやっぱり次の反省点も見つかった。今感じているのは、ライト級、最初に参戦が決定したときに“厳しい”“日本人じゃ無理だ”という周りの声をいただいて、でも、ちゃんとやることをやれば、自分を信じて、小さいのを言い訳にせずやることをやっていれば絶対に勝ち上がれるということを証明できたと思います」と語った。

 対戦相手のジェヒョンについては「打撃でくるんだろうな…みたいな。ボヤっとしか(情報を)入れてなくて。立つ力がすごく強くて、他の人だったらちょっと倒されて休む人とか多いんですけど、間髪入れずに頭を手で遠のけて立とうとしてきて、やっぱりそこは普通になんでもそつなくできるんだなと思いました」などと評した。

 試合後に会場からブーイングが飛んだことには「別にいいだろうって思って。俺、これしかやりにきてねーから!ぐらいの気持ちでした」と語った。

 決勝で対戦するロン・チューについては「打撃が本当に強くて、多分寝かしても動いたりとか強いんだろうな、というのは想像ですけど、そんな感じです」と警戒。そして「実績もあって強いとみんなが認めてる選手なので、思いっきりぶつかりに行けるので、今回の試合よりも、いいパフォーマンスが絶対発揮できると思います。勝ちにもこだわりつつ、バランスをうまく取ろうかな、という感じです。今回はちょっと地味な試合になってはしまったんですけど、もう、本当に胸を張って“これが自分のファイトスタイルだ”と言えるので、次回もレスリングを曲げずに、もっとアグレッシブにいければと思います」と決勝に向けての決意を述べた。

決勝進出の鶴屋怜「勝てたのでとりあえず良かった。決勝は完封する」【RTU】

2023.08.28 Vol.Web Original

「ROAD TO UFC シーズン2」(8月27日、シンガポール・インドア・スタジアム)でフライ級準決勝に出場した鶴屋怜(日本/パラエストラ松戸)がマーク・クリマコ(フィリピン)を破り、今年末までに開催予定とされている決勝に駒を進めた。

「ROAD TO UFC」(RTU)はアジア全域から集結した最も才能あるMMAアスリートがUFCとの契約をかけて競い合うトーナメント戦。5月27〜28日に中国のUFCパフォーマンス・インスティチュート上海で1回戦が行われ、各階級4名が準決勝に駒を進めていた。鶴屋はあと1勝すればUFCとの契約を勝ち取ることになる。

 試合は鶴屋が終始圧倒。鶴屋は試合後、配信元のU-NEXTへのコメントで「とりあえずホッとしています。相手も思った以上に耐えてきて、フィニッシュは狙えなかったんですけど、勝てたのでとりあえず良かったです! 攻めよう、攻めようとしても結構守りが固くて、なかなか攻められなくて、フィニッシュが狙いづらかったんですけど、判定で最後まで粘り勝てたので、そこは良かったかなと思います」と試合を振り返った。

 判定は30-27、29-28、29-27と相手に1ポイント入ったラウンドがあったことについては「自分がやった感じでは、1R目はまあ吸い取ったなと思って。まあ2R目も別に取られたなって感じはしなかったんですけど。3R目の蹴りがちょっと危なかったかもしれないですけど、それもほぼ効いてないっていうか、ほぼ当たってないんで。まあ全然負けたところはなかったですね。タックルに入ったタイミングでヒザというか、足が来たのが分かったんで反応しちゃって。後ろに尻餅ついちゃった感じなんで、全然効いてはいないです」との見解。

 決勝で戦うジー・ニウシュイエ(中国)の試合をケージサイドで観戦したのだが「打撃に勢いある、一発がある選手だと思います。ボディーであったり、使い分けが上手い選手だと思うので、しっかり自分も打撃を磨いて、しっかり完封したいと思います」と気を引き締めた。

