整理収納アドバイザー・井田典子が教える“だ・わ・へ・し”の整理術【Be Style】

 “~になりたい”――。女性が思う“Be”の部分にフォーカスを当て、さまざまな立場の女性ゲストを招き、仕事や育児、ライフスタイルなどについてクロストークを展開するTBSラジオの新番組「Be Style(ビースタイル)」。

 Nagatacho GRiD[永田町グリッド]にて公開収録された第6・7回目の放送は、MCを務める菊池亜希子さんとともに、整理収納アドバイザーの井田典子さんが登場。

 「片付かないのは、心の内が片付かないから」 。整理整頓は、心の中にもスペースを作り出す。井田さんが語った。


 「“だ・わ・へ・し”。この順番で整理すれば、どんなところも整理できます」

 そう優しく笑うのは、これまで200軒以上の家の片づけを行ってきた整理収納アドバイザーの井田典子さん。“スーパー主婦”、“片付けの達人”とも呼ばれる整理整頓のスペシャリストだ。片づけられない、物を捨てられない……そんな人に、井田さんは冒頭の言葉をおくる。

 「“だ=出す”、“わ=分ける”、“へ=減らす”、“し=しまう”。皆さん、減らすというのは何となく分かると思うのですが、一番のポイントは“分ける”です。減らすことだけを目的にすると、心の渇きを覚えてリバウンドしやすくなる。そうならないためにも、自分の持ち癖を知ることが大切。ただし、“いる・いらない”で分けるのではなく、種類別に分けていくこと。Tシャツ、スカート、帽子という具合に分けていくと、「自分はTシャツばっかり30枚も持っている」と気が付く。分けるという作業は、自分と向き合う作業になるんですね。自分の癖が分からないと、また集め始めてしまいます」(井田さん、以下同)

1 2>>>