東京都知事にふさわしいのは誰だ!? 各党ともに候補者選定は参院選後!?

民進党の候補にも本紙コラムニストが浮上 長島昭久氏

 野党側は舛添氏が正式に辞任した6月21日に民進党、共産党、社民党、生活の党の4党が、幹事長・書記局長会談を行い、参院選同様、都知事選でも野党統一候補を擁立することを決定。

 さまざまな著名人の名がメディアを騒がせたがいずれも擁立には至らず、野党の候補者選定も混迷を極めた。
 民進党都連は元鳥取県知事の片山善博氏、元三重県知事の北川正恭氏、元岩手県知事の増田寛也氏、前厚生労働事務次官の村木厚子氏らの実務派に、本紙コラムニストで東京21区選出の衆議院議員・長島昭久氏、海江田万里元民主党代表、衆議院議員の江田憲司氏、柿沢未途氏らの擁立を模索。

 増田氏については民進党の岡田克也代表は1日の記者会見で「与党と相乗りすることはない」と述べ、松原氏も5日、「自民党が応援する増田氏には、同調できない」と相乗りは否定した。

 名前があがった中でも有力とされたのは長島氏で、3日に同党都議有志から出馬要請を受けたが「重く受け止めている」と語ったものの、「都連幹事長として参院選東京選挙区の2議席を守り抜かなければ」と多くを語らず。5日には松原氏が長島氏を軸に候補者を検討していると述べたが、長島氏は参院選中とあって8日現在、出馬に関しては明らかにしていない。