日韓戦は日本が3戦全勝。壬生狼一輝がK-1グループ初のKO勝ちに「最高じゃのう」【Krush】

2023.08.28 Vol. Web Original

「Krush.152」(8月27日、東京・後楽園ホール)で「日本vs韓国・3対3」の対抗戦が行われ、日本が3勝全勝で韓国を圧倒した。

 メインイベントで行われた大将戦では前Krushバンタム級王者の壬生狼一輝(力道場静岡)がパク・ヒョンウ(韓国/Gimje X-gym)と対戦し、1RでKO勝ちを収めた。

 壬生狼は昨年12月に行われたK-1の「初代バンタム級王座決定トーナメント」に出場し、1回戦でサンベル・ババヤンに勝利を収めたものの準決勝では、それまで2連敗を喫していた黒田斗真の前にまたも涙をのんだ。今年6月には元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の白幡裕星とバンタム級トップ戦線への生き残りをかけた一戦が組まれ、カード発表会見から終始、挑発を受け続ける中、ダウンを奪ったうえでの判定勝ちで留飲を下げると同時に再起を成し遂げた。

 ヒョンウは韓国の打撃格闘技大会「MAX FC」のスーパーバンタム級1位の19歳。

この日も1RKO勝ちの松山勇汰が「準備はできている」と中島千博の持つ王座への挑戦をアピール【Krush】

2023.08.28 Vol.Web Original

「Krush.152」(8月27日、東京・後楽園ホール)で「日本vs韓国・3対3」の対抗戦が行われ、日本が3勝全勝で韓国を圧倒した。

 セミファイナルの中堅戦では松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)とチャン・ウヒョク(韓国/Seongnam Seolbong/KTK)が対戦し、1RKOで松山が勝利を収めた。

 松山は「K-1甲子園2020」の−60kg王者で2020年12月のデビューからここまで6戦5勝(4KO)1敗のスーパー・フェザー級のホープ。対するウヒョクは韓国のKTKスーパー・フェザー級王座の獲得歴もあり、17戦12勝(4KO)5敗の戦績を誇る22歳のファイター。

 1R、サウスポーの松山とオーソドックスの構えのウヒョク。松山が左の前蹴りをボディーに連打。ウヒョクは右ミドル。松山はローからワンツー、前蹴りで何度もウヒョクを吹っ飛ばす。そして左ミドルでボディーを効かされたウヒョクの頭が下がったところに松山が飛びヒザを突き上げるとウヒョクがダウン。そのまま立ち上がれず、松山がKO勝ちを収めた。なお松山のKO勝ちはすべて1Rでのもの。

KO-D無差別級王者クリス・ブルックスが前哨戦で挑戦者・入江茂弘を直接撃破で弾み【DDT】

2023.08.28 Vol.Web Original

 DDTプロレスが8月27日、東京・後楽園ホールで「夏休みの思い出2023」を開催した。9月9日、東京・大田区総合体育館で入江茂弘の挑戦を受ける、KO-D無差別級王者クリス・ブルックスがタッグマッチでの前哨戦で入江を直接制して王座戦に弾みをつけた。
 
 これまでクリスと入江は8・6山形、8・16上野、8・20大阪とタッグで3回前哨戦を戦ったが、パートナーが敗れて入江の全勝。この日、クリスは上野勇希と、入江は秋山準と組み4度目の前哨戦を行った。
 
 意識しまくりのクリスと入江は序盤から激しいショルダータックル合戦。入江が強烈なエルボーを叩き込めば、クリスはチョップで応じて一進一退の攻防に。秋山がクリスをエクスプロイダーで投げると、入江はキャノンボール、ビーストボンバーとつなぐもカウントは2。トップロープでの攻防からクリスがヘッドバット。上野が入江に雪崩式フランケンシュタイナー、BMEと好アシスト。クリスはダイビング・ダブルニー、みちのくドライバーⅡとたたみかけるも決められず。ならばとプレイングマンティスボムを繰り出して3カウントを奪った。

佐々木大輔の勧誘に上野勇希の心が傾いたか?「答えは出てんだろ? 俺たちと一緒に世界を変えようぜ」【DDT】

2023.08.28 Vol.Web Original

 DDTプロレスが8月27日、東京・後楽園ホールで「夏休みの思い出2023」を開催した。KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)と共闘するダムネーションT.Aの“カリスマ”佐々木大輔の悪魔のささやきに、サウナカミーナの上野勇希の心がグラリと傾いたか?
 
