世界卓球女子ダブルス みまひな“誤審”に泣き銀メダル

表彰式で厳しい表情を見せた伊藤(右)と早田(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
“誤審”の場面は早田のサーブを孫がレシーブミス。10−9と日本がリードしたかと思われたが、ひと呼吸おいて審判がサーブがネットに当たったと「レット」とジャッジ。場内の大型スクリーンではスローモーションでサーブがネットに当たっていない映像が流されたことから2人は審判にスクリーンの映像を「見て」とアピールしたが受け入れられなかった。その後、中国のタイムアウトが入り、再開後連続2失点でこのゲームを落とした。

 試合後、伊藤は「言い訳にしたくないけど、私は絶対に違うと思った」と判定ミスを指摘。悔しさをにじませた。しかし30日に帰国した際にはビデオ判定の導入に「賛成」としたうえで、今回の件については「これをプラスにとらえて、次、こういうことがあっても“全然平気”と思える実力をつけたい」と前向きに話した。
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