井上康生監督、ゴジラの応援に「ありがたい」。柔道日本代表が「ゴジラジャパン」に!



 柔道日本代表「ゴジラジャパン」記者会見が19日、味の素ナショナルトレーニングセンターにて行われ、全日本柔道連盟の井上康生全日本男子監督、増地克之全日本女子監督、東宝株式会社取締役映像本部映像事業担当チーフ・ゴジラ・オフィサー(CGO) 大田圭二氏が登壇。柔道日本代表選手団とゴジラの協働プロモーションにあたり、柔道日本代表選手団の呼称を「ゴジラジャパン」とすることを発表した。



 全日本柔道連盟科学研究部が、日本代表選手団のサポート活動の一環として行ってきた試合映像分析のシステムが、関係者の間で通称「ゴジラ」と呼ばれており、それが東宝に伝わったところ、東宝からゴジラが柔道日本代表選手団を応援するというコラボレーションの提案があったという。全日本柔道連盟側も、柔道の持つ“日本発祥”や“伝統”“力強さ”などのイメージがゴジラと共通するとして、今回の協働プロモーションの実現に至った。



 会見に登壇した井上監督は「今日ゴジラを見て、太ももの大きさに驚きました(笑)」と笑いを交えつつ「格闘技の世界で強さを求める中で、われわれも非常にありがたい助っ人を頂いたと思っております。力を貸していただきながら、頑張っていきたいと思います」とゴジラのサポートを大歓迎。さらに「今後は総力戦。日本の総勢力を結集した上でいろんな方の協力を得ながら、成功へと導いていきたい。そして、日本の素晴らしさを世界に発信できる大きなチャンスかと思いますので、そのような気持ちで今後指導にあたりたいと考えています」と意気込みを語った。

 増地監督は「今回は、このような強力なサポーターとして、柔道界に力を貸していただけるとのことで非常にうれしく思います。ゴジラといえば圧倒的な力強さの象徴。全日本女子もゴジラに負けない力強さで、世界を目指して頑張っていきたい」と語り「世界と戦う上では、攻撃を全面に出した戦いをしていきたいと思います。もちろん守備も大事となってきますが、守らない積極性を世界に発信していきたいと考えております」と攻める柔道への意欲をあらわにした。

 また東宝の大田氏は「ゴジラは日本のみならず、世界中で大活躍しており、まさに最強の怪獣です。数多くの国際大会で全日本柔道を積極的に応援していきたいと思います」とコメント。世界最強の“応援団長”を得た柔道日本代表「ゴジラジャパン」の活躍にさらなる期待が寄せられそうだ。

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