 9月9日、東京・大田区総合体育館でのTAKESHITA&佐々木vs上野&MAO戦を前に、8・20大阪で上野は佐々木にシングル戦で完敗。試合後には佐々木から「俺たちとやるしかない」と迫られていた。本来、今大会では佐々木とMAOが一騎打ちを行う予定だったが、MAOが頬の負傷のため欠場となり、代わりに同じサウナカミーナの小嶋斗偉が出陣した。
 
 奇襲をかけた佐々木はクロス・フェースロック、ペディグリーと速攻。しかし、小嶋もプランチャー、レッグラリアットで反撃し、ととのえスプラッシュを狙うも佐々木は剣山で阻止。佐々木はスピア、みちのくドライバーⅡからクロス・フェースロックで絞め上げてギブアップを奪った。

赤井沙希が男色ディーノに勝利しモヤモヤ晴れるも新たなモヤモヤが…【DDT】

2023.08.28 Vol. Web Original

 DDTプロレスが8月27日、東京・後楽園ホールで「夏休みの思い出2023」を開催した。11・12両国国技館で引退する赤井沙希が「デビュー10周年記念試合vol.3」で男色ディーノとの一騎打ちを制し、抱えていたモヤモヤが晴れるも新たなモヤモヤができてしまった。
 
 2016年11月23日、後楽園で赤井は当時DDT EXTREME王者だったディーノに挑戦。この試合がプロレス人生を左右するきっかけになったが、ディーノから投げ掛けられた言葉で「どうしても納得いかないことがあって。モヤモヤを抱えたまま、11月の両国を迎えられない」としてシングル戦を要望した。
 
 ディーノは8・6山形で鼻骨を骨折して手術を受けており、フェースガードを着用して登場。見るからに強行出場のディーノはバックドロップで奇襲をかけ、ブレーンバスター、ナイトメアーと短期決戦を狙う。赤井もブレーンバスター、ミドルキックの連打で反撃し、顔面蹴りにいこうとしたところでちゅうちょ。すると、ディーノは「私はこうしてさらけ出してるよ。テメエのどんな攻撃でも受けていいと思ってる。そのために上がってきた。心の弱いところが出てるぞ。弱いとこ見せないのがプロレスラーじゃないのか。打ってこいよ!」とゲキ。

UFCデビュー戦で圧勝の判定勝ちも…中村倫也「フィニッシュしたかった。まだまだ足りない」【UFC】

2023.08.27 Vol.Web Original

「UFC Fight Night: Holloway vs. Korean Zombie」(8月26日、シンガポール・インドアスタジアム)でUFCデビュー戦に臨んだ中村倫也(フリー)がファーニー・ガルシア(米国)とバンタム級5分3Rで対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

 試合は終始、中村が主導権を握り、1R決着もあるかと思わせる内容だったが、極め切れず判定勝ち。中村は試合後、配信元のU-NEXTへのコメントで「勝利をもぎ取れたことは良かったんですけど、本当にフィニッシュしたかった。まだまだ足りないですね。上四方を取ってからの展開から派生してフィニッシュするということを考えていたんですけど、向こうはディフェンスにすごい徹していて、作りにくかった。レスリングは自信を持って行けるんで、後はしっかり極める力っていうのを付けていきたいなと思います。あとはちょっとパンチを警戒しすぎたっていうのもありました」などと試合を振り返った( https://twitter.com/UNEXT_fight/status/1695605713308123515?s=20 )。

 デビュー戦ということについては「UFCっていうものをすごく大きく見過ぎている自分がいたのかなって。でも、来る前はUFCで戦うっていうんじゃなくて人間一人と戦うっていうだけって言い聞かせてたんですけど、やっぱりUFCファイターという肩書がちょっとそう大きくさせるっていうのがあったと思うんですけど、今回この経験ができたのは大きかったので、次はいいいものをお見せできると思います」と語った。

クマンドーイがRISE世界王者の志朗からダウンを奪ったうえでの判定勝ち。決勝は田丸辰と対戦【RISE】

2023.08.27 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」(8月26日、東京・大田区総合体育館)で行われた「-54kg Tournament」の準決勝でクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー)がRISE世界バンタム級王者の志朗(BeWELLキックボクシングジム)に3-0の判定で勝利を収めた。

 クマンドーイは12月16日に東京・両国国技館で行われる決勝でRISEフライ級王者の田丸辰(TRY HARD GYM)と対戦する。

 トーナメントは7月2日の大阪大会で1回戦が行われ、クマンドーイはモハメッド・カルーア(ベルギー/DCボクシングジム)に判定勝ち、志朗はルベン・セオアネ(スペイン/Muay Sapein)に判定勝ちでそれぞれ準決勝に勝ち上がっていた。

YA-MANが逆転KO勝ちで初代OFGM王座を獲得。「成り上がりストーリーは終わり。第2章はRISE=YA-MANにしていく」とエース獲り宣言【RISE】

2023.08.27 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」(8月26日、東京・大田区総合体育館)のメインイベントで行われた「初代RISEオープンフィンガーグローブマッチ -65kg級王座決定戦」でYA-MAN(TARGET SHIBUYA)と山口裕人(道化倶楽部)が対戦し、ダウンの応酬からYA-MANが2RKOで勝利を収め、初代王座に就いた。

 オープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)は2021年5月からスタート。2人はその最初の大会から出場し、YA-MANは初戦で格上だった山口侑馬を破ると、その後も北井智大、伊藤澄哉、 芦澤竜誠を破り、OFGMの第一人者に。山口は昨年2月に行われた全戦OFGMの「RISE FIGHT CLUB」ではメインを務めるなどYA-MANに次ぐOFGMの顔として戦い、ここまでOFGMでは5戦3勝(1KO)1敗1分の戦績を残している。

田丸辰が母の死乗り越え準決勝で大﨑一貴にリベンジ。決勝は志朗を破ったクマンドーイと対戦【RISE】

2023.08.27 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」(8月26日、東京・大田区総合体育館)で行われた「-54kg Tournament」の準決勝でRISEフライ級王者の田丸辰(TRY HARD GYM)がISKAオリエンタルルール 世界フライ級王者の大﨑一貴(OISHI GYM)に2-0の判定勝ちを収めた。

 田丸は12月16日に東京・両国国技館で行われる決勝でRISE世界バンタム級王者の志朗(BeWELLキックボクシングジム)を破ったクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー)と対戦する。

 トーナメントは7月2日の大阪大会で1回戦が行われ、田丸はペッシラー・ウォー・ウラチャー(タイ/Wor.Auracha)に1RKO勝ち、大﨑はアイマン・ラマー(フランス/URBAN MULTI BOXING)に2RKO勝ちでそれぞれ準決勝に勝ち上がっていた。

 1R、オーソドックスの大﨑とサウスポーの田丸。田丸が左ミドル、大﨑は圧をかけて右インカーフ。大﨑は右ローからパンチへ。田丸は回って右ジャブ、左ストレート。大﨑は圧を強めて右ミドル、右ストレート、右ロー、右インカーフ。田丸は下がりながらも右ジャブを突いていく。大﨑は右ボディー。ガードを固め回る田丸に大﨑は左右のボディー。田丸は要所で左のインロー、左ストレート、左ミドル、左ハイと放っていく。大﨑はガードを固め前に。大﨑は右ロー、右インカーフ。